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五十鈴メールマガジン〔No.736〕京都の紅葉
配信日時:2017/11/30 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2017.11.30発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.736≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
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            今日で11月も最終日。

          明日から師走に入るわけですが、

             仕事や忘年会等で

      何かと忙しい日々となるのではないでしょうか。

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☆No.736 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_京都の紅葉
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_合理的思考法と熱い信念の経営(山田専務)
┃
┃【ベル・インフォ・テックの現場から】
┃ ■_お礼参り(山室社長)
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【代表メッセージ】

          ――― 京都の紅葉 ―――
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鈴木貴士です。

私は出不精で、旅行もあまり行きません。特に外国は難聴になってから
行くと緊張するので、何年も行ったことがありません。しかし、今回は
観光するのも楽しいものだと思うほど素晴らしい経験をしました。

敬愛する関西の御同業の社長から、京都の紅葉を観にきませんかと招待
を受けたのです。いろいろ希望を聞かれたのですが、何もわからないの
で日程だけお知らせしてすべてをお任せしていると、ホテルやら新幹線
の時間やらを調整してくれてスケジュールが届きました。

一日は紅葉見物、翌日はゴルフと二日間の旅ですが、その話を魔女にす
ると「この時季によくホテルが取れたわね! 私も行きたいくらいよ、
老後は京都に住みたいから、物件でも見てきてよ!」などと恐ろしいこ
とを言うので参りました。彼女は俳句の会等で頻繁に京都に行っている
のでとても詳しいのです。

さて、例によって緊張し、予定時間より早く家を出ると果たして、東横
線は遅れていました。最近は他の私鉄とつながったのは良いのですが遅
れることしばしばです。こちらは時間に余裕があるので慌てませんでし
たが、ギリギリのタイミングだと危ないなといつも思ってしまいます。

しかし今度は余裕があり過ぎるとネット等に集中してしまい、乗り損な
うこともあるので注意が必要です。それは車中も同じで、乗り過ごさな
いようにしなければなりません。ということで、一人旅は本当に好きで
はありません。

京都に着くと社長が改札口で待っていてくれて、そこから帰りの送りま
で徹底的に面倒を見てくれました。ありがたいことです。

まずは銀閣寺へ向かったのですが、交通渋滞で大変でしたが地元のハイ
ヤーが抜け道を熟知しており効率よく廻れました。そのうえ、運転手さ
んがガイドも務めてくれたのですが、博学で何でも良く知っていていろ
いろ教えてくれました。

銀閣寺は修学旅行等で何回か訪れているのですが、この年になって観る
銀閣寺はまた違った趣がありました。

さて、その次に永観堂禅林寺に行ったのですが、ここで私の紅葉という
概念が変わりました。本当にビックリするほど美しく、別世界に来たよ
うな気持ちがしました。紅葉がこれほど素晴らしいとは思ってもいませ
んでした。もちろん、外国人始め観光客は多かったのですが、そういう
ことが気にならないくらい感動しました。

ここは「みかえり阿弥陀」が有名なのですが、「遅れるものを待つ姿勢、
思いやり深くまわりを見つめる姿勢、そして、自分自身をかえりみ、人
々とともに正しく前に進む姿勢」を我々に教えてくれているとのことで
した。

次に南禅寺、ここの紅葉も見事でした。「哲学の道」という有名なとこ
ろを歩きお茶屋へ行ったのですが、もちろん混雑していて入れず、諦め
て京都の新名所といわれる「青龍殿」へ行きました。

ここは平成26年に建ったのですが、木造の大建築物で「大舞台」とい
われる京都市内を一望できるところがあり、絶景でした。夕方近くにな
り、紅葉もライトアップされ、こちらも綺麗でした。

夕食は京料理の粟田山荘で舌鼓をうち、舞妓さんの踊りまで拝ませても
らいました。そこの庭園も立派ですべてを堪能しました。

翌日のゴルフはいつも通りスコアは悪かったのですが、ゴルフ場の紅葉
や柿の木が実を付けていて風情がありました。充実した二日間で、魔女
が大好きな麩のお土産までいただき感謝感激でした。持つべきものは良
き友ですね。


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【執行役員が伝えたいこと】_山田専務

     ――― 合理的思考法と熱い信念の経営 ―――
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年末に向け、お客さまとの忘年会等、お酒を飲む機会が増えてくる時期
となりましたが、飲み過ぎには十分注意し、健康管理に努めましょう。

そんななか浜松でお客さまと飲む機会があり、店主のお酒へのこだわり
で有名な浜松駅近くの日本料理店で会食を行いました。

この店の売りは、全国から選んだ日本酒を多数用意しており、店主曰く
「入手が難しい希少酒も予算に合わせ、料理に合わせたお酒をアレンジ
させていただきます」と、確かに日頃あまり飲んだことのないお酒を提
供してくれ、お酒を堪能できるのですが、お酒に対する店主のウンチク
を都度聴かされることになるのが・・・。

今回の酒宴で店主が特に熱く語ったのが、小山市の小林酒造の「鳳凰美
田」についてでした。蔵元の「麹造り」に対するこだわり、手間をかけ
て一生懸命造っている熱い情熱が伝わるお酒で、常に新しい酒造りに挑
戦している蔵元です、と教えてくれました。

今回お連れしたお客さまが小山市の出身の方であることを、店主が我々
の会話の内容を聞き地元の酒を気を利かせて進めてくれたものですが、
なかなかの美酒でした。 

後日気になってネットで「小林酒造」について調べると、「10数年前
は廃業も考えた小さな蔵を信頼回復に向けた、5代目の小林専務を中心
に行った酒造り改革により、多くの日本酒通を魅了していった」プロセ
スを知ることができました。

以前メルマガでも紹介した「獺祭」の桜井社長(現会長)と通じるもの
を感じたので、再度紹介したいと思います。

伝統産業にあって変わることを恐れず、型破りな経営改革を可能にした、
旭酒造の桜井社長の合理的思考法と熱い信念の経営スタイルはTVでも
紹介されました。

桜井社長が行った代表的な改革は、
 
1.杜氏制をやめ、社員だけで造る。
2.四季一貫した製造。
3.最新鋭機の導入。
4.需要はどこか?

