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五十鈴メールマガジン〔No.711〕社員総会の価値
配信日時:2017/06/01 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2017.06.01発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.711≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
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          今年も早6月に突入しました。

       まもなく梅雨入りが発表される時季ですね。

            五十鈴グループでは

       2週間後にグループ社員総会を控えています。

       梅雨を吹き飛ばす、総会にしていきましょう。

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☆No.711 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_社員総会の価値
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_価値観プラス柔軟な発想でVCを目指そう(山田専務)
┃
┃【五十鈴ビジネスサポートの現場から】
┃ ■_創発イノベーションの実践(判治社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

         ――― 社員総会の価値 ―――
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鈴木貴士です。

今年も社員総会の季節がやってきました。

五十鈴の社員総会は1985(昭和60)年、千代田区の東商ホールで
「五十鈴鋼材社員総会」として第1回目のスタートを切りましたが、そ
の前段は「五十鈴グループ演芸大会」でした。

これは鈴木實会長が健康のために知人に勧められてカラオケにこり、そ
れがきっかけとなって昭和55年の新春からスタートしたものですが、
私も三菱商事のバンドでゲスト出演したことがあります。

その後五十鈴を大変革するために大幅に教育予算を取り、さまざまな研
修を進めるなかで、会社の目標や成果の確認をする意味で大勢の社員が
集う演芸大会を社員総会にしようということになり、すべて自分たちの
力で創りました。

実行委員長は坪口副会長でしたが、企画立案はすべて私がやり、総会の
台本は総務部長が書いたり、当時の本社全員の強みを結集して行いまし
たが本当に手作りでした。

まだパワーポイントや今のような便利な機材もなく、舞台の画面は写真
のスライドでつくるので3日間くらいかかっていました。誤字や脱字が
あると直すのにそれだけ時間がかかってしまうので大変でした。

リハーサル、本番と私はディレクターをやったのですが、学生時代映画
を撮っていたので昔を思い出して楽しかったです。

オープニングは「炎のランナー」の映画曲だったのを今でも思い出し、
鳥肌がたってしまいます。あの瞬間から、五十鈴が変化するということ
を実感しました。

その後新ユニフォームのファッションショーやパネルディスカッション、
コンサルタントの講演と盛りだくさんでしたが、やはり一番盛り上がっ
たのはチャンピオン表彰でした。当時は支店と営業、生産、女性等個人
チャンピオン表彰もありました。

その後「五十鈴グループ社員総会」になり現在に至っていますが、拠点
社員総会ができたのはリーマンショック後の2009年からで、この年
はグループの社員総会を取りやめ私が各拠点を訪れ開催し、本社の大会
議室に管理職だけを集めて質素にやりましたが、これから日本の経済は
どうなるのか不安で一杯だったことを今でも覚えています。

近年は私が拠点の社員総会に全部出席するのが慣例化し、その運営も拠
点に任され価値あるものとなっていますが、行くたびに人と組織の成長
が確認できるのと、それをやることにより「五十鈴グループ社員総会」
があれだけ充実できるのだと改めて思っている次第です。

今年も「ロジスティクス部門」から社員総会がスタートしましたが、開
催場所も含め、それぞれの拠点の特色が出て興味が持てます。

サービスセンター部門は五十鈴関東からでしたが、セッションの話し合
いや内容が素晴らしく、その後のセッションの振り返りも極めて高度な
総会でした。

マネジメントチームと若手チームの共通の価値観として「自己啓発」と
いう言葉が一致していたのはとても嬉しく思いました。そして、そのセ
ッションの総括を若手の社員ができるということを誇りに思いました。

何十年も人財価値というものを追い求めてきて、会社の資産は人財しか
ないということを改めて確認するとともに、学習する組織と個人に成長
してくれたことに感激しました。

今週来週と拠点の社員総会は続きます。6月17日の「五十鈴グループ
社員総会」まで、私の土日のない、嬉しい旅は価値あるものなのです。


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【執行役員が伝えたいこと】_山田専務

  ――― 価値観プラス柔軟な発想でVCを目指そう ―――
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自動車業界を主体とした我々のお取引先においては、決算報告会を前に
今年度の調達方針説明会が開催されることが多々ありますが、今年は例
年とは違った動きをする会社を見受けることができます。

以前は年度初めに行われる調達方針説明会においては、取り巻く厳しい
環境を説明し、年度の重点実施事項を踏まえた取引先各社への具体的な
数字を示した原価低減要請が主な内容となっていました。

しかし今年度は原価低減活動に対する協力要請はあるものの、それ以上
に「社長メッセージ」として、取引先との価値観の共有を丁寧に説明す
る会社もあります。

例えば我が社にとって長いお付き合いをさせていただいている、トヨタ
系のF社さまにおいても調達方針説明会とは別に「仕入先連絡会」を開
催し、3月期決算報告と同時に「F社さまのなかで受け継がれてきた信
念・価値観・誇り」を改めて「F社ウェイ」という冊子にして出席者に
配り、丁寧にF社さまの基本理念を伝え「新しい会社」へ変わることを
宣言し、新たな関係作りを成長につなげようとしています(説明したの
はトヨタ出身の役員の方です)。

