バックナンバー
五十鈴メールマガジン〔No.772〕祭りだ!
配信日時:2018/09/06 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2018.09.06発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.772≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

        台風21号の影響で広範囲にわたって

         さまざまな被害を受けた日本列島。

      台風一過でまたしばらくは残暑が続くでしょう。

        9月に入り、上期最後の月を迎えました。

      下期に向けて、意義ある月にしていきましょう。

================================

☆No.772 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_祭りだ!
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_転ばぬ先の杖(その2)(老田常務)
┃
┃【ベル・インフォ・テックの現場から】
┃ ■_節目(ふしめ)(山室社長)
┃
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

          ――― 祭りだ! ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

鈴木貴士です。

私の家に、私が幼少のころ神田明神祭りで山車の上に乗っている大きな
写真があります。もちろん白黒ですが、かなり大きな写真で専門家が撮
ったのではないかと思うような良い写真です。私は祭りの衣装を着て、
メイキャップもバッチリ、どうもこの頃は地元のスターだったらしいの
です。

日本人は本当にお祭りが大好きですね。先週娘が所属しているオーケス
トラの演奏会があって、今回娘は出演しないけれども行くことになり、
その前に麻布十番の蕎麦屋で早めの夕食を食べようと出かけたところ、
なんとお祭りに遭遇してしまいました。

物凄い人で、これでは駐車場も満車で蕎麦屋も営業しているかわからな
いような状況だったのですが、魔女が霊感を発揮して、「なんとかなる
わよ!」と渋滞のなか六本木ヒルズの方から車を突っ込むと、なんと駐
車場が空いていて、それも蕎麦屋に一番近いところに駐車できました。

しかし歩けないような混雑で、「これじゃ、蕎麦屋はやってないよ!」
と私が言うと「そんなことないわよ! かえって空いているかも!」と
魔女がのたまうので人込みを掻き分け蕎麦屋に辿り着くと、本当にいつ
もは並んでいる蕎麦屋がガラガラで、すぐに座席をゲットすることがで
きました。

もちろん店前では蕎麦屋の屋台も出て鶏のから揚げを売っていましたが、
店内はいつも通りで私はいっぺんに機嫌が良くなり、赤坂生ビールをす
ぐに注文し、玉子焼きやら鳥焼、豚の返し煮、にしん棒煮等、好物を次
々に注文し、地酒もさまざまに三合位呑み、運転している魔女とコンサ
ートで寝るといけないと慎重な娘は酒を呑みませんでした。

最後に小海老天もりそばで仕上げてご機嫌で店を出たのですが、外は暑
いし、人が多く歩けないような状態でした。「お祭りに来る人は屋台の
物を食べるから、蕎麦屋は高いし、空いていると思ったのよ!」と魔女
が自慢げに言っていましたが、さすが麻布十番の屋台は高級店の物が多
く、安いモノでも五百円以上で、飲み物もシャンペンを売っているなど、
かなりオシャレな感じで外国人も多く、浴衣を着ているカップルも目立
ちました。

大きなバルーンも売っていましたが三千円もするそうで、娘が「ディズ
ニーランドでも、あんなに高くないわー」と言っていましたが、買って
いる人もいました。

やっとのことで駐車場まで辿り着き、そこから晴海の方へ向かいました
が、麻布十番を中心にかなり広い範囲でお祭りというか屋台が出ており、
普通の神社のお祭りとはちょっと違った、そう、納涼祭のような感じで
したね。

コンサートはもちろんクラシック音楽ですが、散々呑んだ私は寝ること
もなく、逆に運転で疲れたのか魔女は大人しくお休みになっていました。

さて、今週は地元の自由が丘の熊野神社でお祭りがあったのですが、こ
ちらも人が多く出ていましたが、御神輿が何台も出てお祭りらしいもの
でしたが、外部からの担ぎ屋さんが多いように思われました。

