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五十鈴メールマガジン〔No.758〕星由里子さんのこと
配信日時:2018/05/24 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2018.05.24発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.758≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

          5月といえばスポーツの季節。

         プロにしてもアマチュアにしても

      いたるところでスポーツ競技が行われています。

             勝負ごととはいえ、

         フェアプレーでいきたいものですね。

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☆No.758 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_星由里子さんのこと
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_VCを目指しさらなる変貌へ(黒田常務)
┃
┃【五十鈴建設の現場から】
┃ ■_建設業界の現状と今後の課題(神生社長)
┃
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【代表メッセージ】

       ――― 星由里子さんのこと ―――
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鈴木貴士です。

有名人の訃報が続いていますが、それぞれの人にそれぞれの思い出があ
ると思いますが、今月16日に亡くなった、女優の星由里子さんとは個
人的にも会社としても思い出満載です。

最近ではすっかりご無沙汰で、お付き合いもほとんどありませんでした
が、そのご縁は彼女の実家が乾物屋さんでその隣に五十鈴があったので
すね。

神田の鍛冶町というところで、「五十鈴鋼材」発祥の地、その会社の2
階で私は生まれて、御守をしてくれたのが星由里子さんでした。最も私
はあまり覚えていませんが、当時の写真などで確認すると確かに公園の
滑り台などで遊んでもらっているものがあります。

戦後の大変な時期ですから、我が家は星さんの店から秤売りで油や醤油
を買ったり、お金も借りたり貸したりしていたような時代でしたが、そ
のような環境でも彼女はバレーのレッスンに通い、見事東宝の「ミス・
シンデレラガール」に選ばれました。その当時の彼女のバレー着が破れ
ていたという話を母から聞いたことがあります。

その後、疎遠になったのですが私が大きくなってから再会し、「タカシ
ちゃんとはお風呂入ったこともあるわよ~」とか言われて、どぎまぎし
たのを覚えています。

それ以前の高校受験の頃に、NHKの「私の秘密」という番組で星さん
がゲストで「私は誰でしょう?」というコーナーに私が出演しないかと
いう話がありましたが、当時は生放送で何かの事情で辞退したのを覚え
ています。

その後、会長の還暦のパーティーや私の結婚披露宴にも来てくださいま
したが、私の披露宴の時、仲の良い知人が皆同じテーブルに座りたいと
言って困りましたが、三菱商事にいた頃なのでその時のお客さまと鉄鋼
メーカーの方など、仕事関係の人で固めたのを覚えています。

その後、彼女は財閥の御曹司と結婚することになり、新居も田園調布で
我が家も近いということで挨拶に来られた時、「今度の家はプールがあ
るから夏になったら泳ぎに来てね!」と言われて喜んでいたのですが、
たった3ヵ月で離婚してしまったので、その夢もかなわぬことになって
しまいました。

しかし何と言っても彼女が有名になったのは、加山雄三の「若大将シリ
ーズ」で澄ちゃんというヒロインになってからですが、当時私は加山雄
三の大ファンで、ウクレレやエレキギターもその影響で覚えたぐらいで
した。

したがって、たまに星さんと会った時に加山さんのことをいろいろ聞き
たかったのですが、どういうわけかあまりお話になりませんでしたね。

その後、花登筐さんという脚本家と再婚され、尊敬できる方だととても
幸せそうでしたが死別され、残念でしたが、その後今の御主人と良縁を
得られました。

彼女のことを思い出すと、ともかく「女優」という言葉がピッタリの方
だと思います。その立ち振る舞い、姿勢が物凄く良く、言葉づかいも正
確で、教養もあり、そしてあらゆることに努力されている。「女が優れ
る」というのをキープするということはこういうことなのだな、と久し
ぶりにお会いする時にはいつもそう思っていました。

京都に住まわれてからはお会いする機会もなく、まだ74歳という年齢
でお亡くなりになったのは非常に残念ですが、最期までその気品と気高
さはそのままで旅立たれたことと思います。どうぞ安らかに御眠りくだ
さい。合掌。


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【執行役員が伝えたいこと】_黒田常務

     ――― VCを目指しさらなる変貌へ ―――
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今年もプロ野球が開幕して2ヵ月ほど経ちます。最近ではメジャーの大
谷選手の二刀流の活躍に話題をさらわれて日本のプロ野球自体はあまり
ぱっとしませんが、以前にもこのメルマガで何度か野球ネタを書きまし
たが私は子供の頃からの巨人ファンで、いまだにスマホにアプリを入れ
巨人の試合経過を常に気にしています。

ここ数年の巨人はよその球団から大物選手を引き抜き、毎年違うオーダ
ーで戦っていてリーグ優勝からも3年間遠ざかっています。昨シーズン
にいたってはBクラスに甘んじる始末でした。

よその球団から大物選手が来ることや勝ちを優先するあまり有望な若手
選手の成長の妨げになったり、生え抜きの選手の出番が減ったりと思う
ようなチーム力・戦力アップにはつながっていないと感じました。逆に
よその球団に出した選手は良く活躍するようにさえ思えています。

しかし今年はすこし様子が違うようでまだ2ヵ月ではありますが、期待
している若手選手を開幕から固定して使い続けていますし、それにより
成長への手応えは感じられます。生え抜きのベテランもここぞの活躍が
できているようにも感じられます。

