━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2017.08.03発行

　　　　　　　　　　　　　　　　 五十鈴メールマガジン ≡No.720≡

＝＝ISZ Mail Magazine ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

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◆◇◆　　　　　┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃　　　　◆◇◆
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　　　　　　　　　　　　８月となりましたが、

　　　　　　　　　夏季休暇をしっかりと取るために

　　　　　　　　　　休み前にできるだけのことを

　　　　　　　　　　　しておきたいものですね。

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☆No.720　CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃　■＿もう、いいかげんにしてくれ！
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃　■＿歪みの認識（鈴木副社長）
┃
┃【五十鈴ビジネスサポートの現場から】
┃　■＿実践する（判治社長）
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

　　　　　―――　もう、いいかげんにしてくれ！　―――
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鈴木貴士です。

テレビのワイドショーを私は観ないのですが、それでも誰が不倫したと
か、何がどうしたとか、くだらない話が多すぎて情けなくなってしまい
ます。

政治、経済の話題にしても偏向報道が多く、それこそトランプ大統領で
はないですが、「フェイクニュース」と叫びたくなる部分も多くありま
す。

隣の国がミサイルを飛ばしてくる状況で防衛大臣が辞職したり、安倍首
相を糾弾したり、些末なことを取り上げても日本のためにはなりません。

日本の国防をどうするかという本質よりも、書類を隠蔽したとかしない
とかということで、ものの本質からドンドン離れて行き、最後は個人攻
撃のようになるのはリンチと一緒です。

そもそも自衛隊を海外に派遣した場合、普通の軍隊のようにネガティブ
リストで動くのではなく、ポジティブリストで動かなくてはならず、手
足を縛って走らされるようなものです。

今回の南スーダンのＰＫＯ派遣はもともと無理があります。ＰＫＯはピ
ース・キーピング・オペレーションですから、内戦が終わり、平和にな
ったところを維持するために派遣されるべきもので、紛争地帯には内政
干渉となるので行かせないのが常識です。

しかし紛争地帯に派遣したものだから、当然戦闘があります。それを衝
突だとか言い逃れても省内の報告文書は事実が書かれているモノだから
これはまずいということになり、虚偽の発言をするから辻褄が合わなく
なったということで関係トップが全員辞職するということになりました。

派遣された自衛隊員は自分の身を護ることもできない状況で、流れ弾が
飛び交う紛争地帯に派遣されたのです。まずは普通の軍隊のようにネガ
ティブリストで動けるようにしてやらなければ、海外の紛争地帯や平和
維持のための派遣は危険です。憲法上の問題は改正を待たず、特例法で
かわすべきです。

さて首相の方はそもそも国家戦略特区というのが問題で、ここでは首相
の思い通りになんでもやってよいのですから法律的に何の問題もありま
せんが、ルサンチマンを溜めこんだ国民は首相のお友達を依怙贔屓した
ということで、内閣支持率は一気に下がりました。

今の日本は法律よりも雰囲気やムードで、ネットで言えば炎上させるの
が好きになってしまったのです。ですから不倫騒動がもっともいいネタ
ですね。

これも不倫というのは不道徳ということで、男女の交際のことばかりで
はないのですが、不倫と言えばそういうことだと社会通念化してしまっ
たものですから、どうでも良いことを延々と報道し続けるのです。

安倍政権に対しては、「デフレ脱却」を目標としたのにできていないこ
と、２％のインフレ目標を２年で達成すると言ったのに、４年経っても
コアＣＰＩはマイナス、そしてＧＤＰデフレーターもマイナスです。

経済を強くしＧＤＰを６００兆円にすると言ったのに成果が出ないでは
ないかということを糾弾すべきなのに、逆に財政規律の問題やプライマ
リーバランス（ＰＢ）の黒字化の方にマスコミも目を向けているのは信
じられません。

これだけ自然災害が多発し、地方のインフラも公共投資を削り過ぎて劣
化しているのに、緊縮財政を国民が望んでいるのは家計と経済を混同し
ているからです。

ミクロ会計ではお金を使えばお金は無くなりますが、マクロ経済では誰
かの支出は誰かの所得となりお金は減らず、それが回転して実体経済が
大きくなっていくのです。

現状がデフレ状態で、それは貨幣現象ではないことは日銀の大幅な金融
緩和で立証されました。デフレは総需要の不足です。ここは一旦、ＰＢ
黒字目標を破棄し、大幅な財政出動と減税でデフレからの脱出速度を強
化し、強い経済を取り戻すことが安倍政権の支持率の逆転につながると
私は思っていますが、どうも世間は逆さまに動きそうですね。社会通念
とは恐ろしいものです。


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【執行役員が伝えたいこと】＿鈴木副社長

　　　　　　　　　　―――　歪みの認識　―――
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「おごれる者久しからず、ただ春の世の夢のごとし」と平家物語にあり
ますが、戒めの意味で語り継がれています。現政権がそうだとは言いま
せんが、少なくとも安定政権であってほしいと誰しもが思うものでしょ
う。

政権にあることが長いほど初心を忘れ、慎重さに欠け、真摯な態度が失
われ、反感を買うのは世の常であります。政局の行方が気になる真夏日
です。

時々、身体の歪みを矯正すべく、整体に行きます。瞬間的には矯正され
るのでしょうが、たぶん３日も経てば元の歪んだ身体に戻っていると思
います。歪みが慢性化しているということでしょう。

