━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2018.05.31発行

　　　　　　　　　　　　　　　　 五十鈴メールマガジン ≡No.759≡

＝＝ISZ Mail Magazine ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

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◆◇◆　　　　　┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃　　　　◆◇◆
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　　　　　　　　　　　まもなく梅雨の季節到来。

　　　　　　　　　　　　特に今年は大雨により

　　　　　　　危険にさらされる可能性も多いといわれます。

　　　　　　　　　　大雨が来ても大丈夫なように

　　　　　　　　　事前の対策を取っていきましょう。

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☆No.759　CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃　■＿最近の風潮
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃　■＿危険予知を働かせて変化に対応しよう（瀬戸執行役員）
┃
┃【アイ・ティー・シーの現場から】
┃　■＿クレーム削減とクレーム対応（川合社長）
┃
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【代表メッセージ】

　　　　　　　　　　―――　最近の風潮　―――
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鈴木貴士です。

モリ・カケ問題を筆頭に嫌な感じの話ばかりですが、この風潮はどうい
うところから始まっているかといえば、マスコミの報道が主になるわけ
ですが、最近ではＳＮＳや動画配信で情報が拡散され、それにより世間
の注目を集めるということになっていますね。

日大のアメフトの問題でも、あの映像がなければ報道されていたかどう
かもわかりません。あんなことはよくあることと片づけられていたかも
しれませんが、当該選手の懺悔により問題は確定的になり、善玉と悪玉
がはっきりすると様々なかたちでバッシングが行われる。そうなるとも
う一方的な社会的なリンチで収拾がつかなくなります。これもいただけ
ない。

あとは言葉の問題。日本語は言葉の適用範囲が広く、また内包された言
葉の意味合いもあいまいなので、「潰せ！」と言われたらその時の状況
や雰囲気、過去のいきさつなどで判断は異なりますが、受け手の精神的
圧力でも左右されますね。東芝問題でも「チャレンジ！」という言葉が
発端らしいですが、要するに法律や常識をどう働かせるかということに
なると思います。

あとは日常のテレビの番組などで、すべてをバラエティー化や面白ネタ
にしてしまう傾向で、皆が同調してしまう恐ろしさがあります。

私は「笑点」という番組が大好きで大喜利を楽しみにしているのですが、
今週は政治ネタ三連発で、まずインテリを装う圓楽が「安倍晋三です。
トランプ氏から国民の声は聞かなくてもいいと言われました」と語り、
続いてたい平が「麻生太郎です。やかましい！」とモノマネ、そしてボ
ケで売っている木久扇までが、「うるせーなー、沖縄の基地がなくなる
のはいつなんだろうねー」と答え、全員に司会の昇太は座布団をあげる
ということで会場は爆笑大うけでしたが、これって一体何なんでしょう
ね。

一瞬の芸の中に政治的な意図があるとは思えませんが、視聴者にその考
え方が刷り込まれていくのが問題なのです。特に圓楽のセリフは何の根
拠もなく印象操作ですね。

でも一番のショックはあの木久扇までが、沖縄の基地問題を問題として
取り上げる。そんな簡単なことではなく、沖縄から基地がなくなるとす
れば、日本の国防がちゃんと担保されなければならないというようなこ
とは関係なしに感情的なことで語られているのです。

たけしのＴＶタックルなどもそうですが、番組を面白くするという目的
が先行し、話が短絡的になり、視聴者は考えるというよりもその時の印
象で判断してしまう。

気の利いた風刺ならば許せるとして、政治家の悪口や誹謗中傷を笑いの
ネタにするのは娯楽ではないと思うのと同時に、社会の風潮になるのが
恐ろしいのです。

昔、威厳のあった偉い人、先生、親、年長者、政治家、公務員をやり玉
に挙げる。少しは溜飲が下がるかもしれませんが、とても生産的とは思
えません。

しかし最も悪質なのは報道番組ですね。演出までしてそういう場面を流
し、カットしたり、編集したりして悪玉を攻撃する。北朝鮮のようにな
れとは言いませんが、自分の国が愛せるような流れにはしてもらえない
でしょうか。

日本は悪い国で政治家は悪徳政治家ばかり、力のある指導者はパワハラ、
ちょっとした男は不倫とセクハラ、こんなことばかりがあるのが日本な
のでしょうか。日本の良いところをもう少し見せてもらえませんかね。


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【執行役員が伝えたいこと】＿瀬戸執行役員

　　　―――　危険予知を働かせて変化に対応しよう　―――
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日本気象協会から発表された梅雨の傾向によると、今年の梅雨入り・梅
雨明けは全般に平年より早い見込みで、梅雨の期間の気温は平年より高
めとなりそうです。熱中症には十分な注意を払わなければならない季節
が来ました。

熱中症のガイドラインによると、初めの症状としては、めまい・たちく
らみ・生あくび・大量の発汗・筋肉痛・筋肉の硬直（こむら返り）が起
こり、頭痛・嘔吐、集中力・判断力の低下など意識障害へと重度化して
いくそうです。