等々七転び八起きの経営です。

特に印象に残っていることは「酒造りには、まだまだ理論で解析できな
い未知の分野があるということを忘れてはいけない。だからといって、
未知のままあきらめるのではなく、この神業の世界に挑戦するところに
こそ、私たちの使命がある。旭酒造において常に肝に銘じているのは、
酒造りにおいて一般受けする『杜氏の勘や経験』をことさら言い募らず、
数値に落とせることは全て数値に落とし、理論で解析できるところは理
論で解説し、そのうえで人間にしかできないことを人間が判断する」と
酒造りの考え方を熱く伝えていることです。

良いものを作れば必ず売れるのか。単純だが難しい問題です。しかし、
圧倒的にすごい商品の場合、商品の質が群を抜いて素晴らしい場合、そ
れは必ず売れる。「獺祭」はその典型だと思います。

また桜井社長は、売上目標だけでなく、夢の実現を目指して、「ああ美
味しい!」の声を聴きたいと海外展開にも挑戦しています。

日本酒の新しい市場開拓や、世界で日本酒がワインと同様に戦っていけ
るように、日本酒のステータス向上にも使命感を持って取り組んでいる
姿に、我々が挑戦し続けているVC事業による企業価値向上活動に通じ
るものを感じます。

我々も過去の経験に縛られることなく、まずは自分の信念に基づいた行
動を起こすことで、「圧倒的にすごい商品開発、技術開発、品質管理プ
ロセス」に挑戦し、新しい価値創りにつなげていきたいと考えます。


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【ベル・インフォ・テックの現場から】_山室社長

          ――― お礼参り ―――
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今年もあと1ヵ月となりました。毎年年始には初詣に行かれ、各自、1
年間のそれぞれのお願いについて、昨年のお礼と今年の祈願をすること
が慣例となっている方が多いと思います。

最近、私は10月に宮島の厳島神社(40数年ぶり)、11月の社員旅
行で二見興玉神社(30数年ぶり)、伊勢神宮外宮内宮(4年ぶり)に
参拝する機会があり、随分と間が空きましたが、永年思っていたお礼参
りをすることができました。

加えてこれらのパワースポットでの禊(みそぎ)を通して、心身ともに
リフレッシュし、エネルギーをもらい、新たな気持ちで会社も個人も目
標達成に向かってのチャレンジ精神が高揚してきました。

ところで、皆さんはご存知でしょうか。諸説はありますが、言い伝えに
よると、厳島神社は宗像三女神が本社に祭られ、鎮座する厳島(宮島)
は「神に斎く(いつく=仕える)島」という語源のように、古代から島
そのものが神として信仰されたと考えられ、厳島中央の弥山(標高53
5m)山頂には巨石が連なっており、山岳信仰で平家からの信仰が厚か
ったようです。

また、お伊勢参りでは二見浦で禊を行うのが慣わしで、二見興玉神社へ
参拝してから伊勢神宮の外宮、内宮と参拝するのが正式だといわれてい
ます。

二見興玉神社の祭神の猿田彦大神は、天孫降臨の際に道案内をした神様
でもあり、お伊勢参りが無事できるように道案内をしてくださる神様と
されております。

「お伊勢さん」「大神宮さん」と親しく呼ばれる伊勢神宮は、正式には
「神宮」といい、内宮は約2,000年、外宮は約1,500年の歴史
があり、内宮は皇室の祖先である天照大御神をおまつりし、全国より崇
敬を集めています。

外宮は天照大御神のお食事を司り、産業の守り神である豊受大御神をお
まつりしています。

世の中では、ICT、IoT/ビッグデータ、AI等の諸技術を活用し
たデジタル革新や働き方改革等が大きな波となり、各企業で取り組み始
めておりますが、たまには神秘的な太古からの日本の伝統に触れてみて、
感じてみたら良いのではないでしょうか・・・。

寒さも一段と増してきて、インフルエンザも少しずつ流行ってきている
ようです。ところが予防のためのワクチンが少なく、予約しないと接種
できない状況のようです。年末年始にかけて早めの予防を心がけて、健
康管理を徹底していきましょう。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.737〕は、2017年12月7日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

早くも明日から今年最後の月に突入しますが、12月は毎年当たり前で
すがその年の総決算と翌月からの新年の準備が重なり、世の中はどこも
かしこも忙しくなります。
道路では交通渋滞による混雑が見込まれ、電車もそれらの影響等を受け
て遅延することが想定されます。そういうことを予め考えて早め早めに
移動するなど、先回りした対策を心がけたいものです。
それでも万一トラブルに巻き込まれたとしたらどうするか。慌てずに落
ち着いて判断し行動することが肝要ですね。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
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 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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