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五十鈴メールマガジン〔No.774〕今起きていること
配信日時:2018/09/20 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2018.09.20発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.774≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

           今週、五十鈴グループでは

         IOC成果発表会が行われています。

          中期最終年度の上期が終了し、

          下期に突入しようとする今こそ

    皆の気を一つにして臨むことが大事ではないでしょうか。

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☆No.774 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_今起きていること
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_持続可能な経営基盤につなげよう(瀬戸執行役員)
┃
┃【五十鈴ビジネスサポートの現場から】
┃ ■_より多くのワクワク・ドキドキを(判治社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

        ――― 今起きていること ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

鈴木貴士です。

朝のワイドショーを見ていると、と言ってもじっくりとは見ていません
が、ほとんどいいニュースはないですね。

テニスの大坂なおみ選手が全米オープンで勝っても、例のセリーナ・ウ
ィリアムズの反則行為の問題がエスカレートして、差別問題や人種問題
にまで発展しています。初めての日本人選手(と言っても彼女は二重国
籍ですが)の優勝で沸き立つところなのに、本当に水を差された表彰式
でしたね。

日本では、スポーツ界もパワハラ問題一色で、何年も前の話を蒸し返し
たり、忘れていたタレント選手が出てきて暴露する話で盛り上がってい
ますが、これってモリ・カケ問題みたいで解決することなくダラダラ飽
きるまでやっているのでしょうか?

外部環境では安倍さんがプーチンに会ったと思ったら、条件なしの平和
条約を提案されました。結局北方領土問題は棚上げで、何十年たっても
解決しませんね。

一方では、米朝首脳会談が再び行われるような雰囲気だし、米中の貿易
摩擦は深刻になってくるし、しかし最も日本で心配なのが自然災害の多
発です。地震、水害、台風と矢継ぎ早に起こりました。

北海道ではブラックアウトまで引き起こしながら、原発を稼働させると
いう話は全く出ず、計画停電の方へ話がいってしまい、この冬やその後
の発電計画はどうなるのだろうと思います。

さらに発送電分離をするとのことですが、この手の話はもっと真剣にし
ないと予算や採算の話になってしまい、ろくなことにはなりません。国
鉄民営化や郵政民営化の例を見ればわかるでしょうが、民営化すれば利
益が優先で不採算のサービスが落ちることは証明されています。ですか
ら、国が採算度外視でやってバランスを取ることが必要だったわけです。

そして今度はふるさと納税を見直すことになりましたね。これも地方交
付税をやるよりも主体性があって面白いシステムだと思っていたら、金
持ち優遇だの、返礼品が高額だのと言って潰してしまう。

権力を集中させて地方にお金を交付すると言っても、たいしたことはで
きません。整備新幹線やインフラにどんどん投資しなければ、けちなア
イデアで地方創生ができるはずがありませんが、そういうダイナミック
な話は地方創生を掲げた政治家からも全然出てきません。

緊縮予算ばかりが称賛され、無駄遣いだと言って公共投資やさまざまな
インフラ投資の計画があるものでさえ実行できていません。借金して、
投資していくのが資本主義の基本なのに、財政破綻論ばかりが横行し、
何かやろうとすれば、財政規律、プライマリーバランスの問題と財政出
動できない雰囲気になっています。

日本の周りを見渡すと、前述のプーチン大統領、習近平国家主席、金正
恩委員長、トランプ大統領と強いリーダーシップというか、独裁者のよ
うなリーダーが名を連ねています。そして、韓国の文在寅大統領は主体
思想の信奉者のように見え、朝鮮半島を連邦国家にするのではないかと
思われます。

そんななかで行われている日本の自民党の総裁選、まったく盛り上がら
ず、憲法改正や地方創生と字面は並んでも現状にフィットせず、来年行
われる消費税増税や働き方改革による残業規制、オリンピック需要の減
退にどう対処すればいいのか、道筋が見えてきません。

残業規制だけで8.5兆円の消費が吹っ飛ぶという試算もあります。災
害でインバウンドも減速しています。さあ、どういう対策を日本はすれ
ば良いのでしょう。


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【執行役員が伝えたいこと】_瀬戸執行役員

     ――― 持続可能な経営基盤につなげよう ―――
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先日、EV関連のお客さまとの対話のなかで、2015年9月に国連で
採択された「SDGs(持続可能な開発目標)」が話題のなかに出てき
ました。

