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五十鈴メールマガジン〔No.701〕誰がこの国を動かしているのか?
配信日時:2017/03/16 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2017.03.16発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.701≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

             3月も中旬となり、

      今年度終了まであと半月、いえまだ半月あります。

        やり残したことや来年度への準備など

           もう一度よく振り返って

          忘れずに行っていきましょう。

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☆No.701 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_誰がこの国を動かしているのか?
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_東日本大震災から6年(小久保常務)
┃
┃【ベル・インフォ・テックの現場から】
┃ ■_チャレンジ(山室社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

     ――― 誰がこの国を動かしているのか? ―――
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鈴木貴士です。

最近、なにか違和感があるというか腑に落ちないというか、そういうこ
とが多くあります。例えばもう昨年の話になりますが天皇の御発言です
が、そもそも退位ということでマスコミは整理していますが、譲位でな
ければおかしいと私は思います。

そして突然何故NHKで放送されたのか、またその報道を受けて世論調
査をしたり、専門家会議を開いたり、こういうことを民意で決めてもい
いことなのでしょうか。

日本の天皇は他の国の王朝とは全く異なります。ほとんどの国は時代に
よって王朝は倒され、時には支配者の民族が入れ替わっています。とこ
ろが日本の場合は、神話から始まる皇室が万世一系の流れで現代に受け
継がれて連続性をもっているのです。

明治維新で開国し、西洋文明とも交わるために明治憲法を制定しました
が、その時に明治天皇も加わり皇室典範ができたのですが、それとて法
治国家になるための方便であり、歴史の連続性とは異なると思います。

そして大東亜戦争(これも違和感がある人がいるのが違和感)に負け、
一時期GHQに占領されました。そしてウォー・ギルド・インフォメー
ションプログラムにより、日本は自虐史観を植えつけられ、歴史や日本
人としての誇りを根こそぎ奪おうとしたのです。

そして占領下の7年間に公職追放ということで、国家の中枢となりうる
人が20万人もの人が戦争協力者ということで職を追われ、その間に左
翼系の学者やジャーナリストが重用されるようになってしまいました。

アメリカが左翼を支持するのもおかしな話ですが、アメリカは日本潰し
のためにコミンテルンや左翼の人々を利用したのですね。そしていまだ
に影響を続ける「東京裁判史観」、「日本が共同謀議により、侵略戦争
を引き起こした」という刷り込みは、今なお日本の文化や国防等の基本
的な考え方を偏向させています。

そういう流れのなかで日本は経済発展をし、70年間一人の戦死者も出
さない、治安も良い、平和国家になったのです。しかし日本の国内には
アメリカの基地が数多くあり、特に沖縄ではいつも基地問題で揉めてい
ます。

尖閣諸島は沖縄県なのにそこの知事がアメリカ軍の基地撤廃を求めてい
るのです。それはまだ占領軍に護ってもらっているのは異常ですが、出
て行ってしまったらその防衛はどうするのかという議論はされませんね。

絶対にできないだろうからゴネルというのは生産的ではありません。そ
れから突如起きる豊洲の問題やナントカ学園の問題、あれは何でしょう
か。どう考えてもおかしい。

築地が安全・安心でないから豊洲に高額な税金をかけて作ったのに、盛
り土があるとかないとか言っている間に小池知事は政局にしてしまいま
した。このまま都議選から国政選挙まで持っていく気でしょうが、その
間の税金の無駄遣いはどうなるのでしょうか。

そして強すぎる政権、というより安倍潰しで盛り上がる問題。安倍さん
が財政出動したがると、ああいう問題が出てくるのはおかしくありませ
んか?

「国の借金」とか「既得権益」とか「原発再稼働反対」とか、みんな本
当にわかって言っているのでしょうか。これらのプロパガンダは誰が仕
掛け、誰が得をするのでしょうか。よくよく自分の頭で考えないと、イ
メージや空気で流されていったら困るのです。


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【執行役員が伝えたいこと】_小久保常務

       ――― 東日本大震災から6年 ―――
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未だ寒い日もありますが、沈丁花の香が本格的な春の訪れを感じさせて
くれます。

先の3月11日で未曾有の被害をもたらした大震災から満6年となりま
した。当時小学校への入学を目前にしていた子供たちもこの春には卒業、
着実に時が刻まれていることを感じます。

その間に力強く復興を成し遂げた面も多いものの、経済的にも、精神的
にも大きな打撃を受け、以前の生活を取り戻せずに苦悩を引きずられて
いる地域、方々も多くおられます。

