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五十鈴メールマガジン〔No.697〕熱烈歓迎!
配信日時:2017/02/16 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2017.02.16発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.697≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

             2月も半ばになり、

          寒さもピークを迎えています。
      
      立春は過ぎましたが、まだまだ寒い日が続きます。

    日々の体調管理に努め、今期は残り少なくなりましたが

        ゴール目指して突き進んでいきましょう。

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☆No.697 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_熱烈歓迎!
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_人が育つマネジメント(山田常務)
┃
┃【アイ・ティー・シーの現場から】
┃ ■_研究開発(川合社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

          ――― 熱烈歓迎! ―――
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鈴木貴士です。

安倍総理大臣がホワイトハウスを訪れ、日米首脳会談に臨みました。ア
メリカのトランプ大統領の歓迎ぶりは驚くほどで、少しやり過ぎではな
いかと思ってしまいました。

しかし昔、中国との国交が樹立し、さまざまな分野で交流が始まった時、
「熱烈歓迎!」の横断幕で中国に歓迎され、さまざまな人や会社が日本
から訪れ、中国からパンダを預かったりして良好な中国ムードでしたが、
さまざまなことがその後あり、今や中国とは尖閣諸島の問題や人工島の
ことで関係は良くありません。

ですから今回のことで、アメリカと永久に良好な関係が続くという保証
もありません。またトランプ大統領は安倍総理がアメリカを訪れる直前
に習近平国家主席に書簡を送り、電話会談でも「一つの中国」を容認し、
以前と変わった対応を見せています。

そして日米首脳会談では日米同盟の確認と進化ということで、尖閣諸島
で事があれば軍事力を行使すると明確に意思を表明しました。この辺が
ビジネスマンらしい対応で、是々非々ともとれる対応をしています。

そして駐留米軍についても駐留させてもらっているというような表現で、
経費問題についても触れませんでした。軍事的安全保障については日本
は安堵したようですが、ここで油断しないで独立国家としての安全保障
体制を自らきっちり構築すべきだと思います。

アメリカが守ってくれるから大丈夫だなんて思っていたら絶対にだめで、
いつかはアメリカの基地が日本からなくなるようにしなければ、占領軍
がいるのと同じですからね。

おりしも北朝鮮が弾道ミサイルを発射したので緊急に安倍総理が会見し、
隣にはトランプ大統領が立ち、100%日本を支持するという演出を見
せましたが、これとて日本に安全保障が盤石というわけではありません。

日米の首脳が取り敢えず友好的に親密になり、価値観のすり合わせをし
たのは喜ばしいですが、具体的な通商問題等はこれからです。

あれだけの異例なもてなしを受けるということは、反対側にどういう要
求が待っているかということを知るべきです。国際的に評判の良くない
大統領に特別扱いされるということは同胞、言葉を悪く言えば「同じ穴
の・・・」と世界から見られるのは当然でしょう。

しかし世界はブレグジットを起点としてパラダイムチェンジしたのです。
トランプ大統領の人間的側面ばかりに目を向け、認知的不協和で批判ば
かりしていたのでは先が見えてきません。歴史はその時に必要な人物を
登場させます。それがトランプ大統領だということは良くも悪くも間違
いありません。

そして安倍首相、日本は間違いなく世界から、アメリカの強力なパート
ナーであるということを認知させたのです。北はロシア、プーチン大統
領、隣は中国、習近平国家主席、北朝鮮は金正恩党委員長、韓国は無政
府状態、台湾は蔡英文総統、こういう日本を取り巻く国際情勢のなかで
のキャスティングは東アジアの行く末を考えさせられます。

しかし戦後、アイゼンハワー大統領と安倍首相の祖父、岸信介首相がゴ
ルフ外交をした時、日本人のパラダイムが敗戦占領から戦後復興にシフ
トしたように思われました。

行き過ぎたグローバル化からパラダイムが変化している混沌とした世界
で、日本の首相と覇権国の破天荒なリーダーとが胸襟を開いたことは間
違いありません。すでにサイは投げられたのです。ここは冷静に見守る
ことにしましょう。


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【執行役員が伝えたいこと】_山田常務

       ――― 人が育つマネジメント ―――
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中期、そして今年度も残りわずかとなるなかで、来週からはSS部門の
IOC成果発表会が始まります。

各チームは拠点の中期戦略テーマに連動した、活動成果と組織価値の変
化を各チームのIOC活動テーマに沿って整理し、いろいろな活動プロ
セスの変化や活動成果の中身の変化を実感し、定性面・定量面の観点で
まとめている最中だと思います。

