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五十鈴メールマガジン〔No.753〕嫌な感じ2
配信日時:2018/04/12 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2018.04.12発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.753≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

        4月に入り東京はここしばらく好天で

           暖かい日が続いています。

        週末から天気が崩れるという予報です。

             でかける際には

          予め準備をしていきましょう。

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☆No.753 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_嫌な感じ2
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_脳の老化を防ぐには(黒田常務)
┃
┃【五十鈴マネジメントサービスの現場から】
┃ ■_むずかしいことをやさしく(新川社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

          ――― 嫌な感じ2 ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

鈴木貴士です。

平成28年の8月8日に突然、NHKから「象徴天皇としてのお気持ち」
がビデオで放映されました。天皇陛下のお言葉自体は御誠実で真摯な態
度に満ち満ちており、私たち国民はご公務を果たすために今上天皇がど
のくらい全身全霊をかけておられるのかを良く理解し、胸が熱くなるも
のがありました。

しかし立場上、現行の皇室制度に触れることを控えながら生前譲位を望
み、摂政をも否定されるという内容で私は衝撃を受けました。そして違
和感を覚えました。

それからマスコミは「生前退位」という言葉で統一され、政府の動きが
慌ただしくなりました。

そもそも、こういう場合は摂政を置くということが皇室典範に明確にな
っており、昭和天皇も御身体が弱かった大正天皇の摂政をされていたに
もかかわらず、明確にそれでは天皇を続けることと一緒であると仰いま
した。これはちょっと考えにくい。

しかし、多くの国民は天皇陛下の心情を察し、御高齢でもあることから
早く楽になっていただきたいと思ったことでしょう。

例によって有識者会議が開かれ、さまざまな意見が出されましたが、私
は渡部昇一先生の意見が一番まともだと思いましたが、世間では極右扱
いで天皇の人権を無視するものだという意見が多く出ました。「天皇の
公務は祈ること」という言葉がどうも誤解されたのだと思います。

そして、皇室典範は改正されずに特例法でかわすということになったわ
けですが、そもそも日本の皇統について戦後はあまり触れずに議論もさ
れたこともなく、なんとなく皇室を大切にするというような感じでした
ね。

なにかしら日本の家族の象徴のような感じで、「皇室アルバム」という
番組も人気がありました。

しかし世界最古の国と言われる我が国は、この皇統で二千年も続いてき
たのです。女性天皇は十代八人いらっしゃいますが、その都度そういう
政局のときに存在し、男系は守り抜きました。「万世一系」とはこのこ
とを言うのです。

歴史的に一番のピンチは「道鏡事件」です。奈良時代、称徳天皇(孝謙
天皇)〔一度退き、復権した女帝〕が寵愛した道鏡を神の御神託で天皇
にすると言いだし、大事件になりました。「宇佐八幡宮神託事件」とも
いい、御神託の確認に和気清麻呂が派遣されました。

さまざまな圧力に屈せず彼はそんな事実がないことを報告しましたが、
その時、猪に助けられたエピソードなどがあり、明治時代の十円紙幣に
もなりました。皇居の周りの銅像の中にも和気清麻呂の像があり、私は
見に行ってきました。

その次は小泉政権の時に拙速に「皇室典範に関する有識者会議」が作ら
れ、女性天皇や女系天皇を認め、男女問わず、第一子を皇位継承の優先
とするような報告がされましたが、悠仁様が誕生されて事なきを得まし
た。

しかしグローバル化する世界の中で、「万世一系」を唱えるのは難しい
ですね。すぐに「男女同権・平等」というような議論になる。今回の結
論でも、女性宮家を検討するということが付け加えられているのにも違
和感を覚えました。

むしろ男性宮家の復活が検討されれば解決するのですが、なにやらこれ
はもう、日本の皇統を続けさせないという力が働いているのではないか
と思ってしまいます。

日本は自然災害大国です。地政学的リスクよりそちらの方が大きい。だ
からこそ天皇は祈り続けており、そういう神事が多いことで御負担が多
いのです。

そもそも皇室と一般社会を一緒にできるはずがありません。どんな権力
者でも、あの藤原家でも名字を戴いた天皇にはなれないことを自覚して
いました。

今回は政治日程のように事務的に譲位の日程が決められてしまいました
が、そういうことで日本の皇統は護っていけるのでしょうか。そうとう
嫌な感じです。


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【執行役員が伝えたいこと】_黒田常務

        ――― 脳の老化を防ぐには ―――
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今年も桜の季節となり、新入社員が入り春の清々しい陽気とともに新年
度がスタートしました。今年の桜はアッと言う間に散ってしまいました
が、私たちは散ることの無いVCに向け、さらなる進化に向け、新たな
るスタートの時期としていきましょう。

