バックナンバー
五十鈴メールマガジン〔No.478〕御礼参り
配信日時:2013/09/27 10:35
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2012.08.30発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.478≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆□◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆□◆
 ◆                            ◆

          大変な時期を乗り越えてこそ、

       最後のゴール達成がひと際輝くものですが、

     達成までには重要な打開策が必要なときもあります。

   そういうことを私たちも肝に銘じていくことが大事ですね。

================================

☆No.478 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_御礼参り
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_女性の活躍(大黒専務)
┃
┃【五十鈴建設の現場から】
┃ ■_今年の暑くて熱い夏(本多社長)
┃
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

           ――― 御礼参り ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

鈴木貴士です。

今年は五十鈴の創立60周年です。社員総会を始め、様々な記念行事が
行われており、執行役員による伊勢神宮へのお参りも1月に行われたの
は記憶に新しいところです。

しかし歴史を紐解くと、困った時の神頼みではないですが、会長が社運
をかけてお参りに行った所が何ヵ所かありました。その一つが、金比羅
さんです。正式には「金刀比羅宮(ことひらぐう)」ですが、香川県仲
多度郡琴平町の象頭山中腹に鎮座する神社です。

「こんぴらさん」と呼ばれて、昔から親しまれており、金比羅宮とか琴
平宮とも呼ばれています。さて、私としては、ここにも御礼参りをしな
ければならないと思っていたのですが、どうしたものかと思っていると、
副社長が「暑くて大変でしょうが、代表、新社長たちと行ってきて下さ
いよ!」と言ってくれたので、牛島・山田・黒田の統合会社の新社長た
ちと、そして、五十鈴東海の壁屋副会長と行くことになりました。

何故、副会長が行くことになったかというと、そもそも、富士支店を開
設するにあたって、様々な障害があり、それを打開すべく会長が金比羅
宮にお願いしたこと等、事の経緯をよく知っているからです。

さて、行くことは決定したのですが、「こんぴら船々 追風(おいて)
に帆かけてシュラシュシュシュ まわれば四国は讃州那珂の郡 象頭山
 金比羅大権現 一度まわれば」とずっと忘れていた民謡を思い出すと
ともに、かなりな参道の石段を上がらなければならないことを認識しま
した。

「これは真夏に大変なことになったな」と思いましたが、五十鈴の風雪
の歴史60年を振り返れば、そのぐらいの苦労をしてお参りしなければ
申し訳ないということで、覚悟を決めて出発しました。

あらかじめ社務所に連絡して、服装等様々なことを聞いたのですが、祈
祷の際も軽装でいいということで助かりました。高松空港からジャンボ
タクシーで金比羅宮に向かい、車中では日焼け止めを塗りたくって、琴
平のホテルに荷物を預け、いざ出発です。

参道の石段は本宮まで785段で、奥社まで登ると1368段にもなり
ます。軟弱にも奥社に行くのはハナから諦めて、本宮までの785段に
挑戦することにしました。途中に会長が奉納した玉垣を探し当て、写真
を撮ろうということで、一同勇んで出かけたのですが、日頃の精進がす
ぐ出てしまい、一同はバラバラになりました。

私は毎朝のドルチェとの散歩が功を奏し、いつも先頭で元気に歩いてい
ましたが、名誉のために誰とは言いませんが、すぐに顎を出し悲痛な面
持ちで歩く輩が2名出ました。玉垣がすぐに見つからず、苦労しました
が、やっとのことで発見することができました。「昭和五十四年・金壱
百萬円・五十鈴鋼材」という文字が書かれており、それは富士支店(現
富士サービスセンター)設立の翌年でした。

ここで一同写真を撮り、第一段階はクリアし先に進みましたが、本宮へ
行き着く最後の登りの石段はかなり急で大変でした。しかしなんとか歯
を食いしばり、達成感を持って本宮に到着し、献金神楽を奏進していた
だくことができました。

厳かなその最中に私はアブに刺され、神も仏も無いものかと思いました
が、やはり神楽が効いたのか、服の上からだったので大事に至りません
でした。それから、お札やお守りを買って下山したのですが、ふとメー
ルを見ると、「玉垣はもう一つあります。それも拝んできてください」
と秘書からメールがありました。