さて、企業というものは永続性をもって発展・進化することが前提とな
っています。その発展・進化の段階において、歪みが生じることが多い
のです。

それを気づいて直せれば良いのですが、気づかずあるいは直し方が中途
半端だったりすると、永続的発展・進化の妨げとなります。また、世の
中のパラダイムやシステムが変わるなか、当然のごとく適応する努力を
していくわけですが、そこにも知らずと歪みが生じます。

五十鈴においてもその歪みは生じており、その都度正してきています。
しかし気づいていない時、気づくことができないことについては残念で
すが歪んだままです。特に懸念していることは、企業文化の停滞が歪み
として起きていないかということです。

企業として発展・進化はしたが、知らないうちにアイデンティティが失
われていて利益と成長至上主義の会社になっていないか、心配していま
す。時代とともに文化も進展・成熟するものですが、企業としては必ず
アイデンティティが存在しなくてはなりません。

幸いにもみなさんはアイデンティティというものを気にかけてくれてい
るし、みんなで歪みの矯正にも取り組んでいます。もちろん、おごるこ
と無く、ビジョナリーカンパニー目指して不断の努力を怠らず、真摯に
世の中と向き合っています。謙虚な姿勢で何事も学びに変えていくみな
さんがいるので、私の心配も杞憂にすぎないと思います。

そうは言っても私も心配りを怠らずに、みなさんとともに歪みを直して
いきます。暑い毎日が続きますが、集中を切らさずに五十鈴らしい懸命
に生きる様を魅せていくことを望んでいます。


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【五十鈴ビジネスサポートの現場から】＿判治社長

　　　　　　　　　　―――　実践する　―――
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自宅の前の広場に、毎週３日お年寄りがグランドゴルフをしに集まって
きます。相当暑いのに毎回盛況で、みなさん楽しみにしているから出か
ける前の準備も万端だそうです。

さて、ＩＢＳでは今期の基本方針として「創発イノベーションの実践」
を掲げ、ＶＣに向けたグループでのブランド営業を推進しています。数
多くの営業を仕掛けながら、グループ営業体制を構築、内外の協創活動
を何本も走らせることで、ＶＣに挑戦しています。

そのなかで、今回はグループでのＬＧ営業を通し感じたことについて。

スタートは２０１６年８月からですので、１年が経ちました。弊社の髙
木課長が中心となり、ＳＣの営業マンと協創しＬＧ事業の拡大に向け奮
闘しています。

初めの頃と比べると具体的な実践を通した情報収集・共有が図れるよう
になりましたし、輸送における危険作業等の洗い出し、改善活動はドラ
イバー不足が深刻化する流通全てのプレーヤー（高炉～お客さままで）
にとって避けては通れないこととして問題視し、より価値の高い活動に
取り組んでいます。

先日、本人に手応えはどうか聞いてみたところ、「今一つ」と。納得度
の問題からか、もっとやらねば、もっとできるハズとの思いがヒシヒシ
と伝わってきましたし、参画しているＳＣの営業マンも同じだと思いま
した。

ただし「今一つ」の思いが長らく継続し口癖になりますと、考えること
に多くの時間を費やし、実践するまで時間がかかり進化スピードが鈍化
してしまいますね。

初めにうまくいっていることから振り返り、どんな些細なことでも洗い
出し、ポジティブに思考していく姿勢がＶＣを目指すうえで大切だと思
いますので、しっかりと共有・支援しなければと思います。

ある日の昼食時、ゴルフで使用されるナビの話で盛り上がり、早速買っ
てプレー。コースから外れても、そこからフェアウェイセンターまでの
距離を方角毎に表示してくれる優れものです。

自分の下手さ加減、実力に向き合い自己理解をしっかり行って、自制を
利かせたプレーができた時には、満足感、楽しさが変わってきます。

五十鈴には至るところにナビがあります。自己マネジメントに活かし、
緻密に狙った継続活動を大切にして実践していきましょう。


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　◇◇◇ＮＥＷ！今週の五十鈴グループホームページ更新情報◇◇◇ 
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今週、新たに五十鈴グループホームページに掲載しましたニュース記事
は以下の内容です。ぜひご確認ください。 

◆ニュースリリース 

2017.08.01　太田サービスセンター、ショールームをリニューアル
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　http://www.isz.co.jp/news/2017/0801_000275.html

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【次号のお知らせ】
　次号の五十鈴メルマガ〔No.721〕は、２０１７年８月１０日に配信い
　たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

地球温暖化による気候変動の影響や、自然環境の破壊・荒廃などによっ
て自然災害の激甚化が生じ、例年各地で大きな被害をもたらしています。
災害を想定した公共事業等によるインフラ整備を進めるだけでなく、我
々一人ひとりが身近なところで環境問題に取り組んでいかなければなら
ないと感じる今日この頃です。
水不足が言われるなか今週は関東で雨が降りました。いくらかでも枯渇
水源が満たされることを願ってやみません。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（編集室／本間　靖啓）
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　発行人：五十鈴株式会社　鈴木貴士
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　編　集：株式会社アイ・コミュニケーションズ

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