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五十鈴メールマガジン〔No.746〕羽生と羽生
配信日時:2018/02/22 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2018.02.22発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.746≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

          あと1週間で2月も終了します。

      2018年度もあと1ヵ月強でやってきますので、

            十分な準備期間として

        時間を有効に使っていきたいものですね。

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☆No.746 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_羽生と羽生
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_仕事が楽しくなる働き方改革(山田専務)
┃
┃【NS九州スチールサービスの現場から】
┃ ■_新年度に向かって(岩崎社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

          ――― 羽生と羽生 ―――
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鈴木貴士です。

オリンピックも盛り上がっていますが、日本は金メダルがなかなか取れ
ずに心配でした。しかし遂に、見事羽生選手が期待通り金メダルを獲得
してくれました。

怪我との戦いを制し、痛み止めを飲みながら戦ったとのことですが、そ
ういうことを感じさせない圧巻の演技でした。あの精神力の強さはどこ
から来るのでしょう。

そしてその後のマスメディアの対応も丁寧に応え、神対応と言っても過
言ではない、一つひとつの言葉に個性と重みがありました。世界中のメ
ディアは彼を称賛し、世界の羽生結弦を決定的なものにしました。

彼の傍にいるとフェルナンデスも宇野昌磨もイイヤツに見えてしまうほ
ど、不思議な魅力がある人物なのは間違いありません。本当に日本人と
して誇らしく、66年ぶりの大会連覇に酔いしれました。

一方、国内では同じタイミングで国民栄誉賞を受賞したばかりの羽生善
治竜王が新進気鋭の藤井聡太五段に敗れ、彼のことを絶賛する一方で、
「新しい感覚が必要と痛感した一日でした」とコメントしました。

共に勝負の世界ですが、この二つの出来事はさまざまなことを考えさせ
てくれました。オリンピックという世界が注目する舞台と日本将棋連盟
が主催する勝負では次元が全く異なりますが、その凄さは計り知れませ
ん。

そもそも日本語は面白いですね。羽生と書いてハブと読んだり、ハニュ
ウと読んだり平気でします。当日、「羽生敗れる!」と字幕スーパーで
読んだら、羽生結弦選手が負けたのではないかと思ってしまいますよね。

そういう言語学的にも難しい国にこういう名前の二人が存在し、同じ日
に日本を沸かすというのは面白いですね。オリンピックは誰しも注目す
るでしょうが、将棋のオープン戦はまだ中学生の藤井聡太五段が羽生竜
王と戦うということで将棋ファンは注目したでしょうが、興味を持たな
い人も多かったと思います。

しかしこの15歳の少年は日本の将棋界のみならず、世代を超えた人々
にさまざまな変化や影響を与えました。それまで忘れ去られた戦前生ま
れの最後の名人で、最年少棋士の記録を持っていた加藤一二三さんとデ
ビュー戦で最年少対最高齢で対戦してから、加藤さんは「ひふみん」と
いう愛称ですっかり人気者になってしまいました。

やはりこの少年も人に影響を与え、周りの人を幸せにする才能を持って
いるようで、その経済効果は計り知れないとともに日本の将棋界の未来
を明るいものにしたと思います。

なんとなく洋風なものが流行する一方だった日本の文化を、インターネ
ットやAIというものも取り入れながら新しい将棋界の発展の仕方でこ
れからが楽しみになりました。

羽生竜王もそういうことを実際に感じながら国民栄誉賞の名に恥じない
棋士として、これからも精進していく良い切っ掛けに今回の対局はなっ
たと思います。

そして藤井聡太五段は続いて決勝戦でも勝利し、あっという間に六段に
昇格しました。

思えば4年前のソチオリンピックで19歳の羽生結弦選手が金メダルを
取ってから今回の快挙まで、本人が言っているように順風満帆だった訳
ではありません。取り分け今回の大怪我は選手生命を脅かすほどのこと
でした。しかしそれを乗り越えたからこそ待っていた栄冠。人生とはそ
ういうものなのでしょう。

もちろん羽生竜王はその修羅場に生きてきたのだと思います。藤井六段
にも必ずや試練と栄冠が待っているのだと思います。


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【執行役員が伝えたいこと】_山田専務

      ――― 仕事が楽しくなる働き方改革 ―――
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2017年度の下期IOC成果発表会も先週で終了し、2018年度
(新中期2年目)のIOC活動のロケットスタートに向け、3月末まで
の期間はいろいろな準備を進める大切なタイミングです。

各SCでの成果発表会には他SCのメンバーも数多く見学に訪れていま
したが、それぞれのチーム発表の内容を分析したり、自チームとの着眼
点の違いや発想の違い等を感じ取ることができたと思います。

次期活動において真似できるところは素直に取り入れたり、確認すべき
点はちゃんと情報を取り合ったりすることが大切だと考えます。

今回の発表会では、前回より拠点として一体感ある活動内容や、チーム
メンバーの主体的活動内容が伝わるものが多かったように思えました。

そしてマーケットからの期待に対し、期待値以上の成果で新たなブラン
ド価値につながる活動ができつつあると感じられた発表もありました。
全チームの活動が、仕事に対するやりがいや楽しさにつながればと思い
ます。

