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五十鈴メールマガジン〔No.756〕神隠し
配信日時:2018/05/10 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2018.05.10発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.756≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

         連休は終わりましたが、これから

        年間を通じて絶好の日和が続く季節です。

         4月に立てた計画のゴールに向けて

           突き進んでいきましょう。

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☆No.756 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_神隠し
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_独自の知恵と創造力を発揮しよう(山田専務)
┃
┃【五十鈴ビジネスサポートの現場から】
┃ ■_貢献価値創りにチャレンジ(判治社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

           ――― 神隠し ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

鈴木貴士です。

「神隠し」とは元来、子供を始めとする人間が忽然と姿を消すことを言
うらしいのですが、物が突然なくなることは「物品移動現象」と呼ぶよ
うです。ともに霊が関係するようなのですが、それはともかく私はしょ
っちゅう携帯や万歩計等をどこかに置き忘れたりするので、私の周りの
人は迷惑だろうと思います。

生涯で一番の出来事は中学生の時、待ちに待ったベンチャーズが来日し、
そのコンサートのチケットが取れて私は喜び、毎日そのチケットを見て
幸せな気分になっておりました。

いよいよ当日、大切にしまっておいた引き出しのなかのスケッチブック
に挟んであったチケットが見つかりません。何回も確認したのですが、
どうしても出てきません。

コンサートに一緒に行く従兄弟のスミちゃんも探してくれたのですが、
わからず、勘違いして家のどこかに置き忘れたのではないかと家中を探
すことになってしまいました。要するにパニックになったのですね。

時間はどんどん過ぎていき、コンサートの開演の時間が迫ってきました。
さすがにスミちゃんは「間違って、捨ててしまったのではないの?」と
諦めたような言葉が多くなり、結局最後までチケットは出てきませんで
した。私は嘆き悲しみ、途方にくれたのですがどうしようもありません。

数日後、入っていると思っていたスケッチブックをパラパラやっている
と、果たしてチケットが出てきました。最初のところを信じて徹底的に
調べるべきでした。

もうひとつ、遠征ゴルフをして貴重品ロッカーに携帯、時計、財布を入
れて、プレー終了後、取り出そうとすると財布だけが消えてなくなって
います。

ゴルフ場にも相談し、これは盗まれたと思い大騒ぎをし、その時も勘違
いかも知れないと思いバッグからロッカーから捜索範囲を広げてしまっ
たのですが、クラブの支配人が、「盗まれたなら、防犯カメラに写って
いるから警察に捜査してもらいましょう」ということになり、最後にも
う一度ロッカーボックスを確認すると果たして、奥の壁にピッタリと私
の財布がくっついていたことが判明し、大恥をかきました。

今回の連休も同じようなお話です。4月の末に、どういうわけか私の贔
屓にしている芸者さん二人が「藤娘」を国立劇場で踊ることになったの
ですね。浮世の義理と言うやつで、特に一人は三味線弾きの芸者さんな
のですが、日本舞踊が好きで命がけで御稽古するような人なので魔女と
二人で応援に出かけました。

翌日は私が行けないので、代わりに魔女に一人で行ってもらうことにな
っていたので、前日は魔女にプライベートでフランス料理を御馳走する
という計画になっていたのですが、私は難聴なので補聴器がないとソム
リエやウェイターと会話にならないので、出かける時に補聴器を探すと
見当たりません。

絶対にリビングの机の上に置いたと思ったのですが見つからず、不安な
気持ちで出かけることになりました。途中で、前日社長車で移動したの
で、もしやと思い休暇中なのに運転手に電話し車のなかも探してもらっ
たのですが、「残念ながら発見できず」とメールが来ました。翌日から
遠征ゴルフなので補聴器がないと会話に入れないなと、ずっと落ち込ん
でいました。

案の定、レストランでは会話が成立せず、魔女に大声になってもらい、
憂鬱な気分で家に帰り、それこそ家探ししたのですが見つからず、間違
って捨てたのではないかとゴミ箱までひっくり返したのですがダメで、
諦めかけたころ娘が仕事から帰ってきて、わけを話すと、「テーブルに
置いたなら、テーブルにあるわよ」と言って、何回も探した私のバッグ
をヒョイと持ち上げると、その下から補聴器が出てきました。

まったく、なんということでしょうか。過去の反省が活かせないお粗末
な顛末でした。まずは、落ち着いて記憶を辿ることが必要で、捜索範囲
をやたらに広げないことが肝要だということが改めてわかりました。


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【執行役員が伝えたいこと】_山田専務

     ――― 独自の知恵と創造力を発揮しよう ―――
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5月の連休は 皆さんどのように過ごされましたか? リフレッシュで
きた人やできなかった人と、いろいろな連休の過ごし方があったのでは
ないかと思います。

仕事以外、連休中でも私たちはいろんなことを学び、知り、そして考え
る機会が多々あります。

例えばこの連休中でも人に会い、本を読み、旅に出ていろいろなことを
学び、知り、そして自分の頭で考えるクセを身につける機会となり、有
意義な自己投資ができた人も多くいたのではないかと思います。

本を読んで学ぶことは沢山あります。そして書店には数多くのビジネス
書が並んでいます。「私はこうして成功した」「仕事を楽しく効率よく
やる秘訣」等々です。それらの多くが、一人の著者の成功体験に基づい
て書かれています。

