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五十鈴メールマガジン〔No.740〕経済とビジネス
配信日時:2018/01/11 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2018.1.11発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.740≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

         あけましておめでとうございます。

          今年もよろしくお願いします。

     寒い日が続いていますが、風邪など引いていませんか。

      具合が悪くなったら早め早めの対策が肝心です。

    また、体調を崩さないように普段の心がけが大切ですね。

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☆No.740 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_経済とビジネス
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_勇気ある一年に(鈴木副社長)
┃
┃【五十鈴建設の現場から】
┃ ■_縁起(神生社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

         ――― 経済とビジネス ―――
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鈴木貴士です。

皆さま、あけましておめでとうございます! 今年もこのメルマガを宜
しくお願いします。

さて今年は経済が好調だとか、景気は良くなっているとか、デフレから
の脱却はもうすぐそこだとか、概ね良い話で新年は盛り上がっています。

経済三団体の新年祝賀パーティーでも、幹事の経団連の榊原会長や安倍
首相も、経済環境や企業の業績から見て3%の賃上げに向けての話をさ
れていたのですが、総理が賃上げを要求するというのはいささかおかし
いのではないかと私は思いました。

それは労働組合の仕事ですよね。総理に期待するのは経済で、ご自身も
強い経済を取り戻すと言われているのですから、その経済の語源を知ら
なければなりません。

「経済」の語源は「経世済民」つまり、「世を治め、民を救う」という
意味です。経済学的に言えば、その主役が現実重視のケインズ経済学か
ら論理重視の「供給側の経済学」、主流派経済学の論理に新自由主義思
想を合体させた政策が最近の主流になっていますね。「小さな政府」論
や「構造改革」論、自由貿易などもそうですね。

そういうなかで安倍首相は、最初のアベノミクスで、「大胆な金融緩和」
「機動的な財政出動」「民間投資を喚起する成長戦略」という三本の矢
を発表し、前述の主流派経済学とは異なった政策、デフレ脱却を狙った、
金融緩和と財政出動というポリシーミックスで対応しようとしました。

その結果、2013年度の実質成長率は2.1%(名目1.8%)に達
し、アベノミクスは順調なスタートを見せました。主流派経済学からケ
インズ経済学へ政策転換した効果は明らかだったのです。

しかし、2014年に消費税増税を実行して、財政再建路線へ舵を切り、
新三本の矢を発表したのですが、それは矢というよりも的という感じで
したので、ここでは一旦横に置きましょう。

総理が決断すべきは経済政策で、このままプライマリーバランス(PB)
黒字化を目標にし緊縮予算でいくのか、PB目標を破棄しデフレ脱却ま
では積極財政でいくというような政策変更ができるかということです。

二兎は追えません。日本のインフラは疲弊しています。建設国債を発行
し、国土強靱化しなければ需要は増えません。金融緩和だけでは実体経
済は良くなりません。

経済政策が確固たるものになって初めて民間が動きだし、企業の設備投
資が活発になり、需要が生まれてくるのです。ビジネスの世界は経世済
民ではなく、利益で動きます。

しかし、そのような世界でも「瑞穂の国の資本主義」といったような、
我が国ならではの、利益、利益というような思想に翻弄されずに、働く
人々に「自信と誇り」とりわけ「所得の増大」を与えていかなければな
りません。

実質賃金は20年もの間、下がり続けています。誰かの支出が誰かの所
得になるのですから、デフレスパイラルから適度なインフレに転換する
ように、我々ビジネスで生きている人間もそのことを考えなければなり
ません。

会社は法的にはもちろん株主のものです。しかしその使命は、「悪をな
さない・利益を上げる・永続する」という前提に則り、社員を幸せにす
るということを忘れてはなりません。

「働き方改革」という美名のもとで、かえって働く人々が不利益を被ら
ないようにしなければなりません。この20年間、さまざまな改革を実
行し、以前よりも良くなったものがいくつあったでしょうか? 今一度
考えてみる必要があるのではないでしょうか?


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【執行役員が伝えたいこと】_鈴木副社長

         ――― 勇気ある一年に ―――
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新年あけましておめでとうございます。本年もメルマガのご愛読をよろ
しくお願いいたします。

年の瀬は慌ただしい毎日でしたが、不思議なものでこの時期に限って計
画性があり、時間通りに行動し、いつもの倍以上の仕事をこなすのにな
ぜかキチンと終わります。普段からそういったことをすれば良いのに、
年の瀬は特別な時期となり、思考も行動もリセットされます。

年が明けるとまた慌ただしいのですが、正月気分というものがあって、
年の瀬とは違ったゆったり感があります。しかしそれも松の内までです。
それ以降、いつもの行動をとるように自然となっていきます、元旦の計
を忘れて。

もっとも、元旦の計(一年の計は元旦にあり)など考えもしない時代か
もしれません。毎日が年の瀬であり、松の内であったなら、生産性向上
も楽にできるでしょう。そんな夢みたいなことを考えながら新年を迎え
ました。

今年もコンプライアンス、働き方改革、生産性向上、人手不足・・・と
高波が次から次へとやってきます。サーファーは大きな波が来るのを待
って、自分のパフォーマンスを繰り広げていきます。勇気と技術があっ
てのことですが、エライです。

