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五十鈴メールマガジン〔No.750〕いい加減にしてくれ!
配信日時:2018/03/22 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2018.03.22発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.750≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

       先週末、東京では桜の開花宣言が出ました。

           今週は雨模様の日が続き

      早くも桜への影響を心配しているところですが、

     満開のタイミングを逸しないようにしたいものですね。

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☆No.750 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_いい加減にしてくれ!
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_おトク感(鈴木副社長)
┃
┃【アイ・ティー・シーの現場から】
┃ ■_生産性改善のツール開発(川合社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

       ――― いい加減にしてくれ! ―――
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鈴木貴士です。

春を感じさせる今日この頃、オリンピックやパラリンピック、テニスで
は大坂選手の大活躍により盛り上がっていますが、一方で大相撲の問題
や女子レスリングでのハラスメント問題等、不愉快極まりない事件も多
くありますが、一番厄介で面白くないのが連日朝のワイドショーで取り
上げられ、国会でもそればかりという「森友問題」ですね。

全く生産性のない議論で、忖度したとか、公文書を改ざんしたとか、ま
た新たな文書が出て来たとか、財務省の役人が自殺したとか、もうほん
とうにウンザリしてしまいます。

国外に目をやれば北朝鮮と韓国、米国の関係がどうなっていくのか、日
本は無視されているのではないかとか、中国での習近平体制の歴史的強
化と一帯一路の大戦略、プーチン大統領の再選によるロシアの脅威、日
本を取り巻く国際情勢は本当に緊迫しています。

国内でも日銀総裁の続投とか、働き方改革の問題から人手不足と実質賃
金の低迷、春闘での3%を巡る労使の攻防と政治的圧力など、考えたり、
議論したりしなければならないことが山ほどあるのに、毎日、毎日「森
友問題」、あるいは「安倍政権に対する支持率急落」についての報道で、
マスコミや野党は勢いづいています。

問題は問題だけれども、これがすべてに優先する問題ではないでしょう
に。そのうえ、こんな問題に目を奪われて本当に重要な問題が見えなく
なってしまっていることが大問題なのです。

日本はこの20年間、経済政策の失敗によりGDPは全く伸びていない
のですよ。他の国は中国はもとより、おおよそどの国も経済成長してい
ます。

日本は完全にデフレ化しており、安倍政権はデフレからの脱却を大目標
に掲げ「三本の矢」を放ちました。それが、「金融政策」「財政政策」
「成長戦略」です。まともな政策ですぐにその効果は表れましたが、わ
ずか2年目、消費税増税をしたころから財政も緊縮、成長戦略は構造改
革に変わり、むしろインフレ対策のようなことばかりしています。

「国の借金問題」「財政破綻」ということが社会通念になり、「公共投
資」は削られ予算は緊縮予算ばかり。このへんのところを野党は攻撃せ
ずにスキャンダルばかり取り上げる。むしろ経済政策は緊縮予算を推進
するありさまです。

自国通貨建ての国債発行で破綻した国はなく、まして日本の経常収支は
世界一の金持ちで国債の金利もこよなくゼロに近い状態で、なぜ財政破
綻したギリシャやアルゼンチンやロシアと比べるのかわかりません。

そして実質GDPのプラスが続いていることや、雇用の改善、株価の上
昇、円安の安定という、経済状況が好調に見える数値ばかり喧伝して、
あたかも経済状況は上向き、デフレを脱却できるのではないか、いやも
はやデフレと言われる状況ではないとまで言っています。

GDPデフレーターの数値やコアコアCPIといった、あまりよろしく
ない数値の話はほとんど報道されません。日銀が指標にしている、コア
CPIはエネルギー価格が影響してしまうので問題ですが、それでも2
%のインフレ目標は達成できませんでした。

国民の将来不安というものが、「国の財政破綻だ!」「高齢化による社
会保障の問題だ!」という社会通念が定着しているのですから、このへ
んのところから野党は紐解いて現在の政権の経済政策を検証してもらい
たいのですが、「森友」ばかりでは、アーア、「笑ってモリトモ!」で
すね。


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【執行役員が伝えたいこと】_鈴木副社長

          ――― おトク感 ―――
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先日、若手社員の転勤(現場応援)激励会を、有楽町の中華料理屋さん
で開きました。ご飯時には並ぶことで有名なお店でしたが、午後6時前
でしたので待たずに着席できました。

やれやれと思いメニューを見ていると店員さんが寄ってきて、「お食事
は90分でお願いします。」と。ムッとしましたが、2次会もあるので
90分で十分との思いでオーダーしました。味はまあまあですが、料理
が出てくるのが早いのには驚きました。

