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五十鈴メールマガジン〔No.472〕料理の鉄人
配信日時:2013/09/27 10:25
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2012.07.12発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.472≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆□◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆□◆
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        無駄のない連携プレーとは、必ずしも

        スポーツの世界だけではありませんね。

      私たちが日常の中で接している身近な空間でも

        真のプロフェッショナルの仕事によって

     素晴らしい職場の規範や風土が形成されるようです。

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☆No.472 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_料理の鉄人
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_あきらめない(大黒専務)
┃
┃【五十鈴オートの現場から】
┃ ■_環境にやさしい(深井社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

         ――― 料理の鉄人 ―――
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鈴木貴士です。

昔、フジテレビで架空の団体「美食アカデミー」の主宰(鹿賀丈史)が、
美味しい料理を食べるために、アカデミー所属の料理の鉄人と挑戦者を
キッチンスタジアムで戦わせるという番組がありました。

現在はなんとアメリカでリメイクされ、人気番組になっているようです。
何故私が、この古いテレビ番組を思い出したかといえば、最近、私が気
に入っている鉄板焼きのお店のご主人があまりに見事なので、これって
何かに似ているな、と思い出したのが「料理の鉄人」だったのです。

限られた時間・空間の中で、旨いものをつくるという設定は同じなので
すが、客の私を挑戦者と思っているようなふしがあるので、そう思った
わけなのです。

要するに、客との真剣勝負で、「どうだ!」という感じで料理が出てく
るのです。魔女が故原田芳雄さんに紹介してもらったお店なのですが、
原田さんは外食をあまりお好きではなかったのですが、この店は贔屓に
していたようです。

場所は世田谷観音近くの小さい商店街の中の隠れ家のような場所にあり、
1階のカウンター席10席、2階のテーブル席15席ぐらいで、土日は
3回転するくらい人気があります。

ともかくメニューの種類が多く、何でもできるといってもいいでしょう。
50種類はあると思いますが、さらに、頼めばなんでもつくってくれる
という感じがあります。

ご主人が一人で鉄板を操るのですが、それを支えるスタッフは厨房3人、
フロアー2人ですが、その動きはそれは見事なものです。それを観てい
るだけで、いつも私は満足するのです。

「全く無駄がない」「全員が止まっている瞬間がない」。ともかく信じ
られないようなお店なのです。私の好きな「過不足のない状態」がずう
っと続いていき、ご機嫌になるのです。

一応メニューを紹介すると、取り敢えず、鉄板焼き屋のメニューはすべ
てあります。それは置いといて、その日仕入れた新鮮な刺身が選べます。
フォアグラ大根とか、しいたけの肉詰めとか美味しそうなツマミ的な特
別メニューが10種類以上はあります。

前回行った時、しいたけが目の前で売り切れになったので、すかさず頼
むと、その間、他のお客さまの料理もつくりながら進めていくわけです
が、何人分もの料理を同時並行的につくるので、最後に盛り付けられる
まで、何の料理か分からない時が多々あります。

今回も美味しそうな卵の黄身がスタンドの中に置かれているので、あれ
は何に使うのかな? と思っていると、目の前に美味しそうなデミグラ
スソースのようなものつくられ、涎がたれそうになった瞬間、しいたけ
の肉詰めにそれがかけられ、その上に例の黄身が乗せられました。

そして、私の目の前に「どうだ!」という感じで出てきたのです。明ら
かに、私のためにアレンジした味付けなのですね。2階とカウンターで
20人ぐらいの人間の料理が同時につくられていく様は本当に凄いもの
です。

私の目の前では、釜飯が鉄板に乗せられているのですが、仕掛が完璧で、
すべて受注生産です。ご飯モノだけでも、カレーはもちろん、ガーリッ
クライス等もありますが、すべて工夫され「どうだ!」というものばか
りです。

完全な先入れ先出しシステムで、一つ料理が上がると「ありがとうござ
います!」とスタッフがご主人に言って、お客さまに運んでいくのです。
ご主人は寡黙で必要以上のことは話しません。

しかし五感はいつも働いていて、客の好みを把握しているのです。私は
すべてのメニューを食べてみようと思っているのですが、毎週行っても、
何年もかかってしまいそうです。

価格もリーズナブルで、お酒も持込料金を払えば持ち込めるので、酒飲
みの私にとってもありがたいお店です。一人の真剣な仕事ぶりが伝播し、
店全体に伝わっていくのが本当に良く分かりました。


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【執行役員が伝えたいこと】_大黒専務

         ――― あきらめない ―――
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7月も半ばになり、そろそろ梅雨明けとともに暑い夏がやってきます。

昨年は関東地区の電力不足で、当社の大切なお客さまの業界全体が輪番
操業の実施で節電対応をとられたことにより、五十鈴グループでも土日
稼動を行い変則的な稼動となりました。