ちなみにトヨタさまにおいては「トヨタウェイ2001」として「トヨ
タがどのような会社でありたいかという基本理念を実践するうえで、全
世界で働く人々が共有すべき価値観や手法を示したもの」があります。
同様に我々五十鈴グループにおいてもありますよね。

要は今までとは違い、会社の価値を上げるためには「問題解決や課題解
決だけでは勝ち残れない」と感じ行動を起こしている会社が増えている
ことを実感しています。

我々も今、組織の新たな価値創りに向け、新たなVCプロセス創りに挑
戦しています。

「問題発見能力が革新のカギ」であることはわかっており、成功のカギ
がイノベーションを創り出すことにあることも理解しています。21世
紀に求められるイノベーションとは「顧客の認識していない問題」を解
決することです。

従来の消費者調査で把握できる「顧客が認識している問題」を解決する
ことはリノベーションであり、競合他社も知っていることなので成功し
ても長続きはしません。

イノベーションにつながれば、世の中でいう「ヒット商品」が生まれま
す。例えば「乗る人の期待値を超え、楽しさと感動を生めばヒット商品
となる」との発想で生まれた今話題の「極上の鉄道旅」があります。

ひのき風呂や掘りごたつがある客室に1両全体を2人で独占できる「世
界最少定員」の車両。もはや鉄道車両とは思えないほど、贅を尽くした
「クルーズトレイン」が話題になっています。JR東日本の「四季島」
やJR西日本の「瑞風」による極上の鉄道旅がTV番組で紹介されてい
ます。

クルーズトレインとは移動を目的とするのではなく、車中泊しながら観
光地を周遊する列車のこと。13年にJR九州が運行を開始した「なな
つ星in九州」は大成功を収め、今なお抽選に当たらないと乗れない状
態が続いているそうです。

ツアー代金1人当たり数十万円。そこまで高額でも人々を惹き付ける魅
力が鉄道の旅にはあります。

我々のビジネスとは全然違う分野だとは思いますが、今までの常識に捉
われない、我々が大事にしている価値観のもとでの柔軟な発想がVCプ
ロセス創りには必要であると感じるのです。


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【五十鈴ビジネスサポートの現場から】_判治社長

      ――― 創発イノベーションの実践 ―――
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五十鈴ビジネスサポート(IBS)の判治です。今年度より東京で勤務
しております。肌で感じたことをなるべくストレートにお伝えしていけ
たらと思います。宜しくお願い致します。

さて今期も早2ヵ月が過ぎました。中期戦略目標の達成に向けて、みな
さん、目一杯アクセルを噴かせ日々を大切に活動していることと思いま
す。日中の暑さが増していますので、特に新入社員は先輩方を見習って
夏バテしないように心掛けていきましょう。

今回はIBSのコマーシャルをしようと思います。IBSは中期戦略目
標を、グループのバリューセンター変革を推進するビジネスイノベーシ
ョン企業と設定し、グループの価値を世に知らしめるべく、営業実践を
通してイノベーションを推進しています。

何を言っているの? と思われる方が多いのではと思われますが、自分
自身が文章にして発信していくことがまずは果たすべき責任と考え、こ
こで書こうと決めました。

IBSの社員はグループの営業窓口を担うことを使命と捉え、慣れない
営業を試行錯誤しながら展開しています。

様子を見ていてつくづく感じるのは相手の認知を変えることの難しさで
す。一生懸命にやっても相手の認知は早々、簡単に変わるものではあり
ませんし、そういう悩みが多いですね。

でも考えてみれば、それは当り前のことだと思えば良いだけのことでし
かありません。私自身も会社生活のなかで随分苦しんできました。自分
(たち)で決めたことを、相手の立場にもなって諦めずに粘り強くやり
通すことが大切だとわかったのは最近のことです。

ですから諦めずに粘り強くやり通すように環境を創っていく取り組みを
しています。みんなは期待に応えようとチャレンジしてくれていますの
で、期待していただければと思います。

認知が変わると一気に好転してきます。当てにされるので必要な情報が
入ってくるようになったり、共有化が進み楽しい気分で仕事が捗ります。

そして忙しさの量も質も変わってくると思うので、今年度からの新組織
体制を全員参画で構築していきます。


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┏ ■ Voice to Voice!
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┃ たとえば「〇〇さんにコレについて書いて欲しい!」などの
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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.712〕は、2017年6月8日に配信いた
 します。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

1年が経つのは早く、今年も五十鈴グループ社員総会が6月17日に開
催されます。それに先駆けて拠点社員総会が各社で行われていますが、
1年間の社員と組織の成長ぶりを示す格好の機会ではないでしょうか。
1年間という時間軸のなかでは良いこともあれば、そうでないこともあ
ったと思われます。いずれしても今後の教訓や糧として社員と組織が成
長し続けることが大事だと思います。そういう重要な機会を大切にして
いきましょう。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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