今期の五十鈴中央の基本方針は「未来開拓力の創造」としており、前回
のメルマガでも説明しましたが、未来を切り拓く力を創り上げていくの
ですが、これは今期に限ることではなく、次期中期そしてそのまた未来
を見据えてより具体化、具現化させていくスタートとしていきたいと考
えております。

話は変わりますが、以前(数年前)このメルマガでゴルフクラブを持た
ずにゴルフに出かけた一件を書いたことがあります。ゴルフをやるのに
ゴルフクラブが無いという大失態でした。その時は普段と違うイレギュ
ラー行動を行ったこともあったのですが、老化による物忘れが主な原因
で、適度の運動と目標観を持った行動をすれば多少は老化、物忘れは防
げると結論づけていました。

その後は少し対策をし、大きな忘れ物をすることは無かったのですが、
先日着替えたウェアをバッグごとゴルフ場に置き忘れて帰ってきてしま
いました。

それと最近は会話中など人の名前やカタカナ語の名称が出てこず、困る
ことが頻発し老化を意識することが度々ありました。

ある本によると体の老化は30代から始まり、脳の老化は40代から始
まるそうで、そして最初に意欲や創造性を司る前頭葉から衰え始め、次
に脳の動脈硬化が進み始め、自主性がなくなってくるそうです。

また記憶には入力系と出力系があり、人の名前が出てこなくなるのは出
力系が弱まっているからだそうで、書くことや話すことは出力系のトレ
ーニングになるとのことです。

そして脳の老化を防ぐには初めてのことに挑戦する、何か新しいことを
スタートさせ前頭葉を刺激することだそうです。

組織も同じことで「組織の老化」を防ぐためには、新しいことに挑戦し
ていくことが大事だと思いました。


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【五十鈴マネジメントサービスの現場から】_新川社長

      ――― むずかしいことをやさしく ―――
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IMSでは、「むずかしいことをやさしく」ということを自分たちのブ
ランド・イメージの重要な要素の一つとして築き上げていこうと、数年
前から取り組んできています。

この「むずかしいことをやさしく」というのは、作家の井上ひさしさん
が生前に繰り返し言っていた言葉を使わせてもらっています。「むずか
しいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、
おもしろいことをまじめに、まじめなことをゆかいに、そしてゆかいな
ことはあくまでゆかいに」。

IMSでは、業務の専門性が高まっていく中で、難しいことに対して難
しい顔をして取り組んでいくのではなく、楽しみながら取り組んでいこ
うという思いを込めて、この言葉をとらえていますし、関係者に何かを
説明したり教えたりしようとするときにも、易しいことを難しく表現す
るのではなく、難しいことを誰にでもわかるように表現できるようにな
っていくことが必要だと考えています。

「むずかしいことをやさしく」ということでは、中途半端な知ったかぶ
りではなく、わからない人にもわかりやすく説明できるまでに自分たち
が理解すること。相手からしてみれば、わかりやすく教えてもらえたと
感じられるように。

「やさしいことをふかく」では、わかっているつもりになっていること
が、実はよくわかっていなかったと感じられるところまで本質的なこと
を考えたり、同じように、相手が気づいていないことも気づいてもらえ
るように表現できること。

「ふかいことをおもしろく」では、ふかくても、おもしろくなければ興
味や関心にはつながってこないので、成果や効果性を明らかにして、認
識されるように働きかけていくこと。

「おもしろいことをまじめに」では、当たり前のことを当たり前にやる
ように、誠意を持って取り組むこと。

「まじめなことをゆかいに」では、こういった取り組みが未来に向けた
ものだと捉え、ワクワクしながら取り組んでいくこと。

今期のIMSは、「我が社の管理本部」というコンセプトでビジネス・
フィールドを拡げていこうとしています。その実現に向けて、重要な要
素の一つとして、「むずかしいことをやさしく」やっていくIMSの文
化を築いていきたいと思っています。


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 ◇◇◇NEW!今週の五十鈴グループホームページ更新情報◇◇◇ 
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今週、新たに五十鈴グループホームページに掲載しましたニュース記事
は以下の内容です。ぜひご確認ください。 

◆ニュースリリース 

2018.04.10 全員参画型社内報制作ドキュメント
                 「社内報[in]制作の現場」公開

      http://www.isz.co.jp/company/ideamanagement02.html

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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.754〕は、2018年4月19日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

4月となってまだ2週間経ちませんが、新年度のスタートダッシュは切
れていますか。計画的に進めていくことが大事ですが、物事はすべてが
予定どおりに進むものではなく、うまくいかないときもあります。それ
でもできるだけ前倒しに進めて、失敗したときには修正する気構えで臨
んでいきたいものですね。大切なことは、士気を高めていく状態を保ち
続けていくことだと思う今日このごろです。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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