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五十鈴メールマガジン〔No.721〕洗脳された人々
配信日時:2017/08/10 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2017.08.10発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.721≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

         今週7日は暦の上では立秋でしたが

             秋の気配どころか

            毎日猛暑がつづきます。

          万全な体調管理で臨みましょう。

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☆No.721 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_洗脳された人々
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_体と脳の「夏バテ」対策(山田専務)
┃
┃【ワーレックスの現場から】
┃ ■_不滅の高齢化モデル(三谷社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

         ――― 洗脳された人々 ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

鈴木貴士です。

夏のこの時季になると、広島、長崎の平和式典や終戦記念日などがあっ
て、平和に対するさまざまな議論がされるのは良いことだと思いますが、
また例によって「平和憲法」とか「憲法九条」のこととかがマスコミで
レトリック、もっと言えば改憲反対のプロパガンダが盛んに喧伝され嫌
になってしまいます。

安倍首相がやろうとしている集団的自衛権に関する法案やテロ防止法等
は「戦争法案」とか「共謀罪」とかレッテルを貼られて、まともな議論
ができないような状況になってしまい、国会前では「戦争反対」とか、
「安倍政治を許さない」とか騒いでいます。

しかし誰しも平和でありたい、戦争はしたくないというのは当然で、ま
してや一国の首相ならば、国民の生命と財産を護るというのは使命であ
り、最優先課題です。

隣の国がミサイルを撃ってきたり、国民が拉致されている状況でも、日
本は憲法上の制約で何も行動できないことを「戦争反対」を唱えている
人々はどう考えているのでしょうか。

この前もテレビを観ていてあきれ果てたのですが、この国が戦後、平和
を維持できているのは「憲法九条」があるからだということを延々と特
集で報道するのです。

本当に百田尚樹さんの「カエルの楽園」のような状況になってきたので
はないかと思います。洗脳された人々は事実や現実を突き付けても、考
えは変わりません。「マインドコントロール」という言葉がありました
が、思い込んでいるわけですから何を言ってもダメで議論しても無駄で
す。

もともと日本人は議論が下手ですから、いろいろなレトリックやプロパ
ガンダを駆使されるともう簡単に洗脳されてしまいます。

最近では劇場型政治が横行し、さらにそれがネット社会で炎上という連
鎖反応を引き起こし社会心理現象として蔓延しています。結局、ムード
や雰囲気、マスコミの情報操作などで善と悪とを決めつけ、庶民的な感
覚ですべてを語ろうとする。

皇室の問題も国家の予算の問題も自分の家の感覚で、すべてを判断して
しまいます。そして差別と平等ということについては異常な反応を示す
のも最近の特徴です。「差別主義者がヘイトスピーチしている!」と叫
べば、皆が黙ってしまいます。

これだけデフレが続いているのに、国家予算は緊縮予算が当たり前で、
無駄な公共投資は削減するといった一見正当性があることばかり言われ
ますが、無駄な公共投資をしたほうが、公共投資をしないよりもデフレ
下では経済効果があるというようなことを言っただけで白い目で見られ
ます。

誰かの支出は誰かの所得になるとか、誰かの負債は誰かの債権になると
いう、マクロ経済の基本をミクロ会計の視点で捉えてしまう。

皇室の問題も男の子が産まれなかったら、女性でもいいのではないの?
女性宮家も今までなかったのは差別ではないの? とか恐ろしいことを
言いだす人が多くなり、まして今上天皇がNHKに登場し、自らの譲位
を語り、皇室典範に明確になっている摂政を否定されるということはど
ういうことなのか、私にはわかりませんが、二千年以上続く日本の国体
が何かの力で動かされているのではないかと危惧しています。

日本は本当に良い国です。そして皇室があったからこそ、その継続性で
国体は維持されていたのであり、外国からも尊敬されているという事実
をもっと知るべきだと思います。それが戦前の洗脳だと言われれば、そ
れはもう仕方のないことですね。


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【執行役員が伝えたいこと】_山田専務

       ――― 体と脳の「夏バテ」対策 ―――
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いよいよ夏本番となり、「夏バテ」しないように日頃の体調管理を各自
が自覚し、また周囲の「気配り」と「気働き」で、注意しあい暑い夏を
乗り切っていきましょう。

