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五十鈴メールマガジン〔No.760〕五十鈴の社員総会
配信日時:2018/06/07 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2018.06.07発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.760≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

            五十鈴グループでは

           来週末に社員総会を控えて

          各社で準備が行われています。

       これまでの振り返りとこれから先の方向性を

         全員参画で共有していきましょう。

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☆No.760 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_五十鈴の社員総会
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_先取り(鈴木副社長)
┃
┃【アイ・コミュニケーションズの現場から】
┃ ■_企業家集団の今(臼井社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

        ――― 五十鈴の社員総会 ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

鈴木貴士です。

今、五十鈴グループでは、6月16日の五十鈴グループ社員総会に向け
て拠点の社員総会が行われています。私は全拠点の総会に出席しますが、
ほとんどが土日で行われるので、この数週間はゴルフもなしでハードな
週末を送っています。と言いたいところですが、ほとんど疲れはなく、
充実した週末と言えるでしょう。

まずは日本橋のカンファレンスセンターで、270名が集まるロジステ
ィクス部門の社員総会でスタートを切りました。男性ばかりでチョット
怖い感じがしますが、ほとんどはワーレックスのドライバーで、午前中
は安全大会をやり、午後から私を迎えて社員総会をやる運びとなってい
ました。

社歌から始まり、昨年度の振り返り、代表講話という流れは大体どこの
拠点でも一緒ですが、社歌の声の大きさで、その拠点の勢いというもの
が体感できます。

嬉しいのは毎年、グループの総会で明示する「代表からの3つのお願い」
の検証をしてくれることで、聴きっぱなしではなく、それを踏まえて実
行してくれたことを発表してくれます。

私の講話は、全社の昨年度の振り返りと、今年のテーマ「BIG SH
IFT」を明治維新から日清・日露戦争でなぜ、日本が勝利したかを例
えに使って考えさせるような話をしました。白人世界に有色人種として
初めて列強と言われるようになるためには、どのようなことが起きたの
かということを歴史的に検証します。

それから拠点ごとのセッションになるのですが、SS部門の各拠点では、
全員参加のセッションが行われ、最近ではそのリーダーシップを若い人
間がやるようになっています。拠点幹部はそれを見守り、若手がどんど
ん発言するようになってきました。まさに、全員参画型の社員総会が行
われています。

そしてなんと言っても、総会のセッティングもきちんと進行できる雰囲
気作りが、社旗の掲揚や座席の配置など細かいところまで配慮されてい
ます。こうしたことが全拠点で行われ、皆がそれぞれ今年のテーマを理
解し、体感して、本番のグループ社員総会に臨むのです。

これは五十鈴の伝統であり、組織としての強みです。デフレが続き、混
沌とした経済情勢であっても安定的な企業業績が残せているのは、この
社員総会があるからといっても過言ではないでしょう。

いつも言っているように、全体は部分の足し算ではありません。そのた
めに拠点の社員総会を開催し、グループの社員総会も開催するのです。

株主やOB、お客さまもお招きして900人以上の人々が恒例となった
よみうりホールに集結します。前日のリハーサルでは緊張し、思ったよ
うにいかないで涙を流す社員もいますが、本番では皆見事にやってくれ
ます。

自信と誇りがあれば、あがるということはありません。そして毎年、最
後の全員参画のセッションでは客席からどんどん手が挙がり、自分の意
見を言いたい人が続出します。

御来賓の方々にもマイクを向けますが、皆さん、状況にあった素晴らし
い発言をしてくださいます。今年もそういう社員総会を期待して、拠点
の社員総会を駆け巡ります。

その間、全国コイルセンター工業組合の総会や他のさまざまな総会でも
お役目がいろいろあるのですが、なんといっても、「五十鈴グループ社
員総会」は私にとって、手作りの一番意義深い総会なのです。


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【執行役員が伝えたいこと】_鈴木副社長

           ――― 先取り ―――
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先週、九州や四国で梅雨入りが発表され、平年より一週間ほど早い梅雨
入りとなりました。桜の開花も一週間ほど早かったと思います。梅雨が
適度な雨量と適当な期間になれば・・・、と雨空を眺める日々となって
います。

ウェザーニュースによると、「梅雨明けは、通常、南の地域から順に発
表されますが、今年は関東甲信から梅雨明けしてきそうで、平年より早
い見通し」ということです。

さて、6月となり、本格的に今年度方針のもと、いろいろな課題に取り
組んでいますが、ここでスタートラインの現状を整理してみます。

昨年度方針「VC基盤の構築」のもと、いろいろな型の基盤づくりが進
み、ビジネス・プロセスもたくさんでき、各部門とも力を蓄え、バリュ
ーサービスのラインアップが揃ってきました。

そして、新たなビジネスモデルづくりに挑戦していく今、長期経営目標
のテーマ「“創発バリュー”による“新最適”を追求する」バリューセ
ンターとして、バリューチェーンの創造と共にVC価値の拡大を図って
いきます。

