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五十鈴メールマガジン〔No.470〕石の上にも三年
配信日時:2013/09/27 10:20
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2012.06.28発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.470≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆□◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆□◆
 ◆                            ◆
       消費税の増税法案が衆議院で可決されました。

       賛否両論、様々な意見があると思いますが、

         将来の日本のあるべき姿を問う

         真の機会になればと思います。
     
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☆No.470 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_石の上にも三年
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_ヨリドコロ(黒田執行役員)
┃
┃【ITCの現場から】
┃ ■_Global Professional School(川合社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

         ――― 石の上にも三年 ―――
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鈴木貴士です。

この間の日曜日、NS九州スチールサービスの株主総会出席のため、私は
羽田に向っていました。最近、飛行機のチケットをインターネットで取っ
たりするとプリントアウトした紙になるので、なにか不安になりますね。
そして、ANAやJALでないとさらにそれが増幅されます。

タクシーで行ったのですが、「お客さん、第1ですか? 第2ですか?」
とターミナルを聞かれ、スターフライヤーズで分からず、予約の紙を見て
も書いてありません。運転手さんが会社に携帯で聞いてくれたのですが、
要領を得ず、私と一緒に行く大黒専務に携帯で確認したところ、もうすで
に羽田に着いていて、第1とのこと。ところが、タクシー会社からは、第
2と連絡があり混乱しました。もう一度、大黒専務に確認し無事チェック
インすることが出来ました。

株主総会は月曜日なのですが、前日にお客さまとゴルフをするということ
で北九州に向いました。しかし、天気予報は雨で、現地に到着するとまさ
に大雨でゴルフもハーフを回ったところでギブアップとなりました。

夜は博多に行って、家内の母親と義理の弟一家と久し振りに食事をしまし
た。義弟がご馳走してくれたのですが、やはり地の黒鯛やヤリイカ等は美
味しかったです。大魔女にはスカイツリーで買った江戸切子のコップと皇
居の中の売店で買った菊の御紋のタオルハンカチをお土産に持っていった
のですが喜んでくれました。なにせ、魔女の母親ですから機嫌を損ねては
いけません。私が褒章を戴いた時に一番喜んでくれたのも彼女でした。

さて、楽しいひと時を過ごし、翌朝は雨もあがったので、一時間ほど博多
の町を散歩しました。その後、博多のお客さまを2箇所回ってから、八幡
製鐵所内にある、NS九州スチールサービスで同社の定時株主総会が開催
されました。

五十鈴が筆頭株主なのですが、株主が6社と多く、取り分け地元のご同業
2社も名を連ねているというユニークな株主構成です。設立を意思決定し
た時は、カーアイランドになるということで、数量拡大で期待していたの
ですが、完成した時はリーマン・ショック後の最悪期で半年ほど竣工を遅
らせました。その後も苦労を重ね、3年が経ちました。その間、五十鈴か
ら出向や派遣された諸君は本当に頑張ったと思います。

4期目の今回、やっとその苦労が実り黒字決算となりました。まさにマイ
ナスからのスタートで数量も増えずにどうなることかと思いましたが、関
係各位のご協力もあり、やっと方向が見えてきました。

夜は社員全員と会食しました。多くの工場の諸君が現地の人間で、とても
気持ちのいい青年ばかりでした。そして縁を感じるのが、創立以来ずっと
携わってくれていて今も顧問をやっていただいている磯本さんは、私が三
菱商事時代の新日鉄の対面で、仕事を教えていただいた大変お世話になっ
た方なのです。去年、私が歴史を好きなことを知っていて、自分で作成し
た歴史年表を丸の内に届けてくださったのですが、まさに事務屋の神様そ
のものという出来栄えでした。

そういう縁と運にも恵まれ、これからがこの会社の正念場です。五十鈴の
DNAをどう活かし成功させるか。「株主には利益を、お客さまには利便
性を、働く人々には自信と誇りを提供する。」そのためには経営者、幹部
は真摯な態度で臨み、社員の諸君は社訓を実践することで、必ず夢を実現
させてくれると信じています。


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【執行役員が伝えたいこと】_黒田執行役員

         ――― ヨリドコロ ―――
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ここ最近、バレーボールやサッカーなどの国際試合をテレビで目にする機
会が多くありました。オリンピックやワールドカップの出場権を獲りにい
く選手達の日の丸を背負った戦は、手に汗握る迫力のあるものだったと思
います。結果に繋がらなかった競技もありましたが、これからも日本の代
表として是非頑張ってもらいたいと思います。

国際試合では試合の前に必ず国歌斉唱がありますが、私の勝手な思い込み
かもしれませんが世界で活躍している選手ほどしっかり「君が代」を唱っ
ているように思います。サッカー日本代表キャプテンの長谷部選手がベス
トセラーとなった著書の『心を整える』の中で「海外でプレイするように
なってから、『日本』を意識するようになり日本人としてのアイデンティ
ティに拘りを持っている。また本田選手も同様な思いである」というよう
なことも書いていました。卓越した力を出すためには心のヨリドコロとな
るようなものが必要だと改めて感じました。

五十鈴中央も最近、海外との接点が増えています。4月は大和に中国湖北
省金属流通協会様から50名程の見学者、富士には東風日産様からの見学、
今月は富士に中国五礦集団様から経営層の見学、そして上海嘉日様や天津
日嘉様の留学生を招いたGPSの開催となっています。

