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五十鈴メールマガジン〔No.765〕自然災害大国日本
配信日時:2018/07/12 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2018.07.12発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.765≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

         先週の後半から西日本で発生した

           平成30年7月豪雨により

    お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りいたします。

      また、被災され大変な思いをされている方々に

          心よりお見舞い申し上げます。

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☆No.765 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_自然災害大国日本
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_イマジネーション&クリエーション(鈴木副社長)
┃
┃【五十鈴ビジネスサポートの現場から】
┃ ■_決めたことは必ず実行する(判治社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

        ――― 自然災害大国日本 ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

鈴木貴士です。

このところの豪雨による自然災害は恐ろしいものがありますが、それだ
けでなく、各地で地震も頻繁に起きています。しかし、自然災害が起こ
る度に死者や行方不明者が多く発生するのは、想定外の雨量や震度だか
ら、というような諦め方で良いのでしょうか。

基本的なインフラの未整備やインフラの劣化に対する対応、公共事業費
の削減という、基本的な緊縮路線がそういう結果をもたらしたとも思う
のです。

そもそも、その根っこにあるのは特に財務省やマスコミの喧伝による長
年にわたる公共事業悪玉論です。その結果、現在の公共事業費はピーク
時の僅か5分の2に減らされています。

日本人は自然災害が多いため国民の互助、助け合いの精神や秩序を持っ
て非常時にも対応できるという素晴らしい人間性を育んできました。し
かし、それもこれもある一定の国や自治体からの投資、すなわち国を挙
げての国土強靱化を推進しなければ、今後起こりうるであろう、南海ト
ラフや都市直下型地震、あるいは異常気象による豪雨や水害に立ち向か
うことはできないでしょう。

今回の豪雨が広範囲で、予測できないような雨量で水害をもたらしたの
はいうまでもありませんが、そこに予算がなかったから治水事業を止め
たとか、怠ったということがなかったかが問われるところです。

財政破綻とか財政規律、プライマリーバランス、はたまた「国の借金」
という言葉で、自分たちが自分たちを窮地に落とし込んでいるのではな
いでしょうか。

国の借金が、後世の人々にツケを残すのではないかと考えがちですが、
それよりもインフラ資産のような重要なモノを残さず、財政ばかりバラ
ンスを取るというのでは本末転倒ではないかと私は思うのです。

日本は経常収支も黒字で、対外純資産も世界一です。それなのに政府の
負債が多いと言って緊縮路線を突っ走り、増税をするのでは財政もさら
に悪化し、デフレからも脱却できません。今一度、必要不可欠なインフ
ラ整備や劣化したインフラの再生、起こりうる自然災害に対し万全とは
いかなくても最大限の投資をしなければ、いざというときに大変なこと
が起こると思うのです。

今回はその前兆として捉え、これだけの犠牲者が出たのですからまずは
その対応とこれからの復興、そして災害に対する強化策を打たなければ
ならないでしょう。

それでも日本は自然災害からは逃れられません。だからこそ、天皇陛下
の御公務の第一は神事であり、祈る事なのです。今回も御身体が万全で
ないなかで御公務を全うされていると思います。

同じように私が東京本社で毎日神棚を拝むのも、どれだけ気をつけても
企業活動は災害や事故に巻き込まれることを踏まえて、神聖な気持ちで
手を合わせるのであり、これは六郷本社では会長がやっていました。

さらに会長は仏壇で会社の物故者を弔い、大祭等も行っていましたが、
これは宗教的に強制するものではなく、会社のトップとしての責任とし
て個人としてやっていたものなので私も参加しませんでした。

しかし丸の内に移ってからは、私は五十鈴のトップとして会社と従業員
の安寧を祈り、事故や災害に巻き込まれず、幸せな日々が過ごせるよう
行っているのであり、誰にも強制するものではありません。しかし、自
然災害大国の日本では祈ることも大切なことだと思っています。


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【執行役員が伝えたいこと】_鈴木副社長

    ――― イマジネーション&クリエーション ―――
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先週は、豪雨による悲しいニュースがたくさんあり、無事を祈る毎日で
した。今週は、真夏日の予報となり、本格的に夏突入です。目まぐるし
く変わる自然に対して、あらためて畏敬の念を抱き、穏やかにお静まり
いただくことを願うばかりです。

季節ごとのお祭りは、自然(神)に対する祈り(感謝と畏敬)が「本
(もと)」となっています。これから始まる夏祭りは、その土地土地で
謂れがあるので、その背景を知ってお祭りに参加すると神様との遭遇が
あるかもしれません。

