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五十鈴メールマガジン〔No.837〕男子厨房に入る
配信日時:2020/01/09 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2020.01.09発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.837≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

         あけましておめでとうございます。

           子年の一年が始まりました。

        今年は今までに取り組んできたことを

         結実させる年になることを祈って、

           良い年にしていきましょう。

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☆No.837 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_男子厨房に入る
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_新年を迎えて(老田常務)
┃
┃【五十鈴ビジネスサポートの現場から】
┃ ■_ネクステージ(判治社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

         ――― 男子厨房に入る ―――
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鈴木貴士です。

新しい年が始まりました。読者の皆さま、今年もこのメルマガをよろし
くお願いします。

年末年始は赤ん坊が家に一緒にいるので、家族で外食する機会がなく、
ふるさと納税でゲットしたものを食べ尽くすのを第一目標にしていまし
た。

年末に蟹が立て続けに届いたので、久しぶりに厨房に入りました。もと
もと私は料理が好きで、学生時代は趣味と言ってもよかったのですが、
結婚してからは台所を汚すとか、材料の使い方がもったいないとか言わ
れ、なおかつ片付けものをやらないという理由で、男子厨房に入らず、
ではなく、追われることになったのです。

まあ一流ステーキ屋の真似をして、肉の塊を歩留まり悪く切捨てたり、
遠くの方から、塩、胡椒を飛ばしてキッチンを汚したりしたのが原因で
すが、そもそも私の方が魔女より料理が上手かったのですが力関係で追
い出されたのですね。

やらなくなるとやれなくなってしまうもので、最近では包丁も手にした
こともなく、その上リフォームしたキッチンのレンジは何か喋るので難
聴の私には聞こえず、全くの男子厨房に入らずということになってしま
いました。

しかしこの度、蟹を捌く者がおらず、私が魔女に命じられて毛ガニをバ
ラしたのですが、殻を外すだけでも大変で、指に細かい殻の棘のような
ものが刺さってしまい、難航しました。

頭の殻と足を外し、頭部分をさらにカットし、二匹の毛ガニを捌き終え
た時は指が痛いし、ヘトヘトになってしまいました。さらに魔女にいろ
いろ指図され、文句まで言われたので不機嫌になり、結局、厨房に入っ
たのはその時だけでした。

今年の正月は喪中だったので、お飾りもせず御節も簡単なものを買って
きて、地味な正月と思いきや倅の嫁がさまざまなご馳走を用意してくれ、
贅沢な正月となりました。

もちろん魔女も片手ながら張り切ってローストビーフぐらいは作りまし
たが、お嫁さんは京風のお雑煮から始まって、ヒレカツ、エビフライ、
ハンバーグ、豚の角煮と、さらにお稲荷さんまで作って持って来てくれ
ましたが、あれはいけませんね、目の前にあるとすぐに手が出てしまい、
またそれが関西風の薄味で、形も小さいので、何個でもいけてしまうの
です。

というわけで、年末に一度蟹を捌いただけで、結局は元の木阿弥、全部
女性軍に料理してもらいました。私は何もしないので、老後何もできな
い老人になってしまうのが怖いと思っている矢先、アマゾン・プライム
でケン・ローチ監督の「わたしは、ダニエル・ブレイク」という映画を
観ました。

今やっている彼の「家族を想うとき」が観たかったので、彼の作品をと
思っていたら、すぐに出てきたので驚くと、婿殿が、「お父さんの観る
映画の好みがもうわかっているのですよ。」と言われたのでAI時代と
いうのはこういうものかと感心してしまいました。

この映画は「人生は変えられる。隣の誰かを助けるだけで」という言葉
がキーワードになっています。死に物狂いで助けを求めている人々に国
家がどれほどの関心を持って援助をしているか、いかに官僚的な手続き
を利用しているか。

そこには、明らかな残忍性が見て取れるということが、彼のこの映画に
対するモチベーションだそうですが、主人公の老人が一人暮らしで病気
になり、それでも気高く生きているのですが、ネットができなければ福
祉の申請など何もできず、悲惨な目に遭う、何かしら私も他人事とは思
えない心境になりました。


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【執行役員が伝えたいこと】_老田常務

         ――― 新年を迎えて ―――
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新年あけましておめでとうございます。本年もメルマガのご愛読の方、
どうぞよろしくお願いいたします。

正月三が日の東京は穏やかな晴天が続き、初詣や初売りに出かけられた
方も多かったのではないかと思います。私も百貨店の初売りに行きまし
たが、前年同様に非常に混んでいました。

初売りの代名詞である福袋は、食品や衣料品の定番ものよりも、コト消
費を重視した体験型のもの(ピアニストやスポーツ選手によるプライベ
ートレッスン、相撲観戦と相撲部屋のパーティーへの参加など)が目立
っていました。

福袋のいらないものをフリーマーケットアプリですぐに出品できるブー
スを設けるところもあるなど、小売り各社が消費を喚起しようととても
工夫を凝らしている印象を持ちました。

昨年の消費増税後、財布の紐が固くなる中、値引きされるのを待ち構え
ていたことによるもので、この活気は一時的とみる向きもありますが、
消費意欲が刺激され、この活気が継続的に続くことを願います。

さて、足元の経営環境は厳しい状況にあります。米中貿易摩擦の長期化
は世界経済の減速を招き、自動車などの需要が世界的に伸び悩み、鋼材
需要の低迷にもつながっています。

