バックナンバー
五十鈴メールマガジン〔No.700〕魔女の目にも涙
配信日時:2017/03/09 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2017.03.09発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.700≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

         6年前となる東日本大震災が起きた

          3月11日が今週末に訪れます。

        あれ以降、私たちは防災やBCPなどに

           取り組み今日があります。

        3月は忙しい月ですが、災害などへの

     準備も怠ることなく、気を引き締めていきましょう。

================================

☆No.700 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_魔女の目にも涙
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_準備(鈴木副社長)
┃
┃【五十鈴マネジメントサービスの現場から】
┃ ■_新年度に向けて(新川社長)
┃
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

        ――― 魔女の目にも涙 ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

鈴木貴士です。

この間、大切な取引先の役員のご夫婦と会食する機会がありました。例
によって魔女の武勇伝、特に若いころお金がない時の話や、子供が小さ
い時のガンダムショーや込み合った映画館での席取りの話など、面白い
昔話満載だったのですが、宴もたけなわになり会社の話になりました。

そのお客さまは、五十鈴の社員総会にも来られたりしているので会社の
現状をよく知っておられる方で、五十鈴の社員のことをとても褒めてく
ださいました。

特に、社員が自信と誇りを持っているということを強調してくださいま
した。すると家の魔女が突然、感激して涙を流したのです。話せば長く
なるのですが、昔私は三菱商事にいたときから若い人を家に呼ぶのが好
きで、魔女の手料理で食べたり飲んだり大騒ぎをしておりました。

ある日、商事の若い人が「奥様! このビーフシチューライス、美味い
ですね~」と言うと「これはカレーよ! 味がわからないの?」と一喝
したこともありました。

私が五十鈴に入り同じようなことをしたら、当時の五十鈴の社員は皆お
となしく黙って食べて騒ぐこともなく、歌を歌っても上手いのに途中で
やめてしまったり、女性社員もピアノを弾いても楽しそうではありませ
んでした。

皆が帰り、その後夫婦二人で、同じことをやっているのに三菱商事と五
十鈴のこの差はなんだろう、と話し合いました。夜を徹するくらい話し
たのですが、最後は「自信と誇り」ということになりました。

バカやったり、下手な歌を歌ったりしても、商事の社員は自信満々で堂
々としている。なにより明るく、どんどん話しかけて賑やかで、その場
の雰囲気を楽しいものにして、気分をよくするということでした。

そういうことで私は五十鈴の社員が「自信と誇り」を持てるよう、教育、
研修に力を入れ、気分よく働けて、業績がよく、自己成長できる企業風
土を目指してきました。

その間、魔女になる前の家内に苦労させたことを思い出しました。そう
いうこともあり、五十鈴の社員が立派だと言われ嬉しかったのでしょう。

さらにさらに「反省会」というものが学生時代からあったということを
思い出しました。所謂、昔付き合いだしたころの彼女は「プロセス」が
わからなかったのですね。

だから人に会った時は必ずその後に「反省会」ということで、私が彼女
にフィードバックしていたのです。「ああいうときに、ああいう言い方
はない!」とか、「こういうときに、あの態度はない!」とか、事細か
くうるさく言っていたのです。

社会人なってからもそれは続き、彼女は大きく成長し「魔女」になった
のでした。しかしすっかりそのことを忘れていて、「毎日、毎日、反省
会だったわよ!」と言われ、そういえば五十鈴に入ってから今の副社長
やアイコミの臼井社長、当時の部下たちに「反省会」と称してお説教ば
かりしていた記憶が蘇ってきました。皆、本当に大変だったでしょうね。

魔女がそうだったように、皆それぞれ大きく成長し今日があるのですね。
今年度の代表3つのお願いの最後は「検証する」でしたが、それは振り
返る、反省するということにもなります。

いつしか私の「反省会」は無くなってしまいましたが、会社の風土はそ
のようになっていると思います。そして魔女は「反省会」どころか私に
数多くフィードバックするが毎日です。思えば遠くに来たものです。


□■□■========================================================

【執行役員が伝えたいこと】_鈴木副社長

           ――― 準備 ―――
========================================================□■□■

暦の上では春ですが、春の暖かさにはまだ遠い気がします。それでも桜
の開花予想は東京では3月22日~25日頃と発表されています。3月
は時の流れが速いと感じる月です。

さて、3月は新年度に向けて準備をすることが多いと思います。

第1に、グループ中期戦略と今年度基本方針の理解、浸透を図る説明会
の開催です。グループの方向性や政策を説明されるでしょうが、漠然と
捉える機会ですのでキーワードぐらいは覚えておいて下さい。

後々、事あるごとに話を聴くことになると思いますので、徐々に紐付け
し連動性をイメージしながら、IOCやプロジェクト活動、拠点オペレ
ーションプロセスに落とし込んでほしいです。

そして同時進行的にIVCとしてキャリアビジョンや自己成長に向けた
目標設定と課題づくりを考えてみてください。1ヵ月くらいじっくりと
時間をかけて考えることです。考えることをあきらめてはいけません。
それからです、IVC面談に臨むのは。

VC人財は上意下達で行動するのではなく、自主的、自律的に自らの考
えと他者の考えから新最適な考えを導き出し、実践行動を通して学び合
いながら、未来に向けて成果創出していく人となることです。3月はで
きる限り自分のことを考える時間をたくさん持つ時です。

