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五十鈴メールマガジン〔No.468〕水商売
配信日時:2013/09/27 10:15
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2012.06.14発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.468≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆□◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆□◆
 ◆                            ◆

           今年は復興需要などで

      景気が良くなることを期待したいものですが

   中々商売繁盛にはなりにくいのが現状ではないでしょうか。

     お客さまが行列をつくるような商売ができるように

       様々なアイデアを実行したいものですね。

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☆No.468 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_水商売
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_新しい取り組み(牛島常務)
┃
┃【ワーレックスの現場から】
┃ ■_ワーレックスでの一期一会(三谷社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

           ――― 水商売 ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

鈴木貴士です。

「水商売」というとなにか、飲み屋やホステスさんを連想してしまいま
すが、調べたら「先の見通しが立ちにくく、世間の人気や嗜好に大きく
依存し、収入が不確定な業種や職業およびそうしたものに従事する人を
指す俗語である。」と書いてありました。

五十鈴もかつては、六郷の五十鈴ビルを建てた時からレストランをやっ
ていました。社員の福利厚生と地元の人々への還元という目的で始めま
した。最初は「レストランいすゞ」という店名でしたが、なかなかうま
くいかず、途中で「サンカント・ベル」に店名を替えて衣替えしても結
局ビジネスとしてはうまくいきませんでした。

ともかく、コンスタントにお客さまが来てくださらないと話になりませ
ん。固定客となる社員分は計算が立ちますが、一般のお客さまにも来店
してもらえないと、料金を安くしている分採算が取れないのです。

お取引先などから、「ここはカレーが美味しいよ」と言われたように評
判は良かったのですが、結局、閉店することになりました。だから「水
商売」の難しさは良く分かります。

この間、お客さまと会食する際、何が宜しいか伺ったところ、「お寿司
が食べたい」ということで、老舗から独立した、私が気に入っているこ
ぢんまりとした席数8席ぐらいのお店を予約しようとしましたが、「満
席」ということで断られてしまいました。

老舗の大手は席数も多く予約も取りやすいのですが、料金が高いうえに
ガサガサしているので、話も良くできないと思い、最近、紹介してもら
って、何度か行ったことがある同じような小さなお店を予約しました。

行ってみると「今日は鈴木さん、貸切ですよ!」と言われました。そし
て、とうとう、私たちが帰る時も、お客さまは一人も見えませんでした。
予約の電話は入るのですが、当日ではなく先の予約なのです。

ご主人に「景気はどうですか?」と聞くと悪くないということで、連日
ほぼ満席なのに、その日に限ってお客さまが来なかったようでした。

「こんな日が何日も続いたら大変ですよ!」とご主人は苦笑いしていま
したが、満席でお客さまを断る時もあれば、ガラガラで、電話で呼びた
くなるような日もあるという、まさに「水商売」とはこういうものなの
でしょう。

話は変わりますが、私の贔屓にしているテーラーは、今キャンペーンで
秋、冬物のオーダーワイシャツ2Pフェアというのをやっています。料
金を安くして受注を取り、繁忙期ではない時に仕立てるのです。

そのことを思い出して、寿司屋のご主人に、予約が空いている時は当日
に料金を少し安くして、店のホームページかブログに出してみたらと提
案したら、やはり寿司屋とはそういうものではないようで、却下されま
した。

しかし、生ものを扱うし、仕入れも難しく、歩留まりも相当採算を左右
しますから、お寿司屋さんの経営も非常に難しいと思いました。なによ
り、回転寿司からミシュランの三ツ星に選ばれる高級店まで、物凄く多
様化しています。

その中で、自分の特徴を出して、さらにノレンを守っていくご主人たち
は様々な工夫をし、「水商売」の弱点をカバーしているのでしょう。や
はり、リピーターが多く、「お客さまがお客さまを呼ぶ」という店作り
が最後は勝ち残るのでしょうね。


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【執行役員が伝えたいこと】_牛島常務

        ――― 新しい取り組み ―――
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2012年度の五十鈴グループ社員総会で小山五十鈴(今年度から五十
鈴関東小山サービスセンター)はMVCを受賞しましたが、今回の受賞
がピークにならないよう今後も進化し続ける組織になっていきたいと思
います。皆さま本当にありがとうございました。

今回、五十鈴関東では6月1日付けで組織変更とそれに伴う大幅な人事
異動を実施しました。今まで旧北関東ブロックでの異動も少なかったの
で、かえって今回の大幅な変更を実施することで良い刺激になり、統合
効果が発揮できるのではないかと期待しています。

今回の組織変更や人事異動にあたっては経営チームのメンバーがそれぞ
れのHRをベースにお互いに考えに考え抜いた結果であり、また自分た
ちの異動についても自分たちの都合ではなく各サービスセンター(SC)
の状態に対して誰が最適かを話し合って決めたものなので、きっと良い
マネジメントをしてくれると思います。
 
