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五十鈴メールマガジン〔No.786〕老舗のおでん屋
配信日時:2018/12/13 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2018.12.13発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.786≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

          今週は寒い日が続いています。

          急激な寒暖差に負けないよう

          毎日の食事や睡眠、体力づくり、

     そして天候にふさわしい服装で過ごしたいものですね。

            風邪やインフルエンザの

      標的にならないように気を付けていきましょう。

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☆No.786 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_老舗のおでん屋
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_習慣力(山田専務)
┃
┃【アイ・ティー・シーの現場から】
┃ ■_次期中期に向けて(川合社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

         ――― 老舗のおでん屋 ―――
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鈴木貴士です。

またまた、食べ物の話で恐縮ですが、今年の冬は木枯らし一号も吹かな
いでなんとなく来てしまいましたが、さすがにこのところ寒くなってき
ました。

夏は暑く冬は寒いという方がわかりやすく景気にも良いと思うのですが、
寒くなってきたところで娘が久しぶりにおでんを食べたいと言い出しま
した。以前はよく行っていたのですが、最近はなぜか行かなくなってい
たのですね。

行きつけの銀座の老舗のおでん屋は美味しいのですが、値段が高い、そ
して我が家は全員大量にお酒を飲むので、帰りはタクシーということに
なり、ちょっと出費がかさむということで遠のいていたのですね。

でも何と言っても、おでんというのはコンビニであれだけ安く売られて
いるモノが、いくら老舗とはいえ、ちょっとねぇと思う値段がネックに
なっていたのだと思います。

しかしその店はあの暑い夏でも年中無休でやっているわけですから、必
然的に価格が高くなるのは当然かもしれません。数年ぶりに行ってみる
と、メンバーも変わっていて、引退したり、独立したりということでし
たが、味はそのまま関西風の良い出汁は変わりませんでした。

完全にアナログのままで、注文はお客の言ったおでんのネタを紙に書き、
飲み物は「はい! 生いっちょう!」と声で指示しています。この光景
はまったく昔と変わりません。

5時ごろ行ったのですが、5時半には満席になり、その後の回転はおで
んだけに早く効率よく、お客が次々に来るといった感じでした。やはり
店は賑わっていた方がこちらも元気が出る感じがします。

以前店を仕切っていたベテランが引退して若手が後を継いでいますが、
おでんを作ったり、その他の料理をしているのはベテランの職人でした。

この店はおでんだけでなく、刺身やつまみ系の料理が数多いので、酒飲
みにはたまりません。そして熱燗は錫のやかんからコップになみなみと
注いで、下の受け皿にそれがこぼれると、酒飲みはそれが嬉しいのです。
当然口をコップに持っていき、少し飲んでスペースを空け、そこに受け
皿に溢れた酒を注ぎ足すという行為も含めて楽しいのです。

そして、なぜかあまり酔っ払わないのです。ですから当然、何杯も飲ん
でしまうのですね。そうすると口が甘ったるくなる。そこでどうするか。
周りの常連のお客を見ていると、塩辛系のものを摘まんだり、ビールを
チェイサーにしたり、冷酒に切り替えたり、そういうことを観察するの
もこの店の楽しいところです。

老若男女、さまざまな人が来ますが、それぞれの楽しみ方で、もちろん
家族連れも来ています。あれだけ賑わっていると、カウンターの向こう
にいる職人にも注文以外は仕事の邪魔になる気がして話ができないのは
残念ですね。

そして配膳する女性たちも必然的にきびきびと動かざるを得ません。オ
ープンキッチンなので、洗い物から仕入れからビール等の飲み物まで、
すべてどこでどうなっているかわかるので、そういうことも含めてお客
は安心できるのです。

これだけ混んで、これだけ一生懸命動いて、こうなっているのだから、
ある程度デリバリーが遅くとも仕方がないと納得してしまうのです。継
続は力なりと言いますが、老舗の店はそれを説明しなくても、常連の客
でなくてもよくわかります。しっかりした味と変わらぬシステム、バッ
クヤードも含めて全員日本人というのも今では珍しいかもしれません。


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【執行役員が伝えたいこと】_山田専務

           ――― 習慣力 ―――
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今年一年の最終月12月に入り、いろいろとあわただしい日々が続いて
います。

会社の年度末は3月末ですが、12月は今年の元旦に考えた「一年の計」
を個人的に振り返る大事なタイミングです。

ちゃんと目標が達成でき、有意義な一年になりそうと自分自身の成長に
満足できる人と、三日坊主に終わり目標達成ができず自己成長に不満を
感じている人、また外部環境に大きく左右され達成度に大きな差が出る
ケースはあるとは思いますが、それぞれ「習慣力」の個人差が大きく影
響していると思います。

そもそも「習慣」というものは、小さな行動の積み重ねによって成り立
つものというのは知っていますが、一つひとつは些細なことなのですぐ
にはメリット・デメリットが明確に現れず、やり忘れても、まあいいか、
となってしまいがちです(私自身に自戒の念を込めて)

