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五十鈴メールマガジン〔No.712〕人が移動するということ
配信日時:2017/06/08 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2017.06.08発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.712≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

          関東甲信も梅雨入りしましたが

          この時期の対策は万全ですか。

        1/四期も最後の月となり、本格的な

        夏を迎える前にあらゆることの準備を

            進めていきましょう。

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☆No.712 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_人が移動するということ
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_変化点に留意し、能動的な与信管理を(小久保常務)
┃
┃【ワーレックスの現場から】
┃ ■_高齢化、人手不足、それから始まること(三谷社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

       ――― 人が移動するということ ―――
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鈴木貴士です。

「路線バスの旅」というテレビ番組が人気だそうですが、最近私はバス
での移動が多くなってきています。なぜかと言われると、土日の出勤が
多かったり、私鉄の駅まで歩くのが億劫だったりと偶然なのでしょうが、
それなりに楽しみ、学ぶところがありますね。

バス移動の良いところは私の場合大体座れるので、本を読んだり、DV
Dを聴いたりできるので、長時間乗っても退屈しません。

しかしバスというのは絶対に時刻通りには来ませんね。それを見込んで
あまり遅くいくと、ジャストで発車されたりするので注意が必要です。

家からバス停まで5分ですからまあ時刻通りに行くのですが、運が悪い
時は10分以上待つことになります。東京駅南口行に乗り、会社だと馬
場先門、MOSHDだと終点まで行くのですが、およそ1時間以上かか
ります。

通勤時刻はバスレーンがあるのですが、それでも時間はかかってしまい
ます。覚悟して乗っているのでさほどさまざまなことが気にならないの
は、勉強に集中しているからかもしれません。

しかし多くの人はイヤホンをつけているか、スマホを操作していますね。
こういう感じで、バスでの出来事はあまり気になりませんでした。

話は変わって、この前の土日に社員総会が3つもありました。特に土曜
日は六郷本社で五十鈴中央の総会をやってから、八重洲口の会議場で他
社の社員総会に参加したので忙しかったのですが、なんと魔女が六郷ま
で車で送ってくれるということになり、「それは今年で一番嬉しいこと
だ!」と、私は叫びました。

家から六郷までは電車だととても不便なのです。魔女から天使に変身し
た家内の運転で家から多摩川の土手を通って会社に向ったのですが、昔
通勤していた頃のさまざまな思い出が蘇ってきました。

不況の時、会社の車を降りて家から歩いて通ったこともありました。
「コストの削減」を大々的にやったころで、それから会社は利益体質に
なっていきました。

総会を終え、五十鈴本社をあとに京急線で日本橋に向いましたが、乗り
継ぎが上手くいってギリギリのタイミングだったのが、予定より早く駅
に着いたのですが、地下道を端から端まで歩くので大変だったのと、A
1という出口とA7という出口を間違えてしまい、迷子になるところで
した。

帰りは一番近い東西線の駅から茅場町に出て日比谷線で帰りましたが、
便利すぎてどう帰ればいいか迷ってしまいますね。

翌日も六郷まで天使に送ってもらい、帰りは3回も電車を乗り換えて家
に帰り、ふるさと納税でゲットした新しいクラブの試し打ちにゴルフ練
習場に行ったのですが、魔女がおらず私は車の運転をしないのでバスで
行きました。

しかし日曜だとバスは大変ですね。老人と子供連れが多く、トラブル続
出で私はイライラしましたが皆さん平然としているので、日本人は我慢
強いと改めて思いました。

久しぶりに行った練習場はさまざまなところが進化しており、混雑して
いました。ここだけ見ると景気が良いのではないかと思ってしまいます。

バスで帰宅し、今度は孫と野球ゲームをするべく、またもやバスに乗り
倅の家に向かったのですが、乗る時にお金を用意していない人やシステ
ムを理解していない老人が多く、私はまたイライラしました。