「全身がだるく、疲れが取れない」「胃腸の調子が悪くなり、食欲がな
くなる」「疲れているのに夜眠れない」といった「夏バテ」の症状を感
じたら、「自律神経失調症」と同じだそうで、こんな状態で仕事をする
とケガやミスにつながりやすくなります。

だから「栄養バランスの良い食事をとること、不足しがちな水分をしっ
かり補給すること、ぐっすり眠って体を休めること、そして軽い運動を
して発汗能力を上げること」といった自己管理が大切となります。

ちなみに一日ずっと仕事をし続けると、自律神経にかなり負担がかかり、
真面目にやっている人ほど、集中と緊張で自律神経はクタクタになるそ
うです。

パソコンなどの眼精疲労や、仕事のミスや嫌なことがあった時などのメ
ンタルストレスも自律神経には負担になるとのことです。

ですから、「肩の力を抜く方法」をいくつか身につけておくことが大切
だと思います(あまり深く考える習慣のない人は必要ないかもしれませ
んが・・・)。

我々は今、新しい「VCビジネスの拡大」に向けた活動成果の変化に対
する喜怒哀楽のなか「自律神経」にも負担をかけながら挑戦を続けてい
ます。

仕事に嫌なことや思い通りにならないことはつきものです。いわばスト
レスを受けるのは当たり前。その時に感情をどうコントロールし、平常
を保つかというのは社会人として身につけておくべきスキルと言えます。

気持ちが折れそうになったら無理せず、誰かに相談したり、ストレス発
散に努めたりすることも大切です。そうしてストレスを溜めないことで、
日々の感情も安定します。

喜怒哀楽のなかで、最も人間関係に影響を与え、仕事にも影響しやすい
のが「怒り」だそうで、怒りの感情というのは大きな波となって押し寄
せ、瞬間的に増大します。

しかし逆に長く継続することはなく、怒りの感情のピークは最大でも6
秒程度と考えられていると聞いたことがあります。この数秒を乗り切れ
ば、感情的にならずに物事に対応できるとのことです。どうやってやり
過ごすか、最良の方法は「深呼吸すること」だそうです。

そして人間というのは、緊張した状態では本来持っている能力をなかな
か発揮できません。トップアスリートが試合直前まで自分の好きな曲を
イヤホンで聞いていたりする姿をTV等でよく見かけますが、リラック
スすることで自らの能力をフルに発揮するためだそうで、意図的に緊張
を緩めている手法の一つです。

こうして力を抜くことは仕事においても重要で、大切な時ほど気負うこ
となくリラックスしてことにあたるほうが良い結果が出やすいと言われ
ています。

ちなみに、「怒りの感情」と我々の「VCに向けた情熱」は全くの別物
ですよ。

ですから新しいVCプロセスについて真剣に考えたり、「新しい車社会
について」多面的に分析したり、新技術開発にも挑戦していますが、目
の前の「できた、できない」といった視点ではなく、将来の夢実現に向
けた基準で思考することを大切にしたいと考えます。

来週から長期の夏季休暇に入りますが、自主的な体の「夏バテ」対策と
同時に、自分自身の脳の「夏バテ」対策(自己啓発)も忘れずにケアし
ていきましょう。


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【ワーレックスの現場から】_三谷社長

        ――― 不滅の高齢化モデル ―――
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最近は病気とか介護とか、お年寄り向けの会話が多くなってきました。
先々月は父の葬儀もあり、四十九日の法要もやっと終わりホッとしてい
ます。

我が実家では祖父母以来、50数年ぶりの葬儀でした。丁度前回の東京
オリンピックの翌年、翌々年以来でした。当時の葬儀は自宅葬でしたの
で近所の人が炊き出しや葬儀の段取りをすべて行っていました。

山の麓にある火葬場はワラとマキを使うので、煙が上がると誰か亡くな
ったのだと子供心にわかったものでした。

しかし驚いたことに、我が町には東広島市でありながらメモリアルホー
ルがないのです。さすがに自宅ではないのですが集会場で行うのです。
父が亡くなったのは未明でしたが、朝の6時頃から菩提寺のお坊さんや
親戚、近所の人を自宅に集め枕経(まくらきょう)をあげるのです。

その後、講中(こうじゅう)さんと呼ばれる人たちが葬儀の段取りをし
ます。この人たちは町のなかで上組、中組、西組、東組と分かれそれぞ
れ担当者が3名位おり、協力して素早くいろんな手配をします。

