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五十鈴メールマガジン〔No.477〕何が感動をもたらすのか
配信日時:2013/09/27 10:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2012.08.23発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.477≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆□◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆□◆
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           計38個のメダルを獲得し、

    過去最高の成績を残し、閉幕したロンドンオリンピック。

         日本国民の多くが選手に心動かされ、

      明日への元気をもらったことではないでしょうか。
                     

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☆No.477 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_何が感動をもたらすのか
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_変わる、変える勇気(鈴木副社長)
┃
┃【ワーレックスの現場から】
┃ ■_多彩なる事の組み合わせ(三谷社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

       ――― 何が感動をもたらすのか ―――
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鈴木貴士です。

長い夏休みもあっという間に過ぎてしまいました。ロンドン五輪の終盤
戦とも重なったせいか、じっくり観戦することができて、ボクシングや
レスリング、マラソン等盛り上がったと思います。閉会式も凄い演出で
したね。

大会を振り返ると感動の要素のようなものがいくつかありました。思い
つくままに感動した場面を列挙してみましょう。

まずは、アーチェリーの女子団体の銅メダル。早川選手の最後の一矢が
的のど真ん中を射抜き、三人の選手が抱き合いました。それから卓球の
女子の団体。銀メダル以上が確定したシンガポール戦ではダブルスの平
野、石川選手が勝利し抱き合い、控えにいた福原選手はその場で号泣し
ました。

水泳は何といっても「康介さんを手ぶらでは帰せない」という松田選手
の言葉には感動しましたし、実際に4×100mメドレーリレーでは素
晴らしいレースを見せてくれました。女子の4×100mメドレーリレ
ーでも寺川選手の祈るような応援で、感動的な銅メダルを獲得しました。

そして決め台詞は入江選手の「競泳代表選手27人でひとつのリレーを
しているようなものです」という言葉でしょう。北島選手のワンマンチ
ームから見事、素晴らしい水泳団体チームになりました。

「チョー気持ちいい!」、「何にも言えねぇ!」というスーパー選手で
ある北島選手が残した言葉もカッコいいけれど、今回は各人のコメント
が感動的でした。金メダルは取れなかったけれども、数多くのメダル獲
得で完全に競泳陣の底上げが出来て、次回に期待が持てると思います。
それもこれも、今まで北島選手が引っ張ってきた功績なくしては語れま
せん。三連覇できなくて悔しいでしょうが、ある種の満足感を感じてい
ると思います。

そして、なでしこジャパン。あれだけのプレッシャーでよく決勝まで持
っていけたと、今更ながら本当に立派だと思います。

なんと言っても佐々木監督のチーム作りと戦略が良かったと思います。
まず初戦を勝って、楽な展開に持ち込み、余裕を持って相手の状況を見
ながら、決勝トーナメントの相手や移動をしないで戦うにはどうしたら
いいか等、選手の気持ちを理解する情緒的な所と、クールな判断力とを
併せ持った名将だと思います。

決勝戦まで持ち込めば、あとは宮間主将の言葉ではないですが、勝つか
負けるかというだけで、その時の勝負運だけだったと思います。ハンド
だったとか、ジャッジがどうだったとか、一切文句や不平を言わず、表
彰式では切り替えて、注意されるぐらいにはしゃいでいたのが印象的で
した。

さらに女子のバレーボール。男子のサッカーが韓国に敗れ、一触即発の
ような雰囲気の中、健気ともいえるようなプレーで韓国に快勝しました。
とはいっても、各セット一進一退の好ゲームで、満を持して投入された
迫田選手の大活躍で韓国を突き放し、3セットを連取して28年ぶりの
銅メダルを獲得しました。参加12ヶ国中、平均身長が175cmと一
番小さかったのですが、それを跳ね返しての久し振りの快挙でした。

こうしてみると、感動するのは女子の団体競技が多いですね。そして、
チームワーク。日本人には絆という言葉の方が好まれるのでしょうか。
ともかく、プロセスの世界。自分のことと同じように他者を思えるか。
人と一緒になって、気持ちを合わせて夢に挑戦することの素晴らしさ。
そのことを選手達は見せてくれました。

五十鈴にもWill-Naviという、長期ビジョンがあります。これ
も全員参画で、感動的に達成したいですね。


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【執行役員が伝えたいこと】_鈴木副社長

        ――― 変わる・変える勇気 ―――
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今年の日除けにパッションフルーツの栽培をやりました。今では葉も茂
り、ずいぶん大きくなっています。しかし花が咲かないので、今年はフ
ルーツにありつけません。何でも初年度は花はあまり咲かないみたいで、
2年目以降に咲くそうです。ゴーヤの方が葉が密集して完璧な日除けに
なりますし、虫が寄りつかないのも大きな特徴です。やはりゴーヤがお
すすめです。

さてお盆休みも終わり、気分を変えて、いつも通りに心身一体となって、
安全に気をつけて仕事をしてください。いくら業績が良くても、ケガを
してしまってはその実績が台無しになることを肝に銘じて取り組んで欲
しいです。

最近のニュースを見るにつけ、世の中が変わろうとしているような気が
します。もちろん、個別にはいろんな変化・変革が起きています。そう
ならば良い方向に変わる努力をしていくことが必要です。他人任せにせ
ず、当事者意識のもとで、できる限りの努力をすることです。

