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五十鈴メールマガジン〔No.764〕覚悟と決心、そして・・・
配信日時:2018/07/05 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2018.07.05発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.764≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

           先週、関東も梅雨が明け、

         暑い夏が連日のように続いています。

        こういう時期にはイライラしないように

          できるだけ知恵を働かせながら

       快適に過ごせるように工夫していきましょう。

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☆No.764 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_覚悟と決心、そして・・・
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_イノベーションを起こす組織の人財として(瀬戸執行役員)
┃
┃【NS九州スチールサービスの現場から】
┃ ■_イライラとうまく付き合う(岩崎社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

      ――― 覚悟と決心、そして・・・ ―――
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鈴木貴士です。

サッカー、ロシア・ワールドカップの日本対ポーランド戦の所謂「ボー
ル回し」が話題になって、賛否両論で騒がれていました。これは、日本
の西野監督の指示で行われたことであり、全責任は彼にあると言ってよ
いでしょう。

私は彼は素晴らしい監督だと思います。と言うより、腹の据わった男だ
と思います。日本の監督を引き受けたときから、彼の覚悟は決まってい
ました。そして、その後のさまざまな決断は決心と言った方がよいでし
ょう。

問題となっているポーランド戦での決心は、緻密に計算され、さらに最
後はどういう批判があろうと、予選を突破し、決勝トーナメントに進み
勝利するという目標にブレはありませんでした。

決勝トーナメントでは引き分けは無く、PKで最後は決着します。その
練習をポーランド戦の前日にやっていますし、ポーランド戦では先発を
6人も入れ替えました。勝てる確率が高いと思ったのでしょう。と言う
より決勝に進んで勝利するにはという目的から逆算して考えているよう
にしか見えませんでした。

前日の記者会見では、ゴールキーパーの川島選手を同席させました。こ
れもいろいろ批判があるなかで、彼を信じ起用していくという覚悟と決
心の表れでした。結果、川島選手はポーランド戦では今までとは異なり、
素晴らしいセービングを見せてくれました。

ポーランド戦の最後は試合に勝ちにいかず、長谷部選手を投入してその
指示を徹底させました。あそこでセネガルが得点したらどうなっていた
でしょう。腹を切る覚悟で、コロンビアに委ねる決心をしたのでしょう。
結果、予選を突破しましたが、案の定、マスコミに叩かれ、海外メディ
アからもいろいろ言われましたが、そのようなことは織り込み済みだと
思います。

この覚悟と決心がベルギー戦でどうなるか。ここから先は、試合が終わ
ってから書こうと思いますが、腹の据わった監督と信頼されている選手
たちとの相乗効果で、勝つ可能性もあると私は思っています。(ここま
では月曜日の朝書きました)

さて翌日・・・残念ながら日本は敗れてしまいました。歯の治療をした
ので、酒も呑まず9時に寝て2時半に起き、私は日本を応援しました。

試合は香川の積極的なシュートからスタートし、前半は攻め込まれたの
を何とか凌ぎ後半へ。すると開始早々、原口が見事なゴールで先制しま
した。これはひょっとすると・・・と思っているとさらに、乾が香川と
の絶妙なコンビネーションでシュート! これがゴールとなり、日本は
後半早々に2点差をつけました。

さて、ここからです。私も含めて「これは勝てるのではないか」と思っ
てしまったところが人間の心理の微妙なところですね。誰もが積極的に
攻めて3点目を狙っていくと思っているのですが、心のなかでは2点を
守りきれという感情も働く、所謂「迷い」が出たのではないかと思うの
です。

そして、緩慢なプレーからループシュートを入れられてからは完全にベ
ルギーのペースで同点、それでも川島が良く守り、何とかPK戦に持ち
込むのではないかと思っていました。

しかし西野監督は本田を投入し、攻める姿勢を崩さず、本田もフリーキ
ックやコーナーキックで存在感を見せましたが、アディショナルタイム
残り1分を切ってから、キーパーからのカウンター攻撃で簡単にゴール
を取られてしまいました。まさに「ドーハの悲劇」を思い出させる「ロ
ストフの悲劇」となってしまったのです。

あそこでPK戦に持ち込むという決心ができていれば展開は変わったよ
うに思います。しかし最後の最後、勝てるのではないかという思いが監
督や選手の迷いを生んだのではないかと私は思うのです。「真夏の夜の
夢」は終わりました。良い夢を見せてくれてありがとう! でも悔しい
!!!