そのことを魔女に言うと「あなたも同じようになるのだから、文句言っ
たらダメよ」と言われ納得しましたが、人間が移動するということは大
変なことだと改めて思いました。と同時にこれだけ人が多いと震災にな
ったらどうなるのかと、改めて不安に思いました。


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【執行役員が伝えたいこと】_小久保常務

    ――― 変化点に留意し、能動的な与信管理を ―――
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梅雨の前、夏日となる日も増えてきました。

ゴルフの楽しい季節です。練習場にも通い詰めるほど熱心なのですが、
スコアは全く自慢できるものではありません。ヘタの横好きです。

毎回今回こそはベストスコアを出そうとスタート前は意気込んでいるの
ですが、途中どこかで大叩きしてしまい、終わってみると今回も無残な
スコアとなってしまうことが多く、反省しきりです。

スタート直後の数ホールで調子が良かった時ほど、逆に気持ちの良いボ
ールの打感が体に染みついてしまい、その後は必要以上に体を振り廻し
てしまったり、重たいボーリングの玉を打たんばかりに強振してしまっ
たりするうちに、グラブのミート率が下がるうえに徐々にフォームが崩
れてしまうことが多々あります。こうなってしまうとスムーズなスイン
グには戻せなくなります。

振り返ってみると、こうなる前のどこかのホールでアドレスした時にし
っくりこない違和感を持っています。この変化点で立ち止まらずに、こ
れを流してそのまま強振したことで、その後のミスショットの連続につ
ながってしまっているようです。変化点をマネージすることが大切だと
反省します。

今後VCを目指すなかでは、取引先(与信供与先)としても、規模的に
も、業界的にも多岐に亘るようになるのではないでしょうか。そのなか
で的確な与信管理を行うには、変化点に敏感になることが重要ではない
かと思います。

上場会社や規模の大きい会社、会計監査人設置会社等であると、財務諸
表(決算書)の正確性や網羅性、妥当性が確保されているので、これを
分析することで信用状態の把握ができます。

一方で外部の会計監査人を設置していなかったり、規模的に小さくなる
と限定的な陣容で決算処理をしていたり、財務諸表の正確性・妥当性は
相対的に低くならざるを得ません。財務諸表の開示に消極的な先もあり、
この場合は計数的把握が非常に難しくなります。

財務諸表の開示を求め計数的な認識を持つことが第一ですが、上記のよ
うにこの財務諸表の正確性が必ずしも完全ではないことも念頭に、営業
状況や操業状況、経営者や従業員の状況、外部の取引先からの評価など
を継続的にモニターし、入手している財務諸表や事業計画との整合性を
確認していくこと、また肌感覚も含め、何らかの変化点がないかに注意
していくことが最も大切な与信管理であると思います。

そのために今後とも与信先への定期的な訪問やヒアリングを励行してい
くことが、有効な手段であると思います。

リスクを全く回避してはリターンも得られません。適切なリスクを取り、
これに対して能動的な対応でリスクミニマイズしていくために、これか
らも課題の解決に向けてともに取り組んでいきたいと思います。


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【ワーレックスの現場から】_三谷社長

   ――― 高齢化、人手不足、それから始まること ―――
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6月に入り拠点社員総会の真っ只中だと思いますが、我がロジスティク
ス部門の社員総会も先週無事に終わりました。

世の中、ドライバーの高齢化が進んでいると言われますが、会場の皆は
元気で活性化しており、現に嘱託者も何名かいますが平均年齢も45歳
と若く我が社はあまり心配がないのですが、問題は高齢化ではなく運転
手の成り手が少ないのと特に大型、トレーラーの免許が取得しにくいこ
とです。

これから2020年に向け、オリンピック需要や宅配等の需要拡大によ
り、あらゆる分野で運転手不足は加速すると言われています。しかし本
当にそうでしょうか?

