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五十鈴メールマガジン〔No.767〕やらなければならないこと
配信日時:2018/07/26 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2018.07.26発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.767≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

            第2四半期に入って

         早1ヵ月が過ぎようとしていますが、

           相変わらずの猛暑のなかで

       いかに過ごせる状態をつくりだしていくかが

          大事な局面になってきています。

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☆No.767 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_やらなければならないこと
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_転ばぬ先の杖(老田常務)
┃
┃【五十鈴建設の現場から】
┃ ■_熱中症対策のためのエアコンの活用法(神生社長)
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

      ――― やらなければならないこと ―――
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鈴木貴士です。

国会では、野党がカジノ法案や参議院の定数増加に対して激しく抵抗し
て内閣不信任案まで提出しましたが、あっさり否決されそのパフォーマ
ンスだけ見ても情けなくなりますが、それはともかく、国民の一人とし
て政府にやって欲しいことを列挙してみたいと思います。

まず財政再建の問題は自国通貨建ての国債が破たんすることは無いとい
う前提で、財政破綻論はここでは問題にしません。これを話し出すと前
に進めませんので。

まずはインフラ関係、昨年いくつもの自治体で、財政難のために老朽化
した橋を再建せずに撤去したそうですが、そこへ至る道路も使えなくな
ったことを意味します。今回の災害も含め、インフラの老朽化投資はや
らねばなりません。

インフラ投資は他でも未整備で、新幹線の整備基本計画は1970年代
にたてられましたが、60年近く経って17の計画で営業にこぎつけた
のは、東海道、東北、上越、山陽、九州の各線と北陸、北海道の一部だ
けです。そして高速道路も未整備で、東京一極集中で災害時の対応の手
遅れが深刻な問題となります。

さらに以前にも指摘しましたが、公共投資の削減を止めなければなりま
せん。根拠のない公共投資悪玉論からの脱却が必要です。そうしないと
すべての投資がとまってしまい、土木建築関連の技術者がいなくなって
しまいます。

それから科学技術予算の削減。これもやめなければ、将来日本からノー
ベル賞受賞者はいなくなってしまうでしょうし、スパコンの世界競争で
も日本は惨敗することでしょう。あの山中教授の研究室の職員が全員非
正規職員だとは驚きです。これも緊縮予算だからですね。

次に働き方改革ですが、今国会で審議された高度プロフェッショナル制
度ですが、この法案は報酬と労働時間との関係を切り離す点にあります。
野党や労組からは、過労死を誘発するとか残業代ゼロはなし崩し的に他
の職種や低所得層にも波及するとの懸念から反対の声が出ています。

この人手不足の時に残業ゼロにすると言っても難しいし、高度な専門職
は成果主義にすると言ってもその定義や運用の難しさを全然考慮に入れ
ず、「何でもかんでも自由が素晴らしい」といった単純な自由主義イデ
オロギーが先行しているところに問題があると思うのです。

一方で、過勤務が原因で自殺したり、病気になった人がいるから残業を
ゼロにしろというのも乱暴です。さまざまな職種での賃金体系やシフト
がチームワークで設計されている職場はその風土も含め体系的に全体を
変えていかなければ、働き方改革にならないと思うのです。

人手不足が発端になった外国人の受け入れ、移民問題についても慎重に
考えなければなりませんが、その前に外国人土地取得の無規制の問題が
あります。今や中国が日本の土地を爆買いしていますが、それを止める
規制がないのです。北海道や沖縄を中心に全国土の2%が中国人の所有
になっているのですよ。

また、国防の要地であるはずの対馬が韓国人に不動産を爆買いされ、民
宿、ホテル、釣り宿など、思いのままに建設、経営されています。韓国
のツアー客が大勢対馬に来ると、ツアーガイドが開口一番、「対馬は元
々韓国の領土です」と説明するそうですが、ホントでしょうかね。これ
もほっといたらダメでしょう。

そして最近問題になっている「中国人の医療タダ乗り」。医療で来日す
る場合は医療滞在ビザが必要で、これだと癌治療費用は1千万円以上か
かりますが、経営・管理ビザで入国して3ヵ月以上滞在すると、国民健
康保険の加入が義務付けられます。こういうことを利用して、300万
円位にしてしまうという、詐欺まがいのことが行われているのですね。

まだまだ、政府にはやってもらいたいことが多々あるのですが、デフレ
脱却のための財政政策の拡大、緊縮予算からの脱却が一番やって欲しい
ことです。


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【執行役員が伝えたいこと】_老田常務

         ――― 転ばぬ先の杖 ―――
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今年は平年よりも早く梅雨明けし、福岡市や京都市では気象庁の観測開
始以来の最高気温を記録し、熊谷市では日本国内最高気温を更新するな
ど、各地で猛暑が続いています。

今夏の猛暑のピークは今週から来週にかけて、そして8月下旬から9月
上旬にかけ2度到来するという予想も出ていますので、社員の皆さまも
暑さ対策には十分ご留意の上、お過ごし下さい。

さてこの時期、各拠点には五十鈴グループの業務の信頼性・効率性を高
め、健全な会社運営を図ることを目的とした内部監査の一部として、法
令・社内規程改定への対応状況や以前の監査での指摘事項の改善状況な
どの確認である「経営基盤チェック」をお願いしている他、下期に向け、
各種監査を実施していきます。