人の連絡、役割分担、香典の受付管理や駐車場の手配などすべてをしき
ります。駐車場など葬儀屋が手配してもだれも貸してくれません。講中
さんが頼まないと言うことを聞きません。

小さな集会場は親族、近所の人、講中さんで一杯で一般会葬者は外のテ
ントで焼香しお辞儀も外に向かってする始末です。50数年ぶりでわか
らないことだらけでした。しかしながら昔から、祝事は別だが村八分で
も火事と葬儀は何があっても協力すると言われています。これは災いご
との蔓延を防ぐシステムが昔からできていたからこそ、村や町が存続で
きた村人の知恵だったのだと思います。

近所の人や世代の近い昔のお友だちに会えるのも嬉しいし、お坊さんだ
って一つ上の先輩が説法を説くのですから笑っちゃいます。

話は180度変わりますが、春先に65歳以上限定ミステリーツアーな
るものに行ってきました。これはうまくできたシステムです。まずミス
テリーですからどこへ行くかわかりませんし、便を聞いても行き先がわ
かるので教えてくれません。

着るものにも困るのですが、とにかく羽田空港に集合です。行き先はど
うでもよいのです。空席と帰り便は地方空港を利用し安く上げ、お年寄
り向けだから良質の温泉と美味しい料理とそこそこのお宿にゆったりと
した時間を提供すれば満足してもらえるのです。

なんと毎日午後4時にはホテルにピタリと着くのです。行き先は神社と
かローカル線の猫駅長のいるところです。

時間調整しやすいところに行っているような気がしますが、行き先に不
満があってもミステリーですから文句が言えません。前回も同じところ
へ来たと言う人がいましたが、皆さん初老の紳士ですから口にだしませ
ん。

それと素晴らしいのがバスガイドです。皆さんバス会社がガイドさんを
決める基準をおわかりですか。料金に合わせて若い順に、違います。な
んとお客さんの平均年齢に合わせるのだそうです。

ですから私たちのガイドさんは当然ながら私よりお姉さまです。ガイド
しながら、地名や人名をよく忘れる。ここまで出かかっているのですが
と言いつつ、喉の辺りを押さえながらお客さまわかりますかと聞いてき
ます。わからないと言うと、思い出したら続きを話しますと誤魔化しま
すが、皆さん身に覚えがあるので変に納得し怒りません。歌う歌が『長
崎の鐘』、長崎にはもっと流行った歌がたくさんあるでしょう。

時間だけはタップリあるので、被災地の熊本城や、雲仙・普賢岳などが
見られたのや、二度と泊まることはないだろうと思った霧島の同じホテ
ルに泊まれたのは良い思い出になりました。

次の日がお仕事の人はいますかと問われ、手を上げたのは私を含め3名
でした。もう少し働いてから参加したほうが良かったですかね。ガイド
さんは自宅に戻り、一泊したらまた4日勤務だと言っていましたが老婆
心ながら労働基準法に引っかからないかと心配になりました。

このミステリーツアーは20年前にお客さまの社長さんが行かれたと聞
いていたので、ロングセラーでいろんな種類がいろんな会社からでてい
るみたいです。

高齢者は経験と知恵があり、よく働くし、かたや裕福で時間もあります
のでこれらをうまく活かす仕組みを考えれば、コストを減らしながら売
上を増やし、高利潤と顧客満足、永続性を目指す「3つのお願い」が意
外と簡単に達成できるものなのですね。

ワーレックスや五十鈴倉庫も営業所を増やし、量の拡大を図って収益を
増加していますが、実際のところは傭車を使ったり、入出庫の仕組みを
うまく作ったところが利益を稼ぎ出しており、他はトントンか赤字です。

不採算部署の改善は勿論ですが、これからは知恵を使っていかに儲かる
仕組み作りができるかが勝負だと思います。過去の仕組みにあぐらをか
いているととんでもないことになります。皆さん、額に汗して頑張りま
しょう。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.722〕は、2017年8月24日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

今年も盛夏の季節となり、週末からは夏季休暇のかたも多いのではない
でしょうか。私は普段からやらねばならないと思っていてできていない
ことを「休暇中のやるべきこと10項目」として洗い出しました。これ
を目標に過ごすつもりです。
夏季休暇が過ぎれば、2/四期も後半戦に突入します。後半戦に備える
良き夏季休暇にしたいものですね。
休み中のレジャーでの事故や怪我には特に注意して、しっかりとした休
日を過ごしていきましょう。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
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 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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