バックナンバー
五十鈴メールマガジン〔No.742〕雪やこんこん
配信日時:2018/01/25 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2018.1.25発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.742≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

         今週初めの関東を見舞った大雪で、

         交通網などが大きな被害を受けて

     大変な思いをした人も多かったのではないでしょうか。

        頻繁に起きる自然現象ではないからこそ

      事前情報からの備えが大事だと思うところです。

================================

☆No.742 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_雪やこんこん
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_初志貫徹(老田常務)
┃
┃【アイ・コミュニケーションズの現場から】
┃ ■_成長・進化を期する(臼井社長)
┃
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

         ――― 雪やこんこん ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

鈴木貴士です。

今週月曜日の大雪は大変でしたね。私はその日お客さまの賀詞交歓会に
出席したのですが、あまりの大雪で視界が悪くなっており、運転手が目
的地近くで道を間違えるというアクシデントもありました。

その夜は竹馬の友と新年会をやる予定で、その場所も昔馴染みにしてい
た閉店したレストランが別の場所で再オープンするということで楽しみ
にしていました。

元々そのお店は前述の友人が紹介してくれたユニークなレストランで、
生演奏も入りそのお店からスターになった人もいましたし、クリスマス
パーティーで息子が逆ビンゴで優勝し豪華な賞品が当たったとか、いろ
いろな思い出があるところなのですが、一番印象に残っているのは以前
このメルマガに書いたかもしれませんが、ある日私の妹から電話があり、
二番目の息子が大学を卒業する際、ジャズメンになると言っているのを
止めてくれという依頼でした。

私から見れば甥っ子に当たるわけですが、良い大学にも行っていたので
すから一流会社に入ると思っていたので意外でした。しかし確かにサッ
クスも上手で、自分の大学では物足りず他の大学にも出向き腕を磨いて
いたようです。

私が「自分の好きな道を行かせればいいではないか」というと、妹は長
男が自分の道を自分で行っているので、二男には地道な世界に行って欲
しいということで、「お兄ちゃんは自分の息子は銀行員で固く行ってい
るから・・・」と、とばっちりが来そうなので依頼を引き受け、さてど
うしたものかと思案していると、そのレストランが思いつきました。

店のベテランギャルソンに事情を話すと、二つ返事である有名なベース
マンに相談すると良いと勧められ、その人物が出演する日に妹と本人、
そして楽器を持ってくるように言われました。

当日私も付いて行きましたが、その人物はにこやかな笑顔で現れ「君だ
ね、早速やってみよう!」と一言二言打ち合わせしてから演奏が始まり
ました。

「酒とバラの日々」というスタンダードナンバーでとても良い演奏でし
たが、途中でギャルソンがバッチリマークサインを出すので、それでは
趣旨と異なるではないかと困っていると、演奏はアドリブに入っていき
ました。

すると甥っ子はメロメロになり、演奏は乱れてしまいました。演奏が終
わりガックリして引き揚げてきた甥っ子にベースマンは、「君、よくわ
かっただろ! 君はとても上手いけれどもプロで飯を食っていくのは大
変なことなのだよ。僕は有名タレントのバンドのメンバーだったからこ
の歳までやっているけれども、ほとんどの人は食えないんだよ。素晴ら
しい趣味だから音楽は続けなさい。けれどもプロはあきらめた方がいい
ね」とやさしく諭してくれました。

そして次の日から甥っ子は就職活動に入り、見事一流会社に合格し妹の
希望通りになり、私も感謝されました。さらにプロの音楽家と結婚し、
家庭内で楽しく演奏しています。

というような思い出の場所の再開なので、大雪のなかどうしても行くと
心に決めて行ったのですが道中は大変でした。店に入ると別世界でお客
も多く、父親の後を継いだ若いマスターが我々を迎えてくれました。

外は大雪です。「雪」という童謡は「雪やこんこ、あられやこんこ」と
いうそうですね。その昔私は、「雪やこんこん、あられやこんこん」と
歌っていましたがどちらが正しいのでしょう。そんなことより大雪と馴
染みの店の再開で記憶に残る、竹馬の友との新年会でした。


