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五十鈴メールマガジン〔No.777〕嵐を呼ぶ男
配信日時:2018/10/11 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2018.10.11発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.777≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

          薄曇りの日々が続いています。

        こういう気候では、まだ夏のような半袖

        の人がいるかと思えば、長袖を着ている人

        もいたりと体感温度に差がある時期です。

          暑すぎず寒すぎない最適な季節、

    何事においても集中して取り組んでいきたいものですね。

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☆No.777 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_嵐を呼ぶ男
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_用意周到(老田常務)
┃
┃【アイ・ティー・シーの現場から】
┃ ■_次期中期を見据えて(川合社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

          ――― 嵐を呼ぶ男 ―――
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鈴木貴士です。

私は晴れ男だったのですが、最近はどうも天気に見放されて台風の方向
ばかりに出向き、尚且つゴルフをするということが頻繁に起きています。

もっとも今年は台風が多く、仕方がないと言ってしまえばそれまでです
が、それでもゴルフの中止もなくレインウェアを着たのも一回しかあり
ませんでした。

新幹線が止まったり、乱れたこともなく、新幹線のなかのテロップはネ
ガティブな情報ばかりなのにまったく影響を受けず、やはり運は強いと
自負しておりました。

9月の末も九州に行ってゴルフだったのですが、プレー中は少し降られ
ましたがたいしたこともなく、心配された帰りの飛行機も順調に飛んで
遅れず、無事に羽田に着くことができました。

しかしその夜から日曜日はものすごい嵐で、翌日の月曜まで影響し、五
十鈴でも内定式に来られなくなった人もいました。

日課としている朝の散歩では、神社や公園、緑道とさまざまなところで
大木が倒れて、通行止めになったところが多々ありました。あまりの凄
さに改めて自然の恐ろしさを確認することになりました。

最近は東海地区を視察することが多かったのですが、行くたびに台風が
絡み「代表が台風を呼んでいるようですね」などと言われ、「嵐を呼ぶ
男だよ!」と言ったのですが、若い人には石原裕次郎の「嵐を呼ぶ男」
など知る由もなかったでしょう。

「おいらはドラマー、やくざなドラマー、おいらが怒れば嵐を呼ぶぜー」
と、石原裕次郎全盛時に歌い流行った、映画、そして主題歌ですが本当
にあの頃の裕次郎は格好よく、昭和の大スターという感じでした。

さて先週も東海地区へメーカーの偉い方をお連れして、金曜日に視察し
て土曜日にゴルフをしたのですが、最近の五十鈴の工場見学は本当によ
く対応してくれていますし、出てくるスタッフも劇団四季のようにダブ
ルキャスト、トリプルキャストになっていて素晴らしいと思いました。
そしてお客さまに合わせた内容でアテンドしてくれるので、とても頼も
しく思いました。

最近では工場ばかりでなく、事務所内での説明もバラエティに富み、デ
ジタルサイネージやIT関連の説明、あるいはサンプルバンク、ロジス
ティクスと興味深いものになっており、それが工場に入るとさらに臨場
感を持って見学できるようになっています。行くたびにリニューアルさ
れ、進化し、何度視察しても飽きることなく楽しめるので、私も行くの
を楽しみにしています。

しかし若い人たちの対応力、成長は著しいものがあり、とても好感が持
てますし、期待が持てます。会うたびにプレゼンがうまくなり、過不足
のない説明ができるのが五十鈴アテンダントの強みだと思っています。
最近では、IAのみならず、現場の人たちのプレゼンも多くなり、自分
たちの仕事に対する姿勢がアピールできていると感じます。

というわけで、先週も気持ちよく視察し、お天気も大丈夫だということ
で土曜日にゴルフをしたのですが、なんとにわか雨が降りやはり安心は
禁物だと思いました。

さらに、名古屋駅では新幹線が台風の影響で大幅に遅れて、今年初めて
台風の影響を受けることになりました。名古屋発のひかりに切符を変更
したのですが、EXで取っていたので変更が難しく、結果乗車し、うま
く新横浜までは行ったのですが、改札時に手続きに手間取り、やはりい
ろいろな影響があるものだと思いました。


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【執行役員が伝えたいこと】_老田常務

          ――― 用意周到 ―――
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10月に入り、京都大学の本庶特別教授がノーベル医学生理学賞を日本
人として2年振りに受賞するという嬉しいニュースが舞い込んできまし
た。

体に備わる免疫を利用してがんを攻撃する仕組みを解明し、一部のがん
を効果的に治療する新薬(オプジーボ)の開発につながった成果が高く
評価されたとのことです。

本庶氏の受賞決定後の会見のなかで、「教科書に書いてあることを信じ
ない。常に疑いを持って、本当はどうなってるんだという心を大切にす
る。つまり、自分の目でものを見る。そして納得する。」とのコメント
は特に印象的でした。

既存の物事や情報を鵜呑みにしない、違うのではないか、別の見方もあ
るのではないかという信念や多様性から生まれるある種のエネルギーが
イノベーションを生むものだと思いました。

一方、秋になっても地震、豪雨、台風等による自然災害による被害のニ
ュースは後を絶ちません。人手不足等の問題もあり、その復旧に時間が
かかっていることも非常に気がかりです。

