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五十鈴メールマガジン〔No.840〕奇跡は起きる
配信日時:2020/01/30 11:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2020.01.30発行

                 五十鈴メールマガジン ≡No.840≡

==ISZ Mail Magazine =====================

 ◆                            ◆
◆◇◆     ┃今┃号┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃は┃    ◆◇◆
 ◆                            ◆

            大相撲では徳勝龍が

          幕尻からの下克上で喝采を浴び、

      盛り上がっている一方で、海外で流行している

        感染症のニュースが連日続いています。

        今回の新型コロナウイルスには十分に

      対策をおこなって防いでいかなくてはなりません。

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☆No.840 CONTENTS━━━━━━━━━━━━━━ ISZ Mail Magazine
┃
┃【代表メッセージ】
┃ ■_奇跡は起きる
┃
┃【執行役員が伝えたいこと】
┃ ■_始まりの始まり(鈴木副社長)
┃
┃【アイ・ティー・シーの現場から】
┃ ■_現状に満足せず(川合社長)
┃
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◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【代表メッセージ】

         ――― 奇跡は起きる ―――
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆◇◆

鈴木貴士です。

消費税増税後の景気悪化や海外情勢で揺れる経済状況の中で、またして
も中国発の新型ウイルスで大騒動になっている日本において、別の次元
で驚いたことが起こりました。

令和になって初めての大相撲初場所は早々に両横綱が姿を消し、貴景勝
以外の上位陣は不振で誰が出てきてもおかしくない状況になりました。

前半は人気力士遠藤の調子が良く、二横綱を破り優勝するのではないか
と思っていましたが、やはり人気力士の小兵炎鵬に敗れてからすっかり
調子を落とし、朝乃山も優勝する勢いはなく、結局、先場所から大化け
した正代と幕尻の徳勝龍、そして大関貴景勝の争いという終盤になりま
したが、大関が取りこぼし、二人の平幕が優勝を争う結果となりました。

直接対戦では、徳勝龍が予想を覆し、正代に勝ち、千秋楽の結びの一番
で貴景勝と対戦することになりました。しかし千秋楽になっても私は徳
勝龍の名前と顔がイメージできず、それくらい今まで意識の中にないお
相撲さんでした。

十両と幕内を行ったり来たりしている平凡な幕内力士という地味な存在
で、今場所もいつかは消えていくだろうと思っていました。

千秋楽、まずは正代が御嶽海に堂々たる相撲で勝ち、これで優勝決定戦
の権利を得て、当然結びの一番では大関が幕尻を寄せ付けず、決定戦で
も先に勝って休養を取っている正代が有利と見ていました。

徳勝龍の郷里の奈良では大騒ぎ、98年ぶりに相撲発祥の地に天皇賜杯
が届けられるか、そして20年ぶりの幕尻優勝が大関との対戦で実現で
きるか、盛り上がってはいましたが、正代の郷里の熊本の方がもう間違
いなしという感じでしたね。

しかし、この時点で番付の一番上にいるものと幕尻では、番付上は絶対
にありえない対戦で、それも千秋楽結びの一番とはいささか徳勝龍が可
哀そうではないかと思いました。

固唾を呑んで大一番を観ていると、立ち合いから堂々と正面からぶつか
っていき、大きな体を活かし危なげなく大関を寄り切りました。勝った
徳勝龍は男泣きで、奈良の市役所はお父さんはじめ応援部隊が大騒ぎと
なりましたが、本当に奇跡としか言いようのない徳勝龍の優勝でした。

表彰式のインタビューで、開口一番「自分なんかが優勝していいのでし
ょうか?」と言って、なにかしら新鮮な感じを与え、その後も、「めっ
ちゃ意識していました・・・」とか、急逝された近大の恩師伊東監督に
ついても、「見守ってくれたのではなく、一緒に闘ってくれたのだと思
います・・・」とまた目頭を熱くし、我々も感動してしまいました。

33歳という年齢に触れられると、「もう33歳ではなく、まだ33歳
という気持ちで頑張ります」と気持ちの良い返事が返ってきました。

しかし、今回の優勝はどう考えても奇跡の優勝としか思えません。大学
の後輩がどんどん番付では上に行かれ、自分はいつもパッとせず、それ
でもコツコツと勤め上げたら、相撲の神様と故伊東監督がご褒美をくれ
たとしか思えてなりません。

そして最後に「お父さん、お母さん、育ててくれてありがとうございま
した」とインタビューを締めくくりました。何をやっても千秋楽の行動
は慣れずに戸惑い気味でしたが、それがさらなる感動を生み、いつもと
は違った千秋楽の表彰式になりました。

「人間辛抱だ!」と誰かが言っていましたが、本当にそうだと思います。
徳勝龍関おめでとうございます。本当に良かったですね!


