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五十鈴メールマガジン〔No.769〕自分の価値観で生きる
配信日時:2018/08/09 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2018.08.09発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.769≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

         関東は暑い日が続いていましたが

      今週に入り台風の影響で暑さは和らいでいます。

        台風が過ぎ去ればまた暑い日が続きます。

        そしてまもなく夏季休暇に入る企業も

            多いと思われますが、

       健康管理に気を付けて過ごしていきましょう。

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☆No.769 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_自分の価値観で生きる
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_自然現象の脅威と危機管理(瀬戸執行役員)
┃
┃【アイ・コミュニケーションズの現場から】
┃ ■_魅せるVCブランドを目指して(臼井社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

       ――― 自分の価値観で生きる ―――
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鈴木貴士です。

最近、どうもなんかしっくりこないというか、もやもやしているという
か、ニュースや報道から受ける感触が気に入らないのです。朝のワイド
ショーからしてスキャンダルばかりで、今、重要と思われることが報道
されない、あるいは話題にならないのはどういうことかと思ってしまい
ます。

不倫、パワハラ、セクハラ、モリ・カケ、このようなことばかりで辟易
してしまいますが憲法問題や働き方改革の話題でも深掘りされず、コメ
ンテーターの価値観で基本的なことには触れず、戦争ができる国になっ
てしまうとか、残業規制ばかりが話題になるとか、本質から離れるとい
うか、その場の受け狙いというか聞いていて腹が立ってくるのです。最
近では結局これは自分の価値観と合わないのだと思うようになりました。

人間は生まれたときから自分の価値観を持っているわけではなく、親の
価値観を学ぶというか、押しつけられます。

幼稚園や学校に行っても、そこでの価値観を教育されます。私は幼稚園
に行く前は日曜学校へ行っていたので、キリスト教の価値観に初めてそ
こで遭遇しました。「神様は一人」「形のある物は拝んではいけない」
ということだけは覚えています。

しかし家に帰ると親父が神棚を拝み、仏壇に線香をたててチーンとやっ
ています。学校でこう習ったと言っても「いいんだ、いいんだ」と取り
合ってくれません。

その後幼稚園は仏教の幼稚園でお釈迦様の話を聞き、その後、キリスト
教の幼稚園に編入し小学校はミッションスクールに行きましたが、家と
の矛盾ももうそのころにはなくなっていました。

もちろん小学校では朝礼拝があり、聖書の授業もあります。クリスマス
にはページェントといって、キリスト生誕の劇をみんなでやります。上
級生になれば羊飼いやヨセフの役ができるのに、二年生の時にじゃんけ
んで勝って羊の役をやって喜んでいたのですから可愛いものです。六年
間、賛美歌を歌い、聖書を読み、パレスチナの話を聞き、プロテスタン
トの価値観に影響されていたのは事実です。

そして突然、区立の中学に行くことになってしまいました。これは親の
方針で、かなりなカルチャーショックでした。

それから受験失敗、無気力な青春時代と続きましたが、またしてもミッ
ションスクールの高校、大学に進学するのですね。でもクリスチャンに
はなりませんでした。

社会人になってからはむしろ親の真似をして、出勤の時は神棚と仏壇を
拝むのが当然という価値観になっていました。そして三菱商事に入り、
三綱領を学び、会社の価値観にどっぷりつかっていきます。

二十代を大会社で過ごし三十歳の時に五十鈴に入ります。ここでも大カ
ルチャーショックを受け、大会社と中小企業というより、オーナー企業
の価値観の狭間で悩み苦労しますが、自分の価値観もどんどん育まれ、
さまざまな人にそれぞれの価値観があることを学びました。そして価値
観がいかに重要なモノなのかを知ったのです。

今、日本はグローバル化の価値観を重要視していますが、欧米ではもは
やグローバル化疲れが見え始め、ブレグジットやトランプ大統領の誕生
が象徴的です。

移民問題を中心にEUは荒れていますし、トランプ大統領は公約通り保
護主義の動きを強めています。中国は覇権国家の道を堂々と進み、朝鮮
半島は予断を許しません。そしてロシアも大国として復活の野望を持ち
続けています。

それなのに日本は独立自尊の価値観を持たず、アメリカ追従型の国家運
営をいつまで続けるのでしょうか。歴史から学び、日本独自の価値観で
進んでいかなければ、どこかの大国の属国になってしまうのではないか
と心配です。少なくとも私は自分の価値観で生きていきたいと思う今日
この頃です。


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【執行役員が伝えたいこと】_瀬戸執行役員

      ――― 自然現象の脅威と危機管理 ―――
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五十鈴関東の拠点がある栃木県と群馬県は「雷銀座」と呼ばれています。
繁華街の代名詞でよく使われる○○銀座という言葉ですが、ここで言う
銀座は「集中している」という意味で雷が集中して発生する地域という
ことです。

雷で賑わっていると言われても本当にありがたくないです。年間統計で
は他県に比べて特別に多いわけではないのですが、この夏場の期間に限
定すると突出した発生件数が観測されることから「雷銀座」と呼ばれる
ようになりました。

地元のローカルな話になってしまいますが、太田・高崎SCがある地域
には上毛三山(じょうもうさんざん)と呼ばれる赤城山・榛名山・妙義
山や谷川連峰をはじめとする山地が連なっており、そこに夏場の太平洋
側から吹き込む風が山岳地帯で上昇気流を起こすことで雷雲が発生しや
すくなります。

