バックナンバー
五十鈴メールマガジン〔No.732〕秋の空
配信日時:2017/11/02 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2017.11.02発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.732≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

           11月に突入しましたが、

         晴れた日は朝昼晩の寒暖差があり

         体調管理には気をつけたいものです。

        インフルエンザ対策なども早め早めに

            実施しておきましょう。

================================

☆No.732 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_秋の空
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_温故知新(老田常務)
┃
┃【アイ・ティー・シーの現場から】
┃ ■_5W1H(川合社長)
┃
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

           ――― 秋の空 ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

鈴木貴士です。

天気がこれほど悪いと嫌になってしまいますね。ナントカ心と秋の空と
言うくらいで変わりやすいのはわかっていましたが、毎週末に台風が来
るとは、そして災害がこれだけ起きるとその備えをちゃんとやらないと
いけないですね。

日本は自然災害大国なのですから、地方のインフラやコミュニティーの
整備を進めなければ、地方創生どころではなくなります。

しかし、今回の衆議院選挙のゴタゴタもマスコミの報道も情けなくなり
ますね。そもそも東京でオリンピックが開かれるというのに、開催地に
選ばれた時の高揚感は全くなくなってしまいました。

都知事の不祥事が続き、小池さんは劇場型選挙で見事に知事に当選しま
した。それからです。それでなくても、スタジアムやポスターでいろい
ろケチが付き始めているのに、なにかしら誰かが不当に利益を上げてい
るような印象を持たせ、緊縮的な行動を取り続けました。

計画は延期されたり変更されたりし、混乱しています。それに築地市場
の問題も絡み、2号線は当初の計画はもう間に合わない状況になってし
まいました。

そもそも豊洲市場の安全に対する問題はないのに、政局にするべく「盛
り土」や「地下空洞」とかいう言葉を巧みに使い、大混乱を招きました。
さらに築地市場を「食のテーマパーク」にすると勝手に宣言して、卓袱
台返しのようなことをしてしまいました。

そういう演出で都議会選は大勝利しましたが、そこまでのマスコミの報
道はどうだったでしょうか? さらにさらに、今度は衆議院の解散風が
吹くと、それに乗じるように国政政党として「希望の党」を立ち上げま
した。

解散が決まると民進党と合流するという奇策に出て、世間をアッと言わ
せました。この一連の動きを見て、私はもう日本人でいることが恥ずか
しくなるような気持ちになりました。

そして人間の性のようなものも感じましたし、政治家という人々に嫌悪
感をもちました。するとどうでしょう! 「排除する」という一言で風
向きは大きく変わり、菅政権の時の閣僚たちが「立憲民主党」を立ち上
げ大人気になり、そのまま選挙に突入、野党は分散して与党の大勝利と
なりましたが、「立憲民主党」は躍進しました。

何これ! ワケワカですよね。将来に対する展望も政策もまるでない。
その後、あれだけ女神だった小池さんはつるし上げられ、片腕と言われ
た若狭さんは落選し政界引退、民進党の前原さんもコテンパンに非難さ
れ代表を辞任、人の心は移ろいやすいですが本当に国難ですね。

さて、与党と言えば野党のゴタゴタをしり目に、次々と増税計画や緊縮
予算を発表しています。当分選挙がないことをいいことにして、財務省
は財政再建を目指すつもりでしょうが、デフレの状況で何をしても財政
再建はできません。

さらにプライマリーバランスの黒字化を促進すれば、デフレが加速しま
す。北朝鮮の問題はあるでしょうが、今すぐに憲法を改正できるはずも
なく、今の状況では国民投票で否決されるのは目に見えています。

上述したような日本のマスコミや社会通念では「憲法九条信者」が多す
ぎ、ただただ反対という輩と賛成派が二分され、国民は分裂します。

まずはデフレからの脱却をしなければ、安全保障の問題も解決できませ
ん。当初に掲げたアベノミクスの目標の旗を降ろすことなく即実行して
もらいたいと思います。


□■□■========================================================

【執行役員が伝えたいこと】_老田常務

          ――― 温故知新 ―――
========================================================□■□■

五十鈴にお世話になってから約2ヵ月、先日アイ・コミュニケーション
ズで研修を受けてきました。

五十鈴グループの近年史と取り巻く経営環境や五十鈴の経営理念、変革
の経営、組織運営、人財育成システムなど、新任の役員として必要な知
識を項目別にわかり易く説明していただきました。

特に五十鈴グループの歴史については、「五十鈴40年史」をベースに、
五十鈴鋼材設立(1952年)、五十鈴スチールセンター(子安工場)
設立(1964年)、社訓の制定(1970年)、五十鈴鋼材と五十鈴
スチールセンターの合併(1976年)、第1回社員総会(1985年)、
8支店の分社化(1988年)、社長交代及び五十鈴鋼材から五十鈴へ
の社名変更(1992年)以降、現在まで節目節目の重要なポイントを
中心に当時の業界状況、経済環境なども含めて講義を受けました。

創業期以来の経営理念を大事にしつつ、環境の変化に対応し(厳しい状
況時には非常事態宣言を発して改革を進め、経営危機を乗り越えるなど)
さまざまな方策を講じ、現状に満足せずに新しいことにチャレンジして
いくという価値観を持ち、自ら進化してきた五十鈴の歴史を知ることで、
五十鈴の目指す企業像である“魅せる未来協創企業”とは何かがより明
確になりました。

また、五十鈴の小集団活動についても当初の「JK(自主管理)活動」
からOD(組織開発)の概念をベースとした「拠点開発活動(各拠点の
方針、単年度目標をベースに社員がODを日常的に実践し、業績向上に
貢献する全員参画活動)」となり、「加工賃で食える体制づくり(19
96年)」などのテーマを設定し推し進め、次のステップとして外部環
境の変化に対応しながら、中長期的な視点に基づいた組織変革に取り組
み、ビジョンの実現に向け五十鈴独自の企業価値創造を継続的に追求し
ていく「IOC活動」への転換といった歴史、これまでのテーマ、取り
組みの変遷を含め、深く知ることができました。

