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五十鈴メールマガジン〔No.755〕何か良いこと
配信日時:2018/04/26 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2018.04.26発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.755≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

             4月も下旬となり、

      今週末からはゴールデンウィークが始まります。

          もうすでに予定はありますか。

       十分に計画や準備をして楽しんできましょう。

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☆No.755 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_何か良いこと
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_新入社員教育(鈴木副社長)
┃
┃【NS九州スチールサービスの現場から】
┃ ■_イノベーション組織へ(岩崎社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

         ――― 何か良いこと ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

鈴木貴士です。

土曜日、日曜日と関係している会社の社員総会と方針説明会が連続して
あり、久しぶりによく仕事をしたという気がしました。

特に土曜日は私の誕生日だったので、懇親会を途中で失礼し家に急いで
戻りましたが、その会社の全体の組織力は成長しており、社員総会では
約200名の社員が3人一組になり、ロールプレイングをすぐに活発に
できるというのは驚きでした。

さて私の誕生会は、家で孫たちも呼んで魔女の手料理でやったのですが、
次々と魔法のように御馳走が出てくるので、みんな大喜びでした。久し
ぶりに「ハッピーバースデー」の歌を歌ってもらい、ケーキの蝋燭を吹
き消しましたが、いくつになっても賑やかに祝ってもらえるのは嬉しい
ものです。

戴き物のとっておきのオーストラリアの赤ワインをデキャンタし呑んだ
のですが、ローストビーフにピッタリで、さらにこれまた戴き物の岩塩
セットで数種類の塩味を楽しみ最高でした。

下の男の子の孫が将棋をしようと挑戦してきたのですが、飛車角落ちで
いい勝負だったのが負けるようになり、とうとう平手戦になったのです
が、やっつけても、やっつけてももう一回と挑んできて、最後は不覚に
も油断して負けてしまいました。

しかし孫にでも負けると悔しいものですね。以前は負けると「もうやら
ない!」と言っていた孫が食いついてくるようになり、頼もしく思えま
した。

翌日の会社の方針説明会は私がはじめて会長として開催したのですが、
これまでの会社の歴史を話し、そのあと全体セッションで会場の人々と
議論しましたが、300人ぐらいの人たちとのやりとりはなかなか面白
かったです。

こちらは設立して7年経ったのですが、やっと軌道に乗り始め、それな
りの成果が出るようになりました。ホールディングカンパニーなので、
あまり強引なことができず、個社の事情や個性を大事にするあまり、ス
ピード感がなかったのは事実で反省しなければならないと思いましたが、
真面目に真摯な態度で事に当たったので、関係する人々にそれが伝わり
始めたのだと思います。

やはりコツコツ真剣にやり続けていれば運も味方してくれるのだという
ことが、この数年でよくわかりましたし、傘下の会社の運も付いてきま
した。

昔、「サウンド・オブ・ミュージック」という映画で主人公マリアが、
あこがれのトラップ大佐に愛を打ち明けられた時、「こんなに幸せな時
が来るのは、今までの人生で『何か良いこと』をしたからだ」という歌
を歌います。

さまざまな場面でこういう思いができるのは「何か良いこと」をしたか
らというのは私もつくづく思います。

東日本大震災の年、私は還暦でした。震災の影響で還暦のお祝いはキャ
ンセルになりましたが、その年に念願の丸の内にオフィスを移転し、社
長室は皇居を眺められる絶景の場所になりました。

さらにその年の秋には藍綬褒章を戴き、まさに最高のご褒美を天から授
かりました。「神はドアをお閉めになる時、必ずどこかの窓をお開けに
なる」というのがその時のマリアの言葉でしたが、本当にその時はそう
いう心境でした。

さて月曜日、2日間の総括をすべくJPタワーに向かったところ、入り
口で警備が厳重になっており入れてもらえません。SPらしき人に事情
を聴くと、天皇陛下がお出ましになるとのこと。私がそれなら見ていた
いと言うと親切なSPで「ここの方がよく見えますよ。陛下は2台目の
車に乗っていますから」と教えてくれ、私一人がそこに立っていると、
陛下の車が通過し、私が手を振ると陛下がお気づきになり、窓を開け私
のためにだけ皇后陛下とともに手を振ってくださいました。信じられま
せん! 私は「何か良いこと」をしたのでしょうか。


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【執行役員が伝えたいこと】_鈴木副社長

         ――― 新入社員教育 ―――
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新入社員が配属されて1ヵ月が過ぎようとしています。3月の入社前研
修を始め、4月には安全研修や職場でのエチケット・マナーの実践、職
場にある規範の学習など、たくさんの教育という場面が見られます。4
月末は少しずつ研修から実践教育という場に移っていく時期になります。

