バックナンバー
五十鈴メールマガジン〔No.735〕人はなぜミスをするのか?
配信日時:2017/11/23 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2017.11.23発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.735≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

             紅葉の季節となり、

      山間部や行楽地などでは見ごろを迎えています。

          晩秋も残り少なくなりましたが、

      鮮やかなあるいは幻想的な景観を観たいものです。

================================

☆No.735 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_人はなぜミスをするのか?
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_忍耐力(鈴木副社長)
┃
┃【五十鈴マネジメントサービスの現場から】
┃ ■_新しい当たり前(新川社長)
┃
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

      ――― 人はなぜミスをするのか? ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

鈴木貴士です。

先週、工業会の酒席で何気なく腕をこすったらチクリとするのでよく見
ると、何と、針がスーツから飛び出ていました。引っ張っても抜けない
ので調べてみると、ワイシャツの袖からその針は飛び出ていたのですね。

私は着道楽でイタリアのブランド物しか着ないのですが、こんなことは
初めてで翌日店にクレームをつけると、先方も驚き調査したのですが、
それが我々の仕事にも似ていたので気をつけなければと思いました。

その店は直しも上手く、それで重宝していたのですが、その修繕屋がワ
イシャツは下請けに出していて、そこも老舗で腕は確かとのことで、今
回はどうしてそんなことになったのか驚いていたのですが、針は間違い
なくそこのものでミスを認めました。

しかしその店、修繕屋、ブランド店と3回も検品したのに、こういうこ
とが起きてしまう。絶対に起きてはいけないことをどう歯止めするのか、
我々も気をつけなければと改めて思いました。

土曜から仕事で博多に行ったので、久々に大魔女のところに顔を出しま
した。気丈にも90歳の彼女は一人暮らしを続けており、私を歓待して
くれました。

そして、自分で電話番号を間違いのないよう、きっちりとタクシーを呼
んでくれて、老齢なのにたいしたものだと思いました。ひとつひとつ丁
寧に間違えないよう、慎重に暮らしているのですね。

さてタクシーに乗ると、自称団塊の世代と名乗る運転手と気が合って昔
話などで盛り上がっていたら、彼はメーターを倒すのを忘れていてホテ
ルに着く直前で倒したのですが、通常料金の3分の1くらいの値段でし
た。

どう処理するのかと思っていたら、メーター料金で良いと言います。そ
れじゃ悪いから適当に払うと言うと「メーター料金以上戴くと、罪にな
ります」と凛々しく言います。「悪いねー」と言うと、「私のミスです
から」と、さすが九州男児だと思ってしまいました。

その後博多の夜を堪能し、翌日はゴルフで5時起きだったので早めにベ
ッドに入ったのですが、私は例によって緊張し、ろくに寝ないでモーニ
ングコールより早く起き、支度を始めたのですが、どういうわけかホテ
ルの紙のスリッパの片方が紛失し、ベッドの下やさまざまなところを探
したのですが出てこず、10分以上経ったのでバカバカしくなり諦めま
した。

それから迎えの車に乗ったのですが、少したってお尻の下がもぞもぞす
るのでさわると、何と、ズボンのなかからスリッパが出てきたのですね。
同乗者も大笑いで、なぜそのようなことになったのか未だにわかりませ
んが、こういうことが起きるのですね。

ゴルフは例によってミスの連発で、ろくなスコアではありませんでした
が、料理が大変美味しく、大量に食べ大量に焼酎を呑んでしまいました。
さらに空港のラウンジで意地汚く芋焼酎を呑み、機中ではぐっすり寝て
しまいました。

家に帰ると丁度夕食時で、「お父さん今日はハンバーグだよ!」と嬉し
そうに娘が言うので、「それは良かった!」とあれだけ食べて呑んだの
に、また家でも同様に呑みかつ食べて、これでダイエットしているとは
誰にも言えないなと思いましたが、こちらはミスではなく意図的な行動
で、その結果は翌日の朝の計量ですべて答えが出てしまいます。

さすがにこちらは改ざんせずに、正しいデータを記入しました。当然、
1キロ増という結果でした。


□■□■========================================================

【執行役員が伝えたいこと】_鈴木副社長

           ――― 忍耐力 ―――
========================================================□■□■

秋の行楽シーズンに入り、各高速道路は渋滞がひどく、イライラがつの
る道中になっています。しかし、高速道路事故を各テレビ局が取り上げ
ているので、運転マナーは以前より良くなっている気がします。

渋滞中でも早めにウインカーを出せば、進路変更も意外とスムースにさ
せてもらえます。まさに、忍耐と思いやりは、車を運転する上でとても
大切なことなのです。

「忍耐力」という言葉を再近聞かなくなりました。「つらいことや苦し
いことなどを耐え忍ぶ力。辛抱する力。」とあります。耐え忍ぶ前に、
「無理しなくてもいいよ」とか、「そんなに頑張らなくても」と声をか
けてしまい、本来、備わるべき忍耐力がつかず、依存心が増長されるこ
とになっています。

耐えたり、我慢すれば、ストレスにつながりますが、耐ストレス性の高
い人たちは、やはり、忍耐の限界に至る出来事を経験しているからこそ、
忍耐力という力となって現れているのだと思います。

また、その出来事によって、覚悟を決める場面に遭遇し、覚悟を決めた
経験のある人は、忍耐力以上のものを得ています。

「覚悟を決める」時は、人生においてそれほど多くありませんが、どん
な小さな覚悟でも、覚悟を決めた経験のある人は、腹のすわりが違って
きます。忍耐力は、腹のすわり方で、とてつもない力、胆力となります。

