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五十鈴メールマガジン〔No.705〕金魚鉢の中の平和
配信日時:2017/04/13 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2017.04.13発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.705≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

         世界では紛争や対立に巻き込まれて、

          一般の人々に犠牲が出るなど

         悲惨な出来事が多く起きています。

     私たちは日々日本で安全に暮らせることに感謝しつつ

     国の行く末を真剣に考えていかなければなりませんね。

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☆No.705 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_金魚鉢の中の平和
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_上昇志向(鈴木副社長)
┃
┃【アイ・ティー・シーの現場から】
┃ ■_新人育成(川合社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

        ――― 金魚鉢の中の平和 ―――
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鈴木貴士です。

新年度を迎え入社式も終えて桜も満開、日本は平和です。しかし世界で
はさまざまなことが起こっています。「動乱の時代」に突入したと言っ
てもいいと思います。

新年度の初の朝礼で、「今年度一番悪いことが起きるとすれは戦争だ」
と私は話しました。

4月に入って以降、トランプ大統領が4月2日に「中国が北朝鮮への圧
力を強めない場合はアメリカが単独で行動する」と発言してから、3日
ロシア北西部サンクトペテルブルクの地下鉄テロ、4日シリアの政府軍
が化学兵器を使用したというニュース、5日北朝鮮が日本海にミサイル
発射、6日フィリピンのドゥテルテ大統領が南シナ海の無人島や岩礁を
占領するように軍に命令、同日韓国軍が北朝鮮全域を射程に収める弾道
ミサイルの発射実験成功、同日トランプ・習近平の首脳会談が始まる中、
7日地中海の米海軍艦船からシリアの空軍基地に対し、59発の巡航ミ
サイル「トマホーク」を発射、同日スウェーデンのストックホルムでト
ラックが暴走し3名死亡、テロと断定される。

と、このように世界は大変なことになっています。特に北朝鮮問題は日
本にとって呑気にしている問題ではないのです。アメリカが何とかして
くれるという発想は今のうちに変えなくてはなりません。

それなのにナントカ学園とか、築地市場を元に戻そうとか、カジノを作
ろうとか、既得権益とか岩盤規制を壊そうとか、安全保障に関する議論
はほとんど問題になりません。むしろエネルギーや食の安全保障につい
ては、原発の問題や規制緩和で逆走しています。

安倍さんがトランプにいち早く会って両国の関係が深まったということ
は、属国化が強化されたということでしょう。

独立国として対等になるためにはそれだけの決意と戦略がなければなら
ないのに、お花畑の平和主義で国防はもとより、経済でもデフレは脱却
せず、人口構造の変化で深刻な人手不足を、移民を簡単に受けいれるよ
うな安易な処方箋で対応しようとしているのは亡国的だと私は思うので
す。人間は自分の傍で何か起きないと思考しないものなのですね。

さて新年度に入り我が家でも新しいことが起きました。なんと、新しい
家族が増えたのです。グレート・デーンのドルチェが亡くなって、我が
家では今後生き物は飼わないということになっていたのですが、年度初
めの日に家に帰ると昔あった金魚鉢がテーブルの上にあり、一匹の金魚
が藻の下に静かに佇んでいたのです。

どうやら魔女が衝動買いしたらしく、赤と白の模様が美しい、「コメッ
ト」という品種の金魚が家族の仲間入りをしたのです。名前は「コメッ
ト」にしたら簡単すぎるので、魔女と娘が相談し「マリリン」という名
前にしました。

なぜかというと口の周りが口紅を引いたように赤かったので、マリリン
・モンローをイメージして、「マリリン」と名付けたそうです。マリリ
ンは2、3日静かにしていましたが、そのうち元気に泳ぎ回るようにな
り、餌をもらうと喜んで催促します。

今ではすっかり慣れて、家族の一員の役目を果たしています。魔女も娘
も私も起きたらマリリンを覗き、帰ってきたら「ただいま!」なんてい
う感じです。金魚鉢の中の平和は保たれ、マリリンは幸せに暮らしてい
ます。

日本は金魚鉢の中で暮らしているようなものです。この幸せはいつまで
続くのでしょうか。


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【執行役員が伝えたいこと】_鈴木副社長

          ――― 上昇志向 ―――
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新入社員のみなさん、新入社員研修という登竜門をくぐり、社員として
のスタートラインに立って、不安ながらも胸はずむ毎日を過ごしている
ことと思います。