ここ数年、日本を代表する企業の“コンプライアンス”に関する不祥事
が相次いで報道されています。コンプライアンスという言葉は一般的に
は法令遵守と訳されますが、年々、コンプライアンスに関して社会の企
業を見る眼は厳しくなっており、今や法令や社内規程の遵守さえしてい
ればよいという訳にはいきません。

仮に法律に違反していなくても、法の抜け穴をかいくぐるような行為な
どは企業モラルに反すると見做され、社会からの信用を失い、結果とし
て損失を被る可能性があります。よって企業は、一般的な“社会規範”
に対しても適切に配慮し、行動することが求められます。

“社会規範”といっても、具体的に、どのような“規範”に重きを置く
べきであるかは、時代に応じて、企業を取り巻く環境によって変化して
いきます。

例えば、各種のハラスメント対応、品質管理や安全対策など、社会が企
業に特に求めるもの(企業への期待度)は、社会状況によって変わるも
のですので、企業側としてはそれらの背景となっている社会の動向を的
確に把握する必要があります。

そのなかで今、五十鈴のビジネスパートナー、さらにはステークホルダ
ーが「五十鈴であればこのように対応するはずだ」と信頼して、期待し
ていることには応えていかねばなりません。

監査対応は地道で、時間がかかるものですが、定期的な自己点検の積み
重ねが不祥事の予防につながります。監査対象としてピックアップされ
なかったものも含め、日々の業務のプロセスにまで念には念を入れチェ
ックしていくことがポイントです。

監査を通じてコンプライアンスに関する不祥事を未然に防ぐことは、我
が社のステークホルダーからだけでなく、社会からも信頼を得て、新た
なビジネスチャンスを獲得するきっかけとなり、我が社の企業価値の向
上、持続的な成長につながっていくという当事者意識を持ち、取り組ん
でください。


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【五十鈴建設の現場から】_神生社長

   ――― 熱中症対策のためのエアコンの活用法 ―――
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建設の神生幹です。

このたびの「平成30年7月豪雨災害」により被害を受けられた方やそ
のご家族、関係者の皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。一日も早
く穏やかな日々が訪れますよう、お祈り申し上げます。

昨年の夏は不安定な天候で関東地方以北では、ほとんどお日様が見られ
ない状況が続き、「夏!」の感じが体感できませんでした。今年は気候
が昨年と違って、極端な天候になっていると思います。異常に暑い日が
何日も続いていますので、体調を崩す人が多く発生していると思います。

熱中症対策としては、皆さんも予防方法をいろいろ学んでいると思いま
すのでここでは省略しますが、エアコンの効果的な方法を伝授したいと
思います。

エアコンの仕組みは簡単に説明すると、室内の熱を冷媒により室外に放
出する機械です。効果的に使うには、室内の熱を一端放出します。早い
話が、窓を開けて出すことです。扇風機をかけるとより効果的です。

ここで確認ですが、室外機の点検が非常に大事です。まず室外機が日当
たりが良い場所にあると能力が下がります。日よけができればよいです。

また室外機にあるファンの風が素直に出られるようになっていますか。
塀や壁に囲まれた状態ではその場所が熱くなり、室外機内部にある熱交
換器の能力が落ちます。ファンの裏側にも20~30cm位の隙間が必
要になります。また、ごみが付着しやすいので気をつけてください。

エアコンと扇風機の併用は効果的です。扇風機を使用する時は、一定の
風向きによって室内の気流を拡散するとよいでしょう。昔、風を受けす
ぎると皮膚呼吸ができなくなって「死ぬ」と言われていましたが、医学
的には問題ないそうです。ただし、あまり強くかけ過ぎてエアコンなど
で冷えた風を受けると子供や乳幼児にはよくないと思います。
 
最近の傾向として、夜中に熱中症になる人もいます。お休みタイマーを
かけて寝れば睡眠途中にエアコンが切れるわけですが、マンションなど
コンクリート造りの建物は昼間の熱をコンクリートが吸収していますの
で、昔なら外気温が下がって外に熱を放出していましたが、今は夜中で
も外気温が下がらず、エアコンをかけておいた温度の低い室内にコンク
リートの熱が放出されます。つまり、電源を切った部屋に建物の熱や他
の建物の熱が流れ込みます。

今年のような異常な暑さの時は、エアコンは適度な温度で起きるまでつ
けておいた方がよいでしょう。日中の暑さのため、疲れを十分に取る睡
眠は重要だと思います。

エアコン等を効果的に使うためには、点検も忘れずに行ってみてくださ
い。安全(熱中症対策等)についても、効果的に機能しているかを点検
することが重要だと思います。“ご安全に!”


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.768〕は、2018年8月2日に配信いた
 します。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

暑さ寒さも彼岸までとは言うものの、彼岸までまだまだ時間があり、い
つまでこの暑さは続くのか、果てしない闇の中を暗中模索で生きている
ような状況ではないでしょうか。
そうは言っても、この暑さのなかで生きていかなければなりません。そ
のために具体的にどのような暑さ対策を取り入れ、実行させられるかが
問われているのではないでしょうか。
                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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