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五十鈴メールマガジン〔No.795〕コケにされる
配信日時:2019/02/28 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2019.02.28発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.795≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

          2月も本日で最終日となり、

         明日からは早くも年度の最終月です。

        今年度のふりかえりをしっかりと行い

     残りの1ヵ月という時間を充実させていきましょう。

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☆No.795 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_コケにされる
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_サクセス・ロード(鈴木副社長)
┃
┃【アイ・ティー・シーの現場から】
┃ ■_次期中期に向けて2(川合社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

          ――― コケにされる ―――
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鈴木貴士です。

最近の日本を取り巻く情勢を見ていると、外国からコケにされていると
思わざるを得ません。コケとは虚仮と書くのですね。仏教用語らしいの
ですが、真実でないこと、外面と内面が一致しないことと言われていま
すが、思慮の浅いこと、愚かなことと辞書には書かれています。

しかし一般的にはバカにされているというときに使いますね。今行われ
ている米朝のトップ会談でベトナム入りする、北朝鮮の金正恩委員長は
まるで英雄のような扱いですが、日本の拉致家族の人たちはどのような
感覚で見ているのでしょうか。

一方、トランプ大統領は安倍さんとの関係も良く、安倍さんがトランプ
大統領をノーベル平和賞に推薦したなどという記事もありますが、本当
でしょうかね。こちらもしっかりしなければ日米のTAGという名前が
変わったFTA交渉でコケにされるのではないかと心配ですし、ロシア
のプーチン大統領との交渉でも北方領土の問題は棚上げされそうな気配
が平和友好条約という名目でしてくるのです。

そして韓国の文在寅大統領は、これでもかこれでもかとさまざまなこと
で日本を貶めています。コケにされるというのは本当にこういうことで、
舐められているのですね。

昔から日本は国際関係やプロパガンダには鷹揚で、その代表が幣原外交
という有名な戦争期の武力を用いない協調外交があります。その結果、
日本は逆に不信感を持たれ、対英米友好の機会を逸したと言われていま
す。

蒋介石などはプロパガンダだけで日中戦争を戦っていたような人で、本
当にしたたかでしたね。日本は田中義一内閣の時に、国際的な怪文書が
飛び、日本が世界制覇を狙っているような内容でしたが、あまりに荒唐
無稽なので無視していたら、それを東京裁判でも取り上げられたりしま
した。

違うものは違う、嘘のものは嘘とハッキリ言わないと、嘘でも何回も言
われると本当になってしまうというのは、さまざまな歴史上の事件を見
ても言えることです。

日本人は本当に人が良い、そして世界の人はみんな良い人で協調してい
かなくてはならないと思い込んでいます。今の日本国憲法の前文でもそ
う書かれていますね。

でも実際国際関係はそんなに甘いものではありません。弱みを見せれば
すぐに付け込んでくるし、甘い顔をすればコケにしてくるのです。

紳士協定なるものはほとんど存在しません。世界は力学で動くというこ
とを認識しなければ、平和主義を尊ぶためにも軍隊が必要なように、私
が学生の頃に左派の人たちが主張した、非武装中立等という政策は夢の
また夢です。

永世中立国のスイスをすぐに引き合いに出しますが、スイスは重武装中
立の国で徴兵制があります。今、沖縄の米国の基地問題で辺野古の移転
で揉めていますが、アメリカの軍隊に守られているようでは本当の基地
問題の解決にはなりません。

普天間だろうが辺野古だろうが米軍基地があることが問題なのです。で
は、アメリカが出ていったらどうなるのか、それは無理だとみんな思っ
ていますね。日本の安全保障を真剣に考えないでアメリカに防衛をすべ
て依存するからそういうことになるのです。

日米安保条約、地位協定の見直しや日米同盟、安全保障の問題を本質的
に議論しないから各方面からコケにされているのです。すべてがお花畑
な平和主義で現実を直視しないと、最後は国民からも政治がコケにされ
てしまうと思うのです。


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【執行役員が伝えたいこと】_鈴木副社長

        ――― サクセス・ロード ―――
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この日曜日で、下期IOC発表会が終了しました。みなさん、お疲れさ
までした。

2017-18年度中期の締めくくりの発表として、成長、進化を感じ
る内容がたくさんありました。

中期定性目標に「VCアイデンティティーの創造」を掲げましたが、V
Cアイデンティティーが組織全体に根付いていることがよくわかりまし
た。

五十鈴本来のアイデンティティーとともに、バリューセンターとして学
習とコミュニケーションを価値づくりに向ける。自前、自力に拘らず、
新しい知力と創発する姿勢、考え方、行動。先見・先進性がアイデンテ
ィティーとしてあふれ、マーケットへの貢献や社会貢献も視野に入れて
いることを感じました。