早喰いの私や若手社員たちにはちょうど良いスピードなので、90分で
もたくさん食べられ、しかも4千円/人位だったのでおトク感がありま
した。

帰りのレジ前には10人位が並んでいたので、早い時間で良かった、と
思いながら1階に降りたら20人位がエレベーター前に列を作っていた
のでさらに驚き、コスパでないおトク感で満たされ、ラッキー!とほく
そ笑んで2次会に進軍した次第です。

サービスの提供までをパフォーマンスと捉えるのか? やはりいろいろ
な観点でのお客さま満足に思いをめぐらせてパフォーマンスを上げてい
かないと勝ち目はないと思います。

当日の流れのままに書きますと、進軍中に「よい品は結局おトクです」
というフレーズが頭をよぎりました。弊社お取引さまのモットーです。

「よい品」・・・考えると難しい。コスパにとどまらず、無形の価値を
感じてもらえるようなパフォーマンスに仕上げて、その継続性を維持で
きれば、私たちの目指すおトク感になるのかな、と思った次第です。

コスパだけでは測れない「おトク感」の時代となって、ますます「お客
さま満足」について考え直さないと飽きられてしまうのは間違いないと
思います。

お客さまの抱える状況と、その時の気持ち・考えをどこまで推し量れる
ものなのか。そのスキルというか力量が組織ケイパビリティとして備わ
れば、おトク感を感じていただけるバリューセンターとなるのでしょう。


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【アイ・ティー・シーの現場から】_川合社長

      ――― 生産性改善のツール開発 ―――
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先週は急速に気温が上昇し、春がもうすぐやってくると思っていると、
17日(土)には東京で桜(ソメイヨシノ)が開花したと発表されまし
た。平年より9日早く、昨年より4日早かったようです。短い期間では
ありますが、国花である桜を堪能したいと思います。

さて2017年度~2018年度の2年間の中期経営計画の1年が終わ
り、残すところ1年となりました。2017年度のITCは、中期テー
マ「テクノロジーと組織力をフル活用し、リアル・イノベーションパー
トナーとしての認知形成を図る」の達成に向け、新しいテクノロジー開
発や狙ったサービスモデルが着々とできた1年であったと思っています。

2018年度は「VCテクニカルセンターの追求」を基本方針とし、バ
リューセンターとしてのITCは、どのようなケイパビリティやコンピ
テンシーを持ち、どのような新しいサービスモデルを作っていけば良い
のかを皆で模索しながら進める1年にしたいと思っています。

ある仮説の中で2018年度のタスクを決めて取り組んでいきますが、
お客さまとの会話の中や世の中の変化を捉えながら、明示されていない
新たな可能性を社員全員で発見しながら、研究開発課題を追加していき
たいと思います。

2017年度の新しいテクノジー開発として、ビジネスパートナー2社
と協創し、「生産性診断システム」の開発を進めてきました。これは、
昨今の人手不足やこれからの労働年齢人口の減少により、どこの企業も
生産性の向上や無人化・自動化推進が大きな課題になると考え、お客さ
まが使い易いサービス提供を目指したものです。

今までは生産性診断を行うのに人手を掛けて工場に張り付き、ストップ
ウォッチ片手に時間計測を行い、調査分析をし、改善アイディアを考え
ていく、という時間とコストがどうしても掛かってしまうサービスにな
っていました。

生産性診断を行う我々の手間=コストをより低く抑え、生産性の改善成
果を出すところに注力できる仕組みを作り、お客さまに対して少しでも
安価で短い期間で生産性改善に取り組めるサービスモデルをと思い、何
とかこの3月に開発製品ができ上がる目途がつきました。

実際にサービス展開していくのは2018年度からになりますが、より
多くのお客さまで成果創出できるように、改善プロセスもお客さまに合
った最適な形を作っていきます。

生産性診断だけで終わりではなく、本当にお客さまの利益貢献につなが
る改善推進を協創できるソリューション提供をしていきたいと思ってい
ます。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.751〕は、2018年3月29日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

3月後半になりました。今月一杯で今の職場から異動し4月から新たな
職場で働く人も多いのではないでしょうか。また企業としてもこの時期
は新たな年度に切り替わる大事な時です。新たな旅立ちにシフトする、
橋渡しの季節でもあると思います。何を引き継ぎ、何を切り替えるのか
ということを考えるまえに自分はどうなりたいのかという、夢や目標を
持っていきたいものですね。
                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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