ビルや施設等の建物や宅配等、できないものは間に合わないので延期し
たり運搬の手段や仕組みを変えたり、自動化する等して対応するものと
思われます。過去においてもそうでしたし、物理的な原理原則には逆ら
えないのです。

不足しているのは運転手が条件の良い職場を求めて動いているからです。
定着しないから代車を使ったり、指導教育に自社の社員が時間を費やさ
ねばならないのです。

現に車両を遊ばせている会社はたくさんあります。こんな現状で仕事が
あるからといって先に車を買う会社はないと思いますが、今は車両が手
に入るには1年半から2年待ちと言われてます。

これとてトラックをつくるメーカーの話ではなく仕事に応じて荷台をつ
くる架装メーカーの話であって、過去の経験からどんなに忙しくても設
備、工場は増強しません。

職人が少ないのもありますが需要の先延ばしの方がメリットがあるから
です。当然、トラックメーカーや物流増大を図る大企業だってそこを支
援しません。いずれ景気が去るのが読めているからです。高齢化や運転
手不足の話もあと5年でしょう。

今、やるべきことは苦しくても運送の質を落とさないことです。間に合
わないからといって場違いな庸車先を使ったり、用途目的が違う車を使
ったり、専門でない運転手を安易に採用しないことです。お互いのため
になりません。

必要なことはドライバーから見て魅力的な職場にすること、若手ドライ
バーを育成すること。そのためには賃金、労働環境、周りからの評価等、
業界のレベルを上げることに地道に取り組まなければなりません。

少なくとも我が社、我がグループは時代に先駆けて手を打ち、取り組む
べきだと考えています。まさに今忙しい時も、高齢化・運転手不足が終
わった時代でも、コンプラも含めしっかりとした運転手や運送会社を傘
下に持っていることは我がグループにとっても大きなメリットになると
思います。

近年こうした取り組みを荷主に対し、国交省や労働基準監督署が改善勧
告、推奨をしていますが最近それがより具体化してきています。

今までは守らなければ罰則の話でしたが、これからは必要な対価は払い
なさい、という風に変わってきています。

たとえば運転手は荷を積んで運んで卸すまで、いろんな作業を強要され
ています。また運送自体にもいろんな経費がかかります。

運送には運賃の他、軽油のサーチャージ代、高速道路代、それにプラス
要求された作業の対価、これは待機時間、積込料、荷卸料、横持ち、棚
入料が含まれます。これらを運送状に記載できるように国交省が標準貨
物自動車運送約款を今夏にも改正し、周知期間を経て施行する方針にな
っています。

そう簡単に荷主に認めてもらえるとは思いませんが、このままでは今ま
で運送業が被っていた負担が荷主に重くのしかかります。

本来荷主の工場側が効率化し、スループットを良くすればほとんど解決
する話です。これまでも自動クレーン、自動刃組、自動倉庫、自動板取
などを開発してきました。

代表も次は自動積込、自動荷卸はできないのか? と言っておられまし
た。原コイルの入出荷においてはオール自動倉庫がすでにできておりま
す。

他の物流業界ではピッキングやラッピング、構内管理物流の自動化が格
段に進んでおります。

SCやワーレックスにおいても乗り越えなければならない壁ですので、
自動化は先の話としてもお互い協創して、新しいLOGIモデルを創り
たいと考えております。具体的にはラボラトリー(実験工場)大和SC
とプロジェクトチームをつくり成果を出し、横展開していきたいと考え
ています。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.713〕は、2017年6月15日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

早いもので1/四期も最後の月に突入しました。そして6月は社員総会
や株主総会もあり、日々の業務とあわせて忙しくなるものです。
忙しいからと言って処理的になるのではなく、その仕事本来の目的をよ
く理解することが重要ですね。
仕事にしても何にしても人生にとって大事なポイントをしっかりと押さ
えて日々をすごしていくことが大事ではないかとあらためて感じるとこ
ろです。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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