私たちも、かくありたいものです。しかし現実的にどうするのか。やは
り大きな波が来ないことを祈るのか。そのようなことがダメなのは、承
知していますね。会社もサーファーの如く、勇気と技術(知恵)をもっ
て、その大波を操らなければなりません。これは夢物語でしょうか。

「夢なくして成功無し。」夢と思う人たちは波にのみ込まれ、波を操れ
る人たちだけが次代に行くのでしょう。

2017年度も残すところ3ヵ月となりました。今年度の定性、定量目
標の達成はどうでしょうか。4月スタート時と現在で、具体的に変化で
きたところ、まだまだ中途半端なところを確認しながら、「VC基盤の
構築」を進めていってください。

そして、創発バリューによる新最適を追求するバリューセンターとして、
VC価値の拡大を図りながら、社会変化の波に適応したプロセスを創り
あげていきましょう。


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【五十鈴建設の現場から】_神生社長

          ――― 縁起 ―――
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建設の神生幹です。あけましておめでとうございます。本年もよろしく
お願い致します。

年明け最初の取引となる大発会を迎えた4日の東京株式市場で、日経平
均株価の終値は前年末比741円39銭高の2万3506円33銭と、
1992年1月7日以来約26年ぶりの高値水準を付けました。

日本経済としては良いスタートだと思います。これを追い風に建設も昨
年以上の成果を出そうと社員一同、全員参画で取り組もうと誓いました。

話は変わりますが、お正月は良いものだなって思います。何が良いかと
言えば、町を歩く人々がニコニコしているからです。

皆、これから始まる1年間を良いスタートを切るために憂鬱な顔をして
いませんし、まして喧嘩等はしていません。今、世界中できな臭い事が
起きていますが、毎日がお正月のようなら喧嘩にはならないようですが、
実際はそうはならないでしょう。

私事ですがお正月は明治神宮に参拝するようにしていましたが、最近は
お寺のお参りに変わりました。なぜかと言えば、近い方が良いと思った
からと、お墓参りと合わせたからです。

いい加減と言えばいい加減と思われますが、本来の初詣は信仰している
のが神道なら神社へ、仏教ならお寺を参拝します。ただし、特に信仰し
ている宗教がなければどちらを参拝しても問題はないと言われています。

お寺と神社の見分け方ですが、判り易いのが「鳥居があるorない」
「仏像があるorない」です。鳥居があるのが「神社」で仏像があるの
が「お寺」です。

神社の方がお参りのマナーがあるので一応記載しておきます。「鳥居に
入る前に一礼」「左側を通行」「神社(賽銭箱)前にて一礼」「賽銭箱
に少々(最近は、ご縁にちなんで「5」のつく金額をお賽銭にする人が
多いようですね。二重にご縁があるから25円。いいご縁で115円)」

「二礼」「二拍手」「感謝・報告や願い事等」「二礼」「少し下がって
一礼」で終了です。

お寺は本堂まで通行は自由です。「鈴を鳴らす」「賽銭を入れる」「感
謝・報告や願い事等」以上で、帰る際はお尻を本堂に向けないようにす
る。大体、この位です。お賽銭は投げたりしないようにした方が良いで
しょう。

皆さん、正しいマナーでお参りできましたか。このメルマガは正月前に
記載した方が良かったと思いました(笑)。

仏教には「縁起」という大切な教えがあります。これは一般に使われる
「縁起が良い悪い」といった話ではなく、私たちを含めすべての存在は
互いに影響を与えながら支え合って存在している、という意味です。

人と人の関係も単なる偶然だと捉えるのではなく、すべて深い関係性に
よって起こり、また新たな縁を生んでいくものだから、どんな出会いも
大切にしなくてはいけないと考えます。

昨年出会った方々へ感謝の気持ちを持ち、また今年はこれから出会うで
あろう方々との出会いを大切に、日々を酔生夢死に過ごさないよう努め
る。このような気持ちで建設では、グループや各社協創先の皆さまとよ
り良き関係・信頼を築くように致します。

今年も宜しくお願い致します。


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 ◇◇◇NEW!今週の五十鈴グループホームページ更新情報◇◇◇ 
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今週、新たに五十鈴グループホームページに掲載しましたニュース記事
は以下の内容です。ぜひご確認ください。 

◆ニュースリリース 

2018.1.5 ワーレックス 仙台営業所開設のお知らせ
                             
        http://www.isz.co.jp/news/2018/0105_000279.html

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┃ たとえば「〇〇さんにコレについて書いて欲しい!」などの
┃ リクエスト、その他何でも言いたいコトはこちらへ!
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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.741〕は、2018年1月18日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

あけましておめでとうございます。
昨年もいろいろありましたが、今年はどのような年になるでしょうか。
自らの目標を忘れずに、今年も突き進んでいくことが大切ではないでし
ょうか。
新年は明けましたが、今年度最終の4/四期がスタートしたばかりです。
レースで言えば最終の第4コーナーに突入したわけですが、本年度のゴ
ールまで粘り強い末脚を魅せて駆け抜けていきましょう。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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