SDGsとは「SUSTAINABLE DEVELOPMENT GO
ALS」のことで、2030年に向けて世界が合意した「持続可能な開
発目標」のことです。

このSDGsでは世界を変えるための17の目標を掲げています。自分
自身の理解を深めるためにもここではすべてを挙げてみたいと思います。

1.貧困をなくそう
2.飢餓をゼロに
3.すべての人に健康と福祉を
4.質の高い教育をみんなに
5.ジェンダー平等を実現しよう
6.安全な水とトイレを世界中に
7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに
8.働きがいも経済成長も
9.産業と技術革新の基盤をつくろう
10.人や国の不平等をなくそう
11.住み続けられるまちづくりを
12.つくる責任つかう責任
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう
16.平和と公正をすべての人に
17.パートナーシップで目標を達成しよう

という目標を掲げています。

お客さまとの対話のなかでは、自動車の電動化が進んでいくときの新た
な技術開発や電力網の再整備がこのSDGsの達成に大きく貢献するこ
とになるとのことで、このような視点を持って自分たちが生きている産
業界やビジネス環境を捉えることが大切であることを改めて感じさせら
れました。

世界で起こっている問題や課題、これから世界がどのような方向に進ん
でいくのかを10年~20年という長い時間軸で捉えて行動に移してい
くことを「自分ごと」にすることができると、日々の仕事のなかでも、
世の中に貢献しているということをより実感した仕事ができるのではな
いかと思いますし、これからの世の中に必要とされる存在になれるので
はないかと思います。

自動車産業に100年に一度の大変革が起こっているのも必然なのかも
しれません。世界に目を向ければさまざまな変化が起こっています。世
界のなかで日本はどうあるべきなのか、そんな大げさなことは考えなく
ても・・・と思っている社員の皆さん! IOC成果発表会のなかに、
その“可能性の芽”がたくさんあるのではないかと予感がしています。

そして世の中に貢献するIOC活動にしていくことが持続可能な経営基
盤につながると思います。


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【五十鈴ビジネスサポートの現場から】_判治社長

    ――― より多くのワクワク・ドキドキを ―――
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1年前からでしょうか、就寝する前に携帯でSmartNewsを見る
クセが付いてしまいました。

いろいろなカテゴリーがあり、気ままに見ているのですが、直近見たカ
テゴリー「キャリア」の記事で、旅行と旅の違いについて掲載されてお
り、IOC成果発表会の時期とも重なりましたので、妙に考えさせられ
ました。

その記事のざっくりした内容ですが、はじめに旅行と旅は全く別物だと
書かれています。そんなことは深く考えたこともありませんでしたが、
そもそも目的が違うとのことです。

旅行の目的はリフレッシュ、旅の目的は成長にあるとなっており、旅行
の計画は誰と行くかから入るのに対し、旅では何を観たいか、そのため
にどこに行きたいかから入るとなっています。同じような言葉でも、改
めて定義してみると面白いですね。

旅は目的を持って見聞を広めたり、チャレンジしてみるのですから、ワ
クワク、ハラハラ、ドキドキを通した学び・気づきが多く、自己成長が
図れます。何だか、IOC活動に重なるものを多く感じられます。

五十鈴グループでは、中期戦略目標達成に向け、IOC活動の振り返り
をグループ行事として行っている最中です。グループの中期戦略目標に
連動した各社毎の中期戦略の進捗を振り返り、未来に向けた活動を加速
させていく重要な行事です。

自分は何かと何かを結び付けて考えてみることが好きなので、IOC活
動とは未来に向けた旅のようなものだなと、頭に浮かんだこのフレーズ
が気に入ってます。

2020年度の長期経営目標“Will-Navi”最終年度に向け、
IBSの経営の責任としてワクワクする、ドキドキする挑戦的な目標を
立て、多くのBP先と目標と羅針盤を共有することで、人と組織の成長
をボーダレスに促進、BP先とともに企業価値向上に取り組み、期待価
値を高めていきたいと思います。

また、自分自身のことを振り返ってみると、明らかに旅行が多いので、
まだまだこれからと信じて、成長するための旅をしてみようと思います。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.775〕は、2018年9月27日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

IOC成果発表会の週ですが、2年間の中期戦略目標の活動期間のなか
で、経営環境に及ぼすさまざまな出来事があったと思います。特に直近
の自然災害(地震・豪雨・台風等)や猛暑などの異常気象によって被る
影響ははかり知れないものがあったと思います。そのため当初想定して
いたロードマップも相当な見直しがされたのでないでしょうか。
経営環境の動向を踏まえて、業績等の定量成果と同時に成長してきた自
分たちのチームや組織のあり方(定性成果)もよく振り返っていくこと
が大事ですね。そして今中期のゴールを目指し、どのような経営環境へ
の影響があっても耐えられる組織となるべく、組織全体が一つとなって
臨んでいかなければならないとあらためて思うところです。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
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 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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