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五十鈴メールマガジン〔No.762〕ナショナリズム
配信日時:2018/06/21 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2018.06.21発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.762≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

         最近、国内ではさまざまなところで

            地震が発生しています。

        企業や自治体などでも防災訓練などに

          力を入れていると思われますが

          いざという時のために普段から

       私たち自身が準備をしておかねばなりません。

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☆No.762 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_ナショナリズム
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_一致団結(老田常務)
┃
┃【五十鈴マネジメントサービスの現場から】
┃ ■_ビジョナリーレポート2018(新川社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

         ――― ナショナリズム ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

鈴木貴士です。

サッカー・ワールドカップ、ロシア大会で日本が初戦でコロンビアに勝
ち、日本中沸き立っています。東京渋谷のスクランブル交差点では大勢
の若者が喜びを爆発させ、例の「DJポリス」が活躍し、事故の無いよ
う誘導していますが、それでも大騒ぎは収まらず大変なことになってい
ますが、略奪や暴動は日本では起きませんね。

やはり、オリンピックやこのようなスポーツの祭典の時は「頑張れ!
ニッポン!」ということで、ナショナリズムが台頭します。普段、大相
撲の千秋楽にしか歌わない「君が代」や「日の丸」も鉢巻をしたりして、
日本人が一体となって応援するのは素晴らしいと思いますが、他の国の
選手の方が国歌を大きい声で歌い、応援も激しいですね。

さて、ワールドカップは日本チームの活躍を祈ることにして、最近続い
ている地震をはじめとする、自然災害について考えてみようと思います。

五十鈴グループの社員総会も無事に終わりましたが、その翌日、群馬県
で大きな地震がありました。私はゴルフ場にいたのですが、かなり揺れ
て携帯にBCPの安否確認メールが入りました。瞬間、私は社員総会の
時に大きな地震が来なくて良かった、と思いましたが、そういうことを
考えてもみませんでした。月曜日、今度は関西で震度6の地震がありま
した。

我が国は自然災害大国です。日本列島が世界に占める割合は、わずか0.
25%に過ぎませんが、M6級の地震の2割は我が国で発生します。理
由は、日本列島がユーラシアプレート、北アメリカプレート、太平洋プ
レート、そしてフィリピンプレートと4つの大陸プレートが交わる直上
に位置しているからです。

大震災が頻発する我が国では、国民が「お互いに助け合う」という意味
の「ナショナリズム」が重要です。今回の大阪という人口密集地におけ
る大地震を受け、「世界最大のメガロポリス東京」でこのようなことが
起きればどうなるかと、肝を冷やしました。

先日の土木学会の発表によると、資産被害47兆円、その後の20年間
のGDPの縮小731兆円、死者23,000人となっています。また、
交通インフラが完全にマヒし、ライフラインも途絶した状況で取り残さ
れる最大700万人の被災者、650万人の帰宅困難者はいかにして生
き延びるのか。

さらに、首都直下型地震の2倍の被害が想定される南海トラフ巨大地震
では資産被害170兆円、その後の20年間のGDPの縮小1,240
兆円、死者323,000人と予測されています。しかし、あまりマス
コミは騒いでいませんね。

今すぐに国土強靱化計画を推進し、災害に備えるととともに、いざとい
う時の予測を国民に知らせねばなりません。安全保障の問題もそうです
が、将来の非常事態を想像し対応するために、今、そういう支出や投資
をし、さまざまな生産資産を建設し、物資を備蓄し、人々を啓蒙、訓練
させ有事に備えるのは当たり前のことだと思うのです。

BCPは企業の事業継続のものです。それはそれで必要ですが、国民の
命と生活を護るためには、日ごろから「自助、互助、公助」の考え方と、
「備えあれば憂いなし」という言葉の通り、国としての投資とナショナ
リズムの高揚が必要だと私は思うのです。

「敵国の侵略は予想できるが、自然災害は予想ができない」と言われて
います。自然災害は、いつ、どこで発生するかわかりません。まずは充
分それを意識することが重要だと思います。


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【執行役員が伝えたいこと】_老田常務

          ――― 一致団結 ―――
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先週土曜日に、五十鈴グループ社員総会が開催されました。本年度のテ
ーマは「BIG SHIFT」、昨年度はバリューセンターとしての基
盤構築を方針に掲げ、日常的な仕組みやプロセスの進化に取り組み、五
十鈴グループ内外の協創を拡大させ、組織としての成長、企業価値の向
上に取り組んできましたが、2020年に向けて“グローバルバリュー
センター”を実現するためには、さらに“新最適”を探求していかなけ
ればならず、そのためには本年度はこれまでの我々の思考や取り組みを
大きくシフトさせる必要があります。

社員の皆さまがBIG SHIFTを具体的にどのように捉え、何をど
のようにシフトしていこうと考えているのか、社員総会のなかで特に注
目していたのは各拠点の代表者数名によるワークフォース単位でのプレ
ゼンのセッションでした。