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【執行役員が伝えたいこと】_鈴木副社長

         ――― 始まりの始まり ―――
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今回のタイトルは、代表が幹部に講話した時のフレーズです。講話内容
とは違いますが、タイトルに関連して、五十鈴グループについて私なり
の考えをまとめました。

「100年に一度の大変革・・・」と言われ、モビリティに絡んだ再編、
統合、協業が実際の型として明らかになってきています。これでも序の
口あたりで、大変革の姿としてどのような社会になっていくのか、そこ
での生活はどうなるのか、人々の幸福感とはどういうものなのか・・・、
今は、その姿を、その価値観を作っていく時に在るのでしょう。

ジグザグ(ギザギザ鋸の刀)ながらも、右肩上がりの経済状況は終わり、
勝ち組は右肩上がり、負け組は右肩下がりで後に淘汰され、企業格差が
今まで以上に結果に反映されてしまうことになります。

ましてや一企業だけでは生きていきにくいので、連合を組んで進むこと
になり、企業の強みとするテクノロジーがそれぞれ脚光を浴び、創発テ
クノロジーの誕生を迎えるというシナリオが見えてきています。

我が社もこの10年で成長、進化したとはいえ、業界の中での出来事で
あり、世の中にインパクトを与えるほどではないと思います。「始まり
の始まり」にあたり、私たちもその一翼を担う魁の年としていきたいで
す。

それには、未知なる世界、未知なる人たちと積極的に交わり、自らの大
変革につなげ、世の中にインパクトを与えられるテクノロジーを生み出
せるように、戦略的交流・学習を進め、コア企業としての存在感を高め
ていくことです。

この10年で、スマートでアジャイルな組織に生まれ変わり、その企業
文化、仕組み、そして、不変のアイデンティティーと礎が出来上がって
います。これからは、大変革の時代を、今まで以上にたくましく生き抜
くことの始まりと心得てください。


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【アイ・ティー・シーの現場から】_川合社長

         ――― 現状に満足せず ―――
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新型コロナウイルスによる肺炎が急速に広まっているなか、発症地の中
国の旧正月とも重なり、さらなる拡大が懸念されています。2002年
11月~2003年7月まで流行したSARSも封じ込め完了までに9
ヵ月を要していました。日本では東京オリンピックが7月から開催され
るため、早く収束することを望むばかりです。

今現在も中国からたくさんの観光客が日本を訪れています。誰が感染し
ているかがわからないため、手洗いやうがい、マスク着用などで自分の
身は自分で守るという行動を励行していきましょう。

話は変わり、先週の日曜日に千秋楽を迎えた大相撲初場所では、20年
ぶりの幕尻優勝を成し遂げた「徳勝龍」が話題になっています。奈良県
出身力士としては98年ぶりということで、奈良県の方々もうれしいニ
ュースだったのではないかと思います。

年齢的にも33歳5ヵ月での優勝は、年6場所制になった昭和33年以
降3番目の年長記録ということでした。インタビューでは、「もう33
歳じゃなくてまだ33歳と思って頑張りたい」と今後の抱負を語ってい
ました。

また、幕内に上がって満足してしまった時には4勝11敗という成績だ
ったようで、今のままで満足してしまってはダメだ、という考え方を変
えて取り組んだ結果が今場所の優勝につながったとも話していました。

どこかで自分に限界線を引いてしまうとそれ以上の進歩・成長は望めな
いということだろうと思います。我々の事業を取り巻く環境もめまぐる
しく変化しており、新しい技術もどんどん出てきています。

今うまくいっていることが永遠に続くわけでもなく、常に新しい取り組
みを行い、自分自身を変化させていかなければ淘汰されてしまう世の中
です。

ITCも新たな取り組みでうまく出来ている面もありますが、これに満
足することなく、次のサービス、次の商品を常に創出していき、世のた
め人のためになる会社であり続けることが重要であるとつくづく感じさ
せられました。

この2019年度から2020年度の2年間の経営テーマは「新価テク
ノロジーとグローバル展開モデルを創造し、Willマーケットの拡大
を図る」ですが、この1年はテーマに沿った手ごたえのある1年でした。

2020年にしっかりと仕上げができるように、残す期間をさらに充実
させていきたいと思います。


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【次号のお知らせ】
 次号の五十鈴メルマガ〔No.841〕は、2020年2月6日に配信いた
 します。
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☆★━編集後記━☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆★☆

東京オリンピック・パラリンピック開催まで半年を切ったこの時期に新
型コロナウイルスが世界中で流行り出しています。海外からの来日客の
制限などが行われ、期待していたインバウンドによる経済効果に水を差
すような状況となりましたが、ここは終息に向けて対策を行うことがま
ずは大事ではないでしょうか。
そこでやはり我々一人ひとりにできることは、外出先から戻ったら手洗
い・うがいの励行をして、人で混雑する場所ではマスクをするなどの
“基本的な”対策がなにより重要なことであると思います。

                     (編集室/本間 靖啓)
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 発行人:五十鈴株式会社 鈴木貴士
     (〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル10階)
 編 集:株式会社アイ・コミュニケーションズ

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