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五十鈴メールマガジン〔No.723〕国防意識
配信日時:2017/08/31 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2017.08.31発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.723≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

         平日早朝、北朝鮮からのミサイル

         発射の緊急警報には驚いた人も

         多かったのではないでしょうか。

        明日は防災の日。自然災害だけでなく、

      隣国の脅威にも備えていかなければなりません。

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☆No.723 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_国防意識
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_VCプレミアムの創出(黒田常務)
┃
┃【アイ・ティー・シーの現場から】
┃ ■_未来へ(川合社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

          ――― 国防意識 ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

鈴木貴士です。

26日に3発の短距離ミサイルを発射したのに続き、29日火曜日の早
朝に北朝鮮が弾道ミサイルを発射しました。ミサイルは日本上空を通過
し、北海道の襟裳岬の沖、約1180キロメートルの太平洋に落下した
とのことです。

来月9月9日の北朝鮮の建国記念日を待たずに、事態は緊迫してきまし
た。政府はJアラート(全国瞬時警報システム)で、当日の6時頃「北
朝鮮からミサイルが東北地方の方向に発射された模様です。頑丈な建物
や地下に退避してください」と、「国民保護に関する情報」を伝えまし
たが、その地域の数が多いこと。北海道から長野県、栃木県まで入って
いましたが、あれでは一般国民はどうすることもできませんね。

マスコミも朝のワイドショーで挙っていろいろ報道していましたが、例
によって「アメリカが・・・」とか「中国が・・・」とか「韓国が・・
・」とか、他人事のような感じで、政府も国際社会と連携して断固たる
処置をとる、といった発言をいつも通り続けています。

しかし肝心なのは、ミサイルが発射されたのは日本に向かってであり、
「サイレンが鳴り響いたのは、日本国である」ということです。主権国
家として、今何をすればいいのでしょうか。

ミサイルが発射されてから、警報が鳴り、それから避難すればいいので
しょうか? 何となく、戦時中に竹槍でB29と戦うのと同じような滑
稽さがありますね。

閉会中審議で北朝鮮に対する非難決議は行われますが、ミサイル防衛の
対策強化はもちろんのこと、敵地反撃能力の保有等について、早急に真
剣な議論をしなければなりません。

断固とした処置とか、「万全を期す」とはどういうことなのかというこ
とを具体的に国民が納得するような処置をしてくれなければ、国民の生
命と財産を守るという基本的な主権の行使にはならないと思います。

アメリカと北朝鮮の対話を期待するとか、南北朝鮮の統一のための核兵
器だとか、訳知り評論家はさまざまなことを解説しますが、日本の国防
は日本が自分の頭で考えなければならないのです。

マスコミでは「ここで冷静さを失い、過激な対応をすれば、より一層、
北朝鮮を刺激するので、アメリカを頼りにして大人しくしていた方が得
策だ」というようなことをまだ言っています。

「対話と圧力」とか言い続けて、このようなことになっているのに、拉
致問題は全く解決の糸口さえ見つけられないのに、日本人は平和のため
に戦うという選択肢は全くないのが、憲法上も社会通念も戦後の政府の
対応でわかってしまっています。

ともかくケンカしないで謝り続ける、話し合いは揉める前に譲歩する。
こういう価値観で染まっているところへ、ミサイルの1発や2発飛んで
きたところで目を覚まさないのは、これはこれで立派なものです。

敗戦後、「もう二度と戦争はしたくない」というのは日本人全員の価値
観だと思います。しかし、ミサイルを撃たれたらどうすればいいのか? 
というのが、「頑丈な建物のなかに逃げろ!」では、情けなくなってし
まいます。

たまたま当日の新聞の広告で、百田尚樹さんの「カエルの楽園」の文庫
版が発売になったということが、大々的に掲載されていました。

タイミングが合いすぎていて驚いたのですが、日本は本当にあの寓話の
ようになってしまうのではないかと、心配でたまりません。主権者は我
々国民です。我々自身で国防を真剣に考えなければなりません。


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【執行役員が伝えたいこと】_黒田常務

       ――― VCプレミアムの創出 ―――
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今日で8月も終わります。夏季休暇などあまり真夏の気分は味わえない
ような天候不順な夏ではありましたが、9月に入っても暑い日はまだま
だあるかと思われますので、引き続き暑さ対策等十分に気をつけてくだ
さい。

また9月はIOC発表会モードに入り、今まで以上に忙しくなってくる
のでより一層の体調管理もお願いします。

今回は、今中期戦略でVCに向けて大きく舵を切った最初のIOC活動
の発表会となります。前中期までの活動との違いやさらなる進化がどの
ように発表されるか楽しみであります。

