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五十鈴メールマガジン〔No.460〕果たして大失敗!
配信日時:2013/09/27 10:05
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2012.04.12発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.460≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆□◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆□◆
 ◆                            ◆

        今年社会人となった、新入社員に向けて

       人生の先輩から示唆に富み、分かりやすく、

        簡潔なメッセージが、様々なところで

         披露されたのではないかと思います。

      その意味合いをしっかりと受け止めて、実社会の

         荒波に飛び込んでいってください。

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☆No.460 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_果たして大失敗!
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_18年ぶりの本社勤務(大黒専務)
┃
┃【五十鈴建設の現場から】
┃ ■_安全祈願(本多社長)
┃
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【代表メッセージ】

        ――― 果たして大失敗! ―――
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鈴木貴士です。

先週の週末から、今週の日曜日まで研修や会議が相次ぎました。まず、
金曜日は「グローイングセミナー」という新しい研修でした。代表講話
のまくらのところで、いま話題になっている4月2日の朝刊に掲載され
ていたSUNTORYのPRの伊集院静の「落ちるリンゴを待つな。」
という文章を紹介させてもらいました。

「新社会人おめでとう。君は今どんな職場で出発の日を迎えただろうか。
それがどんな仕事であれ、そこは君の人生の出発点になる。仕事とは何
だろうか。君の生きている証しが仕事だと私は思う。大変なことがあっ
た東北の地にも、今、リンゴの白い花が咲こうとしている。皆、新しい
出発に歩もうとしている。

君はリンゴの実がなる木を見たことがあるか。リンゴ園の老人が言うに
は、一番リンゴらしい時に木から取ってやるのが、大切なことだ。落ち
てからではリンゴではなくなるそうだ。

それは仕事にも置きかえられる。

落ちるリンゴを待っていてはダメだ。

木に登ってリンゴを取りに行こう。

そうして一番美味しいリンゴを皆に食べてもらおうじゃないか。一、二
度、木から落ちてもなんてことはない。

リンゴの花のあの白い美しさも果汁のあふれる美味しさも厳しい冬があ
ったからできたのだ。風に向かえ、苦節に耐えろ。

常に何かに挑む姿勢が、今、この国で大切なことだ。

夕暮れ、ヒザ小僧をこすりつつ一杯やろうじゃないか。

新社会人の君達に乾杯。伊集院静」

というものですが、素晴らしい文章ですね。

翌日の土曜日は「コンセプチュアル・スキルセミナー」というこちらも
新しい研修なので、D・カッツの能力モデルの概念化能力の話から、イ
ンドの寓話の「群盲、象をなでる」というものを紹介しました。象の部
分を実際触っても、全体が分かったことにはならないという例えですが、
こちらも良くできた話です。

その後、ワーレックス誕生後の初めてのマネージャー会議の冒頭で、五
十鈴の理念経営について講話しました。

さて、日曜日。この日は私のピアノの発表会が午後からあったのですが、
午前中はやはり六郷本社で「キャリアコンサルティング研修」があり、
「運とツキの法則」という話をしました。修了後、直ちに銀座のヤマハ
の教室に直行し1時間ピアノの練習をしました。

発表会の開演時間も近づき、緊張も増してきた時に、魔女とその手下の
娘が会場に到着し、発表会が始まりました。私は4番目でしたが、司会
である私の担当の先生の紹介で、「誰かが誰かを恋してる」というディ
ーン・マーチンの名曲を弾き始めたのですが、最初は順調にスタートし
たものの、肝心のサビのところでつまずき、それで動揺して立て直せず、
散々な結果になってしまいました。

大勢の人の前で話すのは平気なのに、どうして2分ぐらいの簡単な曲を
弾くのにあんなに動揺してしまうのでしょう。IOC成果発表会の新人
の発表者は何も見ないで堂々と完璧に発表するのは本当に凄いことです
ね。改めてここで、敬意を表したいと思います。

いくら練習しても、間違ったら残念なことになりますね。間違えたら悲
しいかな、努力も無駄になってしまいます。「もうピアノやめちゃおう
かな」と私が落胆していると、魔女が「なあに言ってるの! 来年はも
っと長い曲を完璧に弾いて、それからやめるならやめなさいよ!」と一
喝されました。

「常に何かに挑む姿勢が、今、この国で大切なことだ。」なるほど、そ
うか。沈んだ気持ちで、夕暮れ、頭を掻きつつ、一杯やったのは言うま
でもありません。「あーっ、私って、ダメな男ね!」


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【執行役員が伝えたいこと】_大黒専務

       ――― 18年ぶりの本社勤務 ―――
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今年の春は例年に比べ寒さが長引いたようで、桜の満開も少し遅れ気味
で、名古屋でも東京でも先週の土日が見頃でした。

五十鈴に入社し37年間で10回目の異動となり、この春から18年ぶ
りの本社勤務となりました。

名古屋では、両親が生前住んでいた一軒家に単身で住んでいたのですが、
今回の転勤にあわせ実家を処分することに決め、その手続きや引越の準
備に先週末名古屋に戻ったことにより、名古屋と東京の両方の満開の桜
を楽しむことができました。

