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五十鈴メールマガジン〔No.694〕ジャパン・ファースト
配信日時:2017/01/26 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2017.01.26発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.694≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

        先週はアメリカの大統領就任式があり、

     相撲では日本人横綱が19年ぶりに推挙されるなど、

         さまざまなニュースがありました。

     そんななかでも天気予報は日々気になるところです。

       冬の寒さはまだまだ厳しさが続くでしょうが

        健康には留意していきたいものですね。

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☆No.694 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_ジャパン・ファースト
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_社訓の実践(瀬戸執行役員)
┃
┃【NS九州スチールサービスの現場から】
┃ ■_次なるステップへ(岩崎社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

       ――― ジャパン・ファースト ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

鈴木貴士です。

昨年のブレグジット以来「ブリテン・ファースト」とか「アメリカ・フ
ァースト」はたまた、「都民ファースト」等、政治的な意味で何を価値
の中心に置くかということで、「グローバリズム」一辺倒の価値観から
パラダイムが変わってきているようなことは、以前このメルマガにも書
きましたが、日本はグローバル化が遅れているのであまりピンときてい
ないのではと思っていましたが、近年、身近に経験しているのにあまり
そういうことを思わなかった世界があったのをこの土日で実感しました。
それは大相撲です。

正式には国技とは定められていませんが、日本の国民的スポーツで歴史
も伝統もあり、天皇陛下から賜杯を戴いています。この約20年間その
大相撲の横綱に日本人がなれなかった。いかに能力実力主義の世界とは
いえ、あの若貴時代の若乃花以来、日本人の横綱に稀勢の里が推挙され
たということを嬉しいというかなんというか、どうにかならなかったの
か、という思いがしたのは私だけでしょうか。

去年は10年ぶりに琴奨菊が日本人として優勝しましたが、こちらも大
関栃東以来でした。しかし近年、角界もそれ以外にもいろいろありまし
た。八百長事件から部屋での暴行死事件、朝青龍のゴタゴタとか、大横
綱の若貴の周りでも揉め事が多くありました。

ここで稀勢の里がスピード出世で幕の内に入ってからの苦労や粘りで横
綱を射止めたことをリスペクトはするけれども、それより長年日本人横
綱不在でこういう状態を続けていた大相撲の協会や相撲部屋などの関係
者が、どういう対応をしていたかということが気になります。

外国人力士といえば「ジェシー」の名で皆に愛された「高見山」がいま
す。彼が初優勝したときにアメリカの大統領から祝電が来たのを今でも
覚えています。

それから小錦、曙とハワイ勢が強くなり、モンゴルや東ヨーロッパ出身
者、最近では大砂嵐のようなエジプトからの力士も加わり、グローバル
化してきました。

日本は平和で豊かになり、大相撲のような厳しい世界に入門する若い人
が少なくなったといいますが、本当にそうでしょうか? 大相撲もスポ
ーツですから興行で人気が出なければなりません。そのためには世界各
国から強くなれる人材をスカウトする方が、日本人を育成するより手っ
取り早いという考えがあったのではないかと思います。

それはすなわち、グローバル化ということですね。これでどんどん興行
も世界各国で行われるかというと、そういうことにはなりませんでした。
外国でも多少は行われているようですが、日本の巡業のようなものです
ね。

しかし今回のことを見ても、やはり昔のように日本人のしっかりした横
綱がいて相撲道を極め、決してガッツポーズや派手なダメ押し等をせず
に、謙虚に淡々と稽古に励む。呼び出し、行司、親方が一体となって、
流れるように淡々とその日の取り組みが進んでいくのが大相撲の醍醐味
です。

日本の文化が凝縮され、番狂わせで座布団が舞うのが最悪のマナーとい
うのが日本人のいいところです。ビールの瓶投げたり、弁当投げたり、
とんでもないことはしないですものね。

土俵入りや、最後の弓取り式も華麗ですね。そして柝(き)が入り、は
ね太鼓で打ち出されるという、こういう文化を「ジャパン・ファースト」
にしたいものですね。


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【執行役員が伝えたいこと】_瀬戸執行役員

         ――― 社訓の実践 ―――
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新年の恒例でさまざまな賀詞交歓会に出席させていただきますが、経済
動向や会社方針のお話など、経営層の方々の考え方に触れる有意義な機
会となります。

話題は多岐にわたりますが、やはりトランプ大統領で世界経済がどうな
るのかに注目が集まっています。正直どうなるかはわかりませんが、グ
ローバルに事業展開されているお客さまにとっては非常に大きな心配ご
とだと思います。

私たちもしっかりと世の中の変化を感じ取り、現場感ある経営をしてい
かなければなりませんし、そのなかでお客さまの立場に立ってどのよう
な貢献ができるのか、お客さまの嬉しさは何かを真剣に考え実行してい
こうと考えております。