特に五礦集団様には自動化設備やATOMなどの個別を見てもらうのでは
なく、社員の意識やお客さまとの活動を含めた全体の繋がり、連動性を見
てもらえるようにプロモーションを行いました。また、今回の見学会は有
料とさせていただいたことで、見る側も見せる側もより自覚や目標観を持
った内容となったと思います。見学後に行なったi-Padによるアンケ
ートでも五十鈴の人財育成などに興味が集中しているようでした。

今後もさらにグローバルの観点での取り組み、サービスセンターに向け卓
越した力を発揮しなければいけない場面などが増えてくると思います。現
在CIミーティングを各拠点(SC)で行っていますが、私たちも五十鈴
の社員としてのアイデンティティを明確に持って取り組んでいかなければ
いけないと思います。


*━■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【ITCの現場から】_川合社長

      ――― Global Professional School ―――
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この6月18日から、中国のサービスセンターの社員に対し、五十鈴のマ
ネジメントや操業、風土・規範などを実際の工場で体感してもらいながら
勉強する体感教育プログラムのGPS(Global Professional School)に、
中国のサービスセンターの中国人社員5名の方が来日されています。

日本語は全く出来ない中国人の方々であり、身振り手振りで多少のことは
わかっても、詳細はやはり通訳を介さないと意思疎通はなかなか出来ませ
ん。通訳の方を一日中張り付ける訳にもいかず、必要に応じて弊社の中国
語対応社員が電話等で対応するようにしています。

このGPSは複数人での来日型研修となっているため、各人がその日一日
を通して感じたことや疑問に思ったことなどをその日の終了時に「ワイガ
ヤ」と称して話し合いを行い、疑問点の解消や他者の気付きを共有して各
参加者の参考にしてもらうようにしています。

20日の夕方には私も現場に行き、工場内での研修生の状況や「ワイガヤ」
の状況を視察してきました。現場に入っての実習は20日からだったため、
現場初日ということもあり、色々と気付いたことをたくさんメモしていた
り、筆談で五十鈴社員と研修生がコミュニケーションを取っていたりと、
活発な実習の様子が伺えました。

一日の現場業務が終了し、いよいよ「ワイガヤ」のスタートです。ITC
の中国語担当の古川職員は本社(東京)勤務のため、今年はi-Padを
購入し「ワイガヤ」をi-Padのスカイプという機能(テレビ電話みた
いなもの)を使い、中国人の方の疑問点や気付きの通訳をしたり、五十鈴
からの伝達事項や注意点を通訳するようにしました。

映像も良く写り、音声もリアルタイムで聞こえるため、ほとんど違和感な
く各自の表情なども見ながら会話が出来るようになっています。スカイプ
初日で通信は出来たのですが、工場側からの音声が古川職員のいる本社に
入らないようで、途中から電話中継も交えての「ワイガヤ」となりました。

工場側は古川職員の表情や音声が普通に見聞き出来るので、全く違和感が
ないのですが、古川職員の方は電話の受話器を持っている人の声しか聞こ
えないため、工場側の反応がわからず、自分の話していることがきちんと
伝わっているのかという不安が大きかったようです。

工場実習での「ワイガヤ」も研修生が要領を得ないところや遠慮している
感じがあり、活性化された状態にはなっていませんでしたが、雰囲気を和
ませるような会話や質問を現場社員の方からすることで、緊張感も和らぎ
研修生の安心感も増していっている様子でした。

初めての外国で言葉も通じず、その中で現場作業を見ながら色々なことを
感じ取るという難しさもある中、各自の会社の期待に応えようと学ぶ姿勢
はいつもながら我々も見習うべきところが多々あると感じます。より早い
期間でより多くの学びをしてもらえるプログラムに進化させていけるよう
に、現場との協創で進めていきたいと思います。


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 ◇◇◇NEW!今週の五十鈴グループホームページ更新情報◇◇◇ 
―――――――――――――――――――――――――――――――― 
今週、新たに五十鈴グループホームページに掲載しましたニュース記事 
は以下の内容です。ぜひご確認ください。 

◆ニュースリリース 
2012.6.21 「五十鈴グループ社員総会ダイジェスト」更新
            →http://www.isz.co.jp/company/ideamanagement01.html

2012.6.21   全員参画型社内報制作ドキュメント
      「社内報[in]制作の現場」更新 
            →http://www.isz.co.jp/company/ideamanagement02.html

2012.6.22   サンデンさまのグループ報
       「サンデングループ報サンデンプラザ第370号」に、
            五十鈴グループの理念活動について掲載されました
            →http://www.isz.co.jp/news/2012/0622_000123.html

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┃ たとえば「〇〇さんにコレについて書いて欲しい!」などの
┃ リクエスト、その他何でも言いたいコトはこちらへ!
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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.471〕は、2012年7月5日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

今回よりこのメルマガの担当として新しく加わりました、アイ・コミュ
ニケーションズの渡邉健です。今後ともよろしくお願い致します。
最近は梅雨の晴れ間で過ごしやすい気候になっていますね。本来、旧暦
の五月晴れというのが今の梅雨の間の晴れ間のことを指すそうです。人
の気分は天候によっても左右されますから、その人なりの気分をコント
ロールする方法があるはずです。自分なりの雨の日の過ごし方をいろい
ろな人に尋ねてみるのも面白いかもしれませんね。

                      (編集室/渡邉 健)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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