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【執行役員が伝えたいこと】_瀬戸執行役員

  ――― イノベーションを起こす組織の人財として ―――
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関東甲信地方が梅雨明けしたと発表がありました。平年より22日早く、
昨年よりも7日早い梅雨明けとのことで、関東甲信地方が6月に梅雨明
けするのは初めてのことらしいです。

過去の早い梅雨明けは「大猛暑」になる傾向があるらしく、水不足や熱
中症等のさまざまな気象災害に警戒が必要です。しばらくはうだるよう
な暑さが続きますので、体調管理や気象情報には十分に注意を払ってい
きたいと思います。

今期に入ってから教育体制を新たに構築することに取り組んでいます。
1/四期には新任管理職、新任チームリーダー研修をこれまでのグルー
プ集合研修から拠点内研修に変えて、内容やプログラムは拠点間で連携
を取りながら組み立てて、経営チームが講師となって進めているところ
です。

また、研修の機会や場だけで育成ができないことは体験的に学んでいる
ので、どのような支援が必要か、どのような学びができると障害を乗り
越えて自信を持って目標に挑み続けられるのか等々、これまでに実践支
援を目的にしたフォローも月次で入れながら育成プロセスの体系化に取
り組んでいます。

7月にはそのフォロー研修を実施するため、現在研修プログラムを思案
しているところです。合わせて階層ごとの教育研修の準備も進めており、
先輩社員が後輩社員を指導することでお互いに学び合う体制の構築に取
り組んでいきます。

教わる人が教える人になる教育の連鎖プロセスを確立して、人財育成を
人任せにしない環境と仕組みづくりができればと考えています。そのな
かに、OJTとOFF‐JTを過不足なく取り入れることで教育の充実
を図り人財の成長速度を高めていきたいと考えています。

一方で、教える側の視点だけ育成を考えるのではなく、学ぶ側の視点で
見たときに、何を学びたいと考えているのか、これからの自分自身のキ
ャリアや目的の達成のために必要な学びは何かを考えていくことがGV
Cに向けたイノベーションを起こす組織の人財として求められる姿勢だ
と思います。

自分自身のなかにハッキリとした動機と情熱を持つことが重要です。学
びたいことを学べる環境もこれまで以上にしっかりと整えていく必要が
あると考えています。

自分の意欲次第でさまざまなことが学べる仕組みの充実を図っていきま
すので、自分自身のなかに熱い動機を見出しておいてください。個人的
には、暑いのは大の苦手ですが、今年は“熱い夏”にしたいです。


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【NS九州スチールサービスの現場から】_岩崎社長

      ――― イライラとうまく付き合う ―――
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ロシア・ワールドカップは大詰めに近づき、毎日が熱く盛り上がってい
ますね。これからは天候異変でうっとうしさも続き、暑い夏本番へ突入
します。体調には十分に気を配り、夏バテや熱中症に注意し安全第一で
乗り切りましょう。

今年も五十鈴グループ社員総会に弊社社員も参画し、熱気やエネルギー
を肌で感じ、良い刺激を受け活動意欲がさらに高まりました。変革・チ
ャレンジを今以上に加速して、次なる進化に結び付けていこうと思って
います。

弊社もCCとして定着し始め、いろいろな面で次のステージを目指す時
期となってきました。しかし、最近の世の中は急激な変化や日々何が起
こるかわからない時代になり、イライラする機会が多くなってきている
と感じます。イライラすると体にも良くないし、新しい発想も浮かばず、
思い通りに事も進まなかったりします。