まずは肩の力を抜いて、何でもみんなに話しかけるようにしましょう。
そしてその職場に適応し、そこで生きていくことを考えてみましょう。
焦らずに一つひとつ積み重ねていくことを心掛け、前進していくことで
す。

さて新年度に入り、会社(組織)目標とともに個人目標・課題の設定へ
と進んでいますが、タイトルにある上昇志向のもと、それを設定、実践
していってほしいです。

上昇志向というと、高い目標設定や高い地位を目指すことを考えます。
もちろんそうあってほしいのですが、個人の志向なので何とも言えませ
ん。ただ以前よりちょっぴり成長すれば良い、というぐらいではいけま
せん。いつもの自分より上を向いた設定(成長)を願っています。

しかし目標を高く設定する以上に、実践行動のレベル・質が上昇志向で
あることを望みます。つまりいつもの自分より拘りを持ち、一生懸命や
り遂げる。失敗を恐れず、未来に向かって進む気持ちを強く持つ。目的
意識を常に持ち、いつも以上の努力を意識的に続ける。

自分は頑張っているなんて思わないこと、周りの人たちがあなたに対し
てどのような評価をしているのかを基準にする。

こうして上昇志向的な考えに基づいて、自分の実践行動の質を自ずと上
げられれば自己成長を実感できるかもしれません。定量的上昇に心奪わ
れることなく、質的上昇を念頭に志向する実践行動こそ上昇志向という
ものかと思っています。

上ばかり見ているとアゴが上がってしまうので、時々は正面を見て休む
ことを忘れないことが実践行動を継続させる秘訣です。

さあ、今年度も力強く、前進していきましょう。


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【アイ・ティー・シーの現場から】_川合社長

          ――― 新人育成 ―――
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先週月曜日は五十鈴グループの入社式があり、元気の良い新入社員を見
て非常に嬉しくなりました。新入社員が入社するのは毎年の恒例行事で
すが、入社した新入社員はそれぞれに違いがあり、各自の個性が輝くよ
うに成長していってくれることを期待しています。

工場関係の新入社員は、今週初めに安全研修を受講していますが、通勤
時の交通事故も含め、毎日を無災害で過ごせるように先輩社員の指示に
従い、過信せずにきちんと作業を覚えていってもらいたいと思います。

ITCにも今年1名の新入社員が入社しました。ITCでは入社式後、
最低でも半年間は工場勤務とし、工場での生産活動や五十鈴イズムを体
感してもらうとともに、加工設備の特徴などを学習してもらいます。

昨年度(2016年4月入社)の新入社員は小山SCで工場研修をさせ
てもらい、2016年10月から本社勤務として従事しています。今年
度の新入社員は、大和SCで9月末までを目途に工場研修を予定してい
ます。

半年で工場のあちこちの加工設備に従事していろいろなことを教えても
らうのですが、教える側の工場のメンバーから見ると、いくら教えても
半年後にはいなくなってしまう者に教えるのは面倒で手間が掛かるだけ
です。

しかし五十鈴グループの各社、各社員の皆さんは、直接的に自SCのた
めになるわけでもないITCの社員に対し、非常に熱心に教育してくれ
て、将来の五十鈴グループのために現在の自拠点の労力を割いてくれて
います。本当に有難いことだと感謝しています。

当たり前のように指導してくれている五十鈴各社の皆さんへ報いるため
にも、我々も全力で新人を一人前にしていき、工場の変革をしっかりと
お手伝いできる人財に育てていきたいと思っています。

特に今中期は、テクノロジー開発でグループ各社と協創する機会が増え
るため、グループ戦略の推進とともに、各社の開発案件が促進されるよ
うな情報提供や、進捗整理などを積極的に支援していきます。

開発の協創を通じて、当社社員の成長がさらに促進されることを期待し
たいと思います。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.706〕は、2017年4月20日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

新年度になり2週間経ちますが、新入社員や新しい所属に替わったみな
さんはもう職場には慣れたでしょうか。仕事面においてはこれからあら
たに出会う人も増えてくるので、継続して新鮮な気持ちで日々に向き合
っていくことが大事ですね。
新しい仕事に取り組み始めることが多い4月ですが、最初に取り組んだ
ときの気持ちを忘れずにいることが後々の自分のためになるのではない
でしょうか。あとでなにか壁にぶつかったり、困難に直面したときの問
題解決の糸口にするためにも初心の気持ちを記録しておきましょう。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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