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五十鈴メールマガジン〔No.724〕ボクチャーン!
配信日時:2017/09/07 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2017.09.07発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.724≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

         9月、上期最後の月となりました。

          暑さはピークを過ぎましたが

        お彼岸まではまだ暑い日もあるでしょう。

          下期へ向けて、この1ヵ月を

          計画的に進めていきましょう。

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☆No.724 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_ボクチャーン!
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_防災と安全への危機意識(瀬戸執行役員)
┃
┃【アイ・コミュニケーションズの現場から】
┃ ■_「お客さまのために進化する」会社(臼井社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

         ――― ボクチャーン! ―――
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鈴木貴士です。

「人生は心一つの置きどころ」という中村天風の有名な言葉があります。
本当にそうだなと思う反面、なかなか実践できないというか、そういう
ように思いたくても思えないという自分がいます。

この間の朝、魔女が夜会合があるのでタイミングがあったら一緒に帰り
たいというようなことを言っていましたが、私は聞き流しておりました。

夜メールが来て、JPタワーの店で会合をやっていて、もうすぐ終わる
旨のメールがありました。ちょうど私も帰るところだったので、迎えに
行ってやることにしました。

例によって時間通りには出てこず、場所も間違えるといけないのでエレ
ベーターとエスカレーターの両方が見えるところで私は立って待ってお
りました。

当然私の機嫌は悪くなっておりましたが、まあ最近は魔女の運転で助か
ることも多く、そのお返しになると思って我慢しておりました。

やっとのことでエスカレーターから降りてきて車に乗りましたが、すぐ
に「皆がボクチャンに会いたがっていたわよ!」と言うので「???」
となりましたが、その会合は俳句の会ではなく、大学の魔女のクラブの
同窓会だったのですね。

私と魔女との付き合いは学生時代からですから、当然知っている人も多
く、先週亡くなった友人の旦那様(この人も高校からの友人)も来てい
るとのことで、踵を返して会場のお店に戻りました。

まだ皆残っていて、私を見るなり女性陣から「ボクチャーン!」との声
がかかりました。恥ずかしながら、学生時代の私のあだ名は「ボクチャ
ン」でした。

当時発売されたばかりのスポーツセダンのトヨタセリカに乗っていた私
は「黄色いセリカのボクチャン」で、クラブ創設以来、初の女性のコミ
ッティだった魔女のアッシー君をやっておりました。

したがって、そのクラブのメンバーとも面識があったわけです。男性陣
も次々と挨拶にやってきましたが、誰が誰だかよくわからず、45年の
歳月の重みを感じましたが、あとからの魔女の解説によれば、あの当時
東大紛争で東大の試験中止のあおりを食らって浪人する人が多く、その
余波が我が大学にもきて二浪の男性が多いということで、この年で二歳
以上上だとその差が出るということでした。

リタイヤしている人も多く、なにやら寂しい感じでしたが、その分女性
陣は波乱万丈の人生を乗り越えて元気に見えました。私は私立の小学校
から区立中学に越境入学して、さらに上の高校に行こうとしましたが、
入試に失敗してしかたなく入れた私立の高校に入学し、そのままその大
学にやっとのことで進学しましたが、魔女に出会うまでは負け犬のよう
な学生生活でした。

そこへ地方の名門女子高から推薦入学してきた魔女と巡り合い、彼女の
女子寮の面々もそのようにプライドを持って入学している人が多く、そ
こが男性陣と異なるところなのですね。

同じ大学なのに自分の大学に誇りが持てずに学生生活を過ごす者と、誇
りと自信を持ち、勉学やクラブ活動に没頭するのでは全然違います。

結果、私は「ヒカル(魔女のあだ名)のアッシー君」を卒業し、自分で
「8ミリ映画研究会」を立ち上げ、それなりに充実した学生生活を過ご
しました。初期の社員総会の演出等にそれは活かされていると思います。

縁があったその場所で、一生懸命生きること、それが大切なことなので
すね。


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【執行役員が伝えたいこと】_瀬戸執行役員

       ――― 防災と安全への危機意識 ―――
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8月30日~9月5日まで、防災週間でした。「天災は忘れた頃にやっ
て来る」。防災に関する文章などによく用いられる有名な警句です。

最近では忘れるどころか各所で自然災害のニュースを目にしない日がな
いほどです。日本はもともと、地形や地質、気象等の自然的条件から、
地震をはじめ、台風、豪雨、洪水、地滑り等の災害が発生しやすい国土
となっています。

本年度に入ってからも7月の九州地方北部では豪雨により大きな被害が
発生しましたが、最近になっても局地的な豪雨による被害が各地で後を
絶ちません。

私たちにできることは、災害に対する知識を持ち、防災に対する正しい
判断ができるように訓練をしておくことです。

内閣府から発信されている防災情報でも、災害からの被害を軽減するた
めに、これまで発生した災害から得られた教訓を的確に活かし、日ごろ
から災害時における被害軽減につながる備えを充実強化させるとともに、
災害時に迅速かつ適切な防災活動を行い、被災後の円滑な復旧・復興を
可能としていくことが重要であるとなっています。