この雷雲が南東方向に移動するため、栃木でも雷が多く発生してしまい
ます。この夏場は夕方6時頃に高崎SCから小山SCに移動するとかな
りの確率で落雷と雷雨に見舞われます。落雷と雷雨の激しさは本当に危
険を感じます。

先日も高崎SCでは落雷の影響で稼働途中に停電となりました。事故・
怪我につながらなくてよかったですが、設備や加工品への影響なども心
配になります。

小山でも激しい雷雨の影響による水害も出ています。熱中症への注意喚
起と意識的な行動は身についてきていますが、突然の落雷と雷雨に対す
る備えも日ごろから意識して直ぐに対処できるようにしておくことが大
切です。

本当にあっという間に起こる脅威の自然現象なので油断大敵です。雷雲
が近づいてきたら車の運転とライン運転のスピードは減速するなどして、
危険が遠ざかるまでは無理をしないようにしてください。

さて、今週末から夏季休暇に入りますが、帰省や行楽地への移動には十
分気を付けて楽しい休暇を過ごしてください。

連休が明けるとIOCモードに入ります。これもいつものことですが、
余裕をもって準備を進めることで無理な追い込みをすることがないよう
に気を付けて、暑さに負けることなくこの夏を無事に乗り切りましょう。


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【アイ・コミュニケーションズの現場から】_臼井社長

     ――― 魅せるVCブランドを目指して ―――
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「暑いですね」と交わす挨拶もお互い険しい表情になるくらい厳しい暑
さが続いています。この先台風など不安定な天候が予測されていますが、
とにかく日常生活全体を通して、健康を維持する自衛をしっかり行いま
しょう。

中期2年目。アイコミでは、今期年間を通して計画だったプロモーショ
ン活動とそこから得た情報と学びを自己変革につなげる活動を強化して
います。

7月には、東京ビッグサイトでの「HR EXPO」に出展しました。
展示会に行き情報収集する立場と、情報提供する立場では見えてくる景
色も学びの種類も大きく異なります。業種、エリアを問わず、我々の発
するメッセージに足を止めてくれ、どのような悩みや欲求を持たれてい
るのか対話できる機会そのものがさまざまな気づきを与えてくれます。

当日のエキスポはHRだけでなく、オフィスセキュリティ・防災・働き
方改革・省エネ節電・福利厚生・財務会計・オフィスサービスといった
7つのテーマが同時に開催されており、3日間で来場者6万2千人とい
う盛況なイベントでした。

来場者はこのイベントを目的に遠方からもたくさん来ており、自社の問
題解決に役立つ情報収集を熱心に行っていました。今年は、採用ソリュ
ーション系の企業の出展がスペース・数共に多いように感じられました。

どこも盛況で、採用活動を再考している企業が多いということが一目で
わかりました。海外人材の採用を支援する会社も数社出展していました
が、どこも人は少なかったように思います。おそらく社内での取り組み
は一定終えている企業が多いということでしょう。

一方、採用とは直接関係なさそうなグーグルが、自社の強みを活かした
採用ソリューションを打ち出していましたが、ここはプレゼンの内容、
惹きつけ方がとても上手で1日中多くの人で賑わっていました。学生の
就活におけるコミュニケーションと認知形成について、これからの企業
のプロモーションスタイルを提唱していました。

ウチと関わりのあるお客さまや取引先も数多く出展しており、どのよう
なコンセプトで機能や商品を打ち出しているのかを知る良い機会にもな
りました。

五十鈴が長くお取引いただいている、あるお客さまのブースも見学した
のですが、「働き方改革」をテーマに自社製品やカタログを一切展示せ
ず、徹底したお客さまのニーズに応えるソリューションプロセスを自社
の取り組み事例も交えながら、紹介されていました。

そのお客さまとの競合先となるメーカーは、どこもハード中心(製品や
ITシステムなど)の展示でしたが、五十鈴のお客さまのブースが一番
賑わっていました。「売る」ということより、自分たちの「あり方・姿
勢・プロセス」が来場者の方々の興味・関心にフィットしていたのだと
感じました。

私自身も、改めてそのお客さまの自社の魅せ方、メッセージに共感し、
これからの期待や信頼が高まる機会となりました。

後日、社内の振り返りのなかで、私たちの魅せ方についてどうあるべき
かということよりも、明確な自分たちの在り方・考え方、そして開発し
ている機能やサービスが、お客さまニーズにぐさっと刺さり、お客さま
自身がやってみたい、やってみようと動機づけるレベルのものにならな
いといけないということが共有されました。

今年度のWill-Naviの活動目標の一つである「VCプロデュー
ス Ver.2.0」。私たちの職場は、多様なVCを生み出すラボラ
トリー化しています。

今期のプロモーション活動は、まだたくさんの機会を残しています。進
化を重ねて、ラボラトリーから生まれた価値をしっかり見えるカタチに
して、多くのお客さまを動機づけられるショールーム活動にしていこう
と思います。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.770〕は、2018年8月23日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

一難去ってまた一難ではありませんが、台風が立て続けに来ると一時的
に暑さからは逃れられますが、違う危機に向き合わなければならず、そ
の対処方法も暑さ対策とは異なってくるため大変ですが、早め早めの対
処を取ることが肝要ですね。
今週末から来週にかけて夏休みを取られる企業も多く、レジャーや旅行
など普段なかなかできない体験を予定している人も多いと思われます。
くれぐれも日常の危機管理等での学びや経験を生かして事故・怪我のな
いように過ごしていきましょう。
                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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