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五十鈴メールマガジン〔No.731〕年寄の出張
配信日時:2017/10/26 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2017.10.26発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.731≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

          秋の長雨と台風から解放され、

          ようやく快晴の日を迎えました。

           衆議院選挙も終わりました。

      新鮮な気持ちで晩秋を迎えていきたいものです。

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☆No.731 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_年寄の出張
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_闘う哲学(山田専務)
┃
┃【五十鈴建設の現場から】
┃ ■_「言葉」と「有言実行力」の大切さ(神生社長)
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

          ――― 年寄の出張 ―――
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鈴木貴士です。

この秋の長雨、さらに台風と天気は最悪で、そのようななか選挙まで行
われて、結果はあのようなことになりました。何とも言い難しです。

さて、私は出不精で旅行もほとんど行きませんが、出張は仕事なので行
かざるをえません。そもそも難聴で目は老眼、そして腰痛持ちとなると
やはりさまざまなことが起きてしまいます。

この間、若い社員と出張しいろいろと面倒を見てもらったのですが、そ
れでも大変でした。まず会社から東京駅までおよそ10分で行けるので
すが、心配性なのでいつも早くホームに着いてしまいます。

当たり前のように新幹線の車内清掃を見事に行う人たちを感心しながら
見ていると、発車5分前に乗車ということになりました。乗った電車に
間違いがないかどうかを確認していると秘書からメールがあり、くれぐ
れも乗り過ごさないようにとのことでした。

車内ではいつも講演の勉強をiPadでするのですが、夢中になり過ぎ
て乗り過ごしたことが何回もあります。しかし今回は御付きが下車する
前に迎えに来てくれるので、安心していました。

しかし「ひかり」で移動したのですが、止まる駅すべてが人で溢れてい
て驚きました。そして外国人が非常に多いのです。三島、静岡、そして
我々が降りた豊橋でも同じようなものでした。

駅に隣接するホテルでチェックインしたのですが、面倒臭いので補聴器
も付けずにカウンターの女性と手続きを取ると、何ともわからず、さら
に合理化されていて自動チェックイン機で料金を先に払うというシステ
ムで戸惑ってしまいましたが、御付きがいるのでここでも安心でした。

それから繁華街から少し離れた場所にあるイタリアンで関係会社の社長
に御馳走になったのですが、ここでも料理の説明を聴かなければ楽しく
ないので補聴器を着用し、なぜかドイツの黒ビールを勧められ、ワイン
もこちらはイタリア産でしたがたらふく呑み、美味しく料理もいただき
ました。

そのあと繁華街を徘徊したのですが、鄙びたバーしか空いておらずこち
らも若者のアテンドでなんとかなりました。

翌日はいつも通り早く起きてしまい朝食会場に行ったのですが、外国人
で溢れかえっており、バイキングでしたが要領を得ず、さらに全く美味
しくなく食欲も出ませんでした。

そこへ時刻通り若者が到着し、要領よく仕事に向かったのですが、名鉄
はどうしてああわかりにくいのでしょうね。そして切符も旅行社で取っ
たので、自動改札で通れず不便でした。

仕事は小集団の発表会の見学と講話30分でしたが、真剣に参画してい
る人々に感激しました。会社は生き物で、経営者がちゃんとやればその
ようになる典型的な例を見せてもらったように思いました。

それから一人で浜松に向かったのですが、御付きから「浜松で途中下車
ですから、必ず2枚切符を取ってくださいよ」と何回も確認され、浜松
で降りると、果たして切符は一枚しか出てこず、駅員に文句を言うと、
グリーンの途中下車はないとのことで、揉めました。

結局、自動改札からその切符を取り出し確認したところ、旅行社がミス
して作成したとのことで、追加料金を取られましたが、結局15分ぐら
いかかりましたが日本語が通じて良かったです。

こういうこともあるのだなと、タクシーで会場に向かい、関連会社の小
集団活動のキックオフと50周年の記念式典に参加しましたが、社長を
五十鈴から出している会社で、会社を合併してから日も浅いのに統率が
取れていて感心しました。

働く人々は真面目で本当に頭が下がります。これからも老骨にムチを打
ち、皆に負けないように真剣にやっていこうと思いました。


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【執行役員が伝えたいこと】_山田専務

          ――― 闘う哲学 ―――
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第48回衆議院選挙は22日に投票が行われ、自民党が圧勝しました。

台風が迫るなかでの衆院選でしたが、期日前投票も含め皆さんはちゃん
と自分の意思表示のための投票には行きましたか? 選挙前にはいろい
ろなドタバタ劇があったものの、わりと関心の高かった選挙戦だったの
ではなかったかと思います。

日曜日の夜は、投票締め切りとなる午後8時からテレビ各局が開票特番
を放送するなか、私はボクシング世界戦の中継も気になり、注目の村田
諒太と王者アッサン・エンダムの再戦中継だけは見逃したくなく、ゴン
グ開始から7回TKO勝利、それから勝利インタビューまでじっくり見
ました。

ロンドン五輪で「金メダリスト」となってから5年、そして今年5月の
世界戦での不可解な判定負け、そして今回の因縁の再戦までの間の彼の
インタビュー記事は、関心を持って読んでいました。なぜなら彼のプロ
の頂点を目指す上での「闘う哲学」には心をひくものがあったからです。