昨年10月に消費増税が実施され、同月の実質消費支出は前年同月比
▲5.1%減となるなど、これまで景気を支えてきた個人消費の落ち込
みは気がかりです。中東情勢の緊迫化に伴う原油相場の上昇など、地政
学リスクの高まりによる影響も懸念されるところです。

外部環境は厳しくなっていますが、こういう状況だからこそ、未来を見
据え、次に何をすべきか考え、しっかりと“目標”を持ち、チャレンジ
していくことが大切です。

例えば、五十鈴グループの本年度基本方針における強化策として掲げて
いる「デジタル化の推進」に関して、少子高齢化・生産年齢人口の減少、
それに伴う人手不足という構造的な問題に対し、これまで以上に人的資
源を効率的に活用し、デジタル化を推進させ、生産性向上をはかること
が求められます。環境の変化を先取りし、いかに適応していくかが、環
境変化の波を乗り越える鍵となります。
 
今年の干支は庚子(かのえね)、その語源としては、植物が成長を終え、
次の世代を残すために種子を準備する状態の「庚」と、植物の種から芽
が出始める状態の「子」の組み合わせということで、新しい物事や変化
のサイクルの始まる年と言われているようです。

経営を取り巻く環境は不透明感を増しているものの、これまで行ってき
たことを改めて見直した上で、新しい環境に対応する体制を迅速に整え、
さまざまな変化にも適応できる組織となれるかがより重要な一年となる
のではと思います。

社員の皆さまも大きな変革期に直面しているという危機意識を持ち、
“魅せる未来協創企業”となるべく、各種施策の達成に向け、強い意志
を持ち、気を引き締めて取り組んでいきましょう。


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【五十鈴ビジネスサポートの現場から】_判治社長

         ――― ネクステージ ―――
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新年明けましておめでとうございます。IBSともども、本年もよろし
くお願いいたします。

はじめに自分のことから。今年やり遂げる目標として、感謝すること・
気持ちを大切にして発揮していくことを習慣化すると決めました。

きっかけは、昨年10月頃から弊社IBSの一体感について考えること
が多くなったことにあります。決して一体感がないという嘆きではあり
ません。もう一段上を目指したいという思いからです。

どうしたら誇れるような一体感が生まれるのかという観点で検討してお
りましたが、自分がしなければならないことが連休中に見つかりました。

年末に帰省し、孫の世話、大掃除等に明け暮れた連休を過ごしたのです
が、今まであまりにも何もしなかったので、家族もびっくりしたようで、
「ありがとう」の言葉を何回も掛けてくれて、気分の良い充実した休み
を過ごしました。

そして今まで感謝ということについて、どれほど大切にしていたのだろ
うか? 感謝の気持ちを相手にわかりやすく伝えてきたのだろうか? 
気持ち良く感謝されたい、役に立ちたいと思って働き掛けをしてきたの
だろうか?等、自分自身のことを振り返ることにつながり、今年必ずや
り遂げる目標となったわけです。

IBSの今期基本方針「パートナー価値の追求」を、自己変革すること
でリードしていきます。

次にIBSのこと。来期「Will-Navi」最終年度ゴールと次期
長期を見据えた来期基本方針概念図の策定準備を進めています。

先日何かヒントになるものはないかと雑誌を読んでいたところ、VCビ
ジネスを進化させていく上で引っ掛かる言葉がありましたので紹介しま
す。

それは「行動力」で、その定義は「実際に行動を起こして目的を達成す
る力・勇気・度胸を持って積極的に動く意思(意思決定、決断)とあり、
『実行力』とは異なる」とありました。わかっているようなことでも改
めて定義してみることが重要ですね。

次に行動力をつけるための11個のポイントが掲載されておりました。

早速3人の部下に自身の評価をお願いしたところ、「自己肯定感が低い」
「自己批判し過ぎる」「情報収集力や高度な知識スキルの習得不足」の
傾向が顕著に出ました。少し真面目過ぎるのではと感じますし、ポジテ
ィブに考えるようにしたほうが良いですね。

少し気楽になって、自ら自己の強みを認識し、多いに発揮する人財へと
成長し、一体感のあるVC行動力でグループのネクステージ(※)を創
造して欲しいと思います。

※今期のキャッチフレーズ「GO!! ネクステージ」(IBS)から
 の表現です。

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 ◇◇◇NEW!今週の五十鈴グループホームページ更新情報◇◇◇ 
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今週、新たに五十鈴グループホームページに掲載しましたニュース記事
は以下の内容です。ぜひご確認ください。 

◆ニュースリリース 

2020.01.08 全員参画型社内報制作ドキュメント
            「社内報[in]167号制作の現場」公開
                             
       http://www.isz.co.jp/company/ideamanagement02.html

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┃ 皆さんのご意見・感想お待ちしています。
┃ たとえば「〇〇さんにコレについて書いて欲しい!」などの
┃ リクエスト、その他何でも言いたいコトはこちらへ!
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┃    ┃\/┃  mailmaga@isz.co.jp
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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.838〕は、2020年1月16日に配信い
 たします。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

2020年が始まりました。今年は東京でのオリンピック・パラリンピ
ックの開催などで盛り上がる一方、首都圏での交通規制や働き方改革に
よる労働時間の制約など、今からさまざまな対策を講じておくことが必
要になる年ではないでしょうか。うまくバランスをとって良い一年にな
るようにしていきましょう。

本年も五十鈴メルマガを何卒よろしくお願い申し上げます。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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