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五十鈴メールマガジン〔No.467〕ありがたい! ありがたい!
配信日時:2013/09/27 10:15
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2012.06.07発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.467≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆□◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆□◆
 ◆                            ◆

            五十鈴グループは先週、

       「60周年記念社員総会」を行いました。

        歴史を振り返り改めて、これまでの先達

   (経営者・社員・お取引先・地域社会・・・)のご苦労に感謝し、

       今後につないでいかねばと思った次第です。

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☆No.467 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_ありがたい! ありがたい!
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_歴史を資産とせよ(岩織常務)
┃
┃【NS九州スチールサービスの現場から】
┃ ■_歴史を刻む節目の年に(一倉社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

      ――― ありがたい! ありがたい! ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

鈴木貴士です。

五十鈴グループの「60周年記念社員総会」が先週の土曜日、恒例のよ
みうりホールで行われました。テーマは「温故知新」です。前日のリハ
ーサルでオープニングの懐かしい映像を見て、涙が出そうになりました。
一方で、自分があんなに太っていたかと思うと恥ずかしい気持ちになり
ましたが、太っていた時のほうが良かったという意見があったのも事実
なので、ここに記しておきます。

前日のリハーサルの舞台に総合司会役の五十鈴のスーパーIAの女性陣
が勢ぞろいしました。しかし、皆、表情が硬く、台本通り喋ろうとして
悪戦苦闘して、かえって硬くなるという悪循環に陥っていました。「心
配しないで、わからなくなったら私に全部振りなさい!」と言うと、今
度は振らなければならないと思い込んでしまい、これは本番ではどうな
ることかと心配でした。

しかし、長年やってきて、うまくやれてもやれなくても、それはそれで
成長の証だと思っているので、私はなんとも思いませんでした。失敗す
ると彼女たちが落ち込んだりするので可哀想だなと思っていましたが、
それを糧に成長することができるので、運を天に任せました。

当日のリハーサルではだいぶ改善したものの、まだ少し硬さは残ってい
ました。副社長が「代表! アドリブガンガン入れないで下さいよ! 
彼女たち切れちゃいますよ!」というので、私のモチベーションはガー
ンと下がりました。何せ、私はアドリブしかないので、止めろと言われ
てもなす術がなく、黙っているしかないという状態になりました。リハ
ーサルなので、IAは化粧もドレスアップもしておらず、華やかさもあ
りませんでした。不安な気持ちでいると瞬く間に時間が経ち、本番のベ
ルが鳴りました。

緞帳が開き、社員総会が始まりました。感動的な「はやぶさ」のオープ
ニングVTRのあと、見違えるようにメイクアップし、ドレスアップし
たIAたちが登場して、開会の挨拶を行いました。あまりの見事さに私
は感動して気を失いそうになりましたが、会長と舞台裏に移動しなけれ
ばならず、席を離れました。舞台裏で、いかにもスタイリストのような
女性たちとすれ違ったので、思わず御礼を言ってしまいました。

裏で待機している時に社歌が聞こえましたが、皆が大きい声で歌ってい
るので嬉しく思いました。会長との掛け合いの歴史のレビューでは会長
も良く話してくれてホッとしました。あとは、筋書き通り、五十鈴の社
員、組織の成長の足跡が良くアピールできたと思います。特にプロジェ
クトメンバーのディスカッションは時間が長く、お客さまは退屈したか
もしれませんが、私は最高に良かったと思います。社員全員がこれから
の五十鈴の進路をイメージできたことでしょう。

お客さま、OB、社員からも話をいただき、積極的に参加されたのを実
感しました。最後の一人で、ワーレックスの関さんが手を上げてくれた
のは良かったですね。ともかく、時間通りにすべてがうまくいき、緞帳
が下りるとIAの皆さんが感動に浸っていました。

その後、会長の卒寿の会を兼ねたパーティー会場に歩いて移動したので
すが、天気も予報がはずれ、雨ではなかったので本当に良かったです。

パーティーもメタルワンの松岡社長をはじめ、三菱商事や新日鉄の幹部
の方が駆けつけてくださり盛大な会になりました。会長も最後まで元気
で喜んでいました。そして、今年はなんと言っても初めてオカムラの久
松社長が総会から来てくださり、卒寿のお祝いにコンテッサという最高
の椅子を下さいました。本当にありがたいことです。皆さんのお陰で、
記念すべき良い一日が過ごせました。

そして、雨が一日遅れて日曜日に降るという予報でした。ゴルフだけれ
どその方がいいと思っていたら、日曜日も雨は降らず快晴となりました。
本当に私は運がいいですね。ありがたい! ありがたい! これもすべ
て、神様、皆様のお陰です。


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【執行役員が伝えたいこと】_岩織常務

        ――― 歴史を資産とせよ ―――
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今回は、今年の五十鈴グループ社員総会のテーマ、論語の「温故知新」
について、少し別の角度からお話をしたいと思います。

硬い話になってしまいますが、あの坂本龍馬や三菱財閥の創始者である
岩崎弥太郎と同じ明治維新から大正の時期に、岩崎弥太郎とは海運業の
ライバルであった渋沢栄一という実業家がいました。