その他、相変わらず企業の不祥事も多発しています。本来、資金を融資
しつつ、融資先の企業の経営状況を厳しくモニタリングすべきである金
融機関の不正融資問題や、障害者雇用の水増し問題に至っては、民間に
模範を示す側である中央官庁や地方自治体が不正を起こしていたという
信じ難いニュースもありました。

こういった災害や不祥事等に対する対応策は当然事前に講じられていた
とは思いますが、結果的に管理が不十分であったというケースが非常に
多いのはなぜでしょうか。

こういった災害や各種コンプライアンス等に関する“リスク”対応は、
ただ既存のルール通りにやればいいというものではありません。

ルールがまだ整備されていない“リスク”に直面する場合もあるでしょ
うし、ルール自体は整備されていても時代や環境の変化に対応していな
かったり、現場で運用がしっかり守られていない“ルールの形骸化”も
然りです。

マネジメントが率先して、社員にリスク管理意識を植え付けることも必
要ですが、精神論だけではやはり限界があると思います。大事なのは、
現場で各自がその対応策が実情にあっているか見極め、時代や環境の変
化に対応した、より具体的で実効性のある対策を打ち出すこと、最終的
には各自が「自分の目で見て、納得する」こと、その上で対応策を実践
していくことが大切です。

本年度も下期に突入しました。社員の皆さまも今年度の目標達成に向か
って、さらには「ビジョナリーカンパニー」の実現に向け、日々取り組
んでいることと思いますが、その目標達成を困難にする要因や事業の存
続を危うくする要因をリスクとして把握し、それらの影響をできる限り
未然に防ぐことも重要です。

リスク管理が適切に実行されれば、結果として持続的な企業価値の向上
や長期的な企業の成長に結びつきます。現場におけるリスク管理の意識
を高め、事前に具体的なリスクの想定、その対応策を講じるようにして
いきましょう。


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【アイ・ティー・シーの現場から】_川合社長

        ――― 次期中期を見据えて ―――
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上期の振り返りを行い、本中期の最終半期となる仕上げの最終コーナー
を走り出しました。ITCでは、本年度の基本方針である「VCテクニ
カルセンターの追求」について経営チームで再考するところから始めま
した。

ITCは「リアル・テクノロジーコラボセンター」というブランドコン
セプトに則り、以下の3つの魅せる要素を観点にしてブランド構築を進
めています。

1.Passion
   ⇒ 約束・保証(成果をともに協創する責任感、コミットメント)
2.Soul
   ⇒ 自ら動く現場を創る(現場魂の入魂で情熱・誇り・想いを引
     き出す)
3.System
   ⇒ グローバル対応テクノロジー(Y理論と世界標準システムを
     駆使したプログラムで経営力につなげる)

GVCを目指す五十鈴グループのテクニカルセンターとして、ITCは
どのような会社になっている必要があるのか、今までの活動やグループ
の活動状況を振り返ったり、世の中の変化などを予測しながら経営チー
ムで考え直してみました。

いろいろな意見や考え方を出し合い、ブランドコンセプトの4つ目の魅
せる要素を追加することで、VCテクニカルセンターとしてのITCに
近づけようと決めました。

4.Development
   ⇒ 研究開発(新しいをキー《技術、システム、こと、モノ等》
     として、新たな技術開発や新事業を創り上げる)

今までも研究開発という観点ではスリッターの生産性診断システムの開
発や自動ロス取り装置等の研究開発をしていますが、サービスセンター
の域を出ないなかでの研究開発に留まっていました。

これはどちらかというとサービスセンターをさらに効率化したり、省人
化して、サービスセンターとしての競争力向上や人材不足に対する対応
ができるようにしていくことを主眼に置いた取り組みです。

このような取り組みが不要ということではなく、それはそれで実施して
いくのですが、世の中の変化(自動車のEV化、AI・IoT等の変化、
3Dプリンターの進化等)に対応した未来を予測しながら新しい技術や
事業を模索していくという研究開発には至っていませんでした。

五十鈴グループ各社では未来に向けたいろいろな取り組みを実施してい
ますが、それらをスピードUPさせながら、新たな事業創造につなげる
役割を発揮していきたいと思っています。

各社のIOC活動とも協創を重ね、夢で終わらせるのではなく、実現に
向けた取り組みを強化し、次期中期につながる本年度下期の活動にして
いきたいと思っています。


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 ◇◇◇NEW!今週の五十鈴グループホームページ更新情報◇◇◇ 
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今週、新たに五十鈴グループホームページに掲載しましたニュース記事
は以下の内容です。ぜひご確認ください。 

◆ニュースリリース 

2018.10.10 五十鈴の全員参画型経営
        「IOC(五十鈴組織変革)活動ダイジェスト」更新

       http://www.isz.co.jp/company/ideamanagement03.html

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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.778〕は、2018年10月18日に配信
 いたします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

秋となり、趣味やスポーツや行楽などには最適な季節ですが、一方で台
風や降雨などに気を遣う時期でもあります。今週末の天気予報はどうか、
と気にせずにはいられない時期です。始まったばかりの秋をプランを立
てて過ごしていきたいものですね。
一方で下期に突入し、半年後の今年度ゴールへのイメージもしっかりと
創り、チャレンジし続けることも忘れずに両立させていくことが大事で
すね。
                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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