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五十鈴メールマガジン〔No.808〕拠点社員総会で何を語っているか
配信日時:2019/06/06 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2019.06.06発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.808≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
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           今週は週末から天気が崩れ

      関東も梅雨入りするのではないかとの予報です。

     来週末は五十鈴グループの社員総会が開催されます。

        今年も社員全員参画で総会を盛り上げ

     どんよりとした曇り空を吹き飛ばしていきましょう。

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☆No.808 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_拠点社員総会で何を語っているか
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_粘り強く一歩一歩目標に向けて(黒田常務)
┃
┃【ベル・インフォ・テックの現場から】
┃ ■_セキュリティ(山室社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

     ――― 拠点社員総会で何を語っているか ―――
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鈴木貴士です。

今年も総会の季節がやってきて、五十鈴グループでは6月15日のグル
ープ社員総会に先立ち拠点の社員総会が行われています。ロジスティク
ス部門を皮切りに、スチールサービス部門の3拠点、ソリューション部
門、五十鈴建設と6ヵ所で「代表講話」をするのですが、話の内容はほ
とんど同じです。

しかし相手によって導入部は異なります。各拠点も流れは一緒ですが、
それぞれの個性を出してくるので、その重なりとズレが面白いです。

私の講話の基本的な流れは、

1.2018年度の振り返り
2.2019年度五十鈴グループの方向性~スマートイノベーションを
  考える

ということですが、いつもメインは歴史の話に引っ掛けて語ってきまし
た。2017年は「『We are VC』を明治維新から考える」、
2018年は「日露戦争に見る、『BIG SHIFT』」とこんな感
じです。

続き物のようになっているので、今年は「坂の上の雲」の後の大正時代
の話になると思わせておいて、逆に戦国時代、中世に遡りました。

徳富蘇峰という大学者は日本の大学者で文久3年から戦後まで生きた人
物ですが、「自分は明治の世に生きた。明治ほどすばらしい時代が世界
にあったろうか。明治のことを考えると血湧き肉躍る。自分は明治天皇
一代史を書きたい」と考えましたが、明治天皇を書くには孝明天皇の時
代を書かなければならず、それには幕末のことを書かねばならない、と
いうように遡っていき、織田信長から書き始めました。

信長の歴史的役割が中世日本に締めくくりをつけ、近世日本を押し開い
たと彼は認識したのです。それが「近世日本国民史」で、信長から明治
に到達するまで50巻を費やしました。明治に入ってからさらに50巻
を書きましたが、残念ながら西南戦争で終わっています。

蘇峰が感じたように、信長によってそれまでとは全く違う日本の世界が
現れたのは事実だと思います。宗教的権威がなくなったのが近世の一つ
の特徴ですが、信長の比叡山の焼き討ちがそれにあたります。

鉄砲が出てくるのも中世と近世の違いですが、これも信長が鉄砲を使い
こなしたことで、それまでの戦の生態系を変えていると思います。他の
ことでも、新しいことを次から次に考えだし、「スマートイノベーショ
ン」を起こしているのです。

ということで、「『スマートイノベーション』の視点から歴史を学ぶ」、
「織田信長と豊臣秀吉の『生き筋』」について語りました。豊臣秀吉は
「太閤記」でよく知られていますが、織田信長も「信長公記」(しんち
ょうこうき)という、彼の親衛隊だった太田牛一が書いたものが残され
ているので、その小さいときから死ぬところまでをそば近くに仕えてい
たので詳しく知ることができます。

やはり信長のイノベーションのスタートは「桶狭間の戦い」で大大名の
今川義元に対し、20分の1の兵力で勝つというところから始まります。
その「生き筋」は当時の街道は狭く、大軍でも紐状になって進軍してく
るので、義元がいるところだけを横から攻めたらチャンスが生まれるか
もしれないということで、その戦う場所を桶狭間山に選定し野武士らを
使って義元がいつ桶狭間に到達するかという情報戦に持っていったとこ
ろです。

そして、勝利してからの論功行賞での人物評価の物差しの斬新さや、城
に対する考え方、楽市楽座での経済の発展の仕方等、まさにスマートイ
ノベーションを次々起こしていきます。

後を継いだ秀吉は信長や周りの家臣をどう納得させるか、徳川家康に対
しどうしたら有利な関係を作りだせるか、人間関係作りの巧さで、こち
らもスマートイノベーションを別の見方で感じ取れます。講談まがいの
講話でしたが、私も楽しく話すことができています。


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【執行役員が伝えたいこと】_黒田常務

     ――― 粘り強く一歩一歩目標に向けて ―――
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本格的な夏はまだまだ先のことだと思いますが、すでに5月の中旬頃か
ら真夏日や猛暑日などということで、季節外れの暑さが襲ってきており
ます。

まだ体も暑さに慣れていないこともあり、熱中症に対する準備が万全で
ないように思われます。みなさんも仕事中に限らず、日頃からこまめな
水分補給など体調管理には十分注意するようにお願いします。

またも山中湖ロードレースの話題で恐縮ですが、今年もその暑い5月の
日曜日に山中湖を走ってきました。当日は東京では30度を超える真夏
日となり全国各地でも5月の過去最高気温が観測されるほどの暑さでし
た。さすがに山中湖では30度は超えてなかったと思いますが、日差し
は強く、湖面には富士山がきれいに映る快晴の夏を思わせる気候でした。

