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五十鈴メールマガジン〔No.771〕カメラを止めるな!
配信日時:2018/08/30 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2018.08.30発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.771≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

            ここのところ関東では

           激しい雷雨などに見舞われ

        帰りの通勤者などに影響が出ています。

        予報などでは事前にわかっているものの

        実際に遭ったときには困難に直面します。

           通勤混雑時を避けるために

         いつもより早めに会社を出るなど

    なにかしら手を打っていくことが大事ではないでしょうか。

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☆No.771 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_カメラを止めるな!
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_人から素直に学ぶ心(山田専務)
┃
┃【五十鈴マネジメントサービスの現場から】
┃ ■_未来志向で(新川社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

        ――― カメラを止めるな! ―――
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鈴木貴士です。

映画も観はじめると癖になるようで、今度は「カメラを止めるな!」と
いう話題作を観てきました。平日の昼なのに大きな劇場が満員になるほ
どの盛況ぶりでした。この作品は今、盗作問題を抱えていますが、そう
いうことなど飛び越えるユニークな映画でしたね。

監督&俳優養成スクール・ENBUゼミナールの《シネマプロジェクト》
第7弾作品で、短編映画で各地の映画祭を騒がせた上田慎一郎監督のこ
の映画は待望の長編で、オーディションで選ばれた無名の俳優たちと共
に創られたスーパー娯楽作と言って良いと思います。

まあ、そうとう挑戦的であるのは間違いありませんが、公式サイトに書
かれているSTORYをそのまま書くと「とある自主映画の撮影隊が山
奥の廃墟でゾンビ映画を撮影していた。本物を求める監督は中々OKを
出さずテイクは42テイクに達する。そんななか、撮影隊に本物のゾン
ビが襲い掛かる! 大喜びで撮影を続ける監督、次々とゾンビ化してい
く撮影隊の面々。

“37分ワンシーン・ワンカットで描くノンストップ・ゾンビサバイバ
ル!”・・・を撮ったヤツらの話」。この「・・・を撮ったヤツらの話」
というのが、この映画のすべてを表しています。

あまり詳しく書くとネタバレになるので、私の感じたことを述べると、
「仕事というのはこういうモノだ」ということがノンストップ・ゾンビ
サバイバルで展開されているということですね。そして味付けにファミ
リー的なモノまで組み入れられているところも日本映画的で良かったと
思います。

ちょっと話が脱線しますが、私は不覚にもその日映画館に補聴器を持っ
てくるのを忘れ、絶望的な気分になっていました。洋画だと字幕でよく
わかるのですが、邦画の場合、台詞が聞き取れないことが補聴器をして
いてもよくあるのです。この間観た「万引き家族」も微妙なセリフが補
聴器をしていても聴き取りにくかったですね。

さて今回はというと補聴器は要りませんでした! ともかく前半は鬼ご
っこの面白さを存分に楽しみましたね。やはり子供のころ遊んだ「鬼ご
っこ」は怖い鬼から逃げるというだけですからあんなに面白いのですね。

それからの展開のキーワードはゾンビ、生放送、ワンシーン・ワンカッ
トでこれをクリアしなければならないということで、スタッフ、キャス
ト全員が気持ちを一つにして滅茶苦茶頑張るのですが、さまざまな障害
があり、それが息をつかせぬ展開で本当に面白い。

もちろんセルフもあるのですがボソボソ言っている暇はないのですから、
私の耳にもセリフはよく聞こえました。良くできた緻密な台本だと思い
ますが、どこまで計算されどこらへんがアドリブなのかはわかりません
が、アドリブがアドリブに見えるように緻密に計算されているのかもし
れないといったところが見どころかもしれません。

この映画を観て私は三谷幸喜監督の映画第1作目「ラヂオの時間」を思
い出しました。どんなことがあっても、必ず放送するのがプロデューサ
ー、ディレクター、スタッフの使命で、さまざまな困難、障害を生放送
中に乗り越えていくという、そして真剣に何事も取り組めば自分たちが
感動しそれが視聴者に伝播していくという、本当に面白く感動的な映画
でしたが、この「カメラを止めるな!」もそれに匹敵するくらいの面白
さでした。今後、上田慎一郎監督に期待したいと思います。


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【執行役員が伝えたいこと】_山田専務

       ――― 人から素直に学ぶ心 ―――
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先週末、毎夏恒例番組の「24時間テレビ」が放送され、今年のテーマ
は「人生を変えてくれた人」でした。番組構成(出演者のギャラの問題
等)には疑問を感じる部分も多々あるのですが、障害を持つ方々の前向
きにチャレンジする姿には毎回感動させられています。

今回、大好きなXJAPANのYOSHIKIさんが初出演する場面だ
けは観たいと思い、今年も番組内容と放送時間をチェックしながら観て
しまいました。

YOSHIKIさんはノーギャラでの出演&300万円寄付で、盲目の
11歳の少年とのドラムの生セッションを行いました。

番組では少年をロサンゼルスのスタジオに招き、YOSHIKIさんが
少年のドラムに取り組む姿勢とその感覚の鋭さに共感し、自らドラム演
奏を披露し、それを耳で捉えた少年の興奮した笑み、そして日本武道館
での生演奏までの流れが紹介されました。