今、開催されている平昌オリンピック。先日の土曜日は、羽生結弦選手
の金、日曜日は小平奈緒選手の金と日本中に感動を与えてくれました。
TVでは何回も金メダル獲得のシーンが放送され、受賞後のインタビュ
ーや金メダル獲得までの道程が伝えられています。

「前人未到という言葉が大好きだ」「圧倒的に勝ちたい」「すべて報わ
れたような気持ちです」といったメダリストが応える万感の思いのすべ
てに重みがあり感動的で、「競技を楽しめた」との言葉の裏にある頑張
りが伝わり、涙が出てきました。

このような言葉の背景にある日頃の選手の努力やそれを支える周囲の方
々のことを考えると、「仕事が楽しくなる働き方改革」につながるもの
を感じます。

最近話題の将棋界で活躍した加藤一二三氏は「私は将棋は音楽のように
人を感動させる芸術と同じようなものだと感じています」「棋士が勝負
に夢中になれるのは、勝負自体に感動しているからです。もっと言えば、
考えているなかにこそ喜びがあり、楽しみがある。だから私は一番いい
手を考えているときが何より楽しいのです。単純な勝ち負けの問題では
ありません。仕事も同じではないでしょうか。成功と失敗だけを尺度に
仕事を続けていてはいつか行き詰まります。それよりも夢中になれる仕
事をしていきたいものです」と雑誌のインタビューに応えていました。

このようにスポーツ界のトップアスリートや各ジャンルのトップで活躍
する方々は夢中になれる生き方を勝ち取っています。このことは我々が
目指す、「グローバル・バリューセンター」での働き方にも通じると思
います。

今回のIOCの発表のなかにも世の中のトレンドの変化や、未来予測に
基づく「働き方改革」といった発表も多くありました。

来期の活動でお客さまから見たより魅力的な価値や、働く我々にとって
より夢中になれる働き方を実績で証明したいと考えます。


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【NS九州スチールサービスの現場から】_岩崎社長

        ――― 新年度に向かって ―――
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今年度も残すところ1ヵ月余りとなりました。日に日に寒さも和らぎ春
に近づいていきますが、年度末の締めや新年度へのスタートづくりに熱
が入って忙しいこの頃だと思います。準備は万端に整っていますか。

平昌オリンピックも終わりに近づき、日本のメダル数目標9個に対し、
上回る実績でさらに拍車がかかり、過去にない程の盛り上がりです。

夏冬関係なく近年の五輪は「チーム感」が強く、ひとつの競技で好成績
を残せば他の競技も盛り上がります。「チームで戦う」日本の推進力が
メダルラッシュにつながっていると思います。

金メダルは取れなくても、メダルが取れている勢いが上回れば選手たち
も楽になり、金を取らなければというプレッシャーは無くなり「勢いに
乗ろう」とポジティブに競技に臨めることが良い結果につながり「チー
ム日本」の推進力になると思います。挑戦するチーム力が重要かもしれ
ません。

我が社も来期に向けた事業計画を固めなければなりません。十年一昔と
言いますが来年度から11年目を迎えます。新たな十年先へのステージ
を考えなくてはならない時期です。

会社としての安定感と機能が発揮されはじめ、第一ステップはクリアし
たと思っております。実績もついてきておりますが、現状に甘んじるの
ではなく将来に向けた準備を怠らないことが大事だと考えています。社
内外に会社の方向性を宣言し、数字をコミットメントすることでありま
すので、極めて慎重に吟味し身の引き締まる思いで行っています。

またどんな計画を掲げるかで会社の未来も変わります。将来像をイメー
ジし主体性を発揮して、新しく今までにないものを創造していくことで、
自社ならではの価値をモノに換えていけるよう取り組んでまいります。

なお進化、成長し続ける組織として、変革活動を継続的に推進しお客さ
まから見た価値ある企業体として姿を変えていくことが重要ですし、成
果の裏付けとして定量目標の達成は欠かせません。

何か数値的に形となる定量的な大きな目標を持つことが必要です。具体
的には、超高効率を目指し最大限の扱い量をこなしていきたいです。そ
のためにも個々の活動自体は地味かもしれませんが、毎日一つひとつ積
み上げ、目標に向け軌道修正を繰り返しながら活動していくことだと思
っています。

計画達成は、くじけず思い続ける心と覚悟で存在感のある一致団結した
「チームNS九州SS」で、最後まで気を抜かず挑戦的な目標に挑んで
まいりたいと思います。常に先を見据えていないとチャンスや成長もあ
りませんし次のステージに踏み出していけませんよね。

我々を取り巻く環境として、九州地区の来期以降の自動車生産台数は幸
いにも思った以上に高い数値が提示されており、大いに期待しておりま
す。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.747〕は、2018年3月1日に配信いた
 します。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

早いものであと1週間ほどで2月も終了し3月に突入するわけですが、
3月の声を聴くと春の兆しを感じます。実際には寒い日もまだ続くので
しょうが、春がもうそこまでやってくることに期待したいものです。
先週からTVではオリンピックが華やかに報じられていますが、それも
今週末で終了しますね。日本の選手の活躍などから、さまざまな影響を
受けた人も多いと思われます。我々も普段の仕事や取り組みにうまく生
かしたいものですね。
                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
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 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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