イライラしないためにはどうすれば良いのか? 私たちは日常些細なこ
とでイライラしたり、ついカッとなったりして人間関係が悪くなった経
験はないでしょうか。誰もが当たり前に持つ怒りの感情であり、生きて
いると毎日のようにイライラする出来事に遭遇します。

怒りはいい気分になる感情ではありません。時間が経って頭が冷えてく
ればどうしてあんなことを言ってしまったのか、してしまったのかと自
分を責めたてることもあります。

イライラしたり怒ったりすると、自分も疲れるし人間関係にも良くあり
ません。相手に感情的な印象を与えるのは決してプラスではなく、怒り
を相手にそのままぶつけてしまうと、その瞬間はすっきりするかもしれ
ませんが後で相手との関係が悪化したり自己嫌悪に陥ってしまうことの
方が圧倒的に多いはずです。

怒りの感情をコントロールすることを身に付けることで、上手に付き合
っていくことができます。怒りをコントロールする方法を知っておくこ
とが、今や生きる知恵でもあります。怒りを感じないように我慢するよ
りも、うまくコントロールできるようになる方が心身ともに健康的です。

そこで、感情をコントロールする方法の一つ目は、怒りのピークを知る
ことです。どんなに怒りが大きい場合でも6秒で最大となり、その後、
急速に静まっていきます。怒りのピークをやり過ごすために、1、2、
3・・・と心でカウントしてみると、腹が立っても大抵10秒程すれば
最初ほどの爆発力はありません。

二つ目に、自分が怒りを抱えていることに気づくことが大切です。怒っ
てしまうことで自分にどんな不利益があるのか、怒らないことでどんな
利益があるのかを客観的に判断しようとするだけでも自然に治るかもし
れません。

三つ目に、怒りの原因から離れることです。カッとなった時はその場か
ら離れ、間をつくり一人になって心を落ち着かせて下さい。

四つ目に、怒りを感じたときはまず自分をナチュラルな状態に戻す。自
分をコントロールできないと感じたら深呼吸をしましょう。深呼吸をし
ている間に神経のバランスが整い、ある程度落ち着きます。

最後の五つ目は、周囲の人に過度の期待を持たないことです。他人に期
待を持つとそれにそぐわない時に相手を認めることができなくなり、嫌
悪感を持ちストレスにつながります。相手への期待から起きている感情
です。

また、怒ることは悪いことばかりではなく、うまく利用すれば生産性を
高めることが可能です。辛い状況に絶望して無気力になるよりは、怒り
の気持ちが生じる方がより前向きな心的反応と言えます。怒るのが苦手
な人はストレスを溜め込んでしまい、限界が来ると爆発したり体調を崩
したりします。

いつ何が起きてもおかしくない時代。弊社にも進化の加速に伴った新た
な案件が生まれてくるかと思います。品質・安全を担保しつつ前に進む
ためにはイライラせず、新しさに目を向け、可能性を信じ、スピード感
をもって連続的にアプローチすることだと思います。

足元、仕事量も落ち着いていますが自動車生産もこれから増えていくと
聞いていますので、イライラせず暑い時期を乗り切って、新たな実践の
フィールドに踏み出していきたいと思っております。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.765〕は、2018年7月12日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

7月に入る前に関東では早くも梅雨が明け、日を追うごとに暑い日が続
く毎日。暑さのため寝苦しくて体力が持たない人もいるのではないでし
ょうか。こういう時期は毎日の食事や栄養バランスにも気を配っていき
たいものです。
今年の夏はワールドカップで始まり、日本代表を応援し続けていた人も
多かったのではないでしょうか。西野ジャパンは決勝トーナメント初戦
で惜しくも敗れてしまいましたが、最後の最後まで熱い戦いを魅せてく
れたと思っています。我々も自分たちのフィールドで熱く勝負していこ
うではありませんか。
                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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