□■□■========================================================

【執行役員が伝えたいこと】_老田常務

          ――― 初志貫徹 ―――
========================================================□■□■

私にとって、新年に入り第1回目のメルマガとなります。今年もご愛読
の方、どうぞ宜しくお願い致します。

本年も各業界において各社トップの年頭挨拶(今年の経済見通し、重点
課題・施策等について)がありました。昨今の北朝鮮核開発問題の緊迫
化や中東情勢の先行き不透明感等、「世界的な地政学的リスクの高まり
に対しては引き続き注意を要する」としながらも、米国、欧州等の好調
な経済に牽引される形で、「日本経済の回復基調は今年も継続し、堅調
に推移する」との声が多かったと思います。

またここ数年、一流メーカー等の不祥事が相次いだこともあり、「企業
のコンプライアンスの徹底」や「安全や品質の強化」について多くの会
社で重点課題として掲げられていました。

そのなかで私として注目したことは、現在はいろいろな分野で従来の産
業構造を一変するような動き(デジタル技術の進化など)が加速してい
る大変革の時期にあるということを認識した上で、ビジネスを取り巻く
「激しい環境変化のスピードへの対応」を施策に掲げる声が多かったこ
とです。

AI、IoTといった新たなテクノロジーを活用したデジタル化等の流
れに対して、いかにタイムリーに適応し、業務の効率化、生産性の向上、
付加価値の創造に結び付け、ビジネスチャンスの拡大につなげていくか
で、企業間の成長性、業績等における格差が拡がってきます。

このような産業構造の変化に対応した会社の変革、イノベーション活動
をいきなりトップダウンで取り進めても、これまで変革活動に真摯に取
り組んでこなかった企業には、既成概念を打ち破り、新たな価値観を見
出すことはなかなか難しいことでしょう。

しかし日々全員参画経営の下、未来を見据えてどう付加価値を創造して
いくか、将来の変革に向けた課題を持ちどのように成果を創出していく
かを考え、創造的なイノベーションのための組織活動を継続的に実践し
てきた五十鈴の社員にとっては、この変革期を乗り切り新たなビジネス
を獲得できる好機とも言えると思います。

今年の干支は戊戌(つちのえいぬ)、その語源としては大いなる繁栄を
意味する十干の「戊」と、滅亡を意味する十二支の「戌」がどちらにも
転ぶ可能性があり、大きな変革に向けての節目の年となると言われてい
るようです。

時代、環境の変化にいかにスピーディーに、臨機応変に対応していくか
が問われる一年となりそうです。

社員の皆さまも今年こそは「○○を達成しよう」「○○の知識を深めよ
う」等、それぞれ抱負、目標を立てたことと思います。新年に決めたこ
とを最後まで貫き通し達成することは口では簡単に言えるものの、継続
することが難しいものですが、大きな変革期に直面しているという危機
意識を持ち、目標の実現に向け強い意志を持ち、気を引き締めて取り組
んでいきましょう。


*━■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【アイ・コミュニケーションズの現場から】_臼井社長

        ――― 成長・進化を期する ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□━*

年が明けて、年度の締めくくりとなる活動と新年度に向けた準備活動と、
やらねばならないことと考えなければならないことがたくさんあります。

限られた時間を有意義に過ごすとともに、慌ただしさに集中力が途切れ
ることないよう、何よりも健康と安全には細心の注意を払って臨みまし
ょう。

年末に来期のグループ基本方針概念図が発表されました。キャッチフレ
ーズにある「ビッグシフト」という言葉に触発されて、いろいろな視点
で情報収集と学習を行っています。

そのようななか先日ある拠点で会話をしていたところ、お正月にTVで
放映されていた「君の名は。」の映画の話になりました。

一昨年大ヒットし、ご覧になった人も多いかと思います。私は映画館に
足を運ばずDVDで昨年観ていたのですが、地上波放送でもう一度観て
みました。

最初に観た時とは見えなかったものがたくさん見えてきて、とても面白
く感じました。ストーリーそのものを面白く感じたというよりは、前述
したように気づかなかったシーンや台詞の意味の深さがわかることで異
なる作品を観ているような感覚を得られたのです。

その話をしたら、同席していたメンバーの一人が数年前に推奨されたビ
ジネス書を読んだ際、難解で自分のなかに入ってくるものがなかったの
に、最近読んだらとても面白く一気に読んでしまったという話になりま
した。

私も以前読んだことのある本だったのでどこが面白かったのかと尋ねた
ところ、興味深い話をたくさん聴かせてくれました。本の内容よりも、
その話をしてくれた人の成長が実感できる嬉しい時間を得ることができ
ました。