五十鈴グループは「変わる・変える」ことを好む文化を持っています。
さりとて、全社員がそれを好むとは思いません。しかしその方向で社員
のほとんどが行動をとります。それが一体感となって文化というものに
見えるのです。五十鈴の強みの源泉はここにあると思います。

社員の皆さんが当事者意識を持って、それぞれの立場での困難を克服し
て「変わる・変える」ことに挑戦しているので、五十鈴グループの今日
があります。この挑戦を止めてしまうことは、取りも直さず五十鈴が自
律しないことを意味するのです。

みなさんは「変わる・変える」ことの不安と希望が入り混じった何とも
言えない気分になることもあると思います。しかし、そこをブレークス
ルーするからこそ、成長して自己実現の姿を見ることができるのです。

この秋には下期、また来年と不安に思うことがあるかもしれませんが、
全社員が一致団結して五十鈴らしく挑戦していくことが私たちの未来に
繋がると信じています。


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【ワーレックスの現場から】_三谷社長

       ――― 多彩なる事の組み合わせ ―――
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小山に赴任すると一度はゆっくり鑑賞したいと思うことに思川での花火
大会(おやまサマーフェスティバル)があります。

関東では隅田川の花火大会に次ぐ規模で2万発の花火が打ち上がります。
新幹線の駅から近いこともあり、大勢の見物客が訪れます。前回の小山
五十鈴赴任の時はすぐ真下で見物したので花火の衝撃波を感じるほどで
したが、今回はワンコ(ヨーキー)がいたのでマンションから娘と見物
しました。花火が光ってから音が聞こえるまで2秒弱なので音速(秒速
360m)だと打ち上げ場所から700m位だと教えてやりました。

昔、祖父が原爆が落ちたとき西の空が赤くなったと言っていましたが、
私の田舎からは100km以上も離れており、山もあることから見える
わけないと子ども心に思っていました。花火も低い雲や煙がこもると花
火が雲に映り綺麗な煙幕が出来ます。原爆投下は快晴の日でしたが爆発
の後に原爆雲ができ黒い雨が降ってきたとのことなので焦土化した町の
火が映っていたのかもしれません。        

また、この日は小山市出身の柔道の海老沼選手の試合があり判定が覆っ
たり、あくまで一本勝ちを狙う柔道の姿に清々しさを覚え、花火を見た
り、テレビを見たりと忙しく両方とも観戦しました。この日は作新学院
の萩野選手が400Mメドレーで高校生ながら素晴らしい泳ぎをみせて
くれました。

話題になったなでしこジャパンでは大和SCがある大和市出身の大野選
手、川澄選手が出場していました。最近では女子プロゴルフで初戦優勝
した斉藤選手、6ホールのプレイオフを制した吉田選手は採用活動でお
邪魔した厚木北高の出身ですし、身近な所に偉大な選手がいることにつ
い最近まで気がつきませんでした。オリンピック等があって初めて気が
つく、灯台下暗しであったり、子どもの頃は分からないことが理解でき
たり、考えを改めることがこの齢になると結構出てきます。

花火を見ていると、大きな大輪もあり小さな枝垂れ花火もあり色も形も
様々です。これが絶妙なバランスとタイミングで打ち上げられ素晴らし
い芸術品となり皆を感動させてくれます。正に多彩なものの組み合わせ
でそれぞれが個性を出して、見ごたえのある物に変化していきます。単
一性の見事さ・立派さもありますが、うまいこと絡み合って想像以上の
ことが発揮できています。

会社もそのようになれたらと思います。我社にも、これから参画してい
ただく会社の社員にも、きっとそのような逸材が沢山いると信じていま
す。

そしてワーレックスもかつての丹頂がマンダムになって自立したり、ソ
ニーをアメリカ人が自国の会社だと思って愛されたようにワーレックス
も独自ブランドを築き、「ワーレックスって五十鈴の会社なの?」と言
われるくらい、五十鈴を前面に出さずとも五十鈴の経営のオリジナリテ
ィーが発揮されていて、より五十鈴の企業価値向上に貢献している、そ
のような素晴らしい会社に出来たらと花火をみながら思いました。


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 ◇◇◇NEW!今週の五十鈴グループホームページ更新情報◇◇◇ 
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今週、新たに五十鈴グループホームページに掲載しましたニュース記事
は以下の内容です。ぜひご確認ください。 

◆ニュースリリース 

2012.8.10 青梅サービスセンター、内藤製作所さまで鋼材勉強会を実施
          →http://www.isz.co.jp/news/2012/0810_000136.html



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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.478〕は、2012年8月30日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

ロンドンオリンピックも閉幕し、平穏の日々が戻ってきたのも束の間、
メダルを獲得した選手たちはメディアに出る日々が続き、毎日引っ張り
だこです。ただロンドンではもう一つのオリンピック、パラリンピック
が29日から開幕します。出場する135人の選手達は相当な努力をし
ています。オリンピックだけでなくパラリンピックにも注目し、4年に
一度の人類最大のスポーツの祭典での感動を味わい続けたいものです。

                      (編集室/渡邉 健)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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