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五十鈴メールマガジン〔No.741〕補聴器のポルシェを
配信日時:2018/01/18 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2018.1.18発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.741≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

           日本海側では大雪が降り

          この大寒波の影響で関東でも

          厳しい冷え込みが続いています。

     寒さ対策や風邪、インフルエンザへの予防を行って

      最良のコンディションで毎日を過ごしましょう。

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☆No.741 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_補聴器のポルシェを
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_羅針盤(山田専務)
┃
┃【アイ・ティー・シーの現場から】
┃ ■_情報の活用(川合社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

        ――― 補聴器のポルシェを ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

鈴木貴士です。

今年のお正月は天候に恵まれ穏やかな日々が続きましたが、歳を取ると
本当に一年が短くあっという間に過ぎ、まさに光陰矢のごとしという感
じがします。

年末のメルマガで、学生時代のヨーロッパ旅行のことを書きましたが、
その旅行に参加した先輩から連絡があり、約40年ぶりに会うことにな
りました。このメルマガを読んでいてくれたのですね。

久しぶりに昔話に花が咲いたのですが、記憶とはいい加減なもので、お
互い印象に残っていることが異なることが多々あることがわかりました。
しかし、先輩ですから年上に決まっていますが、若く元気で現役でおら
れるので良かったです。

さて、私の年末年始の予定はゴルフぐらいしかなく、しかも御存じのよ
うに調子は悪く、プレー中は補聴器をしていると風の音とかが煩いので、
外すと仲間やキャディの声が聴き辛く、機嫌が悪くなってしまいます。

友人からこのご時世にもっと良い補聴器が発明されるのではないか、と
いつも言われ、結構高額な補聴器をしているのですが満足のいくもので
はありません。

でも家にいる時はテレビの音は大きくできるし、家族は私が難聴なのを
知っているので気は楽なのですが、本当に自分の悪口はよく聞こえるも
のなのです。

年末年始は毎日ではありませんが孫たちが来襲してきて、ゲームばかり
やることになります。トランプのババ抜きや七並べのようなものは良い
のですが、「モノポリー」のような複雑なゲームは難聴だと何が何だか
わかりません。

特に家の孫たちは英語ができるのでゲームも英語版で、チャンスカード
等、英語でペラペラやるので、難聴と語学力の無さで全くついていけま
せん。

「わからなくてもいいから、オジイチャン、200ドル払ってよ!」と
言われ面白くありませんが、それにしてもこのゲームはキャピタリズム
丸出しのゲームで、これで鍛えられたら本当の資本主義の理屈が理解で
きると思いました。

ともかく投資をしなければ勝てません。そして誰かが銀行役になるので
すが銀行がちゃんと機能しています。ウチは倅が銀行員なので、彼が中
心になりゲームが進んでいくのですが、資産取得が一段落したところで
「ディールタイム」と言って資産の取引が行われるのですが、その時の
交渉力がものをいいます。

孫どもはなかなか交渉上手でこれはさすがに日本語でやるのですが、甘
い顔すると不平等な取引をされるので、本気で取り組まなければなりま
せん。

そもそも「モノポリー」とは「独占」という意味ですから、格差が付き
相手が破産するまでという、お金のゲームです。双六や人生ゲームのよ
うな情緒はありません。ということで、グローバリストの孫たちに散々
やられてしまいました。

しかしこういう時にももっと良い補聴器はないかなと思っていると、前
述の友人からラインで五木寛之氏の「孤独のすすめ」(中公新書ラクレ)
という本のなかに「補聴器のポルシェを」という一節があるから読んで
みたらと連絡がありました。

補聴器のポルシェやフェラーリ級の物が開発されたら、大金を叩く人々
が世界中に数多くいるはずだ。高齢者が困ることが一番よくわかるのは
高齢者自身で、そうした層をターゲットにした製品のマーケティングや
開発は高齢者の人々に任せたらどうか? ということが書いてありまし
た。

「みんなが満足できる補聴器」は夢物語ではなく、それだけの研究開発
費を投入されれば可能で、そうしたら私は車一台の値段でも購入すると
思うのです。補聴器だけでなく、高齢者に対するマーケティングは本当
にこれからも必要だと思いました。


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【執行役員が伝えたいこと】_山田専務

           ――― 羅針盤 ―――
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年も明け、あっという間に2週間が過ぎました。今年も宜しくお願い致
します。

今年のお正月も昨年同様、天候にも恵まれ、穏やかなお正月を迎えるこ
とができました。今年も仕事始めは、4日の高炉メーカーさまの互礼会
に始まり、各SCでの安全祈願祭、熱田神宮へのお参り、そしてお客さ
まの新年賀詞交換会への出席と、気分も新たにスタートしました。

互礼会や新年賀詞交換会は、それぞれ経営トップの方から新年を祝う挨
拶で、干支にちなんだお話や今年の景気動向に対する見解、そして今年
の経営方針を直接生の声で確認できる良い機会だと受け止めています。

東海地区は2018年も自動車業界を中心に繁忙感の高い年となること
が見込まれますが、各経営トップには新年にあたり各業界の課題解析に
向け、安全と品質面での体質強化、収益体質の改善、自社の事業革新等
々の方向性について具体策を交え語っていただけました。

