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五十鈴メールマガジン〔No.465〕教育の成果と弊害
配信日時:2013/09/27 10:15
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2012.05.24発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.465≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆□◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆□◆
 ◆                            ◆

        6月2日のグループ社員総会に向けて

        各社で拠点社員総会が実施されています。

     拠点での総会を行った上で、グループの社員総会に

       参画するプロセスを大事にしていきましょう。

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☆No.465 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_教育の成果と弊害
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_社員総会がキックオフ(鈴木副社長)
┃
┃【五十鈴マネジメントサービスの現場から】
┃ ■_人財(小原社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

        ――― 教育の成果と弊害 ―――
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鈴木貴士です。

今週も拠点の社員総会を回っていますが、どこの拠点も統率が取れてい
て嬉しく思います。それも統治ではなく、自治が良くできており、全員
参画の経営が感じられます。

土曜日は、ワーレックスとなって初めてのロジスティクス部門の拠点社
員総会が、六郷本社の大会議室で行われました。200人以上の人たち
が集まる中で、熱い雰囲気で行われました。

拠点社員総会が始まる迄の約2時間、CIミーティングを行い、ワーレ
ックスの歴史の始まりということで、五十鈴運輸と鈴康運送の歴史、ま
た、CIやコンプライアンスの意味、ロジスティクスの機能や役割、サ
ービスドライバーへの期待等が発表され、それを全員の話し合いで共有
するという時間を設けました。驚いたことに、旧鈴康運送の人たちはと
まどうこともなく、真面目に一生懸命取り組んでいる姿に感動しました。

慣れないことをやるときは、緊張もしますし、理解できないことも多い
と思いますが、「習うより慣れろ」ということで、同じ時間を共有した
ことは良かったと思います。ただし、慣れている旧五十鈴運輸の人たち
が慣れすぎていて、多少不真面目に感じられたのは残念なことです。

全体の流れを見てもスタッフをはじめ、慣れている人たちが自分たちの
共通言語をまくしたてたり、五十鈴チックなスピードで事を進めたのは、
慣れない人たちに対する配慮が欠けていたのではないかと思います。私
は講話の時にそれを言おうと思いましたが、そちらに関心が向いてしま
うとかえって良くないと思い、やんわりとしか話しませんでした。

ワーレックスのみならず、様々な場面で、スズヤスの人たちと接触する
機会が多くなりましたが、総じて、真面目で自分たちの仕事に一生懸命
取り組むという人々が多いという印象ですし、幹部の人たちも優秀な人
たちが多いと思いました。

しかし、五十鈴のように莫大な教育予算を投資していませんし、小集団
活動もやっていません。この辺は会社やトップの考え方ですが、自然界
でも野生で育った花々はそれぞれ逞しく、美しい姿があります。それを
花壇や庭に移し替え、ある種の調和や統合、全体の美しさにするのが企
業内教育だと私は思っています。

個々の美しさから全体の美しさにすることが経営である、と信じて30
年間教育研修を強化してきました。しかし、教育を強化する余り、それ
が当たり前となって、一人ひとりの個性的な強さがなくなってしまって
いるのではないかと懸念しています。

そして、アイコミは患者が医者となるというコンセプトで私が創りまし
たが、長い時が経ち、優秀な人間が採用され、気を付けていても先生に
なってしまう傾向があります。クライアント、患者の立場になる、とい
うことが最も重要なことで、「知っているところから、知らないところ
に段階的に教えていく。生徒中心に、実際の問題に結びつけて、全体・
部分・全体というように教える」のが「啓発的な教え方の要素」です。

60周年記念の五十鈴グループの社員総会のテーマは「温故知新」です。
この意味合いを是非理解してください。「故きを温ねて新しきを知る、
以って師と為るべし。」古いことを尋ねて、そこから新しいことを知る
者は人の指導者になれる、ということですね。

60周年を機に、いつもは意識していない凍結している五十鈴の歴史を
是非、温めなおして、現在を知り未来の成功につなげてください。


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【執行役員が伝えたいこと】_鈴木副社長

       ――― 社員総会がキックオフ ―――
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先週から開催されていた拠点社員総会も、今週で終了します。特に、ス
チールサービス部門では、新拠点体制のもとで、サービスセンターとし
ての総会です。

3つのサービスセンターが一つの拠点として、新最適の組織へと進化を
図る時です。関東、中央、東海という大きな領域を拠点と見なして、新
体制づくりをしていきます。

「拠点」を場所のイメージでとらえてしまうと、イノベーションは起こ
せません。今までの考え方を変えて、拠点/センターの体制を創造しま
しょう。

併せて、Will-Navi/未来協創ステコミからの今年度活動報告
があります。これは、新拠点のブランド創りや、社員のみなさんの今ま
でと違う「やりがい、働きがい」に通じるものなので、足元の仕事と共
に、中・長期目標もしっかりと念頭に置いて、経営参画と協創活動をし
てください。