巨人チームとしてはまだ不満の残る試合が多く、成績にも満足できませ
んし、それぞれプロの選手ですので起用方法で活躍や成長ができるでき
ないではなく自分自身で勝ち取るのが本来なのだとは思いますが、巨人
のスローガンである「奮輝」(奮起、奪回、輝く)に向けチーム自体も
変わってきているのだと思います。

私たちも組織力の向上を目指し人財育成を行っていますが、目指すこと
がより難しくなり、多様化することにより自分たちでは賄いきれないH
RやBRも増えてBPなどの社外に求めることも多くなると思います。
でもやっぱり大切なのは自分たちの成長だと思います。

もうすぐ拠点社員総会が各拠点で開催され、グループの社員総会へとつ
ながっていきます。その準備ももう始まっていると思います。今期は、
「BIG SHIFT!」がテーマとなっており、VCを目指しさらな
る変貌へのキッカケとなるように全員で参画していきましょう。


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【五十鈴建設の現場から】_神生社長

     ――― 建設業界の現状と今後の課題 ―――
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建設の神生幹です。

今、海外や日本の政界・財界・スポーツ界・芸能界等話題が盛りだくさ
んです。建設業界も話題(課題)がたくさんありますが、まずは皆さん
が忘れているだろう東京オリンピックの状況等について書きます。

現在、国立競技場は躯体工事が終わり屋根工事を始めました。その後フ
ィールド工事(グランド工事)になります。内部の仕上げ工事・外部の
仕上げ工事もこれから本格的に始まります。来年の10月にはほぼ完成
して10月末から11月に各種検査を行い、11月末引き渡し予定です。

その他施設が13ヵ所あり、これから工事としては内外装工事に移って
きますので、忙しい時期に入ります。国立競技場とオリンピックアクア
ティクスセンター(競泳・飛込・シンクロナイズドスイミング会場)の
2ヵ所は特に工程管理が難しいと思います。

また関連(付随)工事になると思いますが、アクセス道路等も工事が開
始します。なお豊洲市場も10月11日に開場します。現在は内装の準
備と専門家会議の提言に基づく追加対策工事中(ピット内の流水防止・
換気工事等)です。

その他の地区の都市開発工事も行われています。五十鈴本社周辺だけで
なく、渋谷は東口の整備を2020年までに完成し、新宿も西口・歌舞
伎町の再開発を行っています。都内の至る所で大規模な開発工事が行わ
れています。その完成時期は長期ですが、区切りとしての時期が202
0年の秋ごろですので、都内は利益はあまり出ませんがバブっています。

バブルの時はほとんど休みが無く、職人さんを確保するのが大変でした。
当時の職人さんは今より多く従事していましたし、原則として建設業の
場合三六協定における限度基準が適用されませんので、何とか乗り切っ
たと言っていいと思います。

労働基準法改正に伴い建設業にも適用されることとなりましたが、建設
業については猶予期間として法律執行から5年後の適用となります。こ
れは東京オリンピックへ向けての需要増大への影響が考慮されたと言え
るでしょう。

一時的にはこれもありかなと思いますが、建築業のお客さまは官庁と民
間があります。今後は官庁物件は工期も予算も出していただくのでした
ら問題はありませんが民間はどうでしょうか。

前回メルマガにあったように金銭的な部分は納得いただいても、工期的
にも納得していただけるかが問題です。また建築業は重層組織になって
いますので下部組織までの管理が難しいのです。

職人さんも月給制でなく日当制になっていますので、なかにはとにかく
稼ぎたいと考え、休みを取りたがらない人もいます。賃金もいまだに上
がらず、土・日曜日と休日を休みにすると収入が減ります。あわせて雨
や強風の場合は工事を休止しますので、梅雨時はかなり不安定な収入と
なってしまいます。

建設業者としては発注者側の理解と協力も必要ですが、現場で働く職人
さんのことも忘れずに法律を作っていただきたいと思います。彼らの生
活を守り、向上させないとこの建設業界は成り立たなくなります。

法律(ルール)は人々を守るためのものだと思いますので、さまざまな
角度から考えてもらいたいと思います。ちなみに私は日大出身ですが、
ルールは守るようにしています。


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 ◇◇◇NEW!今週の五十鈴グループホームページ更新情報◇◇◇ 
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今週、新たに五十鈴グループホームページに掲載しましたニュース記事
は以下の内容です。ぜひご確認ください。 

◆ニュースリリース 

2018.05.22 アイ・コミュニケーションズ代表取締役社長 臼井弥生
              執筆の書籍『周年事業の進め方』刊行

        http://www.isz.co.jp/news/2018/0522_000287.html

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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.759〕は、2018年5月31日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

最近のニュースを観ると不安になったり、共感したり、悲しんだり、憤
りを感じたりとさまざまなことを思いますね。この思いをいかに自分の
ことや自分の身近なことなどにできるだけよい影響を与えていくことが
できないものかと考えるようにしています。
人は考え方が結果として行動にでるわけですから、現象面だけにとらわ
れずそこに至った思考を追究していくことがやはり大事であると思いま
す。“人の振り見て我が振り直せ”ではありませんが、情報による刺激
を生かすことが重要だと思うところです。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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