さて、日曜日のテレビで、ZOZOTOWNのZOZOの由来を広報の
方が話していました。ご存知の人も多いと思いますが、想像(イマジネ
ーション)と創造(クリエーション)の「像造」で「ZOZO」になっ
たとの説明でした。

ネット通販は、カタログ参加店の発掘と自前ブランドで他社との差異化
をしています。発掘、集めるだけでなく、創る力も重要で、それがパイ
オニアとなる価値へつながります。

私たちも新最適バリューづくりのためにビジネスパートナー(B・P)
という多様な力を積み重ね、あるいは組み合わせたなかで、「創造」を
チームワークできるバリューチェーンを創りあげていきたいです。

周りの意識が新たな段階に移行する(例えば、IoTだ、RPAだ、働
き方改革だ、と移行する)たびに、新しい協働のあり方、スキームを生
み出し、そして、それぞれの価値観の共有を図り、新たな価値観を創造
することで、強力なチェーン(協働体制)とパイオニア的な付加価値を
探求できます。

今、私たちはビジネスパートナーの皆さまといろいろな取り組みをして
います。そして新しいパートナーさまも発掘しています。「協働」とい
う古い言葉を新しい概念に進化させ、新たな企業像の具現化に取り組ん
でいる最中です。

時代としては混沌としていて、その混沌のなかから新たな混沌が生まれ
ている予測不能な昨今ですが、油断せずに楽観的に生きていくのが一番
良いのかもしれません。それにはイマジネーションとクリエーションが
キーワードですね。


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【五十鈴ビジネスサポートの現場から】_判治社長

      ――― 決めたことは必ず実行する ―――
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平成30年7月豪雨で被災された多くの方々、関係者の方々にお見舞い
申し上げます。いつ起こるかも知れない自然災害に対して気を緩めるこ
となく、「自分の体は自分で守る」を徹底していかねばと思います。

さて、IBSは中期戦略の最終年度になる今期の基本方針を「バリュー
ビジネスへの深化」と定め、長期経営目標である2020年度のWil
l‐Naviゴールに向け、変革を推進しています。

2/四期に入り、1/四期を振り返りますと、一人ひとりがどういう会
社にしたいか、どのようにグループへの貢献をしていくか、着眼大局、
着手小局で日常に浸透した活動を計画的に数多く実践していくことが重
要なのですが、その点でまだまだ期待される働きができていないと感じ
ます。

弊社のミッションはバリューパートナーとしての「企画・提案」を数多
く提供していくことにあります。新しいモノ(グループで生まれた、生
まれつつあるナレッジ、グループ外のビジネスモデル等)に触れ、数多
くの学習・経験を通して成長・進化を図るべく活動をしていますが、一
つの企画を実践することに終始してしまいがちで、次から次へと企画・
提案が繰り出せていません。

このようななかで、特に「全員参画の経営」で最大限のパワーを集めて
目標に向かい、現状を突破していく姿勢を貫くことが大切であると思う
ことが多々ありました。

IBSは商社様の業務受託から始まり、今年で16年目を迎えています。
こちらのほうは、組織的な業務品質維持、効率化等の力が発揮されるよ
うになりましたが、新しいモノへのチャレンジは個人の力量によるもの
が多く、シナジーの発揮が弱いのが現状でした。

それを打開すべく、6月頭に行った拠点社員総会ではグループの「BI
G SHIFT」のテーマを意識して、IBSのマンダラチャートを策
定しました。

メジャーの大谷選手が高校1年生の時に策定したマンダラチャートを参
考にして、「グループNo.1バリューパートナー」になるための64
個のToDoを整理しました。

これに沿って毎月各チームで振り返り、その後のチームリーダー会で具
体的な見直しを繰り返し行い、組織としてのパワーの最大化を図ること
で、「Will‐Naviに必要とされる存在」となるべく、全員で取
り組んでいます。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.766〕は、2018年7月19日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

地震や豪雨など各地で災害が発生しており、避難されている方々に心よ
りお見舞い申し上げます。早く普通の日常に戻れることを祈念します。

夏本番を迎え、これまでよりさらに暑い時期を迎えることになりますが、
休憩や水分補給などをこまめにとって、体調を管理しながらしっかりと
向き合うことが大切ですね。年間を通じても2/四期という大事なこの
時期をどう乗り越えていくかが年度の最終ゴールに向かうにあたって重
要だと思うところです。
                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
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 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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