渋沢栄一が読む「温故知新」の意味するところは「もっぱら欧米の新思
想にだけ没頭して、東洋二千年の道徳学を忘れ去っている。青年諸君は
深くこの点に留意し、新しい学問を学んでも古い知識を忘れず、旧きを
温ねても進取の気性を失わず、古いものの良さを新発見して欲しい」と。

さらに、「祖先を崇拝することも、『温故知新』にほかならない。先祖
の成し遂げた偉業を学び、これをさらに発展させたい」と。これは、今
風に言えば、先輩を尊敬することも「温故知新」で、自分より先に社会
で働き、自分よりも豊かな経験のある人々について学び、新たに進むた
めの知識を獲得しなさいということにほかならないという解説となって
います。ちょっと分かり難いですかね。
 
ところで、表題が「歴史を資産とせよ」となっていますが、実は、これ
は五十鈴グループの経営理念の中にある一つで、それには、「歴史から
学べ。上司から、先輩から学べ。成功体験、失敗体験の両面から学べ。
数々のわが社の足跡は貴重な教科書だ。」とあります。先述の渋沢栄一
の説く「温故知新」(旧きを温ねて、新しきを知る)に関連した解説と
通ずるものがあると思いませんか? そして、今年の社員総会ともシン
クロしていますよね。今年一年、いや、その先も、これを意識して取り
組んでいきましょう!

さて、渋沢栄一は次のようにも語っています。

「会社をうまく経営するにあたって、いちばん必要な要素は会社を切り
回す人材である。人材が得られないならば結局その会社は必ず失敗する。
そこで私は、この銀行や各種会社の経営を成功させるためには、実際の
運営に当たる人に、事業上だけでなく一個人として守り行うべき規範・
規準がなくてはならないと考えたのである。このように考える時、日常
の心得を具体的に説いた『論語』は、その規準にうってつけで、どう判
断してよいか悩むときには『論語』のものさしに照らせば、絶対に間違
いないと確信しているのである。」と。

ちょっととっつきにくいとは思いますが、渋沢栄一が言うように、日常
の心得を具体的に説いたもので、きっと私たちが迷う時に正しく導いて
くれるヒントになると思います。社員総会のテーマ「温故知新」をきっ
かけに、皆さんもこの機会に「論語」に挑戦してみてはいかがですか?


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【NS九州スチールサービスの現場から】_一倉社長

       ――― 歴史を刻む節目の年に ―――
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土曜日に行われた五十鈴グループ社員総会は、60周年記念の社員総会
ということで五十鈴の歴史の振り返りと、今後90年、120年と続く
未来に向けて考える場として大変有意義な機会でした。

自分自身も振り返れば入社以来30年が経過し、五十鈴の歴史60年の
うち半分は共有しているということを実感しました。五十鈴グループは、
今期から、ワーレックスという新しい会社がグループに加わり、さらに
グループ力の強化が図られていくものと確信しています。

NS九州も設立5年目、稼働4年目を迎え今期のスタートを切りました。
60年の歴史から見ると産声をあげたばかりですが、これからまさに歴
史を刻んでいこうとしています。

今期はなんとしても「黒字体質の確立」を達成すべく、加工・業務体制
の強化を拠点開発・プロジェクト活動を通して進めております。販売量
の拡大は、五十鈴グループや株主の協力を得て組織的な活動を行い始め
ています。

お陰さまで、4月・5月の滑り出しは計画を上回ることができました。
しかし、「黒字体質の確立」という状態になるには一過性のものではダ
メで、トヨタ九州の生産台数に影響されない販売数量にまで持っていく
ことが必要です。
 
我々の九州マーケットでは自動車メーカーの生産が確実に増加しており、
関東・中部の部品メーカーの九州への生産移管も増えてきています。

60年の歴史を持つ五十鈴グループの一員として、この動きを確実に捉
える必要があります。NS九州としては五十鈴グループの一員として、
九州の地でマーケットに認められる会社を確立すべく歴史を刻んでいき
ます。


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 ◇◇◇NEW!今週の五十鈴グループホームページ更新情報◇◇◇ 
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今週、新たに五十鈴グループホームページに掲載しましたニュース記事 
は以下の内容です。ぜひご確認ください。 

◆ニュースリリース 
2012.6.6   高崎サービスセンター、サンデンさま小集団活動全国大会で
           優良賞および特別賞を受賞
       →http://www.isz.co.jp/news/2012/0606_000116.html

2012.6.6   五十鈴建設、岡村製作所さまより「躍進賞」を受賞
            →http://www.isz.co.jp/news/2012/0606_000117.html

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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.468〕は、2012年6月14日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

先週末開催した、五十鈴グループ「60周年社員総会」。60年という
歳月を経て、現在でも事業を継続して行えていることに改めて感謝した
いと思いました。事業を継続するということは、やはり多くの関係者、
様々な人々の事業への参画や協力などに支えられてきたからに違いあり
ません。
そしてこれから先のさらなる飛翔に向けて、努力していくことが大事で
あり、「歴史」から学び・気づいたことを今後に活かしていくことが、
我々に課せられた責務であると実感しました。
「企業は人」という、真に大切なことに改めて立ち戻り、その人たちの
協創によって次の世代が活躍できるフィールドを創造していきたい、と
意を新たにした次第です。
                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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