私たちは、ビジネス・プロセスのインテグレーションは実践ベースで学
んでいるので、新たにビジネスそのものを統合するというコンセプトで、
バリューチェーンの新最適を探求することに努め、事業プロセスの変革
を通して、私たちの存在価値を高めていければと考えています。

そのためにも従来の常識に捉われない新たなパラダイムをもとに、学習
機会を増やし、発想の自由度を高め、創発を仕掛け、イノベーションを
起こすのです。

イノベーションは常に組織の末端で起こるものです。現場の自動化しか
り、ICTしかりです。全員が環境変化を感じ取り、実験的に対応を繰
り返すことを継続して行う時に、それが始まります。

イノベーションを起こすプロセスは、困難と不確実性に満ちています。
そして何が成功で、どの時点で達成できるか、誰もわかりません。起き
る可能性が限りなく低い中で、それに挑戦する勇気と根気が必要で、そ
れがVCアイデンティティーだと思います。

これまで先が見えない中でも、みなさんは声をかけ合い歩を進めてきま
した。マーケットにおける価値創造や私たちの存在価値の認知は、今ま
で以上の汗をかかずして、成し得ないことと思います。梅雨明けを待た
ずギラギラ感を出し、季節感を先取りしていきましょう。


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【アイ・コミュニケーションズの現場から】_臼井社長

         ――― 企業家集団の今 ―――
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グループ社員総会まで、あと一週間余りとなりました。拠点社員総会も
開催中であり、当日に向けた準備が着々と進んでいます。

今年のテーマは、「BIG SHIFT」です。バリューセンター実現
に向けて、ここで大きく私たちの考え方や取り組みをシフトしようとい
う挑戦です。ある程度の成果の実感が伴うと、つい延長線上で物事を考
えてしまうため、シフトするには大きなエネルギーを必要とします。

毎年思うのですが、「挑戦」というと相手や対象がある状態を一番に思
い浮かべるのですが、私たちの挑戦はいつもこれまでの自分との挑戦で
す。

世界新記録への挑戦、チャンピオンへの挑戦、業界ナンバー1への挑戦
など、いずれも目標となる基準は明らかですが、バリューセンター実現
への挑戦となると何に対して、どのような挑み方をすればよいのか当初
は漠然としたところからのスタートでした。

あれから丸7年が経ち、五十鈴グループは全員参画の進化の力をもって、
大きく変わりました。そして、いつも進化系であることが当たり前にな
っています。

五十鈴グループが、40周年を迎え新社長(代表)体制となり、CIが
導入され社名やロゴマークなどが一新されました。あれから、平成4年
(1992年)ですから、四半世紀以上が経過したことになります。そ
の時に示されたミッションステートメントが、「21世紀に向かって行
動する企業家集団五十鈴グループ」というものでした。

企業家人財を教育的アプローチではなく、リアルな実践の場を与える機
会として「分社化」が行われたのは、それより4年前でした。分社化に
より、システムや各種契約や規程の変更、そして管理コストの増大とい
った試算可能なマイナスよりも、企業家精神あふれる人財と風土を育む
という未来に向けたプラスを優先した意思決定は、その後の多様な自発
的挑戦を生む大きな転機となりました。

そして、企業家集団になろうというメッセージは、全員参画経営のベー
スをつくり、その後人財育成や拠点運営の在り方を年々進化させていき
ました。

それは、グループ社員総会の歴史にも通じるものです。明示された目標
を共有する場から、大きな目標に対して、私たち自身の進化の在り方を
共有し、挑戦すべきことを確認しあう場へと変わりました。

今年は、分社化から30周年です。IOC活動の原点となる小集団活動
=JK活動が導入されてから40周年です。きりの良い周年時に「BI
G SHIFT」というキャッチフレーズが示されているということは、
未来に向けた「節目」は、新しい方向で育てていくのだよということな
のだと思います。

挑戦の歴史があるから今がある、あの時楽な道を行かずに険しい道を選
んだからこそ今がある。そういう生き方そのものが、明るい未来を切り
拓いているということを五十鈴の歩みは教えてくれています。

そういった五十鈴の生きた教えを広く世の中に知っていただくこともこ
れからの大きな使命であるし、私の仕事であると思っています。

今年の社員総会も、進化系の全員参画で創られます。どのようなわくわ
く、ドキドキ、感動があるのか今からとても楽しみです。いろいろな周
年とも重なる今年の社員総会が、のちに「良い節目を皆で創った」と言
えるようにしたいと思います。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.761〕は、2018年6月14日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

五十鈴グループでは来週末の土曜日にグループ社員総会が行われるのに
あたり、先月から今週と拠点での社員総会が実施されています。
今年の社員総会のテーマは「BIG SHIFT」ですが、各拠点では
日常において、すでにさまざまな具体的施策に取り組んでいると思われ
ます。
我々が目指すVCへの在り方にさらに大きく近づいていけることを各自
がイメージして、今後の実現につなげられるような社員総会にしていき
ましょう。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
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 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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