TVCMでお馴染みの「ライザップ」で考えると、あれは盤石なフォロ
ー体制というか、過酷なほどの「強制」体制ができているからだと聞き
ます。先方から終始どうですかとメールが来る。四六時中「見られてい
る」「監視されている」という気分になるそうです。

でも、それくらいの強制力がないと普通の人はなかなか続かない。逆に
「習慣力」のある人は外から強制されなくても自分に対する「強制力」
を持っている人なのでしょう。

「習慣力」の観点で身近な周囲を見ても、例えばライザップとは関係な
くダイエットで日々の運動を習慣化し成功している人を見ても、日々の
振り返りと反省をちゃんと行っていることがわかります。

これはビジネスの世界でも同じで、「成功したときもその理由の振り返
りは必要」であることを我々は学んでいます。

そして、振り返りを踏まえ次の行動を積極思考で考え行動することが大
切になります。

習慣というと行動が中心なのですが、実は考え方にも人によって癖とい
うか傾向があり、積極的な側面に目を向け肯定的にとらえる習慣の人と、
何を見てもすぐ消極的な側面に目が行き、否定的にとらえる習慣の人が
います。

もちろん、積極的な人が成功するのは当然だと思います。やらない理由
よりやる理由を考えること、人の良いところに目を向けることが大事で
あることは当然です。

日々我々はIOC活動でも、いろいろなチャレンジ行動をとり、お客さ
まからの期待値の変化を中心に外部認知の変化を実感することもできて
います。

各チャレンジ項目を定期的にちゃんと振り返り、自身の狙いとのマッチ
ング度合いと同時に、相手にとっての価値向上度合を確認する必要があ
ります。そして周囲からの強制ではなく、自身の積極的な「習慣力」で
チャレンジ項目の進化を来年につなげたいものです。


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【アイ・ティー・シーの現場から】_川合社長

        ――― 次期中期に向けて ―――
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12月に入り、第一週目は気温も高く、コートの必要がない日が続きま
したが、第二週目に入り、本格的な冬の気温となり、コートが必要な寒
さとなってきました。インフルエンザの予防も含め、急激な気温の変化
で体調を崩さないように注意しましょう。

生産部門の改善には三現主義(現場、現物、現実)が大事といわれ、全
くその通りで重要な要素でありますが、ITCではITツール等を活用
し、その現場に出向かずに遠隔での支援で生産部門の改善を推進してい
くモデルを作っています。移動時間を掛けず、移動に要する経費も掛け
ず、お客さまがより安価で効果を出せるようにとの考えからです。

ネットを活用したTV会議や工場内のカメラを活用したモニタリングに
よるアドバイス、Just Time Naviという工場運営のナビ
ゲーションによる支援を中心に、工場運営管理全般の改善支援から安全
中心の改善支援、生産性改善中心の支援と、お客さまのご要望に合わせ
た「現場には行かない遠隔での支援」を多く展開しています。

必要に応じて工場訪問し、Face to Faceで会話したり、カ
メラモニタリングではわからない工場内の詳細実態を確認したりするこ
とも実施しますが、大部分は遠隔での支援で良い成果が得られており、
先日も生産性を中心に支援させていただいている工場設備の生産性が向
上し、自分のことのようにうれしい気持ちになりました。

話は変わりますが、ITCでは次期中期を見据え、最新の世の中のトレ
ンドやサービス、新技術など、全社員が自分でテーマを決めてリサーチ
し、皆に披露するという新しい取り組みを実施しています。

仕事に直結するような内容から、直接的には関係しないような未来の世
の中の変化を読むようなことまで、いろいろなテーマでリサーチしてい
ます。

10月と11月にリサーチ結果を披露する発表会なるものを順次実施し
ているのですが、ドローンの現状と未来についてや、家電の進化の状況
と今後の動向など、聞いていて非常に面白く興味を持たされる内容で、
ワイワイ言いながら楽しんで聞いています。

また、それらの発表される情報から我々の仕事にこんな風に活かせるの
ではないか、今の我々のコンサルティングがこんな風に変わるといいね、
といった次期中期の開発テーマに結びついていくようなイメージの広が
りも出てきています。

今後もトレンドや新技術調査・発表を継続し、現在展開している遠隔支
援のモデルや、今年度開発している生産性診断システムを活用した生産
性改善モデルなどを融合した、新しいバリューサービスの開発につなが
るように、次期中期もNewテクノロジーを探求し続けていきたいと思
います。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.787〕は、2018年12月20日に配信
 いたします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

毎年12月は、クリスマスを目前にした店づくりや街並みの風景、電飾
の夜景、流れてくる音楽など一年中でも気分を楽しませる最高の時期で
はないでしょうか。
しかし皮肉なことに年末ということで、仕事上はなにかと忙しく、クリ
スマスを楽しむどころではないのが現実かもしれません。
12月も半ばになり、残り2週間ほどで年末年始に突入していきます。
2018年の残りの貴重な日々を大切にしながら、真剣に、楽しみなが
ら過ごしていきたいものですね。
                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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