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五十鈴メールマガジン〔No.744〕百歳人生を生きるヒント
配信日時:2018/02/08 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2018.02.08発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.744≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

       この冬例年にない大寒波となった日本ですが、

        北陸など日本海側の広い範囲にわたって

          今週も大雪に見舞われています。

     関東でも今後も降雪の可能性があるといわれています。

    天気予報などの情報を活かし万全の対策をとりましょう。

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☆No.744 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_百歳人生を生きるヒント
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_バリューセンターを実現するための挑戦(瀬戸執行役員)
┃
┃【五十鈴マネジメントサービスの現場から】
┃ ■_未来スタンダードの探求(新川社長)
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

       ――― 百歳人生を生きるヒント ―――
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鈴木貴士です。

この前も五木寛之先生の「孤独のすすめ」から「補聴器のポルシェを」
という話をしましたが、その時にもう一冊「百歳人生を生きるヒント」
(日経プレミアシリーズ)という本も買いました。

25年前「生きるヒント」という本で大ヒットしたものの続編のような
感じですが、題名からして衝撃的ですよね。確かに「はじめに」のとこ
ろに「百歳人生の衝撃」というタイトルが書かれています。

テレビでも新聞雑誌でも特集が組まれて、内閣府までも「人生100年
時代構想」というプロジェクトを立ち上げました。

「生きるヒント」はバブル経済崩壊後の危機のなかで、大きな不安を抱
いている時、どんな生き方をすれば良いのかを示唆してくれましたが、
今度はその時とは別次元で、本当に自分のこととラップして考えなけれ
ばならなくなりました。

ここでもこう書かれています。「百歳人生と簡単に言いますが、もしそ
うなれば、これは人類史がほんとうに大転換の時代を迎えることになり
ます。これまでの人類史の価値観やシステムは、おおむね『人生五十年』
を前提に築かれてきたものです。政治も経済も、哲学も文学も芸術もみ
なそうです。それがひっくり返ってしまうわけですから」。

この本の帯には「さあ、準備をはじめよう。」(未曽有の長寿時代をど
う生きるか?)と書かれています。

考えてみると全くそのようなことはなく、ただ漫然と老いるということ
に対向していたのだと思います。それでも私は難聴なのでそういう自覚
は多少ありますが、百歳まで生きるプランなぞ考えてもみませんでした。

「百歳人生の三つの不安」として、まず「経済的な変動に対する不安」。
一般的に六十歳で定年退職した後に、お金がいくらあれば大丈夫かとい
う予測で2500万円という説がありますが、筆者は年金を含めて当て
にならないと述べています。

二つ目は「社会情勢に対する不安」。戦争や巨大災害に見舞われたらど
うするかということですね。

そして三つ目は「健康問題の不安」。これは健康と介護の問題で、長生
きをすればするほど不安になる要因です。でも、これらの問題を真剣に
考えたことさえないというのが現実です。多少の蓄えはしておかなくて
はならないとは思っていても、百歳から逆算して、どのくらいかかるの
かなどとシビアに計算したことはありませんでした。

そして著者は「新しい人生哲学を打ち立てる」ことを提唱しています。
そしてそれにはある種の覚悟が必要だとも述べています。私も若いころ
から不摂生で、子供がもの心つくころから「俺は五十で死ぬぞ!」とか
わめいていたようで、還暦を過ぎた頃から、魔女や子供たちに「全然、
死なないねー」などと冗談を言われるようになりましたが、それも元気
で未だに不摂生をしているからで、少しは反省して、「百歳人生を生き
る」つもりで生活を変えようかと思ったりしますが、多分無理ですね。

朝の散歩でも、元気な若い人々がランニングをしているのに目を奪われ
ますが、よく観察していると老人が極めて多い。それも杖を突いたり、
明らかにリハビリ中の人たちもいます。

もちろん元気な老人は大勢いますが、自分がその範疇にいるとは思って
もみませんでした。確かにそろそろ「新しい人生哲学を打ち立てる」こ
とが必要なのかもしれません。考えてみれば還暦ははるか昔に過ぎてい
ったのですから。


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【執行役員が伝えたいこと】_瀬戸執行役員

   ――― バリューセンターを実現するための挑戦 ―――
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今週に入ってからも、各地で大雪が警戒されていますが、関東地区で4
年ぶりとなる大雪が降って以来、週間天気予報を注意深く確認していま
す。

小山地区でも先週2度の降雪があり、未だに道路の至る所にある残雪が
凍ってしまい朝晩の通勤には注意が必要です。毎朝のラジオ体操も一週
間できない状況が続きました。

今年は各地域の積雪が平年比で100%を超えている地域が多いそうな
ので、普段の生活にも多くの支障が出ています。

この雪が、自動車産業に起こっている100年に一度と言われる大変革
時代にとっても克服しなければならない難敵になっているという話をお
客さまから聞きました。

完全無人運転車が登場するなど、自動運転の技術進歩は想像以上の速さ
で進んでいます。この自動運転技術ではカメラとレーザーが極めて重要
な役割を担っている訳ですが、弊社のお客さまにもその一部となるヘッ
ドランプシステムの開発に取り組んでおられるお客さまがおります。