対策のポイントは「環境を冷やす」「カラダを冷やす」「水分・塩分を
摂る」ことです。特に水分と一緒に塩分を摂ることが重要になります。
水分だけの補給だと血液中の塩分・ミネラル濃度が低下して、かえって
熱中症の発症や悪化につながることもあるそうです。

とにかく初期症状を少しでも感じたらムリをしないでください。しばら
くは日々の注意喚起を徹底的に行い、お互いに顔色や声掛けをし合いな
がら、一日の中でこまめに「水分・塩分を摂る」ことを習慣化するよう
にしてください。

合わせて、しっかり睡眠をとることをお勧めします。特に新入社員の皆
さんは初めての体験になりますので気を付けてください。

それと、熱中症以外にも今年の梅雨は降水量が多いとの予測があり、局
地的な大雨による災害や事故にも注意が必要です。

この期間は特に地域の気象情報に留意してください。通勤途中や営業活
動等の移動途中、運転手の方は納品途中での突然の豪雨に見舞われた際
には、必ず安全な場所に一時避難する行動を確実に取るようにお願いし
ます。絶対に無理な行動は取らないようにしてください。

以前のメルマガにも書きましたが、災害で被害に遭う人のほとんどが、
危険回避行動の遅れが原因とされています。災害心理学の領域でよく使
われる「現状維持バイアス」というものが働いてしまうのです。

要するに「たいしたことにはならないはずだ」「自分だけは大丈夫なは
ずだ」と思い込もうとする自己防衛的心理が、危険回避行動を遅らせる
のです。職場や通勤・移動途中はもちろんですが、普段の生活の中で危
険予知を働かせて変化に対応できるようにしてきましょう。


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【アイ・ティー・シーの現場から】＿川合社長

　　　　　　―――　クレーム削減とクレーム対応　―――
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今年の梅雨入りは例年より早そうで、関東地方も今週梅雨入りになりそ
うとの予報も出ていました。過ごしにくい季節となりますが、食べ物や
体調管理には十分注意しましょう。

先日、五十鈴グループＳＳ部門ではＩＳＯ９００１のサーベイランス審
査がありました。審査員の方からは、各サービスセンターではＱＭＳ
（Ｑｕａｌｉｔｙ　Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ　Ｓｙｓｔｅｍ）をうまく運
用し、非常に真剣に取り組まれているという感想をいただきました。

また、この十数年の品質管理活動の取り組みにより、毎年クレーム件数
が削減されている実績成果も評価いただきました。クレーム件数は劇的
に削減されていますが、まだ年間「ゼロ」という結果は得られていませ
んので、引き続き「ゼロ」を目指していきましょう。

今回はＢ指摘（是正処置要求事項）が２件、改善の機会としての検討事
項１５件、Ｇｏｏｄポイント１９件という結果で、Ｂ指摘の是正処置お
よび改善の機会に対しての検討・改善実施を進め、クレーム「ゼロ」に
近づけていきましょう。

クレーム件数が少なくなるということは良いことなのですが、頻度が減
るとその対応回数が減ります。これは経験回数が少なくなるということ
で、習熟度が落ちるということでもあります。

工場設備のスリッターのように、１日５０Ｃｏｉｌを加工していれば、
アンコイラーへのセット回数は５０回／日実施し、すぐに習熟度が上が
り、当然ですが作業手順もすぐに暗記できるようになるので、作業標準
を見ながら作業をしている人などいません。

ところが１年に１回しかないような作業だと、過去にどうやったかを忘
れてしまうケースがあります。そうすると安全面が抜け落ちたり、効率
的な手順でできなかったりします。

クレーム対応も同様で、数が少なくなると手順が抜け落ちるケースが出
てくる可能性が高くなります。初期動作は素早く行う必要はありますが、
規定や手順書（不適合品管理規定、是正処置予防処置管理規定等）に必
要事項が明記されているので、いま行っている手順や対応で間違いない
かをよく照合するようにして下さい。

頻度の少ない作業や業務ほど、記憶に頼らず、記録（ドキュメント）を
確認するという動きを習慣化し、確実な対応をお願いします。


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【次号のお知らせ】
　次号の五十鈴メルマガ〔No.760〕は、２０１８年６月７日に配信いた
　します。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

今週はぐずつく天候がつづきますが、まもなく関東も梅雨入りの季節を
迎え、何かと鬱陶しい季節になり、普段の体調管理にも万全を期してい
かなければなりません。
明日から始まる６月は株主総会を行う企業も多く、１／四期の締めと合
わせて何かと忙しい時期。天気予報にも気遣いながらスケジュール立て
て取り組むことが大事な月になることを心得ていきましょう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（編集室／本間　靖啓）
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　発行人：五十鈴株式会社　鈴木貴士
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　編　集：株式会社アイ・コミュニケーションズ

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