息子たち家族は神社のなかの屋台で金魚すくいやら何やら遊びにいきま
したが、私は一瞥しただけで家に帰りました。人込みは好きではないの
で一人家でテレビを観ていると毎朝散歩でお参りする氷川神社のお祭り
の寄付の集金の人が来たりして、へぇ、日本とはやはり地域社会でつな
がっているのかなと思いました。


□■□■========================================================

【執行役員が伝えたいこと】_老田常務

       ――― 転ばぬ先の杖(その2) ―――
========================================================□■□■

今年の夏は西日本での豪雨や各地で記録的な猛暑となるなど、“異常気
象”を実感する出来事が相次ぎました。

この異常気象は日本のみならず、北極圏に属するフィンランドの一部地
域では7月に33度を記録し、米国やアフリカでも過去最高気温を記録
した地域がでた他、8月終わりにはカナダやイタリアの一部の地域で記
録的な低温となり雪が降るなど世界各地で起こっているとのことです。

長期的な地球温暖化の影響とみる向きもありますが、健康面への影響や
生態系そのものへのリスクを考慮すると、非常に気がかりです。

五十鈴グループ内の各拠点でも特に猛暑対策には気を遣われたことと思
いますが、この秋にかけて台風も多発しており、異常気象の連鎖が起こ
っています。

こういった異常気象は一過性のものではなく、今後も続き、より深刻に
なるリスクを念頭に置き、予見できる範囲で来年以降に向けた対策を講
じて下さい。

9月1日は防災の日で、8月30日から9月5日は防災週間と、上述の
異常気象や地震、津波他に起因する自然災害に対する知識を深め、災害
に対する備えを強化することで防災に対する適切な判断ができるように
訓練し、災害への対応力を高めることを確認する期間となっていたので、
テレビなどでも防災に関するニュースやドキュメンタリーが普段よりも
多く取り上げられていました。

そのなかで東日本大震災直後の石巻市における行政と自衛隊・社会福祉
協議会・NPO等による大規模で有機的な連携に焦点をあてた番組をた
またま観ていましたが、特に記憶に残ったのは有効策を実行する際に重
要なことは、バラバラに入手した情報を皆で共有し、重要な情報を整理
した上で連携した対応をすることでした。

自治体、各ボランティア団体等が独自の情報で個別に動いても全く効率
が良くなく、それぞれの代表が一堂に会し情報共有や意見交換をし、各
々の役割分担を明確にし、一体化し対応することで、効果的な対策を打
ち出すことができていました。

何よりも災害対応で大切なことは被災者に対する支援者間の連携、そし
て支援者と被災者間の“お互いに対する信頼関係”であるとのことでし
た。

管理統括役員としては、この“信頼関係”は「会計」にも通じるところ
があると思います。「会計」の重要な業務の一つが、企業の経営状況を
正確にタイムリーにステークホルダーに対して開示することであり、例
えば金融機関から融資を受ける時や、投資家がその会社の株を購入する
際に会計情報の粉飾が行われていたら、その企業とステークホルダー間
の信頼関係は失われ、場合によっては経営破綻につながります。

また、予算と実績が大きく乖離していても、ステークホルダーからは信
頼されません。企業とステークホルダー間の信頼関係を取り持つ機能が
会計にはあります。

今月は五十鈴グループの各拠点との経営会議があり、上期業績や今年度
通期の着地見通しを聞く機会がありますので、信頼できる会計情報を報
告願います。予算のさらなる精度向上を期待しています。


*━■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【ベル・インフォ・テックの現場から】_山室社長

         ――― 節目(ふしめ) ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□━*

9月は、五十鈴グループにとって当年度半期の節目の月になりますが、
我が国でも四季折々の季節の変わり目に「節句」があり、その意味は中
国の陰陽五行説に由来し定着した日本の暦であり、季節の節目に無病息
災、豊作、子孫繁栄などを願い、お供え物をし、邪気を祓う行事で「節
供(せっく:季節の変わり目に神に供えた食物のこと)」とも云います。