災害心理学で用いられる用語に、「正常性バイアス」というものがあり
ます。これは自然災害時に自分にとって都合の悪い情報を無視したり、
過少評価してしまう心理のことです。緊急時でも、ある程度の限界まで
「正常の範囲」として処理しがちだというのです。

つまり、危険な目に遭っているにもかかわらず、「大丈夫、これはいつ
もどおり。自分は危険じゃない」と思ってしまいやすいということ。危
険な状況でも、ポジティブな理由を並べて正常化を図ってしまうわけで
す。

この「正常性バイアス」の心理が自分たちの心のなかに強く根付いてい
ることをしっかり認識し、状況を甘く見るようなことがないようにする
必要があるということです。

これは防災に関する話ですが、日ごろの安全活動にも役立つ考え方です。
過去に発生した事故や怪我の状況の大半がイレギュラーな状況のなかで
起きています。

どんなにルールを厳格に決めても、最後はその場にいる人が正しい判断
を下して行動できるかにかかっています。その状況を甘く見ると事故や
怪我につながるのです。

社員一人ひとりの性格やモノの見方・考え方の違いと「正常性バイアス」
の心理から、ある状況のときにどのような判断をして行動するかはバラ
つきがあります。

どんな状況でもその判断にバラつきがでないように常日頃から一人ひと
りの意識に働きかけることが大切です。

異常な時は「止める」「呼ぶ」「待つ」の正しい判断をして身の安全を
第一に確保すること、自分は大丈夫という考えを捨てることが自分で自
分の身を守れるかの分かれ目です。防災と安全に対する意識を高めて危
険回避行動をとるようにしていきましょう。


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【アイ・コミュニケーションズの現場から】_臼井社長

    ――― 「お客さまのために進化する」会社 ―――
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季節の変わり目で、不安定な気候が続いているので体調管理を緩みなく、
健康と安全にはしっかり留意していきましょう。

ところで、皆さんはネットでの買い物を年間どれくらいしていますか?

個人の消費のスタイルが多様化し、パソコンやスマホで買い物をするこ
とが当たり前の時代となりました。会社でもネットでものやサービスを
購入することが増えています。

多くの会社で利用されているアスクルも20年以上の歳月を経て、当初
はその便利さで一気に普及しましたが、現在は同類の会社が増え、ネッ
ト上には工場向けや業界向けに特化した会社などが数多く存在していま
す。

アスクルはオフィス用品屋ではなく、オフィスの購買業務を行っている
人に対して何ができるかを追求し続けています。アスクルが創業時から
変えていない企業理念は、「お客さまのために進化する」です。

過去、五十鈴内での研修でも進化し続ける会社の良い事例として紹介し
てきました。

以前読んだ書物のなかで、競争が厳しい業界内で新しいサービスをどの
ような視点で考えていくのかという問いに対して、アスクルの幹部が述
べていたメッセージが印象的でした。

それは「新しいサービスは減っていくものを肯定した時に生まれる」と
いうものでした。

当たり前のように聞こえるかもしれませんが、肯定することは認めると
いうレベルではなく、前向きに捉えてその先にどのようなマーケットが
存在するかを見出すことです。

また、その新たなマーケットで何を生み出すかというところまで考えな
いと、サービスにはなりません。

消費人口の減少・急速なペーパーレス(スマホ・タブレット端末)・働
き方改革の進行(オフィスそのものの在り方の見直し)などにより、紙
が減る・オフィスの執務スペースが減る・オフィスそのものにおける全
体の需要が減る、減って限りなくゼロになることを考えた時に存在する
マーケットニーズをしっかり捉える。

流通という立場だからこそ、メーカーとお客さまをつなぎ続ける担い手
として、自分たちならではの価値を創り続けることに尽きるということ
なのだと思います。改めてホームページを見ると、サービスや機能が拡
大充実していることがよくわかります。

五十鈴グループのなかでもそういった考え方が根付き、これまでの枠組
みにとらわれることのない、マーケットやお客さまに視点を合わせた価
値創造が行われています。

アイコミの活動もお客さまが何を得たいのか、そのために何をしたいの
か、お客さまが最終的に望んでいることに本当に適合させているかとい
った問いを繰り返しながら、新たなサービスをビジネスパートナーとと
もに協業しながら推進しています。

今月は上期の締めくくりの月です。IOC活動の成果発表会も控えてい
ます。

お客さまやビジネスパートナーとのパートナーシップのもとに展開され
る活動は、自前の努力だけでは思うように捗らないことも多々あるかと
思いますが、そこから何を見いだせるか、何を学び、何を学び外すのか
しっかり検証しながら、下期につながる機会となるよう臨んでいきまし
ょう。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.725〕は、2017年9月14日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

早いもので9月になりました。これからの季節は読書や映画・音楽・ス
ポーツなどの趣味を楽しめる良い季節ではないでしょうか。
一方、仕事においては上期最後の月として、これまでの振り返りと下期
への準備を行う時期です。五十鈴グループでは今月後半から行われるI
OC成果発表会の準備に入り、次なる展開へ向けての節目を迎えます。
日々の仕事と合わせて、今後の方向性をしっかりと定めていきたいもの
ですね。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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