今年も関西地区など電力の余力は厳しいものの、節電の工夫と原発の再
稼動で何とか計画停電は避けられそうな見通しです。あまり暑くなり過
ぎない夏になるように願っています。

今年も半年が終わり、営業年度としても1/四期が終わりました。自動
車の補助金の終了等、先行き不透明な要素はいろいろありますが、今の
ところは順調な推移だと思います。

足元の課題や活動も大切にしながら、長期的に企業価値を高めるための
活動を大切にして取り組んでもらいたいと思います。

また、グローバルな取り組みも積極的に行いながら、併せて海外部品に
負けない、大切な国内でのお客さまの製造業の競争力強化に向けた貢献
活動を安易に「あきらめず」に、流通として大切に取り組みたいと思っ
ています。

話は変わりますが加齢と腰痛の持病のせいもあり、ゴルフの飛距離が全
然飛ばなくなり、それに比例しスコアーも悪くなる一方です。

昔、五十鈴のゴルフ仲間の一人がアイアンセットをキャロウェイのホー
クアイに変えたら急にハーフ30台が出るようになったと話したら、周
りの人間がみんな同じクラブに変わり、本当に30台のプレーヤーが数
多く発生したことがありました。

チョコレートを取られっぱなしで癪にさわってしょうがないので、この
度ドライバーを変えてみました。

先日、お客さまのゴルフコンペに参加したのですが、自分のパーティー
のカートに乗っているキャディバッグを見たら、4人全員が同じドライ
バークラブでした。

道具に安易に頼りたくなる気持ちは、ゴルファー共通の心理なのですが、
あるレッスンプロのゴルフ上達の秘訣によると、

①ワンポイントレッスンからカリキュラムレッスン
②学び続けられる環境をつくる
③一人の先生をもつ

と説いています。

ゴルフも仕事も基本のやり方や考え方は同じですね。何でも良いから、
飛距離を伸ばしたい。できれば楽して。「あきらめない」


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【五十鈴オートの現場から】_深井社長

        ――― 環境にやさしい ―――
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皆様、いかがお過ごしでしょうか。最近は、めっきり初夏の様相で季節
が夏であると感じさせる気候となりました。

今年の夏は、電力需要と供給のバランスから各地で節電を求める声が大
きくなりつつあります。また、関東では電力料値上げが予定され、企業
にとっても、家庭にとっても財布に痛い話が多く出てきています。

そんな中、先日オートは「環境にやさしい整備工場」の認証を取得しま
した。現在、ロジスティクス部門ではワーレックスがグリーン経営を取
得し、部門全体で環境貢献企業をめざしています。

そのような部門の方向性からオートも環境貢献に舵を取り、注力してい
る次第です。

さて、車の整備業界は基本的には3Rを担う大きな存在でもあります。
特にリデュース(オイル、バッテリー等の再資源化)、リユース(車両
部品の再生、転用)、リサイクル(車のリサイクルへの積極的な取り組
み)などが挙げられます。

これらの取り組みは車両面に関し、従来から車両整備業界がその中心的
役割を担ってきました。しかしながら、一部の整備工場での不法投棄、
環境汚染が存在したことも事実でありました。

このような状況下で、平成14年度より国土交通省が中核となり「環境
にやさしい整備工場」の表彰、認証制度がスタートしました。

具体的にどのようなことをするのかと言うと、廃棄物管理体制、資源管
理、フロン回収管理から、リサイクル活用度合い、再資源化への取り組
み状況などが求められ、現在、全国で展開されています。

また、今後3年間の活動・成果により省での認定工場へ審査される形に
なっています。

このように従来の地域貢献から、より枠を広げ企業としての貢献領域の
拡大に努めるとともに、今後、オートもワーレックスとともに社会・業
界への機能、貢献領域を広め、よりワイドな部門・企業へと成長してい
きます。


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 ◇◇◇NEW!今週の五十鈴グループホームページ更新情報◇◇◇ 
―――――――――――――――――――――――――――――――― 
今週、新たに五十鈴グループホームページに掲載しましたニュース記事 
は以下の内容です。ぜひご確認ください。 

◆ニュースリリース 
2012.7.12  岐阜サービスセンターに
            Mahindra Intertrade Limited さまが来社
            →http://www.isz.co.jp/news/2012/0712_000125.html

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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.473〕は、2012年7月19日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

お客さまが来られる職場(空間)で、そのサービスだけでなくどれだけ
無駄なく、機能的に息の合った連携プレーができているかをお客さまに
魅せることも、価値を感じていただくためには大切なことの一つです。
レストランや衣料品店などは勿論のこと、一般的な事務所でもお客さま
を通す場所はすべて“魅せる職場”にしたいものですね。そうすること
で、お客さまからより関心を寄せてもらえることでしょう。そういう大
切な瞬間をいつでも魅せられるように、普段から自分たちのあり方を共
有して、互いに指摘し合い、より良くすることが大事なのではないかと
思います。
                      (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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