現在、避難生活を送っておられる方は12万人とのことです。廃炉処理
は時の経過とともにその難しさを認識せざるを得なくなっています。

急性期的な対応の時期を過ぎ、慢性期的な社会問題へと変化しており、
私たちもそれぞれの立場で何ができるかを考えたいと思います。

また先達てBCP訓練が行なわれましたが、日頃の地震など天災に対す
る備えの大切さを再認識する機会となりました。

国の調査機関による長期評価では、「フィリピン海プレートの沈み込み
に伴うM7クラスの地震」が首都圏において今後30年以内に発生する
確率は約70%であり、また南海トラフで大地震が発生する可能性も今
後30年以内で60~70%となる由です。

地震大国である日本は、大地震や津波の発生を食い止めることはできな
いものの、震災による被害の程度をミニマイズするべく、災害に強い社
会をつくるべく取り進められていることはご既承のとおりです。

この対応のなかで建物や道路・橋などの耐震化など公の判断による災害
対策を「公助」、一人ひとりが自分の判断で対策を行って助かることが
「自助」、地域や職場、家族でお互いが助け合うのが「共助」とされて
いるようです。

AI、IoT活用の一方面として、是非とも公助のレベルアップが図ら
れることを望みたいと思います。ただし過去の経験ではいざ発災した場
合に数日間頼りになるのは、やはり自助と共助であったとのことです。

会社で継続的に行っているBCP体制の改善に加えて、個人、家族、地
域それぞれの立ち位置で、万が一の時の対応の申し合わせ、出火への備
えや対策、備蓄品の交換など具体性のある備えを行っておくことも大切
です。

いつかは地震を経験せざるを得ないということから視線をそらさずに、
準備をしておくことの重要性をこの機会に再認識したいと思います。


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【ベル・インフォ・テックの現場から】_山室社長

         ――― チャレンジ ―――
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先月末、五十鈴グループでは下期経営会議・IOC発表会が開催され、
各拠点・チームの今中期の成果が発表され、新たな中期と来年度の基本
方針が示されました。

BITでは、この3月は来期に向けてのクイックスタートをきるための
準備期間と捉え、今までの振り返りと次中期、来年度基本方針のもとに
具体的な目標をしっかり立てて、求める成果を上げるべくよりスピーデ
ィに、よりアグレッシブに全員参画でチャレンジいこうとしています。

話は変わりますが、私がちょっと興味を持った会社がありました。チャ
レンジ精神があり、失敗を糧に成長を続ける食品メーカーである赤城乳
業(埼玉県)という会社です。

36年前の発売以来、大幅に売り上げを伸ばし続けてきたアイスキャン
ディ「ガリガリ君」があり、右肩上がりで販売本数を伸ばし、2012
年には4億本を超えているそうです。

その成功の裏には、より多くのユーザーに周知させるために商品との接
点をより強化することが必要と考え、さまざまな生活シーンのなかから
商品を知ってもらうきっかけとして、自社単独でなく異業種の会社とコ
ラボしたキャンペーンを積極的に行ってきたようです。

例えばゲーム会社とはガリガリ君のゲームを開発し、出版社とは漫画の
連載、受験シーズンには塾とコラボした「おみくじ付きアイス」など、
絶えず新しいコラボ企画を仕掛け、商品とお客さまとの接点を増やすこ
とを意識し、商品のPRを図り続け、その取り組みが功を奏し、販売本
数の増加へとつながったのだということです。

しかしヒット商品を出し続けることは簡単ではなく、勢いに乗って20
14年に出した新商品は3億円の赤字を出す大失敗も経験したようです。

そうした経験を積みながらも、「遊び心を失わない」という価値観を持
ち続け、会社全体を巻き込み、コーポレート・スローガンも「あそびま
しょ。AKAGI」に変え、「失敗しても、どこかで回収してチャラに
すればいい」「失敗を次に生かそう」という空気・想いがあるからこそ、
他がやらないことに思い切ってチャレンジできる規範・文化が醸成され
てきたのではないでしょうか。

BITでもATOM開発時の大きなトラブルを経験して、その失敗の経
験を活かしてさまざまなSLサービスが生まれてきましたが、VC実現
には今までのプロセスだけでは達成できないので、パラダイムチェンジ
を図り、さまざまなビジネスリソースと協創して新たな創発プロセスを
構築し、我々もリスクチャレンジを忘れずに継続的にイノベーションに
取り組んでいきます。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.702〕は、2017年3月23日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

3月半ばとなり寒さ和らぐ日も多いと思えば、コートなしではこころも
とない天気のときもありこまめな調整を自己管理していかなければなり
ません。
来週には東京でも花見の時季を迎える予報が出ていますが、こちらも忘
れずに1年に一度の貴重な景色を味わえるようにしっかりとスケジュー
ルを調整していきましょう。そのためにもやるべきことをやっていかな
ければなりませんね。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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