「魅せる未来協創企業」を目指すなかで、私たちのWillは大きな広
がりを見せています。ビジネス・パートナーさんとも、たくさんコミュ
ニケーションがとれ、その欲求、希望の多さに驚きます。

しかしその欲求だけで行動すれば能力不足による失敗を招き、能力のみ
で判断すれば行動を起こせずタイミングを逸し、これも失敗に通じます。

中長期的な目標の実現には自分たちの能力の限界を把握し、その実現に
時間をかけることをいとわない、時間がかかることを恐れないことです。
成果が出ないことに焦らないことです。

「CASE」をキーワードとしたモビリティの進化、デジタル・テクノ
ロジー革命、ビッグデータ争奪戦、働き方改革・・・大変革のシーンが
次々に現れます。時間をかけてでも能力を創発させ、世のWillに応
えていくことが、魅せる未来協創につながります。

現状、販売量はリーマン・ショック前の状況には及びませんが、利益は
リーマン前を上回っています。リーマン以来、加工利益から付加価値へ
と発想転換し、バリューセンター構想のもと、業態の変化と収益体質の
変革を図ってきています。

五十鈴のブランドイメージも確実に変わっています。目指すバリューセ
ンターとして、業界の垣根を越え、超常識のプロセス、テクノロジーの
新最適を探求しながら、イノベーション・バリューを創りあげ、ソーシ
ャルWill実現にまい進することが、私たちのサクセス・ロードとな
ります。まだまだ、これからが未来です。


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【アイ・ティー・シーの現場から】_川合社長

       ――― 次期中期に向けて2 ―――
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先週は五十鈴グループのIOC発表会が行われました。発表各チーム、
発表者の皆さん、お疲れさまでした。

いろいろな事業への拡大の可能性が見える発表が多く、GVCに近づい
ているという実感が持てる良い発表会ではなかったかと感じました。

ITCは「グローバルイノベーション企業」を目指し、本中期の2年間
でグローバルに通用するモデルの拡大(リモート支援モデル、トラック
待機時間削減モデル、生産性診断システムの開発等)やお客さまの成果
を増幅させるSLの拡大を図ることができてきました。

そのようななかでGVCを目指す五十鈴グループの一員として、バリュ
ーセンターとしてのITCとはどうあるべきか、というのを考えながら
「VCテクニカルセンターの追求」という基本方針を掲げ、今年一年を
過ごしてきました。

我々は「リアルテクノロジー コラボセンター」というブランドコンセ
プトのもと、「約束・保証」「自ら動く現場創り」「グローバル対応テ
クノロジー」という3つのブランドを魅せる要素を意識してサービス展
開してきています。

そこに2018年度下期から「研究開発」という魅せる要素を追加し、
新たなテクノロジー開発や新たな事業展開に結びつけていくということ
も意識して取り組み始め、グループ各社の新しい事業化への牽引や協創、
支援をしています。

しかしこれだけでVCテクニカルセンターなのかという訳でもなく、も
っと事業の領域を広げていける力を付けないといけないと思っています。
我々は鋼材を扱う工場でのソリューションに強みを持っていますが、工
場運営に関わる5S、安全、品質、生産性、設備等々の基本的な物の見
方、考え方は変わりません。

今まで築き上げてきたSLモデルをさらに磨き上げ、どこの業界、工場
でも通用するように汎用化させていき、コイルセンター業界以外への拡
大を図っていきたいと考えています。

また2019年度も基本方針を「VCテクニカルセンターの追求」とし、
ブランドコンセプトの魅せる要素の一つでもある「自ら動く現場創り」
ができる会社として、お客さま自身が自ら変革を起こして推進できるよ
うに支援する力をつけていきます。

次期中期は「新価テクノロジーとグローバル展開モデルを創造し、Wi
llマーケットの拡大を図る」というテーマを掲げ、バリューセンター
としてのテクニカルセンター機能を発揮できるような変革を進めていき
たいと思います。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.796〕は、2019年3月7日に配信いた
 します。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

明日から早くも3月が始まり、残りの1ヵ月をどのように過ごすかで、
1ヵ月後にスタートする新年度のスタートダッシュにも影響してくると
思われます。まだ今年度のふりかえりが済んでいなければまずはしっか
りと行い、そして新年度に向け新入社員等新しい人を迎え入れる体制づ
くりもはじめなければなりません。社員全員で協力し合いながら行って
いくことが求められるのではないでしょうか。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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