しかし成功はさまざまな条件が組み合わさった結果です。言い換えれば
成功の数だけ成功法があるわけで、それがほかの人にも通用するとは必
ずしも言えません。以前に「成功法が書かれた本を読むよりも、大きな
成功をした偉大な先人の人生そのものを学ぶことが大切だ」と教わった
ことがあります。その方が「多くの知恵を得られる」とも教えられまし
た。

五十鈴東海では今期、新たなブランド価値を創り上げるために今までと
は違った視点でビジネス展開を考えたり、独創的にビジネスを展開して
いる会社の背景やその業界の未来予想を考えたりして、大胆に東海バン
ク構想を展開していきたいと考えています。

例えば浜松SCがある浜松地区には、今現在御取引のある会社や、これ
から関係を深めたい会社のなかに独自の技術力、分析力、発想力を持た
れた独創的な会社が沢山存在します。

そして浜松出身のホンダの創業者も、独自の知恵と創造力で個有の方法
論を確立して、それを実行しました。始まりは小さな町工場でしたが、
創業者は成功企業のサクセスストーリーを学んだり、経営やビジネスの
ノウハウに熟達しようとは思わなかったと思います。

むしろそれまでになかった異質な方法論を確立しようとしたとのことで
す。独自の知恵と創造力を発揮しようとしたことこそ、成功の真の理由
があると考えられています。企業の競争力の根源は、「人と違うことを
考えられる力」でもあると思います。

私が読んだビジネス書には「すぐれた商品やアイデアの真似をしても本
物以上の生産性は上がりません。人真似のアイデアや二番煎じの企画は、
効果はありません。誰かの成功例に頼ろうとしないで、最も正当だと自
分が腹落ちできるアイデアを実行することが重要です」とありました。
(誤解のないように言うと、ビジネス書から学ぶことは沢山あります)

他社とは違う独自のアイデアを考え出すことがスタートで、そのアイデ
アを現実のものにするために、データと関連する事項や過去の事実を使
い、実証的な裏付けのあるロジックを構築してビジネスプランを考える。
そうして創造的な戦略を立て、具体的な戦術に落とし込むことが重要で
あるということは、体験を通して学んでいます。

各チームは以上のことを考えながらIOC活動のテーマに落とし込んで
いますが、チームメンバーは組織の方向性を理解しながら、今月は自分
自身のキャリアプラン、重点課題を確認する時期です。今期は特に今ま
での延長線上ではない、独創的な課題に一人ひとりが挑戦してもらいた
いと考えています。


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【五十鈴ビジネスサポートの現場から】_判治社長

      ――― 貢献価値創りにチャレンジ ―――
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先日、大人気ですよと勧められた地元の水族館に行きました。事前にネ
ットで検索してみると、小学生の時に行った見覚えのある建物のままで
ビックリしましたが、展示物の解説が日本一読まれる水族館を目指して
いるとのこと。

行ってみると1時間待ちの大行列で驚きました。館内に入ると昔と変わ
っていませんでしたが、小さな子供でもわかるスタッフ手作りの解説に
目を奪われてしまい、大人気なのも頷けました。また、目指しているモ
ノが隅々まで行渡り、至るところに地域貢献の匂いを感じることができ
ました。

十分過ぎる刺激を受けたからか、自宅に戻ると、ふと連休前に読んだ本
の内容が気になって、ポイントと思われる箇所を自分なりに簡単に纏め
たものを読み返しました。

その本は、これからのトレンドのキーワードとビジネスモデルについて
書かれたものです。トレンドを、「流行っている期間が短い、高速化・
ギャンブル化する経済」「コストゼロ社会への道筋として、領域を広げ
る共有化社会」といった捉え方をしており、新鮮で共感できます。

世の中を見渡しても、共有社会、共有ビジネスは広がっています。例え
ば、カーシェアリング、シェアハウス、情報共有・IT高度化によるマ
ッチングビジネスの進化等、身近に感じる機会がごろごろしています。

解説では、利用する時だけその使用価値にアクセスするというスタイル
がこれからの価値消費の基本になる、とのこと。スマホアプリがそうで
すね。

また共有社会・共有ビジネスのプラットフォーム創りで重要なことは、
世の中への貢献意識であり自社の利益にだけ固執するものではない、と
いうものでした。

またビジネスモデルの重要指標として「今、どこにどれだけの影響力が
あり、今後どれだけの貢献価値を高めていくことができるか」、あり方
としては「オープンプラットフォームへ」と解説しています。

IBSは、学習と実践を通して変革してきました。変革スピードを落と
さずに加速させることが重要です。そのためにも影響力と貢献価値の最
大化に焦点を当て、全員で戦略思考を啓発し、バリューセンターとして
の新しいビジネスモデル創出に果敢にチャレンジしていきます。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.757〕は、2018年5月17日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

連休が明け、仕事が再開してやる気を引き出している人も多いのではな
いでしょうか。充電期間中に考えたことや経験したことを今後のビジネ
スに活かしていきたいものですね。
5月の穏やかな季節がめぐってきましたが、これから仕事をするにして
も何をするにしても最適なコンディションが続くと思われます。この時
期にこそ、夏本番への備えと準備をしていきましょう。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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