五十鈴中央でも「VCプレミアムの創出」を中期目標として、中央の独
創性を活かした中央ならではの「VCプレミアム」を創る最初の活動を
報告できればと考えています。

話は変わりますが、最近テレビで観てとても印象的だったCMの話です。

 ~バイクで旅をしている青年がお婆ちゃんの様子を見てくるように
  とメールを貰い久しぶりにお婆ちゃんの家に寄り、若かりし頃の
  お婆ちゃんとお爺さんの写真を見つける。そして何やらスマホで
  注文、その後お婆ちゃんの家に届いたのは若かりし頃の写真と同
  じヘルメット、そしてそのヘルメットをかぶり孫と一緒にツーリ
  ング。時を越え、お爺さんが孫に変わり、お婆ちゃんの本当に嬉
  しそうな笑顔が感動を誘う~

アマゾンプライムのCMです。観たことのある方も多いと思います。ど
こに居ても欲しいモノが欲しい時に手に入ると、感動も得られるという
ことなのでしょうか。私たちも目指しているその時にそこにしかないプ
レミアムを感じられるCMだと思います。

アマゾンと言えばネット通販で、宅配業界からみれば最大の荷主であり
ますが、佐川急便は数年程前から撤退し、ヤマト運輸は再配達や人手不
足の問題から取扱量や配送時間の縮小・制限をしているとのことです。

ちなみに宅配業界全体のシェアはヤマト、佐川、日本郵便の3社で9割
を超える寡占状態だそうです。

そんななかでもアマゾンは自分たちの戦略を推し進めるべく、当日配送
や1時間以内配送といったスピード配送を追求しているそうで、残り1
割以下の新興宅配勢力の強みを活かしたスピード配送網を整えつつある
ようです。新興宅配勢力はこれを商機に、寡占状態の宅配業界に割り込
みをかけているようです。

私たちの活動も目指す方向には障害や困難があると思います。それをど
のように越えて行くか、しっかり考え行動していきましょう。


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【アイ・ティー・シーの現場から】_川合社長

          ――― 未来へ ―――
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2020年の東京オリンピックまで3年となりました。先日もバドミン
トンの世界選手権や卓球のワールドツアーが行われており、若手の日本
人選手の活躍が光っていました。東京でのオリンピックに向けて期待が
膨らみ、早く2020年が来ないかと待ち遠しい気持ちになります。

陸上、水泳、卓球、バドミントン・・・といろいろな競技の日本人選手
が活躍していますが、国が力を入れて強化選手を選定して育成している
効果が出ているのではないかと感じます。いくら素質があっても、環境
(設備、食事、コーチ等)によって伸び代が変わってくるかと思います。

この間TVを観ていると、一流選手であり続けている人と途中で辞めて
いく選手の違いを話している人がいました。辞めた自分は、「こんなに
練習をしているのに、なぜ結果が出ないのか。もうこれ以上やることは
ない」というように、上限を自身で決めてしまうということでした。

一流選手であり続ける人は、「結果が出ないのは、何かが間違っている。
何かが足りない。次はこうしよう」と現状に満足することなく、常に前
向きに改善をし続けているそうです。ISOで言うところの「継続的改
善」ですね。

五十鈴グループも2020年のグローバル・バリューセンターに向けて
さまざまな新しい取り組みを実践しており、各所、各社でそれらの種が
芽を出してきている実感があります。

ITCでも世のため、人のためになる新しい技術開発やサービス開発に
取り組んでいます。まだまだ課題が山積しており、イメージ通りの結果
は得られていませんが、常に進歩している世界の技術をキャッチし取り
込みながら開発を進めています。

今から35年くらい前に検討をし、その時は予算やスペースの問題で断
念していた自動刃組もそれから15年後には完成し、今では普通の設備
として使われているように、過去に挑戦してできなかったことも世の中
の進歩とともに実現できる可能性が格段と高まっています。

遠い未来、近い未来の両方を見据えながら、一流選手のアスリートのよ
うに、常に前向きに改善をし続けるITCとなるように環境整備にも力
を入れて実践していきたいと思います。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.724〕は、2017年9月7日に配信いた
 します。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

冒頭でも書きましたが、明日は防災の日。もともと9月1日は関東大震
災が1923年のこの日に発生したことにちなんで、1960年に制定
されたとのことです。台風の襲来が多い日といわれ、「災害の備えを怠
らないように」という戒めも込められているわけですが、今では台風だ
けでなく、隣国のミサイルや核実験などの脅威にもさらされています。
政治に任せるだけでなく、我々一人ひとりが声を出して国防に関心をも
っていかねばなりませんね。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
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 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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