また、あるお客さまの賀詞交歓会でのことですが、長年の取引関係にあ
るお客さまの創業者の方と対話する機会があり、その時の話がとても印
象的でした。

人も会社も「出会い」だと。本当に良い出会いに巡り合えたと。その出
会いのおかげで創業してから50年以上も会社が存続できたことに感謝
の気持ちしかないと。

良いお得意先、良い協力会社(パートナー)との出会いがなければ、そ
して一緒に働く社員のみんながいなければ、会社は続かないと。とても
熱く語ってくださいました。

私たちにとっても大変うれしく感じるのと同時に、そのお得意先さまと
の出会いがあり長年のお取引関係を築くことができたからこそ、我が社
もこうして生かされているのだと強く感じる瞬間でもありました。

「お得意さんに誠意をつくそう」この社訓の実践をこれからも懸命にや
り続けることを大切にしていきたいと思います。

五十鈴も先日、創立66年目を迎えることができました。これもひとえ
に、皆さまのご支援とご指導があってのことと心から感謝いたしており
ます。

この感謝の気持ちで社員と共に一丸となって新たな価値づくりに邁進す
ることで、「少しでも」と言わず「大いに」皆さまのお役に立つことに
挑戦する一年にしていこうと強く思います。


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【NS九州スチールサービスの現場から】_岩崎社長

        ――― 次なるステップへ ―――
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新年を迎え何か新しいことを始めた人は多いでしょう。反対に挑戦した
いと思いながら、なかなか一歩を踏み出せずにいる人もいるかもしれま
せんが、もうすぐ2月に入ります。

今年度も残すところ2ヵ月余りとなり、最後の追い込み、さらには来年
度の方向づくりに熱が入っている時期だとも思います。

また最近は一段と寒さも増しております。体調を崩さないよう細心の注
意を払ってこの時期を乗り切って下さい。

九州地区の自動車生産はそれなりの水準で推移しており、幸いにして我
が社も年度目標を上回る見込みです。五十鈴グループは新たな中期に向
かいますが、我が社は新最適パフォーマンスの追求で合理化・効率化・
精鋭化の推進を継続して推し進めていくことが、直近のやるべきことで
あり、さらに組織体制を足固めして、備えを怠らず、やるべきことを将
来に向けて実行していくことも大切であると考えております。

そんななか、我が社も来年度は10年目を迎えようとしており、現状の
扱い量(販売・加工・荷扱い・マネジメント・・・)で、今の体制・や
り方ではそろそろ限界を感じてきており、大きな成長は難しいと思って
おり、将来に向けての新しい組織づくりに着手していく必要があります。

それには新しい価値づくりへつながるような考動を起しながら、課題を
着実に実現していくことであり、大事なことは経営管理指標の数値の分
析から検証を丁寧に行い、RPDC活動に結び付けるような力を常に高
めていくことが重要だと考えます。

そこから、よりリアルでチャレンジしたくなるようなテーマを掲げ、共
に成長し続けられ、五十鈴らしさを拡大して価値づくりの原動力を核に、
一人ひとりが自社の利益・コストのコイルセンター(安定供給、加工対
応、品質向上、コスト削減)から、お客さまへの貢献・満足が提供でき
るサービスセンター(お客さまの業務効率化、物流最適化、品質向上、
経営効率向上)へ踏み出すことが必要だと思っています。

そのためには「自己完結力をつける」ことが重要で、自分の仕事は自分
で完結する。プロとして当たり前のことですが、経験が乏しいメンバー
には周りの助けがないと業務が完遂できません。

徐々に経験を積めば独り立ちしていきますが、メンバーが責任を持って
任された雑務も含めた全ての業務を完遂する癖が身に付くよう教育して
いきたいと思っております。厳しい躾けが本人のためになると思うから
です。

また、自ら考え方や組織風土の変革や拡大を進めようとする熱い思いを
持ち、さらに何をどうやってではなく、何故これらのことを行うかを一
番大事なことと捉え、何事にも興味を感じ楽しんで続けることが大切だ
と思います。

今年も健康と安全を第一に良い年になるよう期待感を持って、明るく取
り組んでいきたいです。何はともあれ、今年は不安を酉除き、成長を酉
込めです。


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 ◇◇◇NEW!今週の五十鈴グループホームページ更新情報◇◇◇ 
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今週、新たに五十鈴グループホームページに掲載しましたニュース記事
は以下の内容です。ぜひご確認ください。 

◆ニュースリリース 

2017.01.17 全員参画型社内報制作ドキュメント
                「社内報[in]制作の現場」公開
                             
      http://www.isz.co.jp/company/ideamanagement02.html

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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.695〕は、2017年2月2日に配信いた
 します。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

先週末は米国の新大統領の就任式があり、大統領令を初日に発令するな
ど内容含め話題が豊富ですが、今後我々にどう影響があるのか気になる
ところですね。
今年の干支である「丁酉(ひのととり)」の組み合わせは「相剋」にあ
たり、これは片方が片方を弱めるという関係にあるそうです。
しかし古くから言い伝えられてきた干支の持つ意味を知ることで大事な
ことは、我々が心落ちつけて自らを見直す切っ掛けにしていくことでは
ないでしょうか。今年はまだ始まったばかり。良い年にしていきましょ
う。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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