この暑いのに企業の宣伝目的の仮装姿の人たちや「××走ろう会」など
と統一ユニフォームの人たちなど、思い思いのスタイルで参加しており、
今回は約1万3千人の参加人数だったそうです。私たちも富士SCのほ
ぼ寝巻き姿のBL、格好だけは一流ランナーのOLをはじめ、初参加の
女子社員1名を含め6名で参加しました。

そして走る距離は湖一周の13.6kmとハーフの21.1kmの2種
目があるのですが、私は当然距離の短い湖一周にエントリーしましたが、
なんと初参加の女子社員はハーフにエントリーしていました。実はエン
トリーした時にはすでにハーフの枠しか空いていなかったようです。

なにはともあれ、絶対に無理して走らない安全第一で行くように申し合
わせましたが、スタート地点でも日本陸連理事のあの瀬古利彦さんがマ
イクパフォーマンスで平年より暑いこと、無理をしないようにと注意喚
起をしきりにしていました。

今回、私は自身過去最低のタイムでなんとかゴールすることができまし
た。水分補給はすべての給水所でとり、その給水所もつねに渋滞状態に
あり、走者のなかには途中でダウンしている人も見受けられるほどで、
例年にない大変な状況でありました。

そんなこともあり、初参加の女子社員のことを心配していましたが、終
了時間間際ではあったものの、見事21.1kmを走りきり、結果参加
した6名全員が無事完走することができました。

しかし、こんな過酷な状況のなか初めてのロードレースでハーフを走り
きるのはすごいことだと思います。あとから聞いたら3時間以上も走り
つづけたそうです。

過酷、困難な状況でも粘り強く一歩一歩目標に向けて進み続けやり抜く
ことが目標達成につながるとあらためて感じ、ゴールの後の達成感に溢
れた彼女の笑顔がとても印象的でした。

いよいよ来週は社員総会です。「This is VC!」をテーマに
目指す未来協創企業、ゴールに向けダイナミックにそして粘り強く走り
つづけていけるように全員参画してください。


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【ベル・インフォ・テックの現場から】_山室社長

         ――― セキュリティ ―――
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2日の日曜日にSL部門の「拠点社員総会」が終わり、来週土曜日に五
十鈴グループでは、「五十鈴グループ社員総会」(今年度テーマ:Th
is is VC!-未来協創企業に-)が、開催されます。

この一年間の五十鈴グループのVC挑戦への新化を振り返り、共有化を
図り、今期も全員参画でGVCに向けて、いままでの単なる延長線上で
ない新たなバリュー創造に邁進していきましょう。

話は変わりますが、最近、振り込め詐欺(オレオレ詐欺、架空請求詐欺、
融資保証金詐欺、還付金等詐欺)の多様化と高齢者による交通事故、大
手プロバイダーの個人情報の流出等の危機管理の必要性がTVニュース
や新聞等のメディアに報道されない日はありませんね。

一方で、企業や公的機関における危機管理では、情報セキュリティ(組
織の情報資産を脅威から保護すること)の管理の重要性が挙げられ、情
報セキュリティに対するリスクマネジメントは重要な経営課題のひとつ
になってきています。

ここで言う、情報資産とは、組織で持っている情報全般のことで、顧客
や販売などの情報、それらを記載したファイルやメールなどのデータ、
データが保存されているハード(パソコン、サーバー、スマホ等)、C
DやUSBなどの記録媒体、加えて、紙の資料も情報資産に含まれます。

いまやシステムやインターネットは組織の運営になくてはならないもの
になり、現在ではシステムによる利便性の向上、効率化の推進と引き換
えに大きなリスクを抱え、システムの停止による損失や不正アクセス、
データの改ざん、顧客等の機密情報の漏洩によるブランドイメージの失
墜など、情報セキュリティ上のリスクは多くの場合、被害や影響は取引
先やお客さまなどの関係者へも波及し、組織自身の信頼が大きく崩れ、
業績にも直接的に多大なマイナス影響を受けてしまいます。

そのため組織においては、社員・職員一人ひとりが情報セキュリティ対
策の必要性を理解し、自覚をもって取り組むことが必要になっておりま
す。

平成も令和に変わり、約30年前の平成のはじめの情報セキュリティの
捉え方といまとでは雲泥の差があり、より身近に落とし穴があり、細心
かつ厳重な注意が必要になっています。

皆さん、今一度身の回りを再点検してください。「PCの画面を開いた
まま席を外していませんか?」「iPadを置き忘れていませんか?」
「机の上に書類を置きっ放しでいませんか?」・・・。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.809〕は、2019年6月13日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

今年度も来週末に五十鈴グループの社員総会が開催されます。昨年度の
総会から一年が経つのが早く感じられるところですが、この一年間を振
り返れば本当に多くの出来事がありました。グループ社員が一堂に会す
るこの場を通じて、皆で組織としての成長をあらためて実感し、共有し
ていく機会にすることが大事ですね。
そして今年度の社員総会のテーマは「This is VC!-未来協
創企業に-」です。長期経営目標「Will-Navi」のゴールまで
あと2年となりました。社員総会で私たちの創りあげたいVC組織をし
っかりとイメージし、全員参画で今後のさらなる成長へ弾みをつけてい
きましょう。
                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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