さて、今年度の五十鈴グループの基本方針は「ソリューション事業の強
化」です。現在、ソリューション部門を中心とした営業活動を行ってい
ますが、そのスタイルを強化するのではなく、新拠点としてのソリュー
ション活動を、事業という領域にまでイノベーションしていくことです。

その種は、前中期戦略の中でしっかりと蒔かれているので、イノベーシ
ョン協創によって育てあげていけば良いです。

もう一つは、ワーレックス・倉庫・オートのロジスティクス部門をロジ
スティクス事業として創りあげることです。ワーレックスは、単なる輸
送だけでなく、さらなる価値づくりを目指していきます。それには、グ
ループのビジネスリソースを積極的に投入していくつもりです。

社員のみなさんは、グループ戦略の推進者として、当事者意識を持って
取り組んでください。定住化した仕事場と業務領域に固執することなく、
自分の能力発揮の場を自ら広く求め、サービスセンターの社員として、
高価値の存在感を示していきましょう。

6月2日の社員総会は、「温故知新」がテーマです。60年の五十鈴の
歴史を感じながら、これからの未来に思いをはせ、全社員、心一つにイ
ノベーションをスタートさせましょう。


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【五十鈴マネジメントサービスの現場から】_小原社長

           ――― 人財 ―――
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早いもので、東京本社が開設されて約1年。あっという間に経ちました。
IMSは、決算業務、税務ヒアリング、定時株主総会の準備、SS部門
の再編やワーレックス設立支援、またグループ外でのコンサルティング
などタイトなビジネス・スケジュールの中で進めています。

今の陣容では、まだ多くの課題があるとは言え、組織の力や個人の力が
発揮され、様々な案件に柔軟に取り組むことができるようになりました。

今年度は、個人の力をさらに付け、「ALL AS ONE」何事も一
致団結で組織力をさらに発揮していきます。

5月になり、6月2日の「グループ社員総会」を前に各拠点で拠点社員
総会がスタートしました。先週の土曜にはロジスティクス(LG)部門
の拠点社員総会があり、私もスタッフとして出席しました。

五十鈴運輸もワーレックスとなり、社員が200名を越える人数で、六
郷本社ビルのホールも満員御礼の札が下がる程のマンモス拠点になりま
した。

中でも非常に嬉しかったのは、IA(五十鈴アテンダント)の女性社員
が2名、LG部門の社員総会を盛り上げるために主体的にスタッフとし
て手を挙げて参画してくれたことです。

部下でもないのに組織の枠を超え、関心を持ち、目的意識を持ち行動し
てくれたことです。グループ社員総会で、そのIAが登場しますので楽
しみにして下さい。

会の中で企業の三核活動は、「悪をなさない」「利益を上げる」「永続
する」と話をしました。「温故知新」「60周年」は今年の社員総会の
テーマやキーフレーズです。

過去から現在、そして未来。過去の先輩が築いた財産を、我々が未来に
向けてさらに磨きをかけ、そして次の世代に引き継いでいかなければな
りません。誰が引き継ぐのか、それは「人」です。

他社を圧倒するビジネスモデルやノウハウがあっても考えるのは「人」
ですし、動かすのも「人」です。機械設備をいくら磨いても綺麗にはな
りますが、性能は変わりません。

「人」は可能性と成長を併せ持ち、磨けば磨くほど可能性も広がり成長
していきます。新中期がスタートしました。「Will-Navi」も
具現化のステージになりました。それを実現可能にするには「人」。あ
るいは企業が永続するために必要なのは「人」です。社員一人ひとりが
様々なものにチャレンジし、価値を高めていきましょう。


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 ◇◇◇NEW!今週の五十鈴グループホームページ更新情報◇◇◇ 
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今週、新たに五十鈴グループホームページに掲載しましたニュース記事 
は以下の内容です。ぜひご確認ください。 

◆ニュースリリース 
2012.5.24  三菱商事鉄鋼製品本部長が
            五十鈴東海の各サービスセンターを視察
       →http://www.isz.co.jp/news/2012/0523_000114.html

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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.466〕は、2012年5月31日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

グループ社員総会が6月2日に実施されるにあたり、その前哨戦とも言
うべき各社の拠点社員総会が、各々の工夫のもとで実施されています。
グループ全体での社員総会にいきなり参加しても、自社や自己のことに
つながって来にくいものですが、前もって各社ごとに振り返りや目標の
共有がされていれば、グループのそれらが自社のことや自分のこととし
て当事者意識を持って理解しやすくなります。そして初めて社員一人ひ
とりの“参画”に結びつきます。今年60周年という節目の年に「温故
知新」というテーマで開催される社員総会ですが、初めてグループ社員
総会に臨んだ時の良い意味での緊張感や期待感を持ちながら、これから
の五十鈴の経営を担っていく気持ちを持って参画していきましょう。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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