東京勤務になったことにより、13年間にわたる単身赴任生活に別れを
告げ、川崎の地で女房と愛犬との生活が始まりました。

単身生活が始まった当初には家族は青梅市で住んでいたのですが、子供
たちが社会人になり働き始めると「青梅から都心の企業に通うには遠く
不便」とクレームをつけ、女房と子供2人の3人で通勤の便の良い川崎
市に引っ越したのが現住所の始まりでした。

その後2人の子供も結婚し、家を出た後は女房と愛犬とで暮らしていま
した。

私は、善くも悪くも安城五十鈴では社長として自由に働かせて貰えまし
たし、単身での好き勝手な生活から、東京の本社で働き、女房と毎日顔
を合わせ一緒に生活をするという刺激(ストレス)を受け、新たな楽し
みと肩の凝る10日間が過ぎようとしています。

五十鈴グループもWill-Naviの長期経営目標に向け進化してい
るように、私も新たな仕事や役割、貢献のあり方の探求に合わせ、女房
との協創生活をいかに築きあげていくのかということも大切にしたいと
思います。

今幸せなことに、毎日家に帰ると気が狂ったように喜んで帰宅を迎えて
くれる愛犬がいることと、酒のつまみや料理がいくらでも出てくるので
ついつい食べ過ぎてしまい、体重が増え始めていることが目下の心配事
です。今週実施の春の健康診断が気になるところです。


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【五十鈴建設の現場から】_本多社長

         ――― 安全祈願 ―――
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4月2日に新中期戦略の目標を掲げ、新たな戦略課題および部門目標、
そこから落とし込んだ個人重点課題の上司面接を終え、一人ひとりが自
分の役割と責任を認識し、心新たにスタートしたと思ったら、瞬く間に
10日が過ぎてしまいました。

一方、4月2日の五十鈴グループ入社式では、今年は残念ながら建設の
新入社員はなく寂しい思いをしましたが、新卒ではないのですが縁あっ
て一級建築士の資格を持つ者を4月1日付で採用できました。

配属先は茨城営業所で、即戦力として一日も早く五十鈴の風土・文化に
馴染み、力を発揮してくれることを期待しています。

そして、4月4日には建設の年間行事で30年以上続けている青梅市に
ある御岳山への安全祈願に行って参りました。鈴木会長の思いで建設が
埼玉県の朝霞の地に根を下ろした時から続けているたいへん重要な行事
であり、私と一緒に部門責任者3名、それに協力会の代表者2名を加え
総勢6名での参拝となりました。

当日はスギ花粉が舞い散る中、滝本駅まで車で行き、御岳山専用ケーブ
ルカーで山頂まで、そこからは徒歩で45分程度歩いて山頂にある御岳
神社を目指すわけですが、この45分が山頂付近の急勾配の坂と250
段もある石段とで毎年体力テストをさせてもらっているかのようです。

今年も呼吸が胸突き八丁の坂では上がりましたが、拝殿で呼吸をなんと
か整え厳かな気持ちで宮司にお祓いをしていただき、一人ひとり心を玉
串に載せ、昨年度も何事も無く安泰に過ごすことができたことへのお礼、
そして、お札をいただき今年度も無事故無災害で頑張っていくことを誓
ってきました。

帰りに宮司の家で山菜料理の昼食をいただきましたが、その時のお話の
中で、昔は信仰心が強く、生かされているという意識が強くあり、また
厳しい環境で、お互いに助け合いながら生きていくうちに御嶽山を信仰
する人たちの間に講というものができたそうです。

御嶽講とは、その地域(東京、神奈川、埼玉地区)や集落の中で数人の
代参人と呼ばれる代表者を選び、毎年その代参人が神社参拝を行う風習
ということであり、娯楽のない時代、物見遊山として、また各地より人
々が集まるため情報交換の場も兼ねていたようです。五穀豊穣と健康で
働けるお札の慣わしだそうです。建設もそれに習う形で毎年続けていま
す。

会社に戻りお札を神棚に納め、決意も新たに安全管理を徹底して無事故
無災害を最優先に、一品一品お客さまの期待以上のサービスを頑張って
提供することを皆で確認し合いました。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.461〕は、2012年4月19日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

何事もそうだと思いますが、慣れてくるとマンネリ化して惰性に陥る危
険性がありますね。そこで、自分の目標をどう設定するのか。今までの
責任領域を拡大させて、技量を高めたり、違う仕事を取り込んだり、何
かに挑戦し続けていくことが大事ですね。それも人に言われて動くので
はなく、自ら挑戦していく・飛び込んでいくことが本当に必要ではない
でしょうか。「常に何かに挑む姿勢が、今、この国で大切なことだ。」
というメッセージは新入社員に限らず、今の自分にも非常に示唆に富ん
だものだと思いました。
                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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