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五十鈴メールマガジン〔No.819〕決め台詞
配信日時:2019/08/29 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2019.08.29発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.819≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

           最近では夜は蝉の声でなく、

          秋の虫の音に変わってきました。

        いくらかは以前より暑さも凌げるように

          なったとはいえ、9月に入っても

         暑い日がつづくと言われています。

         油断せず自己管理でいきましょう。

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☆No.819 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_決め台詞
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_危険運転をなくす仕組みづくり(瀬戸執行役員)
┃
┃【五十鈴ビジネスサポートの現場から】
┃ ■_必要な存在となる(判治社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

          ――― 決め台詞 ―――
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鈴木貴士です。

前回夏休みの映画鑑賞の話をしましたが、昔の映画の台詞を覚えていて、
というか思い出して懐かしかったですね。

「椿三十郎」で彼に助けられた上品な奥方が「あなたはギラギラとして、
まるで抜身の刀のようね。でも、本当にいい刀はきちんと鞘に入ってい
るものですよ」と助けられたのを棚に上げて諭すところ、そしてラスト
シーン、壮絶な戦いで仲代達矢扮する敵役を瞬間に切り倒した彼に(こ
のシーンは血しぶきが激しく飛び散ることで話題になった)若侍の加山
雄三たちが「お見事!」と言ったあと、三十郎は「ばかもん! きいた
風な口をきくな!」「俺は今機嫌が悪いんだ!」と怒鳴り、死んだ仲代
を一瞥し、「こいつも俺と一緒で抜身だ。でもな、本当にいい刀は鞘に
入っているもんだ。お前らもおとなしく鞘に入っていろよ!」と言って、
後ろも見ずに「あばよ」とひょうひょうと去っていくところで「終」と
いうエンドマーク。いやあ痺れました。

これは亡くなった会長が言うところの「エチケット・マナー」だと後か
ら思いましたね。人間は学歴や頭の良い悪いではない。人格、特にエチ
ケット・マナーが身についていれば人から馬鹿にされることはないとい
つも言っておられましたね。

もう一つ「七人の侍」のラストシーン。相棒の加東大介が主人公の志村
喬に「また、生き残りましたね!」と言うと、「しかし今度も負け戦だ
ったな」と呟きます。「勝ったのはあの百姓たちだ。私たちではない」
と言って、死んだ四人の侍の墓を見つめます。そこで例のエンドマーク。
休憩をはさむ長い映画ですが、最高に痺れました。

この映画にはさまざまな名セリフがありました。例えば主人公のこうい
う台詞、「子供は大人より働くぞ。もっともこれは大人扱いしてやれば
の話だがな」というもの。

これはやはり有名な「マイ・フェア・レディ」という映画で、主人公の
花売り娘だったイライザがさまざまな訓練を受け、言葉や立ち居振舞い
がレディになった後で侯爵に「誰もが気づく事柄を別にすれば、レディ
と花売り娘の違いはその振舞いではなく、扱われ方であることにお気づ
きだと思います。ヒギンズ教授は私を花売り娘として扱われますから、
私は花売り娘のように振舞ってしまうのです。貴方は私をレディとして
扱ってくださいますから、私はあなたの前ではレディでいますし、その
ように扱ってくださるかぎり、私はいつまでもレディでいるでしょう」
という有名な台詞を思い出させます。

ちなみにこの言葉は「行動科学の展開」でも紹介され、動機付け理論に
も一役買っています。

もう一度「七人の侍」から「敵は怖い。誰だって怖い。しかしな、向こ
うだってこっちが怖い」。当たり前ですが、人間の本質を表しています
ね。加東大介扮する勘兵衛もいいことを言ってます。「人を守ってこそ
自分も守れる。己の事ばかりを考える奴は、己をも滅ぼす奴だ」。これ
もいいですね。

しかし三船敏郎扮する百姓上がりの菊千代の決めゼリフ。「こいつは俺
だ!」という、今までの彼の言動(奇行)がすべて理解できる一言でし
たね。

台詞の力は素晴らしい。これからも懐かしい映画を観ることになりそう
ですが、評論家の佐藤健志さんの「右の売国、左の亡国」という本の第
一部「日本は世界の中心で消滅する」という裏に、二つの有名な映画の
台詞が紹介されています。

「ずばり言わせてもらえば、勝手にしやがれだよ」(レット・バトラー
「風と共に去りぬ」)、「オレはアホだ。だからやらねばならん」(ミ
シェル・ポワカール「勝手にしやがれ」)。これらも考えさせられる台
詞でもあり、名場面でもありましたね。


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【執行役員が伝えたいこと】_瀬戸執行役員

     ――― 危険運転をなくす仕組みづくり ―――
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最近の「あおり運転」事件などの影響もあり、ドライブレコーダーへの
関心が高まり、装着することを検討している方が増えているようです。