昔読んだ本や映画を読み返す、再度観るということによって、異なる感
じ方や学びが存在することは多くの人が体験していることだと思います。
その瞬間の感覚だけで通り過ぎることなく、なぜあの時の自分にはそれ
を感じることができなかったのか、意味を理解できなかったのか、今の
自分はなぜそれを面白いと思えるようになったのか、と今の自分を考え
るとても良い機会になると思います。

本や映画だけでなく、自身の経験を振り返った時に、なぜあの時あのよ
うな意思決定をしたのだろうと今の自分だったらもっとこうしたのにと
思うことが多々あります。

こういう時は、後悔ではなく今の自分が成長したんだと受け止めていく
ことが大事だと思っています(そうでないと後悔だらけ?)。

今年度の社員総会のパンフレットにWill-Naviが発表されてか
らの7年間の経営テーマ・基本方針・キャッチフレーズが並んでいるペ
ージを今一度見てください。

発表された時に理解したことと今わかっていることは相当異なっている
と思います。リアルにそれぞれが体験してきたことを通して、深さや自
分なりの解釈が生まれています。

毎年、示される方向性に対して何かを変えて新しいものを得ようとする
努力があるから見えなかった世界、通り過ぎていた景色が今は見えるよ
うになってくると実感しています。

そして、もっともっと見えないものを見る力をつけるための努力が必要
だと感じています。未来は見えません。でも未来を予測する力はいかよ
うにも蓄えることができます。

自発的に組織として未来を見る力を備えて、そのために今何をするのか、
私たちの取り組み領域を今後さらに拡大させたいと強く思います。

成長し続けること、進化し続けることに年齢は関係ありません。挑戦す
ること、学び続けること、これを今年もたくさん皆とともに実践してい
きたいと思います。そのために会社ぐるみで外に出て、新しい組織や人
や出来事にたくさん触れていきたいと思います。

そして一年後、もう一度「君の名は。」を観たら、何か違うものが見え
たり感じたりするのかな? と、思いつつ自分自身の変化を楽しめる一
年にしたいと思います。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◇◇◇NEW!今週の五十鈴グループホームページ更新情報◇◇◇ 
――――――――――――――――――――――――――――――――
今週、新たに五十鈴グループホームページに掲載しましたニュース記事
は以下の内容です。ぜひご確認ください。 

◆ニュースリリース 

2018.1.24 アイ・コミュニケーションズが
     「イベント総合EXPO(2月開催)」に出展します
                             
        http://www.isz.co.jp/news/2018/0124_000283.html

●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
 
┏ ■ Voice to Voice!
┃
┃ 皆さんのご意見・感想お待ちしています。
┃ たとえば「〇〇さんにコレについて書いて欲しい!」などの
┃ リクエスト、その他何でも言いたいコトはこちらへ!
┃
┃    ┏━━┓
┃    ┃\/┃  mailmaga@isz.co.jp
┃    ┗━━┛
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

────────────────────────────────
【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.743〕は、2018年2月1日に配信いた
 します。
────────────────────────────────

☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

月曜の関東に降った大雪には、改めて自然の脅威を感じた人も多かった
のではないでしょうか。
この冬、欧州やアメリカでは大寒波が到来していますが、日本でも今週
は特に日本海側や東北では厳しい冷え込みが想定されています。関東で
も大雪に見舞われたあと寒い日が続きます。寒さ対策はもとより、通勤
時の事故やケガにも十分に注意をしていきましょう。

                     (編集室/本間 靖啓)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆メールマガジンバックナンバーのご利用は◆
https://a09.hm-f.jp/index.php?action=BN&gid=1&aid=81

◆メールマガジンの新規ご登録◆
当メルマガを転送でご覧いただいている方で正式に配信を希望される方
は、
https://a09.hm-f.jp/index.php?action=R1&a=81&g=1&f=1
の所定フォームにご記入の上、お申し込みください。

◆メールマガジンの配信停止◆
今後配信をご希望にならない場合は、大変お手数ですが、このメールに
ご返信いただき、配信停止の旨、お伝え下さい。

◆メールアドレスの変更◆
修正・変更の場合は、大変お手数ですが、このメールにご返信いただき、
修正・変更内容をお書き添えの上お送りください。

================================

 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

 転載を希望する場合は編集室までご連絡下さい。
 mailmaga@isz.co.jp

==ISZ Mail Magazine =====================

 五十鈴メールマガジン ≡No.742≡

======================= ISZ Mail Magazine