今回の五十鈴関東の異動でもう一つの試みたことがあります。それはフ
レキシブルな応援体制です。小山SCは自動車関連のお客さまが多く安
定した稼動ができていますが、太田SC、高崎SCは弱電関連のお客さ
まが多く生産変動が大きいため、その対応でいつも苦労しています。

加工の相互応援体制は5月から実施していますが、今回の異動で人員も
相互に応援できる体制として異動対象者が各SCの中間地点に住むこと
で2拠点(SC)のどちらに出勤しても車で30分で通勤できるように
しようと考えています(これは本人の同意も確認します)

また、各SC間は車だと1時間で移動可能なため、生産関連の相互加工、
応援体制だけでなく、いろいろな協創活動や会議、プロジェクトもフレ
キシブルに実施しやすくなります。あとはその成果をどのようにして出
していくかにかかっています。

今回の組織変更・人事異動が、五十鈴関東にとってピークアウトになる
のではなく統合成果につながるよう社内外のリソースを結集して実行し
ていくものです。


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【ワーレックスの現場から】_三谷社長

       ――― ワーレックスでの一期一会 ―――
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4月より五十鈴運輸と鈴康運送が統合しワーレックスとしてスタートし
ました。準備万端とはいえない状態での船出でしたが、御蔭様で大きな
トラブルも無くここまできております。

第一回目のマネジャー会議では運輸の幹部と、拠点社員総会ではそれぞ
れの会社の社員全員と、五十鈴グループ社員総会ではグループの社員と
顔合わせをし、色々と話し合う機会を得ました。

代表には温故知新のお話を頂いたり、ソリューション部門や五十鈴アテ
ンダントの協力もあり、お互いの会社の歴史を紹介し合うことにより、
お互いの理解を深めることができました。

また、今年の統合後の姿、中長期の3年後の姿、Will-Naviの
10年後の姿を共有化し一歩一歩進めることも始めました。そのような
中、鈴康運送だけで無く五十鈴のサービスセンターからも色々な人が集
まることになりました。

わが社のミッションステートメントにあるように、「多彩な力の結集で
新たな夢を創出するビジョナリーカンパニー」それが実現できる、可能
性を秘めた集団になりつつあります。

それと運送と生産が違うところは機械のように一人で2台3台と動かす
とか、一つの機械を5人から3人に削減するとかはできません。運送に
は車一台に一人必要なので、より人の力量に負うところが大きく人財で
動かす会社であることを十分に認識し、人を思いやることが大事です。
そして成長させて、業績に反映させることが肝要となります。

しかしながら、夏目漱石は草枕の冒頭にて
「山路を登りながら、こう考えた。
 智に働けば角が立つ。
 情に棹させば流される。
 意地を通せば窮屈だ。
 とかくに人の世は住みにくい。」
と述べています。

「人の個性を押しつぶすように進む近代。その生きにくい世に救いがあ
るとすれば、それは人が人を思う心に他ならない。」とでも思ったかも
しれません。

現代においても我社においても同様で、いろんな人が、職歴も世代も生
まれ育ちも違う人が同じ釜の飯を食いながら生きていくのだから、これ
まで以上に会社のよりどころが必要だし、新しい理念を重視した会社運
営が必要になってきます。

それとともに、整合性、分かり易さが重要になってきます。「この会社
で働いて良かった。」と言えるように人と人との思いの中で成長できる
ようになりたい。「気分よく働けて、業績がよく、自己成長できる会社」
ビジョナリーカンパニーの実現は生半可な気持ちでは難しいからこそ、
皆様の知恵と力を借りながら早期実現を目指します。


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 ◇◇◇NEW!今週の五十鈴グループホームページ更新情報◇◇◇ 
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今週、新たに五十鈴グループホームページに掲載しましたニュース記事 
は以下の内容です。ぜひご確認ください。 

◆ニュースリリース 
2012.6.13  安城サービスセンターにメタルワン九州さま新入社員2名が
      来社
      →http://www.isz.co.jp/news/2012/0518_000119.html

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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.469〕は、2012年6月21日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

今年は復興需要もあり、景気が上向くのではないかと期待されています
が、なかなかデフレ不況は収まらず、安くてそれなりに食べられるチェ
ーン店が集客していても、こじんまりとしたお店には人がいなかったり
することがあります。どうしたらお客さまで賑わう店作りができるもの
か、やはり色々なアイデアを実行してみるのが良いのではないでしょう
か。例えば「満席」でお断りしなければならない場合も、折角のお客さ
まのアプローチの機会を活かして、断られたお客さまがまた直ぐにでも、
予約をしたくなるような接客方法を試みるとか・・・。これまでの慣習
を破ってみるところにも、何か良いアイデアが転がっているかも知れま
せんね。
                      (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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