ある雑誌のインタビュー記事で、彼はプロ転向後、「金メダリストの村
田諒太という自分がつくり上げた偶像があり、負ければそれが崩れると
思ってしまった。その恐怖心とひたすら戦っていました」と語り、メン
タルトレーニングに取り組んだ結果「僕が負けたら手を叩いてよろこぶ
やつはいっぱいいる。だから、自分の地位やプライド、存在価値を失う
とか失わないとか考える必要はない」と考えられるよう、心理学を勉強
しメンタルを強くし、そして結果を残せる自分に合ったトレーニングメ
ニューを工夫し、トレーナーとともに実践して自信につなげていったそ
うです。

だから、悲願の世界王者奪取を果たし、両手をあげて大声援に応えた村
田選手は「みんなで作った勝利です。ありがとうございます」と声援に
感謝していました。

また「金メダルもそうですけど、過ぎてしまった物事は大したことじゃ
ない。一歩踏み出す勇気が重要だとずっと胸に秘めていました」と振り
返っていました。

そして相手のエンダム選手についても「ボクシングで勝つということは
相手を踏みにじって、その上に自分が立つこと。だから勝つ人間には責
任が伴うと、高校の恩師に教わった。だから彼の分まで責任を背負って
これからも闘い続けます」と新王者の決意を語っていました。

今、行われているIVCの面談でも、面談者に対し「なぜこんなに自信
がないのだろう」と感じることがあります。まだ何もやっていないのに、
できないと思い込んでいる。物事は、やってみないとわからない。もっ
と自分に自信を持って欲しい、と感じる場面があります。このことはそ
う難しいことではないと思います。

ビジネスというのは、自分一人だけでするわけではなく、一人では無理
でも、チームでならできる、という場面が多々あります。自分の強みを
活かす働きをして、苦手なところはチームの他のメンバーがやってもい
い。また、そうする方が効果的でもある。

冒頭のボクシングの世界では、才能によって結果が左右される面が多い
と思いますが、ビジネスはチームを組んで取り組めば、その事業におけ
るチャンピオンになれるのがビジネスの世界だと思います。

さらなる自己成長を目指すうえでも、メンタル面で第三者の視点を持つ
ことで、生き方が楽になると村田選手のインタビューから感じるところ
がありました。


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【五十鈴建設の現場から】_神生社長

    ――― 「言葉」と「有言実行力」の大切さ ―――
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建設の神生幹です。

10月22日は悪天候のなかでの選挙となりましたが、投票率は53.
6%と前回より1ポイント上がりました。

やはり、選挙などいろいろなイベントを行う場合は盛り上がりが大事だ
と思います。結果としては、議員数が475から465に減りましたが、
与党で3分の2を上回っているので、与党の勝利と言えると思います。

建設の地元埼玉4区は各党も応援演説に有力者が来ましたので、応援演
説を行った駅前ではかなりの人が聞きに来て、大変盛り上がっていまし
た。

しかし今回の選挙でもマスコミとか政治評論家は理路整然と、「選挙は
政策だ」と当たり前のことを言っていますが、結局、政策論が盛り上が
った選挙なんていままで一度もなかったように思います。都議選もそう
だったし今回の国政選挙もそうだと思います。難しいですよね、政策は。

そんなもので票なんて動かない。流れで動くんだからと思うところもあ
ります。政治家がそれを言っちゃうと「国民をバカにしてるのか!」っ
て言われると思いますが、腹のなかではそう思っているのではないでし
ょうか。

でも、今回の選挙で「政策」が大事だと感じる人が増えると良いです。
各候補者の名前だけの「連呼」から「政策」を訴えるようになると、国
政選挙らしくなるのではないでしょうか。

今回の選挙で、小池代表の「排除」との言葉から「流れ」が変わったと
思います。「流れ」、つまりそれぞれが感じていた「思い」に違いが見
えた部分でもあります。また「言葉」に小池代表のきつさが見えてしま
いました。

ただ、言っていることは正しいとも感じました。政策政党なので、その
政策を遂行する人たちが集まるのが正しいとは思います。しかし、「言
葉」の使い方、「言い回し」には気を付けないといけないと感じました。

選挙日翌日の月曜日には朝礼で「言葉」の重要性と「危険性」について
話をしましたが、あわせて「聞く」重要性も理解しないとだめだとも伝
えました。

建設は「建物」を作っていますが、お客さまの「要望(ニーズ)」を実
現する仕事と考えると、正しく聞くことが非常に大事になります。また、
「要望(ニーズ)の確認」もあわせていきたいと思いますので、聞き方
も大切です。

今後、協創も増えていくと思いますので、確実に遂行していけるように
「聞く力」に磨きを掛けて、そして肝心の「実行力」を発揮したいと思
います。各党の「政策」と同じように、言うだけでなく実行し結果を出
したいと思います。

各社の皆さんとの協創を進めていきたいと思いますので、宜しくお願い
致します。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.732〕は、2017年11月2日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

秋の長雨、台風、選挙と外的環境要因に振り回された先週でしたが、台
風一過の後、強風ではありましたが快晴となり、人心地ついたのではな
いでしょうか。
しかしながら国内外のさまざまなリスクは存在し続け、安穏としてはい
られない状況なのは変わりありません。
今週で10月も後半となり、来週からは下期2ヵ月目に突入します。今
一度、下期のスケジュール観を見直して、すべきことを確実に遂行して
いきましょう。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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