会長の秘書から連絡があったようで、その場所を聞いたのですが、上が
りきったところという話で、また、あの最後の急階段を登るのかとゲン
ナリしてしまいましたが、そこは使命感に燃える私のこと本宮に戻りま
した。

しかし、結局分からず困っていると、さすが地獄の沙汰も何とやらで、
社務所で調べてくれ、やっとの思いで見つけることができました。「平
成元年・金弐百萬円・五十鈴鋼材」ということで、「はてこの年はなん
で?」と思ったら、私が五十鈴工機の社長で悪戦苦闘している時でした。

もちろん、例の2人は本宮には戻らず、休憩所で休んでおりましたが、
悪運が強く、玉垣がそれより下にあったので写真も一緒に撮ることがで
きました。こういう輩にも守られて、五十鈴は今日があるのですね。あ
りがたい。ありがたい。


□■□■========================================================

【執行役員が伝えたいこと】_大黒専務

         ――― 女性の活躍 ―――
========================================================□■□■

まだまだ暑い日が続きますが、それでも朝晩はだいぶ過ごしやすくなっ
てきました。

オリンピックも終わり、睡眠不足も少し解消されたところですが、今週
からはパラリンピックが始まります。こちらも同様に応援できればと思
いますが、過ごしやすくなるまでもうひと頑張りなので、体調に気をつ
けて安全最優先でよろしくお願いします。

しかし、先日の銀座でのオリンピックメダリストのパレード、すごかっ
たですね。50万人もファンが集まりすごい騒ぎでしたね。

うちの女房もスポーツの応援が好きで、昔長女の高校が春の選抜高校野
球に選ばれたときには、娘と一緒に学校が手配した夜行の60台程の応
援バスに乗って東京から甲子園まで応援に駆けつけていました。

行きの一晩はバスの乗客全員で応援の仕方や、掛け声のあわせ方の練習
をしながら現地に向かい、翌日は前の試合が終わるまでバスの中で待機
し、終了するや否やアルプススタンドの応援会場に入れ換わりに入場し、
また自チームの試合が終わり次第またしても、すぐにバスに乗り込み一
目散に東京まで帰ってきました。

負け試合だったので余計に疲れ、ぐったりしていましたが楽しそうでし
た。ロンドンでのオリンピックにも応援に出かけたかったらしく、誰か
行く人がいないのか、誘ってくれる人がいないのか探していたようです
が、見つからなかったみたいです。私は早々と仕事があるので行けない
と断っていました。

オリンピックの成績をみても、特に女子の活躍はすごかったですね。人
類学的に見ても、日本人の女性は世界中と比較して体力的にも優秀な人
種なのかもしれません。

今週もお客さまと東海地区の拠点を訪問し、五十鈴の女性社員に会社や
工場の案内をしてもらいましたが、あらためてしっかりしているなと感
心しています。

日本の女性のしっかりしているところ、ある意味での気の強さは前から
でしたが、これで体力も女性に勝られると、日本の男性は何を売りにす
れば良いのか悩むところです。

私は優しさを大切に心がけるためにも、2020年のオリンピックは是
非とも東京で開催してもらい、女房と一緒に仲良く現地にて応援できる
ように努めたいと思います。


*━■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【五十鈴建設の現場から】_本多社長

       ――― 今年の暑くて熱い夏 ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□━*

8月もあと少しで終わりますが、暑さ厳しい毎日皆さまいかがお過ごし
ですか?

今年の夏は4年に1度のスポーツの祭典ロンドンオリンピックが開催さ
れ、世界の国々から代表に選ばれた選手が自国の威信をかけ、熱い戦い
を繰り広げ、私たちに多くの感動を与えてくれました。

また日本選手の皆さんも過去最高のメダル数を獲得しただけではなく、
多くの競技でチームの絆を発揮し、私たちの心を熱くしてくれました。

先日、建設の地元朝霞市にある自衛隊体育学校ではレスリングやボクシ
ングでメダルを獲得した選手による成果報告会が行われ、あの感動が蘇
りました。今月29日からはパラリンピックが始まり、こちらの方もた
くさんのドラマが生まれ、私たちの心を熱くしてくれること間違いない
と思います。