「VCファクトリーへ」のプレゼンでは、近年のアナログからデジタル
化への流れ、そして五十鈴グループのスマートファクトリー化の現状、
そこから“超常識”の思考でどのようにシフトしていくのか、各自が真
剣に議論しているプロセスがよくわかりましたし、「スマートバリュー
チェーンへ」では、今、世の中で起きている物流(LOG)事業のトレ
ンドの分析、そこから自分たちの視点を変えることにより見えてくる新
たな価値に着目し、新最適なバリューチェーンに向けた創造に関する考
えが披露され、「VC全員参画へ」では何を武器にして自分たちの常識
や枠組みを超えていくかという視点で、従来とは違ったBP(ビジネス
パートナー)との協創を思考し、総合的な価値の提供を目指していくと
いう未来への挑戦に向けての強い思いが伝わりました。

また、エンディングの「明日からの私~BIG SHIFT~」のセッ
ションでも社員各々から積極的に発言がなされ、BIG SHIFTに
向けて、とてもポジティブな五十鈴らしさが感じられました。

このグループ社員総会での社員の皆さまの“熱い思い”、新最適の探求
に向けた“モチベーションの高まり”、社員全員の“一体感”があれば、
新最適バリューを創造し、VC価値の拡大を現実化し、これまでとは別
次元のバリューセンターにシフトしていくことができると確信しました。

私も五十鈴グループの社員総会への参加は今回が初めてでしたが、まさ
に社員総会は全員参画経営の原点であり、企業、組織としての変革に向
けての原動力となっていると実感しました。

企業を取り巻く環境が激しく変化し、価値観も多様化しているなかで将
来の変化を先取りし、スピード感を持って新しいバリューを創造してい
くことには、時には困難が立ちはだかることもあると思いますが、社員
の皆さまが一丸となって取り組んでいけば必ず乗り越えていくことがで
きると思います。

今後、五十鈴グループが“魅せる未来協創企業”に向け、どのようにB
IG SHIFTしていくか、とても楽しみにしています。


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【五十鈴マネジメントサービスの現場から】_新川社長

     ――― ビジョナリーレポート2018 ―――
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五十鈴グループでは、長期経営目標「Will-Navi」がスタート
した2010年度から、ビジョンの実現に向けて実践してきた1年間の
経営の軌跡を「ビジョナリーレポート」として取りまとめていますが、
この度、8冊目となる2018年度版が発刊されました。

毎年、その年ごとの思いや特徴が特集としてまとめられています。1年
目の『未来への価値づくりがはじまった!』に始まり、昨年は『日常が
「イノベーション」』。そして8年目となる今回は、『We are
VC(バリューセンター)!』という特集記事のタイトルになっていま
す。

2017年度は、「VC基盤の構築」が基本方針になっており、価値を
生み続ける組織への転換に取り組んできましたが、先日開催されたグル
ープ社員総会でも一部紹介されたようなグループ各社で日常的に行われ
ている価値の企画から実現プロセスまでの事例や、今後の展望について
の情報が多く記載されています。

この「ビジョナリーレポート」を読んでいただくことで、本当にさまざ
まな取り組みがグループ内外で行われていることがわかりますし、五十
鈴グループがVC組織としての新化に挑んでいることが伝わってくるの
ではないかと思います。

この「ビジョナリーレポート2018」は、五十鈴グループのホームペ
ージからご覧いただけます。多くの方に読んでいただき、五十鈴の将来
の可能性や期待される価値などを感じていただければと思います。

2020年度をゴールとする長期経営目標「Will-Navi」の実
現に向けて、いよいよラストスパートをかけていく時期になってきてい
ます。2018年度グループのキャッチフレーズが「ビッグシフト」と
なっていますので、VCに向けて考え方や行動パターンをさらに大きく
変えていき、来年発刊される「ビジョナリーレポート」では、また次元
の違う新しいバリューを生み出している姿を伝えられるようにしていき
たいと思います。


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 ◇◇◇NEW!今週の五十鈴グループホームページ更新情報◇◇◇ 
――――――――――――――――――――――――――――――――
今週、新たに五十鈴グループホームページに掲載しましたニュース記事
は以下の内容です。ぜひご確認ください。 

◆ニュースリリース 

2018.06.20 「五十鈴グループビジョナリーレポート2018」
                         を発行しました

        http://www.isz.co.jp/news/2018/0620_000288.html

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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.763〕は、2018年6月28日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

先週末、五十鈴グループでは社員総会が開催され、VCとしての成長を
確認し、何を大きくシフトすることが必要かを皆でイメージしました。
これからの社員一人ひとりと組織全体の取り組みが重要になってきます。
一方で、4年に一度のワールドカップが始まっており、国内の多くの場
所で日本代表への応援が盛り上がっています。
そんななか今週群馬や大阪で発生した地震被害が報じられています。あ
らためて地震大国に住むということを私たち一人ひとりが認識して、そ
のための備えをしっかりとしておかなければならないと思うところです。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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