また人材価値がどのように高まったかを確認するための価値創造プレゼ
ンも、いろいろな階層で進められます。

価値創造プレゼンの場においては、プレゼンする側もフィードバックす
る側もさらなる自己成長につながるように、真剣に、時には熱くなり、
自己理解を深めるために真剣勝負に近い雰囲気になります。

先日行われた経営管理者・昇格対象者の価値創造プレゼンの場において
は、対象者に対する期待や役割責任の大きさ、プレゼン対象者が次期中
期に向け新たなバリューセンタープロセスをリードしていく期待も込め、
いつも以上に盛り上がりました。

3月中には一般管理職、リーダー、メンバーとの価値創造プレゼンや個
人の重点課題に対する進捗確認が計画的に実施されます。プレゼンする
側もフィードバックする側も、この一年間のリアルな行動実績、活動成
果を基にいろいろな変化を真剣に話し合うと思います。

重点課題の進捗確認を例にとると、目標管理において上司は部下のやり
たいことを明確に指導できるようにしています。

そして、できなかったのはやりたくなかったからなのか、挑戦してみた
けれどできなかったのか、時間がなかったのか、手順がわからなかった
のか、もしかすると指示がうまくできなかったのか、など理由を明確に
して指導に当たっているはずです。

教育していくなかに「指示、復命」という言葉がありますが、指示した
ら指示された人は「これをこうやるのですね」と復唱する。そうすると、
期日が抜けていたり、方法の明確さ等を確認することができます。そう
してやるべきことが見えてきて、業務を進めやすくなります。

逆に言うと人が育つということです。部下の方々も足りない部分がある
と思ったら、自分の時間を使って勉強したり、先輩に聞いたりして補う
必要があります。そうすると「勉強して提案し行動できる人」になれま
す。このことは当たり前のことなのですが、なかなか徹底されていない
のが現状だと思います。

相手のことを真剣に考え、フィードバックしたり、ちゃんと話を聴き、
次の行動に活かして、お互いの成長につながれば良いなと思います。


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【アイ・ティー・シーの現場から】_川合社長

          ――― 研究開発 ―――
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先日、東京ビッグサイトでウェアラブル展、ロボット展、自動車軽量化
展等の展示会が同時開催されていたため、視察に行ってきました。来場
者数は非常に多く、主催者発表の来場者数は3日間で11万人だったと
いうことで、多くの方たちが注目していることが窺えます。

私が特に注目していたウェアラブル展での技術は、今すぐに使えて効果
が出るというものではなく、まだ研究開発段階でこれからいろいろな実
績を積み重ねながら開発していくと面白そうだなという技術が多かった
という印象でした。

ITCでもウェアラブルやビッグデータの活用や分析技術等の新しい技
術導入・開発を通して、今後のサービスセンターのさらなる効率化に向
けての技術や商品の開発につなげていこうと考えており、来期からの中
期戦略課題の一つに「スマートバリューの開発」を入れています。

五十鈴グループでも自動刃組や通板の自動化等々、さまざまな自動化を
実施してきていますが、まだまだ人手がかかる作業はなくなっていませ
んし、完全自動化設備というのもできていない状況です。

世の中にはある技術でも五十鈴では未だ採用していない自動化技術や、
世の中にもない新しい自動化技術の開発を推進していき、それらの技術
と使いこなすノウハウやプロセスを体系化していくことで新しいSL商
品にもつなげていきます。

人は間違いを起こすということを前提に考え(必ずしもそうだというわ
けではありませんが)、そこに人がいなければ労働災害が発生すること
もなく、人のミスによる品質トラブルも発生しないということを念頭に、
さらに安定した高生産性を維持できる現場を創造していこうと思ってい
ます。

操業の第一線の現場と一緒に知恵を出し合い、さまざまなパートナーを
巻き込んだ協創体制を構築していき、世界の最先端技術を持って、お客
さま貢献の拡大と貢献領域の拡大をしていこうと思います。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.698〕は、2017年2月23日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

来週から五十鈴グループではIOC成果発表会が始まります。この半年
間での活動のプロセスと成果についてが主な内容になりますが、これま
での2年間の中期戦略の総決算ということもあり、今まさに活動の整理
真っ最中の拠点も多いかと思われます。
拠点の方向性とチームや個人の成長が結びつき、相乗効果として表れて
いるかどうかの検証も欠かせないところです。
そしてこれまでの学びや気づき、つまり学習成果を次の中期戦略に活か
していくことが何よりも大切だと改めて思う次第です。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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