2、3年生など、今まで教わっていた立場の人たちが、先輩としてイン
ストラクターとして教える立場に変わります。ここで教え育てる難しさ
を体験することになります。

思い起こせば、あの時こんな言い方、教え方、接し方をしてくれていた
ら・・・。もう少しゆっくり説明してくれたら・・・。やわらかい物腰
で教えてくれたら、質問もしやすかったのに・・・。こんな思いをもっ
て、教わっていた自分を振り返れると思います。

立場が変わった今、そのことを思い出し、「相手の立場に立つ、思いを
汲み取る」努力をするという考えを持って、新入社員を教え育ててくだ
さい。

教育をするにあたり気をつけてほしいことは、

1.五十鈴用語、業界用語を使う時はその用語の意味を理解させること
  から始める。手間のかかることになりますが、これを省略するとほ
  とんど理解してないと思って間違いありません。丁寧に説明するこ
  と。

2.一方的に話をせず、ゆっくりとわかり具合を確認しながら進める。
  教えることを焦ってはいけません。

3.教わる側の気持ちを考える。むかしの自分を思い起こし、目線を合
  わせる。

4.ポイントを明確にして教え、ダラダラ話を長引かせない。話の区切
  りをつける。

5.一度で理解させ(わからせ)ようとせずに、何回も教えるものだ、
  と思うこと。背中を見て学ぶもんだ、なんて言ったところで決して
  学べませんから。時代錯誤も甚だしいことはやめてください。

多様な人財なので、自分と相手(新入社員たち)は違います。自分に合
った教え方が相手に通じると思うのは禁物です。接し方と教え方を工夫
して、相手に適したプロセスで育てていってください。人財なので手間
をかけて磨きあげましょう。

蛇足になりますが、仕事領域を広げつつある後輩たちの教育にも参考に
なると思います。

週末から来月の6日まで長期休暇となります。楽しいゴールデンウィー
クにしてください。


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【NS九州スチールサービスの現場から】_岩崎社長

       ――― イノベーション組織へ ―――
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新年度がスタートし、早1ヵ月が経とうとしております。我が社の昨年
の販売は前年比増量となり、おかげさまで業績も改善してきております。

なお今年度の九州自動車生産台数は、引き続き増産で計画されており、
さらに忙しくなりそうです。ここ数年毎年のように量が増えていくなか
人員不足の常態化が続き、活動に苦慮しているのが現実であります。

まずは無駄な時間を極力減らし、時間の有効活用を図ることが急務です。
安易に労働力を増やすことだけが解決策と考えるのでなく、生産性向上
の取り組みが不可欠と捉え、生産効率を追求することがもっとも大事で
はないかと考えております。

無駄をなくす働き方は勿論、仕事内容を明確化することも欠かせません。
責任範囲をきちんと定め、お互いの専門領域を尊重することや協創する
ことで、合理化・効率化・精鋭化の向上を図り、高効率による全体最適
化の推進を図ります。

進める上で全体最適というのはどのような状態をいうのかをまずは描い
て、手探りで取り組んでいきます。そのためには今までのやり方に固執
せず、変革(イノベーション)を推し進めることではないでしょうか。

各自一人ひとりが変革のために何ができるのかを考え行動することが大
切ですし、常にやろうと思う意識を持ち、目線を変えて考えること。ア
イデアを積極的に提案し自ら行動しやり抜いて、イノベーション組織へ
成長し続けることを追求していくことが重要なことだと思います。

また新たな組織の変革機会と捉え、次なるステージに進化させていきた
いと思っております。

我が社の今年度の基本方針は「サービスセンターへの進化」、キャッチ
フレーズは「ステージアップ」であり、CCからSCとしての新たなス
テージに踏み出し、SCとしての基盤を構築していきます。

社員一人ひとりが「サービスとは」を常に思考し、SCになるために何
ができるのかを考え行動する。そのためには新たなタスクを挑戦的に強
い意志、スピード感を持って実践行動に移していき、自社の将来のある
べき姿を目指し、新しい取り組み・施策を着実に準備していくことが大
事になってきます。

また、年々進化のスピードが速くなっていくのを感じます。今以上のエ
ネルギーを費やしてさらなる進化・チャレンジを加速していきたいです。

年度後半から自動車生産も高まり、忙しくなることが予測されています。
気を緩めず、今やれることをキッチリ・しっかりやって、独自価値を提
供し続けていけることを達成感と捉え、九州マーケットでの認知拡大に
努めてまいります。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.756〕は、2018年5月10日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

4月に入社した新入社員はこの1ヵ月は職場に慣れるところからのスタ
ートではなかったでしょうか。すぐに戦力というわけにはいかないでし
ょうが、まずはしっかりと職場でのエチケット・マナーや仕事の基本を
覚えていきましょう。指導する先輩社員も新入社員の学ぶ姿勢から学ぶ
こともあるかと思います。お互いに切磋琢磨し合っていきたいですね。

今週末からはGWが始まりますが、予定や準備は整っていますか。事故
や怪我のないように楽しみたいものですね。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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