第2は、新入社員の受け入れ準備です。新年度は39名が入社します。
毎年のことながら基本の徹底と確認はキャンペーンを張ったが如く、総
点検となります。

自らの襟を正す良い機会です。コンプラ、安全、品質、5S・・・臨場
感をもって新入社員の立場になり、リアルに思考して準備を怠らないよ
うに頼みます。

第3は、順番が逆かもしれませんが「心の準備」です。「新」を受け入
れる心構えと覚悟を創ることです。大げさかもしれませんが、これが中
途半端なことが多いのでいつもと変わらない「新」という名の「旧態依
然」とした4月を迎えていると思います。

新年を迎えることに失敗した人は、もう一度チャンスが巡ってきました。
それぞれ、準備万端よろしくお願いします。


*━■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【五十鈴マネジメントサービスの現場から】_新川社長

         ――― 新年度に向けて ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□━*

今年度も残りわずかとなりました。

IOC成果発表会も終わり、来期に向けた準備も本格化していることと
思います。

もう少しで2017年度がスタートするわけですが、社会の制度や法律
についてもこの時期に変わることが多くあります。この4月からは、都
市ガスの自由化、自賠責保険の値下げ、介護予防・日常生活支援総合事
業のスタート、国の給付型奨学金制度の創設など、さまざまな変化が起
きてきます。

この他にも2017年の制度等の改正で、IMSへの関係も大きい働き
方などに影響を与えるものは、育児・介護休業法の改正、個人型確定拠
出年金の対象者拡大、雇用保険法の改正、セルフメディケーション税制
の創設、給与所得控除の縮小、改正個人情報保護法の全面施行、国民年
金保険料の引き上げ、公的年金の受給資格期間短縮、厚生年金保険料の
引き上げ等、数多くのものがあります。

このような制度変更や法改正があると行政機関が発行するガイドライン
や専門家の意見を鵜呑みにして、公開されている雛形をそのまま導入し
ている企業が多くみられます。

IMSでは制度変更や法改正の背景や主旨を理解しながら、自分たち、
あるいはお客さまにとって、どのように受け入れていくことが実態に即
しているのか、企業価値の維持・向上に結びつくのかを考え、構成や仕
様、受入方を変えていくことが大切だと考えています。

企業の状況や規模、経営の考え方は千差万別です。それぞれに合わせて
カスタマイズするからこそ効果性が高まり、意味のあるものになります。

実効性という観点で物事を考え、実践してきた実績が五十鈴にはありま
すが、これをサービス展開に活かしていくことが、来期、IMSでの取
り組みのポイントになってくると思っています。

今期IMSのIOCでは、ソリューションのプロセスを従来からどのよ
うに変えていくのか、変えることによって何を生み出すのか、どのよう
な成果に結びつけるのかということを全員で考え、開発的ソリューショ
ンを実践・展開するということをテーマにして活動を進めてきました。

来期のIOCではそこからさらに発展させて、環境変化の認識から適応
していくだけではなく、相手や状況に応じた新最適を具現化していく活
動を中心に据えて、価値創造を推進していこうと考えています。


●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
 
┏ ■ Voice to Voice!
┃
┃ 皆さんのご意見・感想お待ちしています。
┃ たとえば「〇〇さんにコレについて書いて欲しい!」などの
┃ リクエスト、その他何でも言いたいコトはこちらへ!
┃
┃    ┏━━┓
┃    ┃\/┃  mailmaga@isz.co.jp
┃    ┗━━┛
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

────────────────────────────────
【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.701〕は、2017年3月16日に配信い
 たします。
────────────────────────────────

☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

昼は春のきざしを感じる暖かい陽気の時もあれば、朝晩は冬の寒さが身
に染みるこの時期に東日本大震災が起こりました。あれから6年を迎え
ますが、あの時の教訓を忘れずに継承していかなければなりません。
4月1日を迎えるにあたり新入社員の受入体制の準備等忙しい月ですが、
新入社員にとっては生涯で一度しかない学生から社会人になる節目の時
です。私たちも入社時に諸先輩方に迎え入れてもらった経験を思い出し
て新人たちをしっかりと迎え入れる準備をすることが大事ですね。

                     (編集室/本間 靖啓)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆メールマガジンバックナンバーのご利用は◆
https://a09.hm-f.jp/index.php?action=BN&gid=1&aid=81

◆メールマガジンの新規ご登録◆
当メルマガを転送でご覧いただいている方で正式に配信を希望される方
は、
https://a09.hm-f.jp/index.php?action=R1&a=81&g=1&f=1
の所定フォームにご記入の上、お申し込みください。

◆メールマガジンの配信停止◆
今後配信をご希望にならない場合は、大変お手数ですが、このメールに
ご返信いただき、配信停止の旨、お伝え下さい。

◆メールアドレスの変更◆
修正・変更の場合は、大変お手数ですが、このメールにご返信いただき、
修正・変更内容をお書き添えの上お送りください。

================================

 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

 転載を希望する場合は編集室までご連絡下さい。
 mailmaga@isz.co.jp

==ISZ Mail Magazine =====================

 五十鈴メールマガジン ≡No.700≡

======================= ISZ Mail Magazine