また、中国の暦法と日本の風土や農耕生活の風習が合わさり、宮中行事
となったものが「節句」の始まりとされ、1月7日/人日(じんじつ:
七草の節句・七草粥)、3月3日/上巳(じょうし:桃の節句・雛祭 
菱餅や白酒など)、5月5日/端午(たんご:菖蒲の節句・関東/柏餅
・関西/ちまき、菖蒲湯)、7月7日/七夕(たなばた:裁縫の上達を
願い素麺)、9月9日/重陽(ちょうよう:菊の節句・菊を浮かべた酒
など)の5つを江戸時代に幕府が一年のうちで特に重要な節目として、
公的な行事として定めた五節句です。(この制度は明治6年に廃止され
ましたが、日本の慣習として今でも残っています。)

日付を見てもうお気づきでしょうが、1月を除いて月と日が奇数の同じ
数が重なっていますが、1月だけは1日(元日)を別枠とし、7日の人
日(じんじつ)を五節句の中に取り入れています。

中国では、前漢の時代から同じ数が重なる月日を特別な日と捉え、かつ
奇数は陽の数で縁起が良いとされ、その陽の数が重なることを「嘉」と
する考え方があったようです。

日本でも祝い事や縁起物の際、奇数が好まれ、結婚等のご祝儀は二つに
割れない(別れない)として、奇数金額を贈るのが良いとされています。

私たちも節目の上期の終わり9月には、経営会議・IOC成果発表会が
あり、中期戦略/目標達成のゴールに向けて、さまざまなタスクへの取
り組みに際して一方向的な考え方や行動に捉われることなく、多種多様
で多面的な考え方や行動で捉えるように俯瞰力を鍛え、豊かな発想力を
発揮し、VC実現に向けての新たな試みにチャレンジしていきたいもの
です。

現在デジタル化ブームで、AIやIoT・ICT等の最新技術を活用し
てさまざまなところで競い合って、あらたなソリューションを創る研究
を行っていますが、我々グループも既存の使われ方と違った考え方(発
想の転換)で、生産性向上に対してどんな有効利用ができるのかを日々
研究しており、実用化を目指してこれからも弛まない努力を重ねて成果
を上げるために活動していきます。


●━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━●
 
┏ ■ Voice to Voice!
┃
┃ 皆さんのご意見・感想お待ちしています。
┃ たとえば「〇〇さんにコレについて書いて欲しい!」などの
┃ リクエスト、その他何でも言いたいコトはこちらへ!
┃
┃    ┏━━┓
┃    ┃\/┃  mailmaga@isz.co.jp
┃    ┗━━┛
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

────────────────────────────────
【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.773〕は、2018年9月13日に配信い
 たします。
────────────────────────────────

☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

今週の台風21号の直撃により、暴風や豪雨に悩まされた方々が多いの
ではないでしょうか。どのような自然災害にも万全の策はないかもしれ
ませんが、できるかぎりの対策をとって凌いでいかなければなりません。
9月に入り、今月末で年度の折り返しを迎えます。今年度の経営状況を
よく検証し、下期そして次期中期に向けての大事な時期として粘り強い
活動を展開していきましょう。
                     (編集室/本間 靖啓)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆メールマガジンバックナンバーのご利用は◆
https://a09.hm-f.jp/index.php?action=BN&gid=1&aid=81

◆メールマガジンの新規ご登録◆
当メルマガを転送でご覧いただいている方で正式に配信を希望される方
は、
https://a09.hm-f.jp/index.php?action=R1&a=81&g=1&f=1
の所定フォームにご記入の上、お申し込みください。

◆メールマガジンの配信停止◆
今後配信をご希望にならない場合は、大変お手数ですが、このメールに
ご返信いただき、配信停止の旨、お伝え下さい。

◆メールアドレスの変更◆
修正・変更の場合は、大変お手数ですが、このメールにご返信いただき、
修正・変更内容をお書き添えの上お送りください。

================================

 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

 転載を希望する場合は編集室までご連絡下さい。
 mailmaga@isz.co.jp

==ISZ Mail Magazine =====================

 五十鈴メールマガジン ≡No.772≡

======================= ISZ Mail Magazine