年始のご挨拶でのT自動車のT1部品メーカーの社長との会話では、昨
年来より本格的に始まった自動車産業における自動運転や軽量化といっ
た自動車の構造革新の急激な変革の波への対策を、業界の未来予測を基
に危機意識を持った考え方と自社の方向性についてお聴きすることがで
きました。

五十鈴東海としても、東海マーケットの大きな転換期を見据え、果敢に
リスクテークして攻める姿勢を崩さず、大胆にアナログ技術とデジタル
技術の融合やマルチ協創体制創りを狙っていきたいと考えています。

年始のTV番組では、今年の世界の政治経済の動きを予測し語る評論家
を多く観ましたが、よほど先見性のある人でもない限り「自分が進むべ
き羅針盤を見つけることができて、それがいつも合っている」というこ
とはほとんどないと思います。

名経営者といわれる方々のなかでも、「本当に自分の行き先が見えてい
る」人はそう多くはいないはずです。突発的な出来事が日々起こるなか、
わかっている方がおかしい。

羅針盤は「方向性が完璧に合っていないといけない」わけではなく、大
まかでいいわけです。北へ行くのか、南に行くのかさえ間違えなければ
いい。行きたい角度が間違っていなければ、少しずつ軌道修正しながら、
だんだんと目的地に近づくことができるはずです。

つまり自分なりに何かをやってみて、微調整を繰り返していく。これを
習慣化することだと考えます。そうやって修正していけば、目標や目的
に近づける。柔軟性を持って振り返りながら検証し、対処していきたい
と考えます。

年初に五十鈴東海全社員が、今年一年の豊富を語りましたが、一人ひと
りが組織の方向性に合わせた自分自身の羅針盤を持って、好奇心、探求
心、挑戦心の行動をとっていきたいと思います。


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【アイ・ティー・シーの現場から】_川合社長

         ――― 情報の活用 ―――
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今年は穏やかなお正月を迎えられましたが、ここ最近は日本海側を中心
に天候が荒れ、大雪の影響による交通機関のマヒなどの事象も出てきて
います。寒さも厳しくなり、出張等の移動や健康管理には十分配慮して
対応していきましょう。

1月2日は皇居で一般参賀が行われましたが、2019年4月30日に
退位される天皇陛下がお出ましになられる残り少ない機会ということも
あり、平成最多の12万6千人強の人が集まりました。私もその中の一
人として初めて参加してきました。

皇居周りには一般参賀ツアーのバスが何百台とあり、すごい人の数で歩
くだけでも大変な状況でした。皇居到着後、2時間程度で長和殿前に入
ることができました。天皇皇后両陛下や皇族方がお出ましになられると、
前の人たちの振る国旗で長和殿のベランダにいらっしゃる天皇陛下は見
られない状況でした。

天皇皇后両陛下のご尊顔を拝するのはテレビの方が圧倒的に良く拝見で
きますが、天皇陛下の新年のお言葉をその場で聞くことができたのは非
常に感動しました。来年はもっと混雑することと思いますが、心新たに
する良い機会であり、今後も参加しようと思いました。

私にとっては一般参賀への参加という、今までと違う1年のスタートと
なりました。例年であれば、家に居て箱根駅伝のテレビ中継を朝から観
ています。今年は自分から積極的に「いつもと違う」ことにチャレンジ
していきたいと思っています。

2017年度のITCは、スマートバリューの開発を戦略の一つとして
推進しており、たくさんのテクノロジー開発にチャレンジしています。
今年度も残すところわずかとなりましたが、新しい生産性診断システム
の開発など今年度中に形作るテクノロジーも見えてきました。

新しいテクノロジー開発にチャレンジしていくといろいろ未経験な体験
をしていきます。大きな流れのなかでのセオリーはあるものの、こちら
にもパートナーにも知見の無いことや確認事項に時間を要する事柄など
さまざまな苦労が出てきます。

しかし、そういう苦労や経験を通じてモノの見方や考え方の範囲が広が
り、いろいろな場面でのソリューション展開での引き出しの多さにもつ
ながっていきます。VCを目指していくなかで、新しいモノやサービス
の研究・開発は今後も継続して取り組み、ITCの財産を増やしていき
たいと思います。

2018年度は、ITCの中期戦略のテーマである「リアル・テクノロ
ジーパートナー」となるべく、今期開発しているテクノロジーを活用し、
生産性改善マーケットに対して新しいソリューションを展開していくこ
とに力を入れ、お客さまに喜ばれる成果を一緒に作っていきたいと思っ
ています。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.742〕は、2018年1月25日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

この冬、寒波到来で体調を崩された方も多いのではないでしょうか。そ
ういう私も風邪を引いてしまい、気力と根性で何とか会社を休まずに治
しましたが、こういう経験をする度に普段当たり前と思っている健康で
いられることのありがたみを実感するところです。生かされていること
にあらためて感謝しつつ、日々充実した時間の過ごし方を心がけていき
たいと念じている今日この頃です。
                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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