少年は「憧れのYOSHIKIさんと一緒に演奏することができて、ま
るで音楽に包まれているような気がして、とても気持ち良かったです」
とハッキリ伝え、YOSHIKIさんは「短期間でここまでドラム練習
して・・・逆に勇気を与えていただいて本当に感謝しています」と語り
ました。

少年のドラムに打ち込む姿や周囲への気配り、いろんなシーンでのYO
SHIKIさんの神対応には感動させられました。

番組では、少年の「人生を変えてくれた人」の話、そしてその少年に勇
気をもらったYOSHIKIさんの姿が紹介されたわけですが、今我々
が進めている新たなVC事業創りにおいても、相手の商習慣に対する価
値観を変えられるくらいの感動プロセスがあれば、新たな企業価値にも
つながると感じます。

今回の番組では他にも、いろいろな人々が挑戦を通して多くのことを学
ぶ姿や、それぞれの生き方のなかで成長していく姿が紹介されました。

思うに、五十鈴にはいろいろな新しいラーニングの機会がありますが、
「伸びる人」と「伸びない人」の違いが目立ってきているような気がし
ます。

「伸びる人」はアドバイスしたら、すぐに試します。とにかく素直にや
ってみるのです。だから次回会ったときは、何かしらの反応があります。
「アドバイス通りにやってみたら、うまくいきました」という場合もあ
れば、「アドバイス通りにやってみたが、うまくいかなくて」という場
合もあります。

どちらの場合にしてもアドバイスした側からすると、アドバイスを素直
に実行する人は助けたくなります。より良くなってほしいと思います。
うまくいかなかったのであれば、どこで詰まってしまったのかを一緒に
考え、次こそはうまくいけばいいと思うものです。

結果「伸びる人は」人からも好かれるのです。もっと教えてあげたくな
る人なのです。自分にないものを持っている人から素直に学ぶ心を持っ
ておくことで、自分を磨く速度を速めることができるのです。

我々も盲目の少年に負けないよう、自分の夢の実現スピードを上げるよ
う努力したいものです。


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【五十鈴マネジメントサービスの現場から】_新川社長

          ――― 未来志向で ―――
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100年前、アメリカに自動車文化を根付かせたヘンリー・フォードは、
「もし顧客に望むものを聞いていたら、彼らは『もっと速い馬が欲しい』
と答えていただろう」と語ったという話は、お客さんは自分の欲しいも
のをわかっていないということの例えで、よく耳にします。

本当に欲しいものは、「速く移動できる方法」なのに、自動車を知らず、
馬車という方法しか知らないから、「もっと速い馬」という表現になっ
ているということです。

IMSの2018年度の基本方針は「未来スタンダードの探求」で、未
来のあたりまえを模索し、新しいことに挑戦していこうと取り組んでい
ます。

現在足りないものからのアクションプランではなく、10年先の未来に
スタンダードになっていると予想されるものごとに対して、自分たちが
何を行っていくのかを考えていくことが大事だと考えています。

すでに世間で関心を持たれているようなことではなく、これから注目を
浴びるようなことを探すわけですから簡単なことではありませんが、そ
ういう習慣を持つことが大事だと思っています。

心理学用語の一つに「カラーバス効果」というものがあります。ある事
柄を意識することで、それに関する情報が無意識に自分の手元にたくさ
ん集まるようになる現象のことです。

人間の脳は、特定の事象を意識することで、その意識したものだけを積
極的に認識するという性質を持っているようで、客観的なデータとして
見えてくるのではなく、見たいものを望んで見ているということだそう
です。

カラーバス効果で、意識し、関心を持っているから関連する情報が入っ
てくるということで、逆に意識しなければ、情報が入ってこないという
ことでもあります。

今、IMSでは「Change Working」をキャッチフレーズ
として「創造性」「専門性」「効率性」を評価軸に置きながら、「未来
のあたりまえを探し求めていくこと」を仕事そのものにしていこうとし
ています。カラーバス効果を使って、未来に向かっての取り組みを加速
させていきたいと思います。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.772〕は、2018年9月6日に配信いた
 します。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

夏も後半に入り、これから秋へと季節の変わり目に向けて残暑の猛烈な
日照りに戻るかと思えば、激しい雷と大雨に見舞われるなど天候に振り
回されている感があります。また台風21号が週末から来週にかけてそ
の進路次第で日本列島に及ぼす影響が大きく異なり、いずれにしても安
閑とはしていられない今日このごろです。
週末は防災の日です。近隣で催される防災訓練があったら参加してみる
のも良いのではないでしょうか。因みに天気予報をチェックして必要な
場合は防雨対策もしっかりとして行きましょう。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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