カメラとレーザーで車の周りにある物体を追跡して見える世界を高精度
3Dデータとして表示できる驚異的な能力が雪片と他の物体を混同して
誤作動をする恐れがあると言うのです。

要するに雪に対する反応が鋭敏過ぎて車の周囲にある物体との距離感を
無駄に計算することで運転不能になるのだそうです。冬の気候が厳しい
地域では降雪だけでなく障害物が見えない雪道や凍結道路への対応など
克服しなければならない課題は他にもあります。

前回のメルマガで「ゆうだい21」という新品種のお米栽培への取り組
みを書いたのですが、共通して言えることは「難しいことへの挑戦」を
通して、これまでにない付加価値を提供しようとしているところです。

高い志とたゆまぬ努力がそこにはあります。バリューセンターを目指し
ている我々もそう有りたいと強く思います。

バリューセンターへの道のりは、当然ですが我が社だけでは推進するこ
とはできません。ビジネスパートナーの方たちと同志的なつながりを持
ちながら協力し、助け合いながら目標に向かって努力を積み重ねていく。

そして忘れてはならないのが、付加価値を具現化して提供するまでの時
間的な速さが一段と増していること。このことはバリューセンターを目
指している我々にとっては極めて重要な認識です。今後、増々高めてい
かなければならない組織的な能力になります。

今週からIOC発表会が始まりますが、バリューセンターを実現するた
めの挑戦がどのような具体論でどこまで進んでいるのか。今期成果への
実績検証もしながら、来期につながるIOC成果発表会になるようにし
ていきましょう。

また、IOC週間の見学移動や変則稼働には十分注意を払って、いつも
以上に確認することや時間に余裕を持った行動を心掛けてください。


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【五十鈴マネジメントサービスの現場から】_新川社長

      ――― 未来スタンダードの探求 ―――
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RPA(Robotic Process Automation)に
対する注目が急速に高まっています。日本では、2015年頃から大手
企業を中心に導入が始まり、この1年ほどで中小企業へも拡がっていて、
2020年には日本企業の70%まで導入が進むと見込まれているそう
です。

大手保険会社や金融機関における導入効果などがよくニュースになり、
2万時間分の事務処理作業を削減できた、熟練スタッフ10名の業務を
新人スタッフ1名の業務へと削減できた、9千5百人相当の労働量の削
減を行っていく、というようなことが話題になっていました。

このRPAは簡単に言うと、人間がパソコンで行っていた手作業を自動
で実行するソフトウェアのことですが、得意としている業務は「繰り返
し行う業務」「大量データを処理する業務」「ルールに基づいた業務」
などだと思います。

これまで人間にしかできないと思われていた作業を、人間の補完として
遂行できるようになったことから、2025年までには全世界で1億人
以上の知的労働者、もしくは1/3の仕事がRPAに置き換わるとも言
われています。

事務や管理業務などを行っている、私たちIMSの将来にとってもこれ
は大きく影響する事柄だと思っています。

IMSでは、今中期の一つの課題として、いつ・誰が・どこでやっても
同一のアウトプットが出せるオペレーションを実現させようと、業務の
「見える化」「標準化」「自動化」とプロセス変革に取り組んできてい
ます。

その中核になるであろうRPAですので、この下期から導入して順次R
PA化している最中です。

当然ながら、時短という効果を期待しているわけですが、それ以上に感
じていることは、業務を変えていくという自主性が全社員のなかで高ま
ってきているということです。

一つの業務がRPA化されると、他の業務もできないかと探し始め、ま
たRPA化を進めていくなかでも、業務プロセスのなかの無駄や効率化
について考えるようになってきています。

言ってみれば、未来の自分たちの業務がどんなふうになっているのだろ
うかということを考えるキッカケになっているということです。こうい
う未来スタンダードの探求に、これからはより力を入れて取り組んでい
きたいと思っています。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.745〕は、2018年2月15日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

この冬の例年にない大寒波の影響で、関東でも先々週交通機関の乱れや
路面の凍結などで日常生活に支障があったばかりですが、五十鈴グルー
プでは、今週から一週間「IOC成果発表会」が各拠点で行われます。
拠点間での見学の移動の際にはくれぐれも降雪情報や、路面状態などに
十分に気をつけていかなければなりません。また、インフルエンザの流
行もピークのこの時期、人の集まるなかでのエチケットマナーにも留意
していくことが大事ですね。
                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
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 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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