話が飛躍していますが、ブレずに真正面から立ち向かい、ブレークスル
ーすることで培える力を育ませることが、人財育成のキモだと考えます。

機が熟すのを待つ必要がある時は辛抱強く待ち、何が起きても惑わされ
ず、信じる覚悟をもって臨むことです。

まずは、忍耐から始め、行きつくところは胆力です。格好良さを大切に
しながら、武骨な人財輩出を目指して、辛抱の時間と向き合っていきま
しょう。


*━■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【五十鈴マネジメントサービスの現場から】_新川社長

        ――― 新しい当たり前 ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□━*

中小企業庁および公正取引委員会は、下請取引の適正化に向けた取り組
みを行っていますが、特に、毎年11月を「下請取引適正化推進月間」
として、この期間に下請法の普及・啓発事業を集中的に行っています。

その取り組みのひとつに、下請取引適正化の推進活動を効果的にPRす
ることを目的としたキャンペーン標語の一般公募というものもあり、今
年度は、全国396点の応募のなかから、「取引条件 相互に築く 未
来と信頼」が特選作品として選定されていました。

普及という観点からは、こういった取り組みも必要なのかなと若干疑問
にも感じますが、下請法の普及・啓発ということでは、五十鈴グループ
においても、下請法の主旨や取引ルールの注意点などについて、先月の
社長会でも情報共有がなされています。

この下請法に関してですが、政府は、経済の好循環を実現するためには、
下請等中小企業の取引条件の改善が不可欠であるとして、運用強化を進
めています。

昨年12月には、13年ぶりに「下請代金支払遅延等防止法に関する運
用基準」が改正され、支払手段に関する通達も50年振りに見直されま
した。

その他、運用強化の施策として、無料相談窓口「下請かけこみ寺」の全
都道府県への設置や、取引調査員(下請Gメン)の配置などが行われて
いるようですが、書面調査の拡充などは、IMSとして直接的に運用強
化を感じるところです。

この書面調査には、「下請事業者との取引に関する調査」や「親事業者
との取引に関する調査について」などがありますが、今年度は、親事業
者については従来の約4万通から6万通に、下請事業者についても約2
0万通から30万通へと書面調査の発送数が大幅に増加したそうで、五
十鈴グループの各社が調査対象先に選定されることも増えてきています。

このように運用強化が図られてきたことで、下請法違反に対する指導件
数は、全国で増加傾向にあり、是正勧告を受けて企業名や違反内容が公
表された件数も、2015年度の4件に対し、2016年度は11件、
今年度も現時点で5件となっています。

法令を順守するのは当然のことですが、こういった社会やビジネスにお
ける制度・慣行の見直しなどが求められているときには、企業の在り方
や考え方、今まで当たり前だと思って気にも留めていなかったことにつ
いて、再確認したり、改めて整理していくことが必要です。環境が変わ
るということは、今までの常識から、新しい常識に変わるということで
すから。

ですが、新しい常識をキャッチアップするという立ち位置ではなく、先
行していくというのが「五十鈴らしさ」だとも思っていますので、「当
たり前」を常に見直し、新しい「当たり前」を築いていけるように取り
組んでいきたいと思っています。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◇◇◇NEW!今週の五十鈴グループホームページ更新情報◇◇◇ 
――――――――――――――――――――――――――――――――
今週、新たに五十鈴グループホームページに掲載しましたニュース記事
は以下の内容です。ぜひご確認ください。 

◆ニュースリリース 

2017.11.20 岐阜サービスセンターで、
         i-TED(トラック入庫表示システム)運用開始
                             
        http://www.isz.co.jp/news/2017/1120_000278.html

●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
 
┏ ■ Voice to Voice!
┃
┃ 皆さんのご意見・感想お待ちしています。
┃ たとえば「〇〇さんにコレについて書いて欲しい!」などの
┃ リクエスト、その他何でも言いたいコトはこちらへ!
┃
┃    ┏━━┓
┃    ┃\/┃  mailmaga@isz.co.jp
┃    ┗━━┛
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

────────────────────────────────
【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.736〕は、2017年11月30日に配信
 いたします。
────────────────────────────────

☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

先週末に静岡まで行きましたが、秋の行楽シーズンということで道路は
混雑していました。帰りはピーク時刻を外してきたため、渋滞を回避す
ることができました。休日をできるだけ現地ですごそうと考えると渋滞
の時間帯にはまるのはわかっていたので、切り上げて帰ったことが良か
ったのかと思っています。
折角の休日をできるだけ気分よく過ごすためにも、目的地への行き帰り
のプロセスも含めて計画的に進めることが大事だとあらためて思うとこ
ろです。
                     (編集室/本間 靖啓)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆メールマガジンバックナンバーのご利用は◆
https://a09.hm-f.jp/index.php?action=BN&gid=1&aid=81

◆メールマガジンの新規ご登録◆
当メルマガを転送でご覧いただいている方で正式に配信を希望される方
は、
https://a09.hm-f.jp/index.php?action=R1&a=81&g=1&f=1
の所定フォームにご記入の上、お申し込みください。

◆メールマガジンの配信停止◆
今後配信をご希望にならない場合は、大変お手数ですが、このメールに
ご返信いただき、配信停止の旨、お伝え下さい。

◆メールアドレスの変更◆
修正・変更の場合は、大変お手数ですが、このメールにご返信いただき、
修正・変更内容をお書き添えの上お送りください。

================================

 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

 転載を希望する場合は編集室までご連絡下さい。
 mailmaga@isz.co.jp

==ISZ Mail Magazine =====================

 五十鈴メールマガジン ≡No.735≡

======================= ISZ Mail Magazine