我が家の車にも一年前に保険の更新の際に勧められて、ドライブレコー
ダーを装着することにしました。市販のドライブレコーダーでもよかっ
たのですが、自動車保険の特約の方がさまざまなサービスが受けられ、
購入費もかなり抑えられるということで付けることにしました。

ちょうどいまから3ヵ月前のことですが、家族が運転中に大型のトレー
ラーにぶつけられるという事故に遭いました。事故の時、私は同乗して
なかったので聞いた話ですが、事故の衝撃を感知したドラレコから、瞬
時に保険会社に事故の映像が送られて、携帯電話に「いま事故を感知し
ましたが、お怪我はありませんか」という具合に連絡が入ったそうです。

その後の事故の対応はその場で保険会社の方がすべてやってくれました。
本当に便利で安心な仕組みです。

ここまでは良いのですが、その後が問題で事故の過失割合がなぜか7:
3でこちらにも3割の非があるということで、理由を聞いてみると保険
会社に送信された事故映像が10秒程度で、先方が悪いことはわかった
が過去の事故判例で割合がそうなった、との説明でした。

ここからが面倒で、回避できない状況の事故だということを証明するた
めの映像を取り出して保険会社経由で弁護士まで出てきての話になって
しまいました。

それでも限りなく過失はゼロになるとのことでひと安心です。事故を起
こした方が自分は悪くないと言い張るケースもありますが、これなら揉
め事になることも減ると思います。

それ以外にもこのドラレコはよく喋ります。「車間距離を取ってくださ
い」とか「急ブレーキを感知しました」「今日の運転は良かったです。
いつも心がけてください」など、うるさいくらいに喋ります。

そして定期的に安全運転診断の結果がレポートされ、運転中のクセやヒ
ヤリハットの状況が可視化されて点数まで出て、安全運転の習慣や技術
が採点されます。

ある意味自分の運転が常に見られているわけです。そう思うと、現在社
会問題で取り上げられている危険運転や高齢者による事故についても、
危険な運転の状況を日常的に把握することは可能でしょうし、警察機関
と各業界が規制の枠を超えて連携をしてくれれば、現実的に減らすこと
ができる社会の仕組みを創ることも可能だと思います。

いずれにしても、普段の生活のなかで自分のアンテナを高くして、時代
の変化を取り入れていくことが大切だと思います。


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【五十鈴ビジネスサポートの現場から】_判治社長

        ――― 必要な存在となる ―――
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夏休み連休明けから一週間程が過ぎました。まだまだ暑い日が続きます
が、9月に行われる経営会議およびIOC成果発表会はグループの重要
な行事ですので、やり残しがないように全員でスパートをかけていきま
しょう。

さて、今回は自分が感じているIBSの変化についてです。今期になっ
て特に感じることですが、お客さま(まだ取引実績はない新規アプロー
チ先も含みます)からの弊社に対する認知・期待感の変化から、手応え
を感じることが多々あります。

お客さまの方から、いろいろな困りごとの相談、あるいはこんなことが
できないか等の投げ掛けが増えてきているのです。連休明け初日に、以
前からお付き合いのあるお客さまに訪問した際にも、「IBSは昔と違
い新しいビジネスに取り組んでいるんだよね」と念押しされたうえで、
ビジネスパートナーとなり得る会社さまを紹介され、ビジネスチャンス
をいただきました。

前中期で力を入れてきた継続的なVC営業活動が功を奏したものと思い
ますし、自分たちがなりたいステージに手が届いたと思った瞬間でもあ
りました。

それもこれも社員全員でVC営業活動に愚直に取り組んできたことで、
新しいアイデンティティーが醸成され、お客さまの認知に変化を及ぼす
考動が板についてきたからだと思います。

今期はここからが重要だと思っています。いまのままでは力及ばずで落
ちてしまいます。キーは社員一人ひとりが「グループの未来、IBSの
未来にとって、自らが重要な仕事をしているという意識・徹底行動」を
持つことであり、日々を高いモチベーションでより高い価値創りの可能
性に楽しみながらチャレンジしてほしいと思います。

2017年にIBSの社長に就任し3年目。その前30年以上は薄板の
営業にどっぷり浸かってきました。いま思うに調整的な経験・考え方が
染みついています。これからの未来を拓くバリューセンターになるため
にも、いつも意識し過剰にならないようにと思っています。

中途半端で曖昧な判断は禁物です。0か100か、やるかやらないかの
強い意志を持って進化に貢献していきます。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.820〕は、2019年9月5日に配信いた
 します。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

録画技術等の進化によって安全への仕組みづくりも進展し、あおり運転
や危険運転による映像を最近のTVで観ない日はありませんね。事故後
に発生する保険等の処理も速やかに行われるという時代になりましたが、
基本は普段からの安全運転の心得、エチケット・マナーが大事ではない
でしょうか。しかしあおり運転をするドライバーがいるのもまた現実で
す。そういう人には法による厳罰化を望むところですが、自らは模範ド
ライバーであらねばならないと言い聞かせる毎日です。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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