会社の経営基盤づくり、ステークホルダーとの関係、時代環境に対応し
た経営システム構築の変遷や、環境の変化の際、何を重視して意思決定
をし、どんな対応をして乗り切ってきたのか、五十鈴ブランドの差別化
にどう取り組んできたのか、こういった知識は今後の経営判断に非常に
役立つものであり、過去をしっかりと理解することは未来の進路を決め
る上でも重要なものになると思います。

“社史”というと過去の企業活動の記録というイメージが強く、記念誌
として配布された際に一読して終わりという方もいるかもしれませんが、
ビジョナリーカンパニー実現に向けて、どのように付加価値を創造し成
果を創出していくか、会社のアイデンティティーを理解し将来の組織変
革に関する参考書として、もっと活用すべきものであることを実感しま
した。

秋は「読書の秋」。読書に最適な温度15~18度前後で推移する日が
多く、夏に比べ湿度も下がり、集中力が高まり読書に最適な季節とのこ
とですし、社員の皆様のお手元にある「五十鈴40年史」「五十鈴50
周年記念誌」「五十鈴60周年記念誌」や、当時に関する各種の歴史の
本などを改めて読んでみてはいかがでしょうか。


*━■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【アイ・ティー・シーの現場から】_川合社長

          ――― 5W1H ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□━*

先々週末選挙が終わりました。私は選挙当日の夕方から出張があり、選
挙結果は出張先からインターネットを通して確認したのですが、やはり
「うーん」という感じがしました。政策や考え方で選びたいのに、合致
する政党がないために消去法で選ぶしかない、という結果ではなかった
かと思っています。

結果としては与党が勝利したのですが、全ての政策を国民が支持してい
るわけではないということを認識してもらいたいものだと思います。勝
利したから全てよし、という勘違いをされることが一番怖いことだと感
じました。

我々もいろいろなお客さまのお手伝いをさせていただいていますが、お
客さまとのやり取りのなかで、相互に勘違いが起きないようなコミュニ
ケーションに気を付けています。

お客さまの内部会議に出席させていただくことも多いのですが、そのや
り取りのなかで、社長の意図している指示に対して、部下の方が違った
理解をしていたり、意図に対する解決策を見出せずに一向に改善が進ま
ないケースをたまに見ることがあり、そういうケースでは5W1H=
「いつ(When)、どこで(Where)、だれが(Who)、なに
を(What)、なぜ(Why)、どのように(How)」が抜けてい
ることが多いことを感じます。

5W1Hをはっきりすることで、相互の勘違いが起きにくくなるのです
が、言い方や場の雰囲気で相手を追い詰めるような状況になったりする
ため、少し曖昧にしている場合もあるようです。

そういう時に、第三者の立場で柔らかく曖昧な状況を明確化させたり、
社長の意図を具体的な事例を引き合いに出しながら部下の方々への理解
を促したり、具体的な解決策のイメージを引き出すことで相互共有化を
進め、目的に沿ったお客さまの改善を進めることも我々の役割の一つと
して機能させています。

できない相手に指示をしたり、意図と違う施策を実施したりすることが
ないよう、指示をする側、受ける側共に5W1Hが明確になっているか
を相互確認していきましょう。

政府にも景気回復策などと言いながら、都合の良い5W1Hを使って、
民間企業を圧迫するような勘違いの施策を打たないことを祈りたいと思
います。


●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
 
┏ ■ Voice to Voice!
┃
┃ 皆さんのご意見・感想お待ちしています。
┃ たとえば「〇〇さんにコレについて書いて欲しい!」などの
┃ リクエスト、その他何でも言いたいコトはこちらへ!
┃
┃    ┏━━┓
┃    ┃\/┃  mailmaga@isz.co.jp
┃    ┗━━┛
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

────────────────────────────────
【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.733〕は、2017年11月9日に配信い
 たします。
────────────────────────────────

☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

先週末も台風による大雨に見舞われた地域の方も多かったのではないで
しょうか。晩秋のこの時期の雨はさすがに冷たく、風邪を引かないかと
気を遣うことも多いと思います。
11月に入りましたが、本格的な寒さはまだ先ですが、インフルエンザ
などの対策をいまからきちんと進めていきましょう。
目標達成するためには、目標そのものへの着手はもちろん重要ですが、
不断の備えあってこそです。ためらわず、おろそかにせず、手を抜かず
やるべきことをしっかりとしていかなければなりませんね。

                     (編集室/本間 靖啓)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆メールマガジンバックナンバーのご利用は◆
https://a09.hm-f.jp/index.php?action=BN&gid=1&aid=81

◆メールマガジンの新規ご登録◆
当メルマガを転送でご覧いただいている方で正式に配信を希望される方
は、
https://a09.hm-f.jp/index.php?action=R1&a=81&g=1&f=1
の所定フォームにご記入の上、お申し込みください。

◆メールマガジンの配信停止◆
今後配信をご希望にならない場合は、大変お手数ですが、このメールに
ご返信いただき、配信停止の旨、お伝え下さい。

◆メールアドレスの変更◆
修正・変更の場合は、大変お手数ですが、このメールにご返信いただき、
修正・変更内容をお書き添えの上お送りください。

================================

 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

 転載を希望する場合は編集室までご連絡下さい。
 mailmaga@isz.co.jp

==ISZ Mail Magazine =====================

 五十鈴メールマガジン ≡No.732≡

======================= ISZ Mail Magazine