そんな中、国力を試されていると見て取れるような領土問題、ここには
お互いの熱い歴史があり、なかなか噛み合いそうもありません。国民が
気にしていた電力問題、どうにか今年の夏は乗り切れそうですが、先日、
毎週金曜日に国会前で原子力発電反対デモを行っていた代表者と野田総
理が意見交換し、ここにも熱い攻防戦がありましたが簡単には解決でき
そうにもありません。

その一方で、経済産業省が推進している太陽光発電や風力発電など再生
可能エネルギーで発電した電気を国が買い取る制度の利用が進んでおり、
五十鈴グループでもその制度に対応し売電事業に関する研究を行うため、
売電プロジェクトが立ち上がりました。

太陽光発電のことなら我が建設が専門性を活かした協創を展開し、熱く
していきたいと考えていますし、個人的にも太陽光発電をお考えの方は
建設にご連絡を頂ければ幸いです。

建設自体の今年は、高等学校の大規模改修工事、小学校の体育館耐震工
事やトイレ全面改修工事、さらには保育園の耐震補強工事と大変忙しく
熱い夏となっています。

学校関係の工事は6月の入札から始まり、落札してから色々な準備に取
り掛かり7月20日の終業式を待って着工となります。当然各現場とも
9月の始業式までには工事を完了させなければなりません。

今年の現場は暑さ対策だけではなく、震災からの復興で職人さんや建築
資材が東北の方へ引き寄せられ、その対策に頭を悩ませ、熱くなってい
ました。

ちなみに建設現場での暑さ対策とは、近隣にご了解を頂いて作業開始時
間を早くしたり、また逆に遅くまでやったり、50分作業して10分休
憩したり、そして、単独作業の回避等を計画的に行い、作業者の体調を
第一に各現場の実情にあった方法で乗り切っています。

暑い現場で働く社員は皆、始業式での生徒さんの喜ぶ顔を思い浮かべ、
心に熱いものを持ちながら頑張っています。いよいよ今週で8月が終わ
りますが、今年の暑くて熱い夏はもう少し続きそうです。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┏ ■ Voice to Voice!
┃
┃ 皆さんのご意見・感想お待ちしています。
┃ たとえば「〇〇さんにコレについて書いて欲しい!」などの
┃ リクエスト、その他何でも言いたいコトはこちらへ!
┃
┃    ┏━━┓
┃    ┃\/┃  mailmaga@isz.co.jp
┃    ┗━━┛
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

────────────────────────────────
【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.479〕は、2012年9月6日に配信い
 たします。
────────────────────────────────

☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

今回の代表のお話を読み、節目節目の大変な時期に経営者の方々がお参
りをすることで、その困難に打ち克ってきたのだとつくづく感じました。
お盆の夏休みには、先祖参りに行く人が多いと思いますが、今を無事に
生きていられることを先祖に感謝することを忘れてはならないと、今年
の夏も意を新たにしました。やることをしっかりやるのは当たり前です
が、同時に日々に感謝し、謙虚に生きることが大切だと思いました。

                      (編集室/本間靖啓)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆メールマガジンバックナンバーのご利用は◆
http://e8.wingmailer.com/wingmailer/backnumber.cgi?id=E647

◆メールマガジンの新規ご登録◆
当メルマガを転送でご覧いただいている方で正式に配信を希望される方
は、
http://www.isz.co.jp/ml/form_group.html
の所定フォームにご記入の上、お申し込みください。

◆メールマガジンの配信停止◆
今後配信をご希望にならない場合は、大変お手数ですが、このメールに
ご返信いただき、配信停止の旨、お伝え下さい。

◆メールアドレスの変更◆
修正・変更の場合は、大変お手数ですが、このメールにご返信いただき、
修正・変更内容をお書き添えの上お送りください。

================================

 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

 転載を希望する場合は編集室までご連絡下さい。
 mailmaga@isz.co.jp

==ISZ Mail Magazine =====================

